2006年05月12日

南イタリア2003旅行記-9  最愛の町ポジターノへ

ガブリサバルコニー

ポジターノの街の入口は海から
かなり高いところに位置しており、
そこからくねくねした一方通行の道沿いに
街が連なっている。


家の壁に貼ってある住所の数字を頼りに
HOTEL GABLISAを探す。
かなり細い道なのだが隙間無く
車が路駐されており、どこに車を
停めればいいのか素人には見当がつかない。

HOTELは意外にすんなり発見でき
チェックインを済ます。家族で経営しているのか
メチャ温かい歓迎ぶりで、とても綺麗な“Hello”の発音で迎えられた。
ガブリサ看板





車は近くの駐車場に一晩15EUROくらいで預けられてほっとした。
そして何よりも凄いのがここの部屋、110EUROのスィートなのだが、
海が見えるバルコニーは当然のこと、リビング、キッチン、巨大な
ベッドつきで、入口のドアからベランダまで20m以上あったと思う。

ファミリーの長期ステイに備えてか、キッチンには4台のガスコンロ、
食器類にかなりデカメの冷蔵庫。TVでは数10チャンネルのCATVが
視聴可能で、巨大なクローゼットが2つにタンスも完備。

リビングには4人が悠々座れるソファーがあり、ざっと
オレの部屋の3倍(*)くらいはありそうだ。

(*)当時のね

なんせこの日は青の洞窟から一日が始まっているし、
そもそも東京を発ってからというもの
ノンストップでここまできている。
ガブリサ犬




クネクネ道での地図チェックで完全に
グロッキーになったニキータはベッドに転がって
殆ど反応が無い。疲れもたまってるので、
オレもしばし休む。

*** 休んだ後は、dinnerのはず ***

いまでも、あの道の情景は忘れられない。
アマルフィ、ポルトフィーノより個人的には好き。
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ちょっと寝たのでなんとか復活。
さすがに20:30をまわったのでご飯を
食べたくニキータを起こそうとするも
「気持ち悪い〜」と一向に動く気配が無い。
ガブリサ部屋




とりあえず散歩でもしようと1Fのロビーに降り、
鍵を預けようとすると、オーナーのお母さんが
「May I help you?」と綺麗な発音で声をかけてきた。

「お出かけですか? 彼女はどうしたの?」みたいなことを聞かれ
「車酔いで具合悪いみたい」というと、テイクアウトできる
美味しい店と周辺の地図を渡してくれ、「中心部はこの辺で、
ここからはバスで戻ってこられるよ」とかあれこれ教えてくれた。
ガブリサ椅子




その時の対応の温かさみたいのをうまく伝えられないのだけれども、
旅先でのこの親身な対応に、上手く感謝を伝えられないオレの語学力が
凄くもどかしかったのを良く覚えている。

後述のフィレンツェでの洗練された接客も素敵だったが、
南イタリアの田舎ならではのあったかさというか、
単なる観光客向けの対応でない、思いやり溢れる
風土にオレは完全に虜になってしまっていた。

夜のポジターノを歩く。
少なくともヤローなオレにとってはセイフティそのもので
ナポリのように殺伐とした感じは無い。時間がゆったり流れつつも、
リゾートとしての適度なにぎやかさも兼ね備えた絶妙なバランスを
保つポジターノの街。

数分歩くと道沿いに椅子が並んだオープンなリストランテが
ポツポツと発見できた。10分弱歩いて5,6軒あったかな。
カンツォーネを歌っているレストランの先からは、
中心街までレストランがなさそうだったので、ここで引き返すことにした。

さっき渡されたお勧めのSHOPカードはFIGAROに
特集されていたローカルもご用達のリストランテで、
「Saraceno d' Oro」という店だ。

FIGAROとHOTELのマンマから薦められて
行かないわけにはいかないと、もう一度ニキータにアタック
することにした。ムリヤリたたき起こしとりあえず外に連れ出すことに成功。
今日は魚料理を食べようと胸を躍らせるも、ニキータが外で食事を出来る
状態でないことに変わりは無いということで、泣く泣くテイクアウトをすることにした。

店の入口に立っていると「Saraceno d' Oro」のオーナー(と思われる)兼
カメリエレが、これまたとびっきりの笑顔で我々を迎えてくれた。「テイクアウト
できますか?」と聞くも、上手く伝わらず「外のシートがいいのか?」「中なら
この席はどうだと」とても好感度の高い対応。

益々恐縮しながら、なんとかテイクアウトをしたい旨を伝える。
「テイクアウトメニューはこれだよ」と看板を指すも、
レギュラーのメニューを出してきて、好きなものを選んでいいよと
これまた温かい対応。この店で食事を出来なかったことが、
多分、この旅で一番の後悔である。

この時オーダーしたのは、
 ・カプレーゼ(相変わらず)
 ・シーフードサラダ
 ・トマトソースのタリアテッレ
30個くらいのミニトマト(甘いんだコレが!!)に、
丸いモッツアレラが2個入ったカプレーゼは、
それだけで満腹になりそうな量。

テイクアウトにもかかわらずトマトソースの
タリアテッレは見事なアルデンテで、新鮮なトマトソースと
絡みあい抜群の美味しさを体現していた。

ちなみに料理を待っている間、ここならセイフティと判断し
先にニキータをHOTELに返したのだが、こんなのんびりした
ところでも、すれ違うほとんどの車から、イタリア製の
イケメンがジャポネのセニョリーナに声をかけていくらしい。

・・・女にとってこの国はあらゆる意味で「楽園」である。


ま、色々苦労もあるだろうけどね。
人生を楽しみたいね、イタリア人に負けないくらい
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この記事へのコメント

1. Posted by 夢旅   2008年12月20日 03:00
ポジターノ、私も大好きで思い出深い町です。
たったの3日間しか過ごしていませんが(^^
思い出が蘇りました。

sinpさんからご紹介を受けて
見に来ちゃいました。
私もマカロンさんと同じ学校に行ってました。
2回ほどマカロンさんの授業行ってきました。マカロンさん教えるのがお上手ですよね!

素敵なブログですね。
2. Posted by kyah朕   2009年01月05日 00:39
夢旅さん、ようこそ!
sinpさん繋がりとは、背筋が伸びる想いですw

ポジターノお好きなんですか!?
いいっすねーー、ボクも次回は
最低1Wは滞在したいです。


> 私もマカロンさんと同じ学校に行ってました。
> 2回ほどマカロンさんの授業行ってきました。
>マカロンさん教えるのがお上手ですよね!

ハイ、ボクみたいな素人でも、それなりの
ものが簡単に出来ちゃうのがマジックかと。

どこかでお会い出来る日を楽しみにしています。

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