2011年01月10日
アニュ ルトゥルヴェ・ヴー (広尾)休日ランチな忘年会
仲間達との忘年会は、広尾のフレンチ「ア ニュ」(à nu, retrouvez-vous)に。
ま、仲間内の忘年会って、それこそイタリアン、中華、ダイニングBARなど
どれもこれも忘年会ではあったんだけど、そのうち何回かは、単なる呑み会じゃなくて
ちゃんと奥さまやパートナーなど連れてくるオフィシャルな会が存在するんです。
ちなみに、去年も「ア ニュ」だったんすね。その前の年は、料亭「和幸」貸切だったりと、
好き勝手やってるメンドーな旦那(カレ)に付き合っていただいてる御礼として、
パートナーに対する感謝を示す場でもあるんですよね、この会は。
「ア ニュ」は、今 東京で最も予約が取りにくいフレンチのひとつだし、
ここでも何度も書いているから今更だけど、オーナーシェフの下野さんは、
「ル・ブルギニオン」でスーシェフを努めた後、フランスに渡って「トロワグロ」や
「タイユヴァン」などで修行し、帰国してからは代官山の「ルージュ・ドゥ・ラシエット」
で、シェフをしてたんすよね。昨年秋にOPEN1周年を迎えるとほぼ同時に、
ミシュランも★を獲得。
なんか、こう書いてると他人行儀な気がするくらい、ボクは勿論、仲間たちも
相当好きなレストランで、なにかっていうと「ア ニュ」を記念日使いしていたりする。
なにが刺さってるのかっていうと、モダンで斬新な料理も好きなんだけど、カトラリーの
センスもタイプだし、サービスのスタッフのセンスが好き。シェフや支配人と
歳が近いのもあるけど、距離感が絶妙なんス。例えば、誰かが軽くミスしたと
しても(例えば中村さん)、誰よりも早く他のスタッフ(例えば島本さん)が
鋭い突込みをナチュラルに入れてきて笑いに変えてくるトコとか、お店が一体と
なってゲストを愉しませようとしてくれるスタンスが、ほんとに心地いいんスよね。
五感を刺激しながらも癒してくれるレストラン、ボクにとってはそんな存在。
さて、そんなアニュの忘年会、今回も窓際の8席を陣取って。
夜の落ち着いた雰囲気もいいけど、あのデカイ窓の前は
ランチならではの爽快感。美味しいものはメッチャ愛してるけど、
レストランでは、なにより愉しい時間を過ごすことを大事にする
メンバーだらけなので、幹事役もホントラク。自分がセッティング
した会食で場が静まってるのとか ほんとムリだし、やけに
食ヲタな会話も、正直あんま興味ない。
食事は6000円のコースでシェフにお任せ。ディナーで
いただいたことのある雉と栗のヴルーテはやはり美味しかったし、
トリュフでキャラメリゼした牡蠣のリゾットとか滅茶タイプ。
メインの鹿は、見た目をいい意味で裏切る舌触りと味わいで
今でも記憶が鮮やかっすね。鹿の癖がいい感じで鼻に残る。
この会にはブルゴーニュからひろしが帰国するタイミングだったので、
ヤツも呼んでたのね。しょーもない男だけど、ワインとレストランの
マナーに関しては間違いないヤツなので滅多に遅刻とかないんです。
ところがその日に限っては、スタートから15分過ぎても連絡ひとつ無し。
前日 深酒するとの噂も聞いていたので、しつこく電話してたら30分過ぎ
くらいにやっと繋がって「もうちょいしたら着くよ」と完全寝起き声で咆えて
おりました。
ヤツがいたのでワインもバッチシ。島本支配人も知った仲だったらしく、
「うわ、超やりにくいッス。だって、ひろしさん うるさいもん」って 笑
ハハハ、わかる。
ア・ニュ (a nu retrouvez-vous)
03-5422-8851
東京都渋谷区広尾5-19-4 SR 広尾ビル 1F
http://www.restaurant-anu.com/
そうそう、この日はカッケーB.Dプレゼントと
リーク(紫の薔薇)をいただきやした。
ほんとありがと!!! →
ちゃんと奥さまやパートナーなど連れてくるオフィシャルな会が存在するんです。
ちなみに、去年も「ア ニュ」だったんすね。その前の年は、料亭「和幸」貸切だったりと、
好き勝手やってるメンドーな旦那(カレ)に付き合っていただいてる御礼として、
パートナーに対する感謝を示す場でもあるんですよね、この会は。
「ア ニュ」は、今 東京で最も予約が取りにくいフレンチのひとつだし、
ここでも何度も書いているから今更だけど、オーナーシェフの下野さんは、
「ル・ブルギニオン」でスーシェフを努めた後、フランスに渡って「トロワグロ」や
「タイユヴァン」などで修行し、帰国してからは代官山の「ルージュ・ドゥ・ラシエット」
で、シェフをしてたんすよね。昨年秋にOPEN1周年を迎えるとほぼ同時に、
ミシュランも★を獲得。
なんか、こう書いてると他人行儀な気がするくらい、ボクは勿論、仲間たちも
相当好きなレストランで、なにかっていうと「ア ニュ」を記念日使いしていたりする。
なにが刺さってるのかっていうと、モダンで斬新な料理も好きなんだけど、カトラリーの
センスもタイプだし、サービスのスタッフのセンスが好き。シェフや支配人と
歳が近いのもあるけど、距離感が絶妙なんス。例えば、誰かが軽くミスしたと
しても(例えば中村さん)、誰よりも早く他のスタッフ(例えば島本さん)が
鋭い突込みをナチュラルに入れてきて笑いに変えてくるトコとか、お店が一体と
なってゲストを愉しませようとしてくれるスタンスが、ほんとに心地いいんスよね。
五感を刺激しながらも癒してくれるレストラン、ボクにとってはそんな存在。
さて、そんなアニュの忘年会、今回も窓際の8席を陣取って。
夜の落ち着いた雰囲気もいいけど、あのデカイ窓の前は
ランチならではの爽快感。美味しいものはメッチャ愛してるけど、
レストランでは、なにより愉しい時間を過ごすことを大事にする
メンバーだらけなので、幹事役もホントラク。自分がセッティング
した会食で場が静まってるのとか ほんとムリだし、やけに
食ヲタな会話も、正直あんま興味ない。
食事は6000円のコースでシェフにお任せ。ディナーで
いただいたことのある雉と栗のヴルーテはやはり美味しかったし、
トリュフでキャラメリゼした牡蠣のリゾットとか滅茶タイプ。
メインの鹿は、見た目をいい意味で裏切る舌触りと味わいで
今でも記憶が鮮やかっすね。鹿の癖がいい感じで鼻に残る。
この会にはブルゴーニュからひろしが帰国するタイミングだったので、
ヤツも呼んでたのね。しょーもない男だけど、ワインとレストランの
マナーに関しては間違いないヤツなので滅多に遅刻とかないんです。
ところがその日に限っては、スタートから15分過ぎても連絡ひとつ無し。
前日 深酒するとの噂も聞いていたので、しつこく電話してたら30分過ぎ
くらいにやっと繋がって「もうちょいしたら着くよ」と完全寝起き声で咆えて
おりました。
ヤツがいたのでワインもバッチシ。島本支配人も知った仲だったらしく、
「うわ、超やりにくいッス。だって、ひろしさん うるさいもん」って 笑
ハハハ、わかる。
ア・ニュ (a nu retrouvez-vous)
03-5422-8851
東京都渋谷区広尾5-19-4 SR 広尾ビル 1F
http://www.restaurant-anu.com/
そうそう、この日はカッケーB.Dプレゼントと
リーク(紫の薔薇)をいただきやした。
ほんとありがと!!! →
*******************
ワリとオンタイム狙ったんですが、ちょい遅刻気味。
大先輩は、いつも通りオンタイム。さすがデス...っていうか
レストランを愛するものとして当然の行為ですね。
いつも遅刻のワカゾウ達よ、今年は平日の夜はともかく、
ファインダイニングで休日の遅刻はやめようぞ。
いつものようにフルーツのアイスと泡のアペリティフを。
この日は蜜柑だったっけな? 多分、黄色いし。
少し苦味があったような記憶なので、きっとあってるw
いつもの流れっていいですね。あの泡からこのアミューズパズルの
展開で、カラダが条件反射で「a nu」に来たことを認識する。
キクイモのポタージュ仕立てとムラサキイモ使った揚げモン系にグージュール。
フツーは、ゆっくりメニュー見ながらワイワイいう時間でもあるんだけど、
ここではお任せばかりなので、そういやあんまメニューって見ないかも。
続いてのアミューズは、北海道のジャガキッズっていう芋を
細切りにして丸めてからフリットにしたもの。そこに黒トリュフを
まぶした感じ。敢えて言うならw、高級ジャガポックル。
シェフ、厨房のみなさん、表現力無くてすいません (′∀`)
年末ということで、シャンパーニュはロゼを。
クリスマス前の週末の華やかな演出。どうせ、クリスマスは
和とか家メシとか食べてるメンバーなので、こういう時に前取りで。
前菜はナンチャラ蟹の内子をラビゴットソースとマリネしたもの、
身の部分はトリュフとあえたものが、長野の大島農園の野菜に添えてある。
勿論、野菜ごとに火入れは変えているので、それぞれが絶妙な歯ごたえだし、
味自体も輪郭がハッキリしている。女子票にはサラダがMUSTだとは思うけど、
12月のメンズたちにも、こういうサラダ系の前菜はありがたい。
魚はなんだっけな? キャビアが盛ってあるね。
和食では、刺身とサラダってあんま合わせないけど、
フレンチだとビネガーがブリッジになるんで統一感出ますよね。
人の話を聞いてる風の図。ホントは
ヨコシマなことでも考えてるんだろ?w
この牡蠣は、かなりヤラれましたね。
泡状のものは、中伊豆のベーコンを使った物。
家では絶対ヤらないものだけに、ほんとシミジミ
嬉しいです。リゾの食感もヤバ過ぎでしょ。
L・O・V・E(MJ風)
ワインは、そんなピロシに任せて。
オソロシい程のCPの高さのワインをテーブルに運ばせます。
ワインを語ってる時は、ほんとカッケーですが、恋愛モードに
入ると、恐ろしいまでに"女子"になるので、中々恋愛成就しませんな...
こんだけ日本に帰ってきてるし、今年はいい彼女できるといいね(。・ω・)ノ゙
苺のソースのフォアグラに、トマトとバジルを添えて。
いちいち脇役のトマトとか美味しいんだよねw
続いてもワインは、ピロシセレクト。
雉と栗のヴルーテ、2回目かな。絵的には同じだけど、
パンチが強かったり、滑らかだったりと、食べるごとに
印象が変わるのでオモシロい。
タチウオにインカの目覚めとパルミジャーノあたりを混ぜて
スナック状にしたものを添えて。連日の疲れで、この辺で
一度撃墜されていた模様です...黄色のピュレ状のものは
なんだっけね? ちょい塩強めな感じで、寝起きにはハードパンチ。
ワインは赤へ。
島本さんにピロシの我侭伝説など聞きながら。
メインの肉は、エゾシカの芯々をトリュフのソースで。
ガルニは福島のリンゴとチヂミほうれんそう。
焼肉では芯々食べるけど、鹿でははじめて。
この食感は、なんども言うけどイイっすね。
リンゴの甘味と、ほうれん草の苦味で
鹿の表情を色々変えてくれるので、気づいたら
食べきっちゃっていますね。
もう、この辺はベロ酔で戦力外通知。
ショートケーキ風のナンチャラとか言ってたよね、きっと 笑
酸味と甘味が欲しかった頃なので、武装解除してるのに
皿の上を瞬殺して、また"楽園"にもどっていった気がしますzzz...
もう完全に仕上がっていたボクの前に、サプライズのB.Dプレートが。
お店との連絡はボクが取っていたので、裏から手を回してくれていた
仲間達にホント感謝。前日も一緒に遊んでたメンズが、「実は昨日
買ったんだよ」みたいな展開でマジめに驚きやした(゚Д゚≡゚д゚)エッ!?
歳を重ねるにつれ、2人きりの誕生日もいいけど、こうやって
大事な仲間に囲まれて迎えられる誕生日のありがたさが身に染みる。
いつかそれが家族に変わるんだろうけど、ま、それはもうちょい先の話。
やー、ほんと愉しい忘年会でした。
来年もまたここで忘年会したいもんだね。
「a nu」の皆さま ありがとうございました!
都内だけですら、こんだけレストランが溢れている東京。
いいレストランっていうのは、相当たくさんあると思う。
(しょーもないとこもヤマほどあるけどw)
サービスも料理も好みは人それぞれなので、自分の
好みに合ったレストランに出逢えることが、なにより
大事なんだということが、食べ歩きを重ねるほどに
実感としてわかってくること。
今年はそんな風に刺さるレストランに何軒出逢えるかな。 →
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ワリとオンタイム狙ったんですが、ちょい遅刻気味。
大先輩は、いつも通りオンタイム。さすがデス...っていうか
レストランを愛するものとして当然の行為ですね。
いつも遅刻のワカゾウ達よ、今年は平日の夜はともかく、
ファインダイニングで休日の遅刻はやめようぞ。
いつものようにフルーツのアイスと泡のアペリティフを。
この日は蜜柑だったっけな? 多分、黄色いし。
少し苦味があったような記憶なので、きっとあってるw
いつもの流れっていいですね。あの泡からこのアミューズパズルの
展開で、カラダが条件反射で「a nu」に来たことを認識する。
キクイモのポタージュ仕立てとムラサキイモ使った揚げモン系にグージュール。
フツーは、ゆっくりメニュー見ながらワイワイいう時間でもあるんだけど、
ここではお任せばかりなので、そういやあんまメニューって見ないかも。
続いてのアミューズは、北海道のジャガキッズっていう芋を
細切りにして丸めてからフリットにしたもの。そこに黒トリュフを
まぶした感じ。敢えて言うならw、高級ジャガポックル。
シェフ、厨房のみなさん、表現力無くてすいません (′∀`)
年末ということで、シャンパーニュはロゼを。
クリスマス前の週末の華やかな演出。どうせ、クリスマスは
和とか家メシとか食べてるメンバーなので、こういう時に前取りで。
前菜はナンチャラ蟹の内子をラビゴットソースとマリネしたもの、
身の部分はトリュフとあえたものが、長野の大島農園の野菜に添えてある。
勿論、野菜ごとに火入れは変えているので、それぞれが絶妙な歯ごたえだし、
味自体も輪郭がハッキリしている。女子票にはサラダがMUSTだとは思うけど、
12月のメンズたちにも、こういうサラダ系の前菜はありがたい。
魚はなんだっけな? キャビアが盛ってあるね。
和食では、刺身とサラダってあんま合わせないけど、
フレンチだとビネガーがブリッジになるんで統一感出ますよね。
人の話を聞いてる風の図。ホントは
ヨコシマなことでも考えてるんだろ?w
この牡蠣は、かなりヤラれましたね。
泡状のものは、中伊豆のベーコンを使った物。
家では絶対ヤらないものだけに、ほんとシミジミ
嬉しいです。リゾの食感もヤバ過ぎでしょ。
L・O・V・E(MJ風)
ワインは、そんなピロシに任せて。
オソロシい程のCPの高さのワインをテーブルに運ばせます。
ワインを語ってる時は、ほんとカッケーですが、恋愛モードに
入ると、恐ろしいまでに"女子"になるので、中々恋愛成就しませんな...
こんだけ日本に帰ってきてるし、今年はいい彼女できるといいね(。・ω・)ノ゙
苺のソースのフォアグラに、トマトとバジルを添えて。
いちいち脇役のトマトとか美味しいんだよねw
続いてもワインは、ピロシセレクト。
雉と栗のヴルーテ、2回目かな。絵的には同じだけど、
パンチが強かったり、滑らかだったりと、食べるごとに
印象が変わるのでオモシロい。
タチウオにインカの目覚めとパルミジャーノあたりを混ぜて
スナック状にしたものを添えて。連日の疲れで、この辺で
一度撃墜されていた模様です...黄色のピュレ状のものは
なんだっけね? ちょい塩強めな感じで、寝起きにはハードパンチ。
ワインは赤へ。
島本さんにピロシの我侭伝説など聞きながら。
メインの肉は、エゾシカの芯々をトリュフのソースで。
ガルニは福島のリンゴとチヂミほうれんそう。
焼肉では芯々食べるけど、鹿でははじめて。
この食感は、なんども言うけどイイっすね。
リンゴの甘味と、ほうれん草の苦味で
鹿の表情を色々変えてくれるので、気づいたら
食べきっちゃっていますね。
もう、この辺はベロ酔で戦力外通知。
ショートケーキ風のナンチャラとか言ってたよね、きっと 笑
酸味と甘味が欲しかった頃なので、武装解除してるのに
皿の上を瞬殺して、また"楽園"にもどっていった気がしますzzz...
もう完全に仕上がっていたボクの前に、サプライズのB.Dプレートが。
お店との連絡はボクが取っていたので、裏から手を回してくれていた
仲間達にホント感謝。前日も一緒に遊んでたメンズが、「実は昨日
買ったんだよ」みたいな展開でマジめに驚きやした(゚Д゚≡゚д゚)エッ!?
歳を重ねるにつれ、2人きりの誕生日もいいけど、こうやって
大事な仲間に囲まれて迎えられる誕生日のありがたさが身に染みる。
いつかそれが家族に変わるんだろうけど、ま、それはもうちょい先の話。
やー、ほんと愉しい忘年会でした。
来年もまたここで忘年会したいもんだね。
「a nu」の皆さま ありがとうございました!
都内だけですら、こんだけレストランが溢れている東京。
いいレストランっていうのは、相当たくさんあると思う。
(しょーもないとこもヤマほどあるけどw)
サービスも料理も好みは人それぞれなので、自分の
好みに合ったレストランに出逢えることが、なにより
大事なんだということが、食べ歩きを重ねるほどに
実感としてわかってくること。
今年はそんな風に刺さるレストランに何軒出逢えるかな。 →