2008年11月30日

ロオジエ (銀座)余韻の美学

1130-1ロオジエ
今年も当然のようにミシュランの三ツ星を守った「LOSIER」。
この店の真髄を味わえる身分じゃないですが、それでも
たまには日本の最高峰フレンチに足を踏み入れてみるっては、
いいことっすね。


こっちの気の持ち方もあると思うんですが、ロオジエって
「銀座のオーラ」を感じられる貴重な場所だと思うんです。
背筋をピンと伸ばさせる"何か"がある気がするんですが...
それって、気のせいっすかね?
1130-2ロオジエさんま





はじめてまりえと2人で来た時は、軽く緊張しましたね〜。
何もしらない大学生の頃に、意味不明に記念日で行った
フレンチも何していいか良くわからず固くなったモンですが、
ちょっと食べ歩きをはじめて、ロオジエという存在の大きさを知り、
期待に満ちつつも、緊張しながらドアをくぐったあの感覚って、
まだなんとなく覚えています。
1130-3フラン





三井不動産のCMじゃないけど、日本って、まだまだオトナが
カッコよく遊べる場所って少ないじゃ無いっすか?
素直にカッケーオトナになりたい!と刺激を受けられる
貴重な場所、そんな場所のひとつが「ロオジエ」なんですよね、
ボクにとっては。
1130-6デセール






料亭とかクローズな世界では、オヤジが真価を発揮する場所が
あるんでしょうが、フツーに生活してると、憧れるようなオヤジに
そうそう会えないのが、日本の現実です。

コート・ダ・ジュールのビーチの一等地は、
オトナがお金を払って、悠々夏を愉しむスペースです。
腹の出たオヤジが、激美女連れて泡飲んでます。
一方、日本は最近の湘南こそ頑張ってきてますが、
それでもまだまだ、コドモの遊園地...



これから少子化が進み、消費意欲の少ない若年層から
マーケットの目がオトナに向いていくのは当然なわけで、
10年後の日本が楽しみです。
1130-8着物






さて、ウザイ前置きが長くなりましたがw、
この日の「ロオジエ」、ひさしぶりの訪問でしたが、
ゆったりと華やかな時間を堪能させていただきました。
なんせ、ここの元メートルの金井さんご夫妻とご一緒だったんで、
テーブルは一番奥の円卓、前に来たときとは雲泥の差ですw

内堀ディレクターのサービスも心地よく、金井さんからは
ここでは書けない事も、色々教えていただきつつ、
笑いの耐えない時間があっという間に過ぎていきます。
1130-7ご夫妻






料理は、鴨が抜群に旨かった。
今っぽい前菜の美しさや、味の組み合わせも
もちろん素晴らしいんだけど、メインで「これでもかっ!」って
インパクトを持ってこれるのは、さすがフレンチの王道。
1130-4サーブ





こういったストーリー性はもちろん、優雅な食後の余韻の長さとかが、
日本のグランメゾンの頂点たる「ロオジエ」なんでしょうね。
1130-5プティフール



ロオジエ
03-3571-6050
東京都中央区銀座7-5-5
http://www.shiseido.co.jp/losier/



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1130-10シャンパン





●アミューズ
 まぐろにアボカドのムースをあわせたグラススタイルのアミューズ。
 鉄板の組み合わせではあるんだけど、アボカドの食感をムース状にして
 軽くしてるとことか、ビーツを組み合わせることで、食後感の印象を
 いわゆる「まぐろ*アボカド」とは、全く別物に変えてくれる。
1130-11アミューズ





●さんまのタルト ピサラディエール ヴァードゥヴァンの香り
 タップナードのアイスクリーム添え

ピサラディエールの生地には、エキゾチックな香辛料(失念)
がアクセントになっていて、普段慣れ親しんでいるさんまの脂が、
一撃で別のものに昇華されていくんだよね。

このサンマは、それ自身激うまいんだが、確かに単品だと
ビストロ的な風情なので、グランメゾンらしく仕上げてくる
演出が楽しいですね。タップナードをアイス仕立てにするのもオモロい。
1130-12さんま引








●温かいブロッコリーのスープとうなぎのロワイヤル 柚子こしょうの香り

ふわっふわのブロッコリースープ、その中にこれまた滑らかで
軽い仕上がりのロワイヤルが仕込まれています。
もちろんふわふわしてるからって、味まで薄っぺらに
なってるわけでは無くて、
ロワイヤルは、そんなにうなぎって印象は強くない。
あくまでボクの印象だけど。後でメニュー見直して
そういや"うなぎ"だっだな、と思い出したくらい。
1130-13フラン






●シャラン産 鴨のロティとフォワグラグリエ
 シャンピニオンのラヴィオルとかぼちゃのコンフィ
1130-14鴨引






鴨の胸肉をブロックで焼いた美しいロティ、
舌に吸い付くほど滑らかな肉質。そして
抜群の火加減は、理屈じゃなくウマイ!
1130-15フォアグラ




シャンピニオンのラヴィオルの上には、
ものすごい存在感のトリュフが
削られていて、高貴な香りが
立ち昇ってんのよ。

その香りを吸い込みながらいただく
鴨のロティは、まさに至極のひととき。
フォアグラも一緒にいただくことで、
複雑な味わいもバリエーションとして愉しめる。
1130-16鴨







なんか、どこか懐かしさを感じるグラニテの器。
敢えての遊びに、心がゆるむ。
1130-18グラニテ





スンゲー、とろりと卵の風味。
1130-19ブリュレ





何だったけな〜、この酸味が
お腹を落ち着かせてくれる、ゼリー
みたいなのが、タイプだったんだが..
1130-21プティフール引











●りんごのヴァリエーション フランボワーズのメレンゲ添え
1130-23デセール




りんごの甘みや、酸味を、色んな確度から楽しめるデセール。
1130-24デセールカット





プティフールは、いつものごとく
ちょいとつまんでお持ち帰り。
1130-29金井さん









金井さんご夫妻のエスコートのおかげで、
ゆっくり楽しめた今回の「ロオジエ」だったけど、
足がつりそうな背伸びって、時折することは
大事じゃないかって思っている。
1130-29奥様




多少の失敗とか恥かしい思いをしたとしても、
知ったかぶりをせずに、謙虚な気持ちで臨めば
ワンステップ上のステージに足を踏み入れるのも
いいんじゃねーかと。新しいチャレンジとか、
ホンモノに触れることって、人間の幅を広げる
キッカケになると思うんでね。
1130-30階段











それに、いいものを知るっていうのは、
選択肢が増えるってことじゃない?
例えば不況で外食が減ったとしても、
上質なオリーブオイルや、ポルチーニを買うことで、
家庭での食レベルがあがり、むしろアベレージが
上がちゃったよ、なんてことがあるかもしれない。

生活の力点をどこに置くかってことで、不況と一口に
言われていても愉しみ方は、あるんじゃないの?って思ってます。
1130-26プティフール2



***


ちなみに、この世界同時不況で、消費を我慢する
もののトップが「外食」、次いで「デジカメ」、「海外旅行」
とかが続いてましたね。


  ・・・んー、当家は、完全に時代のトレンドと逆行してますなw


 外食は、来年からワイン安くなるっぽいし、
 デジカメは、既に新レンズやトイカメラを購入済み。
 海外旅行は「円高」のチャンスに行かないワケにはいきません。


ま、要は価値観の多様化ってことで、その分、
どっか違う場所を引き締めるか削りますね。 → blogランキング






食事の後は、祖母の命日ということで叔母の家に挨拶に。
着物の着付けのアドバイスを貰って、ちょっと直すと
とたんに“粋”なたたずまいに。ちなみに、この着物も
叔母からのいただきもの。スンゲー好きなんす、この着物!
1130-32着付け






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1. くちこみブログ集(タウン): レストラン・ロオジエ(フレンチ) by Good↑or Bad↓  [ くちこみブログ集(タウン)(投稿募集中)by Good↑or Bad↓ ]   2008年12月14日 10:47
「レストラン・ロオジエ(フレンチ)」に関するブログのくちこみ情報で、みんなの参考になりそうな記事を集めています。自薦による登録も受け付けているので、オリジナルくちこみ情報のブログ記事があったら、どしどし投稿してください。

この記事へのコメント

1. Posted by ケニー   2008年12月01日 12:14
kyah朕さま はじめまして。
いつも素敵な写真とレビューにクラクラしています。
良い物を知ることで選択が増える、って同感です。
シンプルであってもエッセンスが加わることで、
ココロが豊かになれますよね。
次回も期待してまーす。
3. Posted by いけむ   2008年12月01日 20:10
kyahさん、お久しぶりです。

『ロオジエ』、やっぱいいですよねぇ〜

雰囲気とか含め、パリの三ツ星とタイマンできるフレンチはやはりココが筆頭かと。

kyahさんのフレンチレポの中ではムーリスが最強に美味しそーな印象を受けましたので、日本でもそんな経験をしたいです♪

そんな訳で銀座の柳さん、アタシを失神させて〜(笑)


4. Posted by Y   2008年12月01日 21:45
いつもお料理の写真に見とれてますが、
今日は奥様の横顔の美しさに★★★!
5. Posted by Deco   2008年12月01日 23:05
あ!
お二人で和装だったのですね!!
すてきち!!( ̄ー☆)キラリーン

りんごちゃんのデセール、素敵〜☆
つい、お花のまわりをブーンと飛び回る蜂っちがいるイメージだ〜♪とか勝手に思ってしまいました(笑)
甘口白ワインと合いそう。。。
6. Posted by いけむ   2008年12月01日 23:16
追加デス

先ほどは携帯からで写真はスルーだったので!!

螺旋階段に着物・・・良いッス♪

まりえさんの明るめの髪の色と着物が初々しくて素敵。
トップの鴨のエロさとラスの奥様の可愛らしさは、かなりのベストショットでは?
元職場で食事ができるご夫婦も素敵〜
しあわせな午後ですね。。。

シャンプーがTSUBAKIなら完璧です(笑)

7. Posted by ぉき   2008年12月04日 00:30
5 おひさしぶりぶりでーし。
ぉきも先日ロオジエにいってきましたー。
素晴らしかったーなりなり。
写真を見てまた行きたくなりましたわん。

外食、デジカメ、旅行、止められないー同意っす(^3^)
8. Posted by kyah朕   2009年01月03日 14:02
ケニーさん、こんにちは

> 良い物を知ることで選択が増える、って同感です。
> シンプルであってもエッセンスが加わることで、
> ココロが豊かになれますよね。

今年は、こういった選択肢を増やすことが
大事なテーマだと考えているので、色々
みなさんから教えていただきたいなーと
思っています。

よろしくお願いします!
9. Posted by kyah朕   2009年01月03日 14:09
いけむさん、あけましておめでとうございます。

いつも遅レスにも関わらず、懲りずにコメントつけて
いただき、毎回感謝しています、今年もよろしくです。



> 雰囲気とか含め、パリの三ツ星とタイマン
>できるフレンチはやはりココが筆頭かと。

美味しいフレンチという点では、日本もあんま負けてないと
思うんですが、やはりオトナの色気という意味では、中々
埋めがたい差がありますよね。


> kyahさんのフレンチレポの中ではムーリスが
>最強に美味しそーな印象を受けましたので、日本でもそんな経験をしたいです♪


円高は旅人にはチャンスなんで、是非行ってみてくださーい!
10. Posted by kyah朕   2009年01月03日 14:22
Yさん、こんにちは

ありがとうございます!
気を抜かないよう、しっかり言っておきます

11. Posted by kyah朕   2009年01月03日 14:24
Decoちゃん、こんにちは
今年もよろしくね。

酒&スイーツなふらり旅、また行っちゃおうぜ。
もうちょいあたたかくなったらね♪
12. Posted by kyah朕   2009年01月06日 12:43
おきちゃん、あけまして
おめでとう。

今年もガツッと活躍しちゃってくださいな。
カメラ小さくてハイスペックなのがマジで欲しい。

今年の狙いはコレ。

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