2014年07月14日

ITO salon de the (京都) カフェという名の文化人サロン

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以前、紹介した京都の隠れ家カフェ「ITO salon de the」が、
OPENしてちょうど一年。たまたま京都に居たので寄って
きたんですが、”名は体を表す”という通り、すっかり京都の
文化人達が集まるサロンと化してました。



というのも今日の夕方顔出したら、陶芸家の本間さんがいらして、
久しぶりにお会いしたんでお喋りしてたら、土曜日にお世話になった
ギタリストの「大樹」くんが現れ、彼が帰って間もなくするとこれまた
土曜日一緒だった小川長樂さんの若旦那「裕嗣」くんが登場。
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そうこうしてるうちに壬生寺の副住職さんもいらしてご挨拶。流れで
一緒のテーブルで話し込んでて、「あ、また誰か来た」と思ったら、
昼過ぎにギャラリーに顔出してた茶筒 開化堂の八木さんだったりと
なんだか約束してたみたいに人が集まってくるんです。
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そういう様子をサロンと表現してるだけで、決して肩肘張った感じとか
あるわけじゃなく、長屋らしいとても落ち着く空間が日本人のDNAを
癒してくれる空間なのね。そして、その空気に浸りながら心を開いてると、
勝手に縁が紡がれていく感じ。
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ね、それってまさに『サロン』でしょ。




月にわずか数日だけオープンするという隠れ家サロンがあるのは、
御所、二条城、京都府庁にはさまれた釜座というエリア。
観光客にはあんま馴染みないですよね。サロンに集まるのは
このカフェを企画してる美人姉妹と縁のある方が多いけど、
最近では農家から直送してもらってる厳選した無農薬野菜を
目当てに訪れるお客さんも多いとか。ボクもこのトマトを
食べさせてもらったけど半端なくウマいのよ!!!
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今日も結構バタバタだったんだけど、顔を出すことに決めたのは
マカイバリ茶園が世界に誇るエクストラダージリン「シルバーニードルズ」
が入荷してると聞いて。この紅茶は、インド・コルカタで開かれた
ティーオークションで、150年の紅茶史上、過去最高の取引価格を
記録たもの。その記録は今なお破られておらず「伝説の紅茶」として
語り継がれている幻の紅茶なんです。
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「シルバーニードルズ」は特別な茶畑で、一日の日射量、計算し尽くされた傾斜、
高品質の中国種茶木、秘伝の茶製法、そして月の満ち欠けといったマカイバリの
こだわりが凝縮された自然界の贅の限りを尽くして作られたもの。
化学肥料や農薬を使わないだけでなく、月の満ち欠けや天体の動きも
茶栽培に取り入れてるあたり、ワイン界のマダム・ルロワを彷彿とさせますね。
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この「シルバーニードルズ」は、たまたま今あるだけで
いつもあるなんていう代物じゃありません。日本でも
今年の春摘みのものが飲めるのは、ヘタしたらココ
だけかもしれません。

営業も月に数日(Facebookで毎月の営業日が確認できます)、
飲めるお茶も運次第というとこがなんとも京都っぽくていいでしょ。

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●ITO salon de the
京都市京都府京都市中京区桝屋町148-1
https://www.facebook.com/ito.salon.de.the



ガイドブックの京都に飽きたら、こういうサロンに行ってみると
また違った世界が広がっていくと思うよ。お茶屋さんからでも
もちろん裏口の京都に行けるんだろうけど、ここは一見さんお断り
とかないし、なにより財布へのダメージが桁違い(笑)
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お店の位置がほんとわかりづらいけど、
いちお外にも「ITO salon de the」と小さな
看板が出てる。

目印はクッチーナ クラモチというイタリアン。
その斜向かいくらいのポジションなんだけど、
路地の奥の長屋なので、誰でも簡単に見つけ
られるわけではないかも。
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ただ、一度中に入ったら感性を心地よく刺激する空間に
徐々に慣れていくんだと思うよ。ボクは自分の部屋かって
くらいリラックスさせてもらってるけど。1人のお客さんも
結構多いね。いきなり「シルバーニードルズ」に行く前に
一杯目はフルーティーでナチュラルな甘さのオーガニックティから。
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祇園祭の時期にぴったりなお菓子。
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陶芸家の方の作品が飾ってあって、
手頃な価格で手に入ります。
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こちらはメニューね。
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自家製の豆乳レアチーズケーキ。
尖った甘さや酸味がなく、紅茶を邪魔しない洗練された味わい。
ほんと、いちいちセレクトがウマいわw 
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野菜もあっという間に売り切れるようで。
単なるカフェから「京都で豊かに生きる」ための
本質的なものが手に入るサロンへと変貌しつつありますね。
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折角の機会なんで「シルバーニードルズ」の葉っぱと
普通の(それでも相当上質だけど)葉っぱを比べさせて
もらいました。香りはむしろ普通の葉っぱのほうが
紅茶らしい甘い香りが立っている。
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こちらが「シルバーニードルズ」なんだけど、見た目はひとつひとつの
葉っぱの主張が強め。そして甘い香りが控えめな分、上質なヴィンテージの
中国茶みたいな深い香りがほんのり鼻腔をくすぐります。
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味わいも紅茶というよりは、ヴィンテージの中国茶に近い印象。
ワインで言うと古酒って新酒と全然違うじゃない、わりとそういう
感覚に通じるものがあって、いわゆる普通のカフェで出てくる
紅茶ではないね。新酒なのにいきなりヴィンテージの風格を
持ったワインみたいというのが、この「シルバーニードルズ」
を飲んだ時に一番最初に浮かんできました。
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しばらく余韻にひたりつつ、バリ島の高級スパみたいな
香りがするハーブティでおしゃべり。
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動き回る子供にはキツイけど、静かにしてるお子さんなら
一緒に入っても大丈夫なんじゃないでしょうか。
(その辺はカフェに直接確認してみて)
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こういうのに突撃されたら、ちょっと洒落にならんし。
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最近、(開化堂の茶筒の)蓋の閉まりが悪くて...という
スタッフの言葉をうけて、開化堂の八木さんがササッと
メンテナンスを開始。あっという間に調整しちゃう姿を
目の前で見ると、なかなか感動。微調整でこんなに変わるんだ。
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小川長樂さんは、菊水鉾の辻回しの際に献茶をするとか。
そういうイベントの生情報がこういう場所で交換されて、
「じゃ、オレ行きますよ」的な約束が自然にされていくんすよ。
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こういう偶然な縁が自然につながってくって、東京だと規模が
大きすぎて、中々ないんですよね。人と人の関係性の温かさを
体感できる京都のサロン。東京に帰るのが寂しかったなぁ。
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