2013年05月06日
Cuisine[s] Michel Troisgros (新宿)ルーションワインとのマリアージュ
ルーションワインのイベントで新宿のミッシェル・トロワグロへ。
ハイアットリージェンシーのメインダイニングで、現在ミシュランは☆☆
ランチで皿数は絞ってるとはいえ、ワインのポテンシャルを
伝えるイベントだけに、料理も気合入ってる。
最近は、ワイン入れて1万円以下でも充分美味しいフレンチが
楽しめるようになってきたけど、こうやってガストロノミーの
凄さを目の当たりにすると、改めてグランドメゾンの魅力を
認識させられるね。
特にシビれたのがスズキに蕎麦の実をあしらった魚料理。
火入れが素晴らしいのは言うまでもないけどテクスチャの
コントラストや、ソース含めた味のバランスが絶妙でね....
トロワクロが目指している『現代アートのように自由に感じる
説明のいらない料理』『心に響くエモーショナルな料理』という
のが自然に入ってきた。
このスズキに合わせたのが、
ドメーヌ Roc des Angesの "Carignan 1903" 2011年と
ドメーヌ Olivier Pithonの LE PILOU 2009年
ともに気品がありながらも、力強くストイックさを感じるワイン。
方向性は似てるんだけど、ワインによって料理の違った魅力が
引き出されるのが面白いよね。
美味しいものは、まぁまぁ食べる機会が多いほうだと思うし、
日々「うめーモンっていいよね」とはしゃいでる性格だけど、
料理を食べて感動するって「あ、こういうことか…」と
心が震えたのは久々。やはり、フレンチは偉大です。
ちなみに、ダイニングは白とブラウンのシンプルモダンな空間。
ホールの動きもグランドメゾンらしいね。
キュイジーヌ[s] ミッシェル・トロワグロ
（Cuisine[s] Michel Troisgros）
03-3348-1234
東京都新宿区西新宿2-7-2 ハイアット リージェンシー東京 1F
http://www.troisgros.jp/
ルーションワインの魅力は改めて書くけど、
ブルゴーニュやボルドーと比べれば手頃だし、
いい意味で”枠”が無いので、ソムリエの
腕の見せどころといった感じですね。
バチッとハマると期待以上だよ。
↓ ↓
*****************
セッティングはこんな感じ。
シェフからも料理とルーションのワインと料理の
マリアージュを実現するに至った説明が。
前菜は『海と大地の間』
帆立とカブだったっけな。
歯ごたえ、味わいのバランス感を愉しむ一皿。
これにはロブションでも出してるという
Clos des Fees V.Vignes"blanc"の2011年を合わせて。
ブリオッシュも心地いい。
続いての前菜は、マカデミアナッツの
小さなラヴィオリ 燻製バター
女性から人気の Le Soula"blanc" 2008年や
La D18を合わせて。ラヴィオリの隠れてた
ポテンシャルが引き出される。
次々に料理に合わせたワインが運ばれてくる。
スズキ 蕎麦の実と赤ワインソース。
さっきも書いた通り、グランドメゾン
らしい高い完成度の繊細な魚料理。
南仏のピノ・ノワールというカリニャン種を使った
Roc des Angesの "Carignan 1903" と合わせて
赤ワインは、最近殆どBourgogneしか飲んでないけど、
マリアージュという点では、このルーションがピタッと
ハマるね。勿論、Bourgogneの赤でもいいマリアージュ
作れるんだろうけど、ルーションの方が意外性ある
組み合わせが出来る気がする。
メインの肉はシャラン産の仔鴨 エピスの香りで。
熟女的なエロスじゃなくて、恥じらいが似合う若さも
兼ね備えてます、この鴨肉。これに萌えないワケないっしょ。
こちらも、後からソースをかけて完成。
Clos des Fees V.Vignes"rouge"の2010年と
Le Soula"rouge"の2008年を。
デセールはゼリー状のベリーで
ショコラのムースを包んだ
トリッキーなアプローチ
これにTerres de Fagayra"rouge"という
ソーテルヌっぽい甘めのデザートワインだけど
もっと切れ味のいい軽めの口当たりのグラスを
合わせて。これが、見事なマリア−ニュ。
プティフールも遊んでて愉しげ。
トロワグロの料理が印象的だったのは、料理の独創性も
さるものながら、やはりルーションという普段自分では
選ばないワインのアプローチだったことが大きく影響
していると思う。
少量づつとはいえ、こんだけ呑んだら結構酔うね、
しかも、この後に料理の時には出てなかったワインの
試飲会もあったのね。そのあたりのことは、また
近いうちにレポります。
むやみにお金をかければいいってもんじゃないけど、
こういった独特の付加価値のある時間を過ごすには、
それなりの投資が必要だというのも事実。
たまにはこうした上質な時間に身を置くことで
自分の姿勢をバランスとることも大事かなと。
↓ ↓
Tweet
セッティングはこんな感じ。
シェフからも料理とルーションのワインと料理の
マリアージュを実現するに至った説明が。
前菜は『海と大地の間』
帆立とカブだったっけな。
歯ごたえ、味わいのバランス感を愉しむ一皿。
これにはロブションでも出してるという
Clos des Fees V.Vignes"blanc"の2011年を合わせて。
ブリオッシュも心地いい。
続いての前菜は、マカデミアナッツの
小さなラヴィオリ 燻製バター
女性から人気の Le Soula"blanc" 2008年や
La D18を合わせて。ラヴィオリの隠れてた
ポテンシャルが引き出される。
次々に料理に合わせたワインが運ばれてくる。
スズキ 蕎麦の実と赤ワインソース。
さっきも書いた通り、グランドメゾン
らしい高い完成度の繊細な魚料理。
南仏のピノ・ノワールというカリニャン種を使った
Roc des Angesの "Carignan 1903" と合わせて
赤ワインは、最近殆どBourgogneしか飲んでないけど、
マリアージュという点では、このルーションがピタッと
ハマるね。勿論、Bourgogneの赤でもいいマリアージュ
作れるんだろうけど、ルーションの方が意外性ある
組み合わせが出来る気がする。
メインの肉はシャラン産の仔鴨 エピスの香りで。
熟女的なエロスじゃなくて、恥じらいが似合う若さも
兼ね備えてます、この鴨肉。これに萌えないワケないっしょ。
こちらも、後からソースをかけて完成。
Clos des Fees V.Vignes"rouge"の2010年と
Le Soula"rouge"の2008年を。
デセールはゼリー状のベリーで
ショコラのムースを包んだ
トリッキーなアプローチ
これにTerres de Fagayra"rouge"という
ソーテルヌっぽい甘めのデザートワインだけど
もっと切れ味のいい軽めの口当たりのグラスを
合わせて。これが、見事なマリア−ニュ。
プティフールも遊んでて愉しげ。
トロワグロの料理が印象的だったのは、料理の独創性も
さるものながら、やはりルーションという普段自分では
選ばないワインのアプローチだったことが大きく影響
していると思う。
少量づつとはいえ、こんだけ呑んだら結構酔うね、
しかも、この後に料理の時には出てなかったワインの
試飲会もあったのね。そのあたりのことは、また
近いうちにレポります。
むやみにお金をかければいいってもんじゃないけど、
こういった独特の付加価値のある時間を過ごすには、
それなりの投資が必要だというのも事実。
たまにはこうした上質な時間に身を置くことで
自分の姿勢をバランスとることも大事かなと。
↓ ↓
関連ランキング：フレンチ | 都庁前駅、西新宿駅、西新宿五丁目駅
