2013年12月16日

Felicita (表参道) Vacheron記念日に

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レストランは、単に食事をしに行くためだけの場所ではない。
同席のパートナーと話しながら感動を分かち合える舞台だ。
 
 
感動を分かち合う舞台はたくさんあるよ。
スポーツ観戦、コンサート、オペラ、歌舞伎、落語...
ただ、これらはの舞台はあっち側だし、主役もあっち側。
 
でも、レストランは、自分たちが主役の舞台。
そんな場所を、ただ食べるという行為のためだけに
使うなんて、勿体無いと思わない? みんな無意識に
舞台使いはしてるんだろうけど、それをもっと意識して
楽しもうと思ったら、多分違う空間にんるはずだよ。
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ここ、青山の「Felicita」は、祝杯をあげに訪れたリストランテ。
駅から至近のポジションなんだけど、一軒家レストラン特有の
ゆとりが感じられて、色気あるワインが映えるんだ、こりゃ。
しかも支配人の永島さんがズルくパッションを刺激するんだよね。
さすがLuciセンパイが、セレクトしてくれたお店。
 
ちなみに、なんのお祝いかというと、憧れの時計を手にした記念日。
このティアドロップのヴァシュロンを買ったお祝いです 笑
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ヴァシュロン・コンスタンタン(Vacheron Constantin)、
パテック・フィリップ(Patek Philippe)と並び、世界の時計
ブランドのツートップ。ここに、あのオーデマ・ピゲが加わって
世界三大時計ブランドと称されている。
 
「国連のスピーチの場で腕にはめていても恥ずかしく無い」という品格、
靴ではあるボーダーを越えた時の感覚って知ってはいたけど、
時計もまたラインを越えた特有の悦びってあるんですね。
 
その時々の方向性で店を選べるってことが経験値でありセンス。
オトナの遊びに師匠がいっぱいいて、ほんとオレって恵まれてます。
 
 
 
ボクがアンティークウオッチの世界の扉を開いたのは一年前。
マニアな諸先輩方の集まりに呼ばれ、その美しさに魅了されながらも
「自分の軸も出来ないうちに買うのは早い」と自分の時計を買うまでに
まず8ヶ月くらいかかりましたね。
 
その時は、センパイ達に一緒にお店に行ってもらって、アドバイスを
もらいながらも納得の行く逸品を見つけることが出来た。
 
でも、このヴァシュロンは自分で見つけて、自分で選べた初めての時計。
もちろん、センパイにも何回か一緒にお店に行ってもらって、アドバイスは
もらっているんだけどさ 笑。 ヒヨッコなりにこの時計を選べたことは、
この1年の自分に対する成長を素直に褒められる”祝うべきこと”なんです。
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こんな流れを軽く話しただけで、ワインと料理をピタッと気分に
合わせてくるリストランテって惚れちゃうでしょ? 笑
 
 
ワインもとびっきりエロいセレクトだったんだけど、
この見事なスカンピ、当日飛び入りでよく出してくれましたよね。
魚介の強い主張に負けないパスタの懐の深さもため息モノでした。
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つか、ここに来るまでの流れで前菜からうさぎってのも
驚きましたけどね。うさぎの癖をいい部分だけ残した
見た目地味っぽいけど繊細な仕事。こりゃ、リストランテ
ならではの贅沢ってヤツですわ。
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セコンドが終わった後の”夢の跡”。ちなみにセコンドは、
トップの写真にしてある”ぐじ”でした。皮の焼き加減が
絶妙で、食感のコントラストが品があってエロい。
 
あ、まさにボクがこのヴァシュロンに感じてる想いを
料理にシンクロさせてきましたね。ここまでお客さんの
心理を深読みできたのかは、初訪なのでわかりません 笑。
でも料理の流れが気持ちの方向性とピタっとあっていて、
食が進むに連れ、更にさらに気持ち良さが増していったというのは
ボクが感じた紛れも無い事実です。
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ドルチェはブリュレ自体もかなりの完成度なのに、
そこにまたチーズを削ってしまう感覚がズルい。
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もともと軽く祝杯のつもりだったんで、このテラスが付いてる
ウェイティングゾーン的なスペースで良かった。どこか開放感も
欲しかったんでね。
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ちなみに、この背後にはシックなバーカウンターもあるので、
食事前後の一杯使いとかアクセントになりそうでよさげ。
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これなんか、まさに一杯目のアペリティフ使いだけど
ビールをこのグラスで飲ませてくれるの嬉しいじゃない。
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支配人の永島さん、時計師匠Luciさんとともに記念写真。
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いい夜っていうのは、こういう日のことを言うんだろうな。
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フェリチタ
03-3408-0141
東京都港区南青山3-18-4



自分が大事だと思ってるものが、気付いたら
自分をやさしく取り巻いてくれている感じ。
あの世界に感謝したくなるような気持ちは、
何故か月夜に沁みるんです。
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温故知新という単語を思い出した。
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このイタリアビールから勧めてくるところに
お店の本気度と色気を感じます。
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ISAACは、イタリアのホワイトビール。
オレンジピールとコリアンダーの効いた
いいとこ突いてくる大人味。
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センパイのヴァシュロンと並べてみました。
実にハンサム。左が仲間入りした新人君です。
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えーっと、アミューズから牛赤ワイン煮込みが登場。
どんだけヤル気なんすか。シンプルな料理だけに
違いも鮮明。真面目に作ると、本当に旨いんだよね。
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そして、ビールの後に出てきたワインがこちら。
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Luciセンパイもご満悦の様子。
というか、その本気っぷりにむしろ驚いてる
感じすらありました。我ら初訪なんですが
こんなにしてもらって、いいんでしょうか?
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ヴェネト州のビオワイン、ノンフィルターで作られていて
シャルドネっぽくもあるんだけど、デザートワインのような
濃厚さも兼ね備えている。
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22:00頃からディナーのスタートです。
その確認するために時計見ただけだよww
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来たぁぁぁ、いきなりうさぎのファルシ。
これ、冷静に見たらセコンドでもおかしくないんだけど。
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程よくかほる兎らしいくさみが、実に官能的。
ざっくりとカットされた肉の弾力も癖になる。
癖のあるビオワインに合いますなぁ。
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そして、このうさぎを使ったブロード
滋味深いぜ...
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次の料理に向けて、また別のワインが登場。
これまたビオワインなんだけどトスカーナの
Mossa VacchiaのRosato、つまりロゼワイン
なんだけど、印象は赤ワイン。
こういう癖のあって魅力ある大人になりたいわ。
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見事なスカンピを使ったプリモピアット。
この身の多さは、一匹分じゃないでしょ?
リストランテならではの贅沢な展開
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ここで王道の登場。
どんな肉が来るのかなと思いきや...
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プリモの二皿目が登場。
おー、アニョロッティ ダル プリン!!
一気にワインとともに北上しましたね。
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秋トリュフを削っていただきます...
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おっと、うちの子が映り込んじゃいましたね。
23:00にして、未だプリモですが何か。
つか、気分的には21:00くらいだったもんで。
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続いてはグラブナー、こちらはイタリアの白ワインの
最高峰とも言われるワインです。
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色からしておかしな展開になってるでしょ?
この琥珀色の液体が醸し出すオーラは妖気です
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この妖艶なワインに合わせてきたのが、ぐじですよ。
なんすか、この日伊合作の映画みたいな文脈は。
ちょっと泣けてくるくらいのいいハナシでっせ。
うろこの処理が絶妙で、皮の食感が気持ち良すぎる。
もちろん身の火入れも完璧で隙ないね。
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そりゃ、連れてきてくれたセンパイも笑みがこぼれますな。
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かぼちゃのブリュレだっけ?
添えられたジェラートも感動した
記憶だけが残ってるんだけど
なんでしたっけ??
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ま、この際 ディティールに神が宿っていたことだけ
覚えていれば、細かいことは忘れていいかと 笑
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食後酒もこれまたMossa Vacchiaで攻めてくるとは。
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気持ち良く酔わせていただいたついでに、
明日に備えてセッティング中の店内を散策。
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色気と風格が混ざり合う空間っていいね。
フランスは優雅さと風格なんで、こっちの方が気楽だね。
どっちがいいかという話ではなく、選択肢としてあるよねという話。
たまごかけごはんとステーキでは、どっちが美味しいって決められないじゃん。
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テラスに出て一度クールダウン。ここにストーブ出てるって
ことは冬も席作るんですかね??
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3Fにあるパテオ、ここで初夏にランチしたい。
ん、ランチはやってなかったかな。
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”大人の愉しさ”というのは、その影にたゆまぬ鍛錬があって、
更にベースの知識を活かせるセンスがあってこそ輝きを放つもの。
レストラン遊びも、ある意味で茶道や歌道のように、奥行きがあって
深いものなのです。いや、実に勉強になりました。
センパイ方々、ありがとうございます!!!
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