2012年08月16日

美栄 (那覇)古民家の伝統料理

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那覇の久茂地ってわかるかな?
駅で行ったら”県庁前”。ただし、国際通り
とは逆方面に向かうんだけどさ。

そんな繁華街から、ほんの少し外れただけの場所に、
門をくぐった瞬間から時間が止まったかのような
琉球宮廷料理店がある。お店の名前は「美栄」、
1960年に開業し、忘れかけられていた琉球の
伝承料理を復活させたとのこと。
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素朴だけどとても繊細で、躰に沁みていくような
琉球宮廷料理。その魅力を静かに伝えてくれる
真摯なスタンスは、黙っていても伝わってくる。


コース料理のみで、お昼は五千円、夜は七千円と
周囲の物価からしたらかなり高い方だけど、沖縄の
魅力に惹かれ、リピーターになるくらいのヒトだったら
一度行ってみたほうがいいと思う。
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内地の観光客からは、「山本彩香」とかも有名だけど、
宮廷料理と謳ってるだけあって、全体的にもうちょい品がある。
山本彩香の方が、デフォルメしてわかりやすいパンチを打って
くれてる感じ。
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あと、古民家を改造しているだけあって雰囲気がいい。
サービスも大人の距離感で、弟が常連じゃなかったら
最初はちょっと構えちゃったかも。いい意味でプライドを
持ってやってるんだろうね、そんな”想い”が満ちてました。
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にしても、琉球料理には泡盛が合うよね。
なんかすっごく楽しくなっちゃって、古酒の利き酒
大会みたいなこと即興でやってたりしたら、もっと
愉快になっちゃって腹の底から笑い続けてました。
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料理は、初沖縄組から、ボクみたく そこそこリピってる
メンバー含め、みんなが満足していた。この日、特に
刺さった料理は”みぬだる”。黒ごまをすり潰し、砂糖や醤油を
加えタレに漬け込んで蒸した豚肉の薄切りなんだけど、これが
見た目と違って上品でウマいのよ。東京でもラフテーは気軽に
食えるんだから、もうちょい”みぬだる”も食べられる場所増えたら
いいのに...と切に思う。
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全体を通して、とにかく体にやさしいタッチ。
見た目は地味でも、相当手間かけて作られてますね。
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大きなテーブルを仲間らで囲んでの酒盛り。
こういう景色が沖縄には良く似合いますな。
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美榮 (美栄)
098-867-1356
沖縄県那覇市久茂地1-8-8


ヨシタカ、いい店紹介してくれて
ほんとありがとう!!
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とにかく、雨に降られた沖縄の旅。
お店につくちょい前ころから大粒のスコールに
なってしまい、心が折れそうになりました。
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乾杯は、当然オリオンビール。
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古酒も2000円ちょいから。
呑んだくれヤローどもがいたせいで、
オーダーしたとたんに空いてました。

というのも、前日飲んだ泡盛が安くて
クソまずいアルコールランプみたいな
ヤツだったので「全然違うじゃねーかよ」って
アガっちゃってね。やー、あのまま泡盛を
クソ酒と思ったまま帰らせなくて良かったわい。
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烏賊と昆布。烏賊の食感めちゃいいんですけど。
味わいもバランスよく、この時点でこの日の夜は
間違いないなと安心できた。
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こちらは、ぽーぽー。初めて食べたかも。
 メリケン粉を水で溶いてクレープ生地状に焼いて、
すり潰した豚肉に白味噌、砂糖ですり潰した生姜を
加えたものを巻き込んだ料理。
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沖縄らしい肉と甘さの饗宴が、口の中で始まっちゃった...
うゎ、これ泡盛無いとダメになるゎ。
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というわけで、島酒投入しましょうか。
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1分1秒を争う感じ。
フォアグラ食って、ワインくれ!というのに近い。
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続いての吸い物は、なかみの吸い物。
料理の解説は、HPよりそのまま抜粋
『なかみとは豚の胃袋と腸のことです。
材料の性質上、この吸い物をつくるのにはたいへん手数がかかります。
脂身と汚れを取り除き、おから、もしくは小麦粉をまぶして、何度も水洗いをし
、生姜と油で炒め湯がきます。短冊に切り、何度も湯がき溢しをくりかえします。
鰹だしと肉だしで合わせ汁を作り、具として中身をいれます。』
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そんな手間をかけられてるため、全く臭みとかありません。
上品な吸い物に仕上がっています。ほっと、一息。  
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この辺で利き酒合戦を。
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芋くずアンダギー
蒸かした芋をすり潰し揚げたもの。
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サーターアンダギーはオヤツだけど
これは料理のコースを構成する
しっかりと料理なアンダギーでした。  
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みぬだると、その仲間たち。
田芋のから揚げと地漬けが、赤い塗りの
盆に盛り合わせで出てきます。
地漬けって下の方の三角のヤツね。
沖縄独特の漬物で、梅干、氷砂糖で漬け込んだもの。
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また、食べたいみぬだる様の寄りショットです。
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なにやら、黒光りする椀が出てきましたぞ。
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らふてぃー、豚の肩ロースと三枚肉を醤油、泡盛、砂糖を加えた
だし汁で半日程度煮込んだもの。形は整っているけど、箸を入れると
ほとんど力を入れずにほぐれてくれる。ゴーヤと合わせてるので、
脂っぽさも感じず、食後感は思いのほかスッキリ。
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いい感じで出来上がってます。
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お世辞抜きでどれも美味しいんですが、一番美味しいと感じた
料理をあげよ、と言われたらこれを選びますね”昆布いりちい”。
三枚肉のだしで昆布を炒め、ほんのり醤油と砂糖で味付けた料理。
食感も好みだし、何よりこの独特の味がいい。単品でもイケてるけど、
白米とかあったら、結構いいコラボしちゃうんじゃないでしょうか。
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豚めしじゅーしー、じゅーしーって、知ってると思うけど炊き込みご飯。 
かつおダシ、肉だしの薄い塩味のついた合わせ汁をかけて。
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食後は黒糖の寒天を。
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料理や箱のことばかり書いてしまいましたが、
サービスの温かさ、お店の思いやりがとても
嬉しかったことも、忘れてはいません。そういう
信頼関係を築くまでヨシタカが通いつめてくれた
ということなんだけど、単なる”商売”を超えた
体温を感じられると、お客としても忘れられない
体験になりますよね。本当に素敵な夜をありがとう
ございました。
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門を出たら、いきなりの現実世界。
夢醒めやらぬ酔っぱらいの仲間たちです。
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一言、鉄板です。
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美榮沖縄料理 / 県庁前駅旭橋駅美栄橋駅
夜総合点★★★★ 4.5




kyah2004 at 23:40│Comments(0)TrackBack(0)沖縄 2012 | 和食

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