2011年10月08日

山寺(山形) 東北の比叡山

1005-1山寺



通称「山寺」、芭蕉の”閑さや岩にしみ入る蝉の声”と
いう句が、あまりに有名な「宝珠山立石寺」。仙台からは
電車で1時間くらい。ボクが泊まっていた作並温泉からだと、
わずか30分たらずで辿り着くことができる。



今はコーヒー「BOSS」のCM ”奥の細道編”で、
最後に登場する絶景のお寺がコチラ。
1005-3山寺




慈覚大師 円仁が9世紀に開山した寺と言われており、
1000段以上の階段を登った天空の場所に、大仏殿や
五大堂、開山堂などの見所が詰まっている。
1005-2山寺





山頂付近は大きな岩がむき出しになっており、
まるでなにかの生物の巣のように、ぼこぼこと
穴になっていて不思議な景観だ。霊感の弱い
ボクでも、ここがパワースポットなんだと自然に
感じられちゃうんスよ。
1005-6山寺




「山寺」は、東北を代表するお寺なんで、見所が
多いんだけど、特に刺さった見所は3つかな。



延々、木立の中の階段を登っていくんだけど、
弥陀洞あたりになると、少し上が開けるのよ。
そこで目にはいるのが仁王門。
自然に目が慣らされていた後、久しぶりに
目に入る人工の建築物のせいかやけに新鮮。
よくぞこんな場所に造ったもんだ...としみじみしちゃう。
1005-4山寺





岩の上の納経堂と、開山堂の入った絵は、
山寺を象徴する絶対不可欠な一枚。
旅から帰ってダイジェスト書いた時も、
TOPの写真はコレ使いました
。今回も
TOPで使っちゃったしね。

なんか、心の奥のやらかいばしょに手を伸ばされる感じ。
初めて見るけど、帰ってきた...と思わせる風景。





もうひとつ、ハズせないのが五大堂。五大明王を祀って
天下泰平を祈る道場で、山寺随一の展望台となっている。
ここから下を眺めると、風の谷を見下ろす気分。誰もいなく
なるまでボーっとしてて、ヒトが居なくなってから存分に
ここの空気とシンクロしてみました。あれは、贅沢な体験だったなァ。
1005-22山寺





最近、五木寛之の「百寺巡礼」の東北版を読んだんだけど、
行った場所について、色々歴史的背景や、建物・仏像の
見所なんかが書いてあって面白い。行く前に読んでも、
多分、アタマに入らなかっただろうから、帰ってきて読んで正解。
次行く時のために、知識あっためておきマス。
1005-5山寺





今回の東北の旅で、廻ったお寺の中でも、やはり一番
沁みたのがココでした。蝉の声だけじゃなく、ヒトの心にも
なんか入り込んでくる、不思議な力を持った場所。
1005-7山寺





宿泊した作並温泉と山寺のコラボは、ほんと無敵でしたね。

山寺を見学した後は、作並に戻って ニッカのウィスキー
醸造所見学して、ヘロヘロに酔っ払って宿に戻って軽く昼寝。
んでもって、目覚めたら温泉という、なんとも、贅沢な時間でした。
これも、忘れられない、夏の思い出。
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写真で見ると、そこまで高さを感じられないかも
しれないけど、実際駅につくと、エラい山の上に
ある寺だな...と自身の体力に不安を覚えます。
1005-10山寺






重要文化財の根本中堂。
伝教大師が比叡山に灯した灯を立石寺に分けたものを、
織田信長の焼打で延暦寺を再建したときには逆に
立石寺から分けたという。

その不滅の法灯がこちらに
1005-11山寺





夏草や と並ぶ有名な句が刻まれてます。
実際、蝉の声がサラウンドで響き渡る時期だったので、
この句の感覚を共有できて嬉しかった。でも、現在は
静かな分、思ってる以上に町の音が響くので(車や電車)、
完全に芭蕉とシンクロするのはムリっぽい。
1005-12山寺






1000段以上の階段を、ご年配の方も元気に登り下りしています。
1005-13山寺





平泉と同様、杉が立派だね、ココも。
空を覆うように、鬱蒼と生えている。
1005-14山寺






ここは、弥陀洞と呼ばれる場所。
岩の姿に”阿弥陀”が見えると、幸せになれるらしい。
1005-15山寺








上の、弥陀洞から見あげた仁王門。
山寺は、建築物単体の美しさもさることながら、
自然の中への配置が、なんとも絶妙で美しい。
1005-16山寺







一番奥の山頂部にある奥之院と大仏堂。
1005-17山寺






こちらも、重要文化財の三重小塔、元は洞穴の中に
野ざらしだったらしい。今は、こうやって囲われてるけどね。
1005-18山寺






ちょっと、見えにくいかもだけど、岩にはたくさん穴が開いていて
かつては、そこで修行をしたらしい。落ちたら、大怪我か死亡。
1005-19山寺





ちょっと、引いたほうが見やすいかもね。
1005-20山寺








開山堂の後ろぐらいからの眺め。
1005-24山寺





五大堂の舞台は、天上人になっちゃったと
勘違いしそうな気持ちよさ。風の谷を見下ろして
しばし、ぼーっと呆けてみる。汗が少しづつ引いていく。
1005-23山寺





降りる方は、スンスン降りれましたね。
1000段にビビったけど、ワリといけました。
1005-25山寺






坂道を下りながら、iPhoneで
お昼を食べるお店を探す。
芭蕉が見たら、なんと詠むのかw
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