2011年08月06日

ボランティアに行って

0805-1



人々の価値観や、社会システムに、凄まじい
影響を与えた3.11の東日本大震災。

震災直後は、多くの人が「自分も何かの役に立ちたい」と考え、
その想いの強さ故、自身のあまりの無力さにイラ立ちを覚えた
こともあったでしょう。



あれから、5ヶ月が経とうとしている今、首都圏も表面上は
落ち着きを取り戻し、多少節電で不便はおぼえるものの、
ほぼ震災前の日常を取り戻した。

生活が平穏に戻っていくにつれ、ボクらの震災の記憶も
日に日に薄くなってきている。最初はほんの少しの放射能
検出で大パニックになった東京も、今では多少のことでは
揺るがない。


それは、決して悪いコトだけじゃない。空気がヒリヒリするような
ヒステリックな状況が続くのは、明らかに精神的に良くないし、
首都圏が過度な自粛ムードのままでは、復興に向けたスタート
だって切れやしない。



そんな日常を取り戻しつつある状況を喜びつつ、一方で
あの震災の直後に感じた”なにかの役に立ちたい”という
気持ちを、ハヤリだけで終わらせるのはイヤだって思ってた。



太っ腹なことは出来ないけど、細く長く支援できることを
やりたいと考えてたし、自分もHAPPYになるようなカタチで
貢献することが、継続して続けられる最善のアプローチじゃ
ないかなって思ってた。自分の性格的にね。


だから、今回のボランティアも決して綺麗事だけじゃない。
ボランティアでなにか役に立ちたいと思うと同時に、近隣の
観光地や温泉、そしてまだ見ぬ東北の美食に会えることが
純粋に楽しみだった。




そんなボクだけど、行く前にはチト悩みもした。
被災地の力になりたいと思うこと自体思い上がりで、
単なる自己満足なのかもしれない。とかね。
オレが行って役に立てることって、どんだけのもんだ?とかね。

でも、結局自分を動かしたのは、「行かないより、行ったほうが
役に立てることあるでしょ」っていうシンプルな答え。



それと、この震災を忘れないためには、もっと自分ごとにしておく
べきだと思ったのも大きい。被災地の方が口をそろえて言うのは、
「忘れられることが一番怖い」というもの。




自分で被災地にボランティアに行ったことで、少なくともボクは、
TVの前で現実感の無い映像を見ていた時より、遥かに強く
自分ごとと感じるようになっている。自己満足だろうが、
たいして役にたっていなかろうが、それだけでも行く意味が
あったかなと思ってる。






最近は目にしなくなったけど、今回の被害者は約2万人。


 【大震災被害者数】
死亡確認    1万5656人
行方不明者     4866人
 (8月2日現在、警察庁まとめ)

避難・転居者  9万1552人



泥かきを中心とした、県外ボランティアの募集は
減ってきているが、まだまだ出来ることはあるはず。
なかなか届かない義援金よりも、東北に行って
観光するだけで、ダイレクトに現地に支援できるしさ。
記憶が薄くなってきた今だからこそ、自分の足で
ボランティアに行ってみてはいかがでしょう。


バスや宿泊がセットになっているボラバス(ボランティアバス
みたいのもあるし、自身で行くなら、このあたりで情報調べて
行ってみるのもいいかなって思います。





総合情報:助けあいジャパン


ボランティア募集状況





参考になるかわかりませんが、ボクのボランティアが
どんなだったか、メモを残していきますね。
実際に行かれる方の参考になれば。
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ボクがボランティアに行ったのは、仙台から
1時間半くらいで辿りつける東松島市。
松島海岸駅から出ている代行バスに乗れば
矢本駅まで行けるので、そこからは徒歩で
東松島市災害ボランティアセンターへ。


ここは午前と午後の2回受付をしていていて、
8:30〜と12:30〜、朝の受付時に1日出来る人は
その旨を申請すると通しの作業に回してもらうことも
できる。車で来てるヒトも多かったですが、大掛かりな
作業のところには、ボランティアセンターのバスで。


泥かきをやらせていただいたんですが、
ブーツ、カッパ、マスクはマストですね。
おおげさかと思ったのですが、こちらの
サイトで
予習しておいて良かった。


また、荷物はセンターに置いていけるんだけど、
貴重品は現地まで持っていくことになるので、
でかめのゴミ袋を持参するとなにかと便利。


泥かきの注意点としては、腰が弱いヒトは
無理しちゃダメってこと。午前、午後2時間
だけなんだけど、3日くらいダメージ引きずります。





電車が通じてるエリアのボランティアは
だいぶ減ってきてますが、最新のボランティア
受付状況は、このあたりで調べられます



これからは、必要になってくるボランティアの質も
変わってくるので、今まで躊躇されていた女性に
向いている、心のケアのようなものも増えてくる
と思います。




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もうひとつだけ、ボランティアに行くことで、もっと自分に
意識をさせたいことがあった。それは、『リスクに対する
感覚を麻痺させないようにするため』


相次ぐ食品からの放射能検出のニュースで、最近は
危機感が麻痺してしまってきている。震災直後は、
あれほど神経質になっていたのに。

”直ちに人体に影響はない”といわれる放射線量だって、
どんだけ自分に蓄積されてしまうのが、全くデータを
もっていない。それに、原発は小康状態のままで、
このまま大きな事故を重ねなかったとしても、
収束には何十年もかかる。

その間、東京の下水に溜まっていく
放射能って、どんくらいの量になるんすかね...

もう一度、リスクに関する情報を
自分なりに咀嚼しないと。





東京電力の現場に関しては、ほんと感謝していますが、
一撃で何兆円ものダメージを日本に与えてしまう
原発政策をすすめてきたマネジメント層は、絶対に
許せない。もっと違う責任のとり方をさせないと
いけないんじゃないかな、甘すぎる。



地球にやさしいく低コストという原発の詭弁が
露呈した今回の『福島』、急激にはムリとしても
利権にまみれた原発政策は収縮していって欲しい。
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kyah2004 at 23:57│Comments(0)TrackBack(0)LifeStyle | Diary

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