2013年11月06日

Beyond KYOTO  

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京都に通い始めて1年半。食事や寺といった質の高い
日本文化に触れられることも通う理由だけど、やはり
一番の理由は伝統工芸と、それにまつわる人々に
魅せられたから。
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西陣織や木桶、茶筒、京金網、竹製品、茶碗らを扱う
伝統工芸の若旦那衆が、次世代の産業のカタチを
真剣に考えて挑戦を続けるプロジェクト「GO ON」
http://goon-project.com/

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海外の生活にさりげなく溶け込む作品「Japan Handmade」
を発表したのが、ちょうど1年前。デンマークのデザイナー
Thomasをクリエイティブ・ディレクターに迎え、コア技術を
活かしながらも日本人の枠を超えた作品が多く生まれた。
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その後、インテリア版のパリコレとも言うべきメゾン・エ・オブジェ、
ミラノサローネ、NYでのカンファレンス(名前忘れた)など、
こうした見本市に出展するたびに評価が高まっていったことで、
時代を捉えた挑戦だということが証明されていく。


そんなハイプレッシャー下でモノづくりを続けてきた彼らだけど、
視野が広く柔軟性も高いのよ。そして自分らが遊んできてるから
ヒトの求めるものの本質が見えてるのね。だから、すぐに次の
一手を打つことも出来たわけ。
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「GO ON」一周年のレセプションを開催した際に、新たに
発表したのが「Beyond KYOTO」。町や文化自体を
パッケージ化して世界に提案していこうというプロジェクト
http://www.beyond-kyoto.com/
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表面だけをとらえると、富裕層向けに工房見学や普段入れない
お寺などを組み入れた旅をしつらえるといったラグジュアリートラベル
企画に見えるんだけど、本質はもっと深い。
(モデルプラン 2泊3日 120万円/人〜)



いくら海外向けにデザインされた高品質の作品でも、単にそれだけで
高い付加価値をつけるのは難しい。ただ、それが日本の美い歴史の中で
どうやって使われてきたものなのか、そしてその伝統ある美意識を
活かしたまま、どう海外向けにリデザイン(翻訳)されたのか。こうした
背景の文脈を理解してもらうことで、海外のクラフトファンにより作品への
愛やリスペクトを深めてもらうことが出来る。
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単に茶碗がデパートに並んでいても、それ数ある商品にすぎない。
でも、普段公開してないお茶室で、雰囲気ある茶人が自分のためだけに
お茶を立ててくれたら、どう?。その時手にしてたお茶碗の価値って、
全然違うものになるでしょ。

わかりやすくいうと「Beyond KYOTO」でやろうとしているのは
そういうこと。文化を理解してもらうことで、価値を高めていく
という手はかかるし、極めてマジメなアプローチ。
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日本も生活様式が変化したことで、そもそも伝統工芸自体の
マーケットは縮小している。そのため、1000年以上培われてきた
高い技術や、特有の美意識といえでも、国内市場だけで支えるのは
事実上不可能。





東京オリンピックのプレゼンじゃないけど、日本の持つ魅力を
様々な角度からキチンとアピールし、ストーリーとして理解して
もらうことの重要性が高まっている。これは伝統工芸だけじゃなく
全てのサービス・ものづくりに共通すること。
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そんな思いを込めた「GO ON」のレセプションだけど、
想像以上の来客で、どこまで伝えることが出来たかな...
プロジェクトの”熱気”は確実に伝染したはず。
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レセプションは、1年前と同じ西陣の「HOUSE OF HOSOO」で。
西陣織の工房をリノベした和モダンの空間は、GO ONメンバーの
作品がよく映える。
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目立ってたのは、中川木工芸の新作。
木目を活かしたインディゴブルーのローテーブル
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その中川さんのコメントで印象的だったのは、
「海外では、アートやクラフトの境目が無くなってきている。
 作者が何のために使うのかという規定するのではなく、
 お客さんが どう使うかを決める余白が大きい」というもの。

アートやデザインに対して顧客が成熟してるなーって感じましたね。
国民性もあるかな。日本人のボクは、まず何に使うものなのか
聞きたくなるし。マジメで固過ぎるわ〜('∀`) '`,、





シルバーのティーセットは、放つオーラが柔らかくて品がある。
ハンドメイドならではの曲線のなめらかさが印象的。茶筒づくりで
培った技術があるからこそ実現した銀世界。こんなのが似合う
家に住みたいっす。
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朝日焼もインディゴブルーとブラックのツートンカラーなど
これまでの窯元の発想ににないデザインで作品を創り出している。
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京金網のランプシェードは、”影使い”にキュンキュンする
オレの物欲を刺激します。これ、イイ! ただ、大量生産は
出来ないから、いつ手に入れられるか謎だけど。
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さっきの「Beyond KYOTO」に話を戻すと、京都の案内は
専門のコンシェルジュの他に、京都の純潔種である若旦那らも
案内役をするというのもポイント。
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(NHKの取材対応中)





旅のプランは、お客さんのリクエストを聞いて、
ひとつづつしつらえるから、決まったカタチは無いんだけど
京都という一種独特の場所を身内の目線で回ることで、
一見の観光客では出逢うことのない、生活に溶け込んだ
伝統の美を体験できるようにしたいなと。
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そういうのって、一般の人が持つイメージだと敷居高くて
堅苦しそうと思うかもだけど、生粋の京都人がエスコート
してくれるので、むしろ逆に肩肘を張らないリラックスした
時間となるはず。

そゆとこ、意外とイタリア人に近くて、身内には
めっちゃサービス精神旺盛だもんね。
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長々と能書き垂れて失礼しました。
ちょいとレセプションの様子 覗いてみましょうか。




イギリス「ウォールペーパー」氏の編集者もいらしてました。
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ミハラヤスヒロさんにもNHKがインタビュー。
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折角の記念スべき一周年なのでオレも正装を。
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こちらは関係者による二次会@洛陽荘
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相変わらず「じき 宮ざわ」の名物
焼胡麻豆腐は破壊力ありますなぁ…(´∀`)
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VERBALさんもいらしてました。
面白いコラボ出来るといいな。
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こちらは三次会の様子。
焼酎一気でグダグダですww
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GO ONの周囲には優秀な人が集まるのよ。
右側のクッシーは、レディガガの靴をデザイン
したりしてる 今、かなりノッてるデザイナー
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日本を代表するデザイナー ミハラヤスヒロさんは、
西陣の生地を使ってパリコレでタキシード披露
されてました。あれは、めっちゃ注目集めてましたね。
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やー、ほんと「GO ON」のヤルことはオモロイね。
この一年も目が離せんわ。
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kyah2004 at 23:45│Comments(0)TrackBack(0)GO ON | 京都2013_11月

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