2009年02月19日

料亭 しょうじ (秋田)野鴨とご対面

0215-3野鴨
角館の料亭 しょうじ
http://ryotei-shoji.jp/

宿泊した武家屋敷ホテルの「樅の木亭」は、
ワリと今っぽくアレンジした郷土料理なんで、
ドストライクの郷土料理が食べたいと、
クラシックな料亭を探してたんです。

何軒か料亭があるものの、サイトは似た感じだし、
クチコミもあんまピンとこなくて迷っていたんだけど、
折角なら"雪見料亭"とかいいなと思って、
窓の広そうな「しょうじ」にしたんです。






で、電話して食べたいものとか予算とかの相談して、
最後に「あの、庭見える部屋がいいんですけど」と
お願いしたら、「あー、もう窓のユキガコイしちゃったんですよ」と。

「ユキガコイ??ってナンダロ」と思いましたが、どうやら
見えないことはわかりました。ここまで相談して対応も良かったんで、
ま、別に景色見えなくてもいいやって感じになってましたが、
「ユキガコイ」って何だろう?という疑問は、現地行くまで
引っ張りましたね。
0215-2盛り合せ






そうそう、「現地のうまいもんが食べたいです!」と
アツかったせいか、3日ほど前に連絡がきたんです。
「野鴨入りそうなんですけど、いかがです?」って。
ソリャ、迷うことなくお願いしますョ!!
おかげで、行く前からテンションあがりましたねー。
料理は要予約で昼は3000円くらいからOKらしいですが、
ボクは野鴨も食べたかったし、7000円でお願いしました。
0215-4うどん







で、その「料亭しょうじ」。
場所は、武家屋敷から歩いていけるゾーンにあります。
思ったよりデカイ料亭で、何十人も入れそうな座敷の前を通って、
ボクラは個室に通されました。お昼のお客はボクらだけだった
らしく、個室以外は寒かったんで、板張りの廊下は、足元から
しんしんと冷気が伝わってきました。雪国の冬って感じで
ボクにはポジティブ。


料理は食べるときに説明してもらったけど、すんません。
2ヶ月前の慣れない食べ物の名前は、いつもに増して
覚えられません。
なので、2ヵ月後のデフォルメされた記憶と思って
適当に流しながら読んでくださいね。

 「ソレって、いつもと変わらないじゃん」ですって!?
 んーまーそーなんだけど、いつも以上に
 素材名とか料理名がわからんダス。



言い訳はこの辺にして、特に印象的だったのは、
あたりまえだけど「野鴨」。最初は、"だまこ鍋"にして
出てきたんだけど、「野鴨」の力強いこと滋味に富むこと!

レバーのあたりも"いい癖加減"で、日本酒が進みますよ、オレのくせに。
しかも米星人にはたまらない、ごはんを丸めた"だまこ"とのコラボとくりゃ、
心の中では自然と踊りだしちゃうって。
0215-2鍋





コレ、なんつー食べ物なんすかね?
冷たいゼリーよせみたいな、澄んだ煮こごりみたいな。
この山菜もみずみずしくて、中盤でとてもスッキリする一皿でした。
0215-1しょうじ





囲炉裏を挟んでの、夫婦2人の料亭ランチ。
会話が途切れても気にならないから、
炭の燃えるパチって音まで、ゆったりした
心で拾えます。こーいう時間は、恋人ってより
夫婦の方がしっくりきますね。
0215-10囲炉裏




基本"戦人(いくさにん)"として
生きていたいオレですが、油断すると
隠居した老人みたいな台詞ももれちゃいますなw
今っぽく言えば、草食系男子?。

ま、シャキッとした外面ばかりじゃ、
生きてんのも疲れるし。


料亭 東海林
要予約 不定休
〒014-0356 秋田県仙北市角館町花場下8
電 話 0187(54)2022 FAX 0187(54)2023
営業時間 昼 11:30〜14:00 夜15:00〜21:00
http://ryotei-shoji.jp/


0215-5料亭しょうじ





香港から帰国後、満腹中枢がイカれたせいか
凝った料理を食べたいっていうマインドに
全然ならなくなりました。しばらくは、この
傾向でいたいかも。 → blogランキング









とんぶりの食感がきもちい先付でした。
きのこの下は、おひたしだったっけね。
0215-11おひたし






「ぼたんえび、入ったんですけどいかがです?」って。
そりゃもちろん、いただきますって。給仕してくれた
お母さんは、やけにTVネタ詳しくて、前の晩の「食わず嫌い」
どっちが勝者だったとか教えてくれてた。不景気で暇らしい....
0215-12ぼたん海老







おろしきのこ。体が洗われていく感じ。
0215-13きのこおろし







給仕したり、お酒を注いでくれるので食事の時間の1/3くらい
お母さんが横についてます。最初は気を使っちゃったけど、
だんだん居るのが自然に感じてきました(酔ってきてるしね)。
0215-14椀もの





ミズっていう山菜だったっけな? ちょっと
ネバットしたゼラチン上の膜みたいのが、
茎の周りを覆っていた。真ん中のアクセントが
いい具合に効いてたんだけど.....なんだか忘れました。
0215-15冷製







そら豆の冷たいスープ。おー、なんかフレンチっぽい。
スプーンをつかわず食べるのが、なんか不思議な気分w
0215-17豆のスープ






さ、いよいよ本日の主役が登場、野鴨っすよ。
ボクらはあらかじめお願いしてたからなんとか
食べられたんだけど、その後雪が無くなってまた
捕れなくなってしまったらしい、このシーズンの
はじめての野鴨だったそうで。ハツモノは嬉しいね
0215-16野鴨鍋素材






どーっすか!? この強そうな肉面は。
噛みごたえ抜群だし、相当かんでも
肉のうまみがしみ出てきます。

なんだかんだ肉なんすよ『肉』。時代の
メインストリームじゃなくていいから、
肉をオレから取り上げないで

キリタンポの団子版みたいな”だまこ”も素晴らしい、
そうそう『お米』も取り上げないで。
0215-18野鴨鍋






りんごをすりおろした酢の物。
酢の物は苦手なんだけど、お酢の加減が絶妙だし、
かといって甘すぎもしないので、フツーに料理として
食べられました、自然な流れ。いや、イメージに反してウマかった!
0215-19酢の物






〆は稲庭うどんを入れての鴨うどん。
鍋と酒で体の芯から温まってくるうえに、
囲炉裏の火がまた追い討ちをかけてきて、
もはやアツいくらい。トイレに行こうと
廊下に出たら、あれほど最初は寒いと感じた
冷気がむしろ凄く気持ちよかったり。
0215-20うどん





あ、そうそう。
ユキガコイって「窓の雪囲い」で、
こういうの冬になるとやるんですって。
0215-21囲い



新潟にスノボとか行ってる時には、気付いたこと
なかったんですが、東北特有のものなんでしょうか?
気楽な旅行者的には、「風情あっていいですね〜」
なんだけど、住んでる人からすりゃ、大変な重労働
なわけでせよね、スンマセン。 → blogランキング


あの方も角館にいかれるようで。
写真がとても楽しみ
もちろん何を食べるのかも。



kyah2004 at 23:42│Comments(0)TrackBack(0)秋田2008 | 日本料理

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