2014年11月11日

常寂光寺 (京都)小倉山で紅葉狩り

1110常寂光寺11月-19
 

  小倉山 峰のもみぢ葉 心あらば
     今ひとたびの みゆき待たなむ



百人一首  貞信公が詠んだ有名な歌ですね。

1110常寂光寺11月-12




当時から紅葉の名所だった小倉山、その中腹にあるのが「常寂光寺」なんです。

この古刹の特長は、そこまで広くない敷地内で、高低差のある紅葉が
楽しめるということ。何故、紅葉で高低差にこだわるかというと、
TOPの写真が物語っていますが、より縦の視覚で秋を堪能できる
からなんです。しかも、下からね。

紅葉は、順光で見るのも美しいですが、周囲がマジックアワーの
ような色に染まるのって、実は逆光の時なんですよね。
1110常寂光寺11月-2




ここに来たら、京都市街を見渡せる多宝塔まで登らないと勿体ない。
上からの紅葉というオーソドックスな体位で愉しんでみましょう。
1110常寂光寺11月-7





本堂まで降りてくると、上下の視覚を紅葉が埋めてくれる。
1110常寂光寺11月-10





でも、一番贅沢なのはやはりこの下からの仰ぎ見る紅葉を慈しむ瞬間。
下から眺める美とは、男の立場からすると騎乗位に通じるものがあるんです。
1110常寂光寺11月-14





言葉の要らない美しさって、あるんすね。
ほんと、紅葉時期の京都は別格です。
1110常寂光寺11月-20




あ、2年前の写真なので、今年はまだここまで色づいていないですよ。
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山門をくぐり、仁王門をあがる。

人で溢れてはいるんだけど、そんな人の動きなど
完全に凌駕する絶対的な美。自然とは時に残酷なくらい
圧倒的な力を魅せつけるんですよね。
1110常寂光寺11月-1






紅葉の「赤」と空の「青」と苔の「緑」
光の三原色【RGB】は混ぜると白になるんだけど、
独立して存在すると、こんなにも人の感覚を揺さぶる
ものになるんですね。
1110常寂光寺11月-3





夏は、昼寝してても滅多に人が訪れない裏庭も、
人を外して写真が取れないくらいラッシュ状態です。
1110常寂光寺11月-4





上を見上げると竹の緑との淡いマリアージュ。
1110常寂光寺11月-5




地面に視線を移すと苔の緑との濃いアッビナメント、
1110常寂光寺11月-6





やー、フルサイズとオールドレンズでどう切り取れるか早く試してみたい。
1110常寂光寺11月-8



1110常寂光寺11月-9







この鐘楼の周囲は実にフォトジェニック、わかりやすく美しい。
1110常寂光寺11月-11






こっから坂を下るところが、いよいよハイライト。
1110常寂光寺11月-13





この鐘楼を見上げるポイントは、まさに常寂光土

常寂光土とは、宇宙の究極的真理としての仏陀が住する浄土で,
永遠で煩悩もなく,絶対の智慧の光に満ちているという。四土の一つ。
1110常寂光寺11月-15




ま、実際のトコ煩悩だらけですけどね。
1110常寂光寺11月-16




仁王門まで降りてきてしまいました。
もう終わっちゃうのかと思うと、なんだか寂しい気分。
1110常寂光寺11月-17






今年もここと祇王寺、そして光悦寺はハズせませんね。
ただ、光悦寺は近くの源光庵が今年の「そうだ、京都行こう。」
なので、例年以上の混雑になってそうでコワいなぁ。
1110常寂光寺11月-18




日本人ならば、一度は京都の紅葉を体感しておかないと
勿体ないと思います。世界に誇れる美意識が詰まっています。
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kyah2004 at 23:30│Comments(0)TrackBack(0)京都2012 紅葉 | Pic.

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