2006年05月19日

南イタリア2003旅行記-10  愛しのポジターノ

ポジターノtop

ポジターノの朝は、8:00に頼んでいた
ルームサービスからはじまる。

部屋で朝食を採るには、5EURO/人かかるのだが、
ここにステイしたら絶対ルームサービスを頼んで欲しい。
リゾート地とはいえ生活ゾーンでもあるので、
近所の学校に通う小学生らしき子供達や、野菜を山ほど積んだ
小型トラックなどが次々とベランダの下を通り過ぎて
目を楽しませてくれる。

バルコニーな海

そんなフツーの生活に触れることが出来るのも、
巨大都市ではないこじんまりした街の魅力であり、
これがまたのんびりした気分にさせてくれるのだ。
天気は今日も快晴、岩壁の上にはまだ満月が
名残を残しており粋な絵になっている。

ただ日陰だとかなり寒い、シャツの上に
カーディガンだけでは耐え切れず
ジャケットを羽織ってちょうどいいくらいだった。
バルコニーオレ

朝ごはんを食べ荷物をある程度まとめ、
ポジターノの街の中心へ散歩に出かけた。

道はクネっているのでショートカット用の
階段があちこちにある。道沿いに歩くと
結構遠回りになるので、自分達も階段で
降りてみることにした。

ジャポネーゼの股下には優しくない高低差の階段で、
段差がキツイ上に急勾配、歩数がなんか合わず
とても違和感を覚える。
絶壁



しかしこの細い路地を歩いていると、素敵な発見もある。
壁と壁との間の切り取られた空間がカンバスとなり、
空と海と花の見事なフレーミングをつくりだすのだ。
ため息をつきたくなるほど美しい景色、思いがけない
発見に息が切れていたのも忘れ、言葉の要らない
感動に浸りながら、しばし光悦の時を楽しむのだ。
ポジ道ドォーモ




お気づきの方もいらっしゃるかもしれないが、
ここは「リプトン リモーネ」のロケ地なのだ。
”ciao”の声ではじまるテンポのいいcf、細い道を
チャリンコにぶつかりそうになりながら
走る高橋マリコさん。最後は海の前の教会の
広場で、リプトン リモーネをゴクっといくやつね。
まだピンとこない方、もしくはアレ大好きと思った方は
こちらもどうぞ
道





街の中心部にはイスラム文化の影響を
色濃く受けたドォーモが建っている。
幾何学模様や色具合がなんとなくソレっぽい。

そんなドォーモを目指して歩いていくと
だんだんと街が賑わってくる。
このエリア特有の黄色が鮮やかな焼き物や、
レモン絡みのお土産品、麻のリゾートウェアが
華やかに並ぶ。


細い石畳の道沿いには、庭から海を望める
リストランテやバールがあり、のんびりと
開店にむけ準備をしているところであった。


そんな風にキョロキョロあるいていると、
不意に風景が区切れて、パッと太陽が
飛び込んでくる。

さっきのcmの最後のカットの、
あの広場に出た瞬間だ。
思い描いていた南イタリアの
ヴァカンスな情景。
今、オレの目に飛び込んできた衝撃で
しばし中枢が麻痺したように動けない。

「・・・・・うわーーーっ!」
アドレナリンが解放されて、背筋がゾクッと気持ちいい。
海ベスト




広場の前にはかわいい教会。
さ、探検だ。
教会外



*** 太陽がいっぱい、VIVA! 南伊 ***

すんません、リプトンさん。

レモーネは飲んでないけど(なんか甘そうで...)、
あのCFは最高です。
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リゾート地の教会っぽく、採光が充分にとってあり
ありがちな湿っぽさは無く、壁も白くエラく開放的だ。
イタリアの教会は、重厚で荘厳といったイメージを
持っていたので、この軽さとかわいさがなんともいえず
ヴァカンツァな気分を盛り上げてくる。
教会中




教会を出るとそこはもう砂浜。
海沿いのカフェはまだ人もまばらだが、真夏には
この時間でもズラーっと人が並ぶのだろう。

今は泳ぐには風があり少し寒いが
強い日差しを浴びて歩いていると、
長袖のシャツでは汗ばんでしまう。
崖家



海に入らなくても浜辺で寝転んだり、
カフェでのんびり過ごしたりなど、
徹底的にのんびり出来るので、
個人的にはカプリよりもこっちの方が好き。


ちなみにカプリからポジターノへはフェリーが出ており、
車の運転が苦手なヒトでも手軽に寄ることは出来るんだよ。
テント





HOTELへ戻る道すがら、皮のサンダルやドライビングシューズが
並んでいる店を見つけた。ここでは薄いブルーのドライビングシューズを
GETしたのだが、オレのクレジットカードを見た店員がやけに嬉しそうに
「オレの奥さんの旧姓も●●」なんだよと、写真や年賀状をどっからか
持ち出してきてしばし家族自慢を繰り広げた。

いやはや、こんなトコで話のネタとなるとは、
ありふれた苗字も捨てたものではない。


もう一日ゆっくりしたいところだが、
残念ながらチェックアウト。
再会を心に誓い、ホテルへの
道をテクテクと戻る。

この辺では、こんなバスなようで。
いちいちかわいくて、腹立つナァ。
バス




歩き続けたため喉が渇いたので、
ドォーモや海岸が一望できるカフェで
一休みすることにした。

ここでオーダーしたのはフレッシュレモンジュース、
レモネードの超レモン濃いバージョンと表現すればいいのかな、
とにかくレモンのパンチが強く砂糖が付いてくるのも納得のモノだ。
カフェ




オレは日本男児の気合を見せようとストレートを通そうとしたが、
ニキータが砂糖を入れたところ甘くなるのではなく、酸っぱさと
刺激が減ってマイルドで飲みやすいモノになっていた。



冷静に振り返って、今まで旅した中で、どこが一番いい?
と聞かれたら、今のオレならpositanoと答えるだろう。
モナコとニースの間のヴィルフランシュ・シュルメールと
かなり良い勝負になるんだが、レストランのレベルが
コッチの方が、好みなんで。
カフェ海




いやー、書いてて楽しかった。
もう3年も前の話だが、だいぶリアルに
思い出したよ。そんな思いが伝わったかな→blogランキング

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