2015年12月13日
京都 紅葉の旅 2015
京都の紅葉に魅せられたのは3年前の2012年の秋。
その年の春から京都に通う回数が一気に増えて、
お寺もたくさん回ってたので、それなりに庭園の
美しさには慣れていたはずなんです。
ただ、油断した頃ってのが、人間危なくてね。

忘れもしない、京都の紅葉デビューは、
北野天満宮の「もみじ苑」。
北野天満宮の境内でフリーで入れる部分も、
それはそれで綺麗に色づいていたんだけど、
ポスターで見たことある感じというインパクトで
そこまで突き上げてくるものは無かったんです。

その後、「もみじ苑」へと入っていったあとに、
その衝撃は突然やってきました。「な、なんだこりゃ!!」と。
圧倒的な美しさを前にすると、人は言葉を失って動きを
止めちゃうんだな...っていう見事なサンプルに。
この一瞬ですっかり紅葉時期の京都に魅せられたボクは、
この年、チャリで1日40km走破するくらいの勢いでお寺を
回ってました。

去年は友人も連れてじっくり紅葉狩り。色づきも良くて
宝厳院では、人生最高の紅葉体験も。
とまぁ、いつも自分だけ楽しんでちゃアレだし、感動体験も
そろそろまりえと共有したかったので、今年はまりえと、
うちの両親連れて紅葉の京都に行くことにしたんです。
11月の3連休という昨年ピークだった、ベストの時期に。
で、結論から言うと、今年の京都は今頃がいい感じで
色づいてるみたい(笑)。ボクがいった頃には、一部の
葉は色づいてはいたけどオーラが感じられるほどではなくて。
しかも色づかずに落ちた枯葉も多いくせに、まだ緑の葉も
残っているという不思議な状態。

なので、いくつかお庭見ても全然昂ぶってこないのよ。
「あれ、オレ不感症になった??」と自分を疑い出す始末。
ただ、金戒光明寺の塔頭 栄摂院は唯一例年並みの紅葉
コンディションだったので、ここでは自然とテンションあがりまくり。

あー、オレの心って素直で敏感なのねと再認識。
そんなテンションさがりめの紅葉だったけど、
秋の味覚は裏切らないっ!
「おいと」のおでんにはじまり、「割烹 たいら」、
祇園のフレンチ「MAVO」、桜田出身の「弧玖」
と安定感のお店に、新規開拓も混ぜながら。

両親は「MAVO」のクリエイティビティと気迫に
うたれてましたね。ティ ペアリングも凄みが増してた。

京都市内の紅葉はそこそこだったので、
3日目は、朝一の鷹峯でお気に入りの
「光悦寺」と「源光庵」に行った後は一路奈良へ。

というのも、奈良の「唐招提寺」では国宝の鑑真和上坐像が
公開されていて、母親が凄く見たいとの事だったので。
ボクも奈良は行ったことが無いに等しかったので、
折角車も借りてるし、これはいい機会だなと。

ちなみに鑑真和上坐像は普段は非公開の国宝で、
日本最古の肖像彫刻。鑑真和上の不屈の精神まで
感じさせる傑作。
鑑真和上坐像が安置される御影堂内の襖絵は、
日本を代表する画家、東山魁夷画伯が10年を
超える歳月をかけて鑑真和上に捧げた大作も
見れました。
その後、隣の薬師寺へ。
やけに仏像が綺麗でリダン
されたのかと心配になるくらい。

法隆寺は木造の美しさに痺れたし。

悠久の奈良は国宝だらけでビビります。
もっとゆっくり来ないとね。

やー、しかし今頃色づくとは反則だよ、京都。・゚・(ノД`)
↓ ↓

******************************
こちらは、時間軸で旅を振り返ってみます。
朝、京都について宿に荷物を置いたら
チャリを借りて祇園へGO。
「おいと」でおでんに痺れた後は、
祇園白川経由で無鄰菴へ。にしても、
朝から撮影してる人 多すぎてビビる。
こんなに居たっけ?

こちらは無鄰菴。
写真だとそれなりの紅葉に見えるけど視界の8割は緑の葉。

木造建築と紅葉は鉄板のセッションです。

蹴上に足を伸ばして南禅寺 天授庵へ。

小さい塔頭だけど、美意識の凝縮加減がハンパなく。

天授庵のベストなタイミングを見てみたかった。

その後、南禅寺を徘徊するも
人混みに疲れて早々に撤収。

真如堂、うーん....。
去年と比べると全然のコンディション。

お約束のポジションだけに、ココはいつ訪れても美しい。

真如堂から少し歩いたところにある金戒光明寺の
塔頭「栄摂院」。人の叡智を超えた美しさに酔わされてもらえた。

曼殊院はライトアップのタイミングで訪問
月あかりがナチュラルにいい感じ。
今だけ公開の仏像などもあり、
ライトアップというか夜のお寺を楽しめました。

初日の夜には仏光寺の「割烹 たいら」

やっぱり、この繊細でありながら
筋の通った料理が好きだ。

【2日目】
翌朝は小山姐さんの仕切りで
東山の「安楽寺」へ。貸切の朝。

ギャラリーでは美人画がたくさん飾ってある。

からの車を借りて高尾へ。
こちらはお寺の境内、紅葉は完全に
散ってて高山寺、神護寺ともに冬の気配。

中には、木の精が住んでいそうなステージの高山寺に
しびれもしたけど、期待値とは大幅なズレ。

まずは新緑か夏にでも再訪してみよう。

神護寺に行く途中の紅葉の名所「西明寺」も
落葉した枝のみが目立つ状況に。

神護寺の上から渓谷をながめ気を取り直し。
ここにたどり着くまでのアプローチも楽しいし、
いきなり景色が開けるのでテンションあがります。

すいてれば、高尾から車で意外と近いのね、嵯峨野。
そこで祇王寺行ったんだけど寺自体が残念な状態に。
なんかやさぐれてて....踏ん張っていって欲しい。

その夜は「祇園 MAVO」でフレンチを。
ガストロバックしたと思われるカブ。
素材に見えるお皿でも壮大な
宇宙(コスモ)が口の中で広がります。

このクロワッサンのフォアグラも好きです。

むむむ…、九州で採れた鴨さんたちです。
命をいただきます。

そんなMAVOの魅力の根源が高いクリエイティビティ。
日本茶のティーペアリングは、そのわかりやすい一例です。

【3日目】
3日目の朝一はは光悦寺、源光庵から。
朝の光悦寺は、いつも人でいっぱいの
アプローチで、人の気配を極力抑えた
絵が撮れる。

源光庵はこの時期拝観料しっかりあげてくるのね。

そのくせ、紅葉は微妙で損した気分に(笑)

プチメックで朝パン食べてから、一路奈良へ。
唐招提寺で鑑真和上と対面後は、お茶を頂きました。

横の薬師寺にも寄ってみました。
京都とは全然違ったお堂の配置。
敷地内にズンズンと塔とお堂が。
京都だと東寺の感じに似ています。

世界最古の木造建築「法隆寺」。

歴史の教科書では知ってたけど
この佇まいの美しさは実際見ないと
わからんね。

宝物館には国宝だらけ。
最後の晩餐は、桜田出身の「弧玖」にて。
母は「たいら」さんより、こちらがタイプだったみたい。
まだ開店当時のバタバタだったので、次はランチで
様子見ようかな。

ふぅ。やっと3週間前のブログが書けた。
旅ダイジェストはすぐに書くようにしてるんだけど、
完全に時間と酒に負けてます(笑)
↓ ↓

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こちらは、時間軸で旅を振り返ってみます。
朝、京都について宿に荷物を置いたら
チャリを借りて祇園へGO。
「おいと」でおでんに痺れた後は、
祇園白川経由で無鄰菴へ。にしても、
朝から撮影してる人 多すぎてビビる。
こんなに居たっけ?

こちらは無鄰菴。
写真だとそれなりの紅葉に見えるけど視界の8割は緑の葉。

木造建築と紅葉は鉄板のセッションです。

蹴上に足を伸ばして南禅寺 天授庵へ。

小さい塔頭だけど、美意識の凝縮加減がハンパなく。

天授庵のベストなタイミングを見てみたかった。

その後、南禅寺を徘徊するも
人混みに疲れて早々に撤収。

真如堂、うーん....。
去年と比べると全然のコンディション。

お約束のポジションだけに、ココはいつ訪れても美しい。

真如堂から少し歩いたところにある金戒光明寺の
塔頭「栄摂院」。人の叡智を超えた美しさに酔わされてもらえた。

曼殊院はライトアップのタイミングで訪問
月あかりがナチュラルにいい感じ。
今だけ公開の仏像などもあり、
ライトアップというか夜のお寺を楽しめました。

初日の夜には仏光寺の「割烹 たいら」

やっぱり、この繊細でありながら
筋の通った料理が好きだ。

【2日目】
翌朝は小山姐さんの仕切りで
東山の「安楽寺」へ。貸切の朝。

ギャラリーでは美人画がたくさん飾ってある。

からの車を借りて高尾へ。
こちらはお寺の境内、紅葉は完全に
散ってて高山寺、神護寺ともに冬の気配。

中には、木の精が住んでいそうなステージの高山寺に
しびれもしたけど、期待値とは大幅なズレ。

まずは新緑か夏にでも再訪してみよう。

神護寺に行く途中の紅葉の名所「西明寺」も
落葉した枝のみが目立つ状況に。

神護寺の上から渓谷をながめ気を取り直し。
ここにたどり着くまでのアプローチも楽しいし、
いきなり景色が開けるのでテンションあがります。

すいてれば、高尾から車で意外と近いのね、嵯峨野。
そこで祇王寺行ったんだけど寺自体が残念な状態に。
なんかやさぐれてて....踏ん張っていって欲しい。

その夜は「祇園 MAVO」でフレンチを。
ガストロバックしたと思われるカブ。
素材に見えるお皿でも壮大な
宇宙(コスモ)が口の中で広がります。

このクロワッサンのフォアグラも好きです。

むむむ…、九州で採れた鴨さんたちです。
命をいただきます。

そんなMAVOの魅力の根源が高いクリエイティビティ。
日本茶のティーペアリングは、そのわかりやすい一例です。

【3日目】
3日目の朝一はは光悦寺、源光庵から。
朝の光悦寺は、いつも人でいっぱいの
アプローチで、人の気配を極力抑えた
絵が撮れる。

源光庵はこの時期拝観料しっかりあげてくるのね。

そのくせ、紅葉は微妙で損した気分に(笑)

プチメックで朝パン食べてから、一路奈良へ。
唐招提寺で鑑真和上と対面後は、お茶を頂きました。

横の薬師寺にも寄ってみました。
京都とは全然違ったお堂の配置。
敷地内にズンズンと塔とお堂が。
京都だと東寺の感じに似ています。

世界最古の木造建築「法隆寺」。

歴史の教科書では知ってたけど
この佇まいの美しさは実際見ないと
わからんね。

宝物館には国宝だらけ。
最後の晩餐は、桜田出身の「弧玖」にて。
母は「たいら」さんより、こちらがタイプだったみたい。
まだ開店当時のバタバタだったので、次はランチで
様子見ようかな。

ふぅ。やっと3週間前のブログが書けた。
旅ダイジェストはすぐに書くようにしてるんだけど、
完全に時間と酒に負けてます(笑)
↓ ↓
