2016年09月12日

坂の上の雲と坊っちゃんの町(松山)

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NHKの「坂の上の雲」がほんと好きなんす。この作品に関しては、ドラマを先に見てから、司馬遼太郎さんの本を読みました。とはいっても、年一の放送だったから、すぐに本がドラマを追い越したけど。

『四国は,伊予松山に3人の男がいた。この古い城下町に生まれた秋山真之は,日露戦争が起こるにあたって,勝利は不可能に近いと言われたバルチック艦隊を滅ぼすに至る作戦を立て,それを実施した。その兄の秋山好古は,日本の騎兵を育成し,史上最強の騎兵といわれるコルサック師団を破るという奇跡を遂げた。もう一人は,俳句短歌といった日本の古い短詩形に新風を入れて,その中興の祖となった俳人・正岡子規である。

彼らは明治という時代人の体質で,前をのみを見つめながら歩く。上って行く坂の上の青い天に,もし一朶(いちだ)の白い雲が輝いているとすれば,それのみを見つめて,坂を上っていくであろう。』

彼らが見上げた坂の上の雲、それを見たくて早朝に松山城へ歩いて登ったりしたしね(笑)。
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羽田からだと、松山までの朝便は7:30に出て9:00過ぎには着きます。空港から市内まではバスが出ていて20分くらいで大街道についた。ホテルに荷物を預けていざ朝ごはんへ。

調べてみたら、アーケード街を少し入ったところに「出雲屋」という郷土料理の居酒屋を発見。朝から郷土料理でビールを呑めるのは、 たまらんね。年季の入った女性だらけの居酒屋で、方言を浴びながらじゃこ天揚げをつまみながら、ビールのグラスを傾ける。いい旅のはじまりだ。
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出雲屋
089-945-9298
愛媛県松山市大街道2丁目6-7




食後は、そこから徒歩3分の「坂の上の雲ミュージアム」へ。安藤忠雄の設計した建物で、内部は飽きさせない空間。
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二階のカフェからは、裏にある洋館「萬翠荘」を眺めながら、一息つくことが出来る。
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「萬翠荘」は、いい外観で期待値は高まるものの、中の空間が世界観作りこまれて無くて残念。折角趣きのある空間 なのだから、無機質な事務机とか置いてあると全力で萎える。結局コレって魅せ方なんだよなぁ。
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萬翠荘
〒790-0001 愛媛県松山市一番町3丁目3−7
089-921-3711
http://www.bansuisou.org/




朝の居酒屋でお腹はふくれてたので、ランチは抜いて「松山城」へ。ロープウェイまでの大街道は、ロープウェイ通りという名で、ドラマ「坂の上の雲」の放映時期に、いわゆるアーケード商店街から、一気に道路空間を再編したらしいんです。
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そのせいもあって、寄りたくなるお洒落なお店がたくさんあるんですよ、ココ。普通は観光地までの土産物屋さんやレストランって素通りするんだけど、中々引力強め。
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そしてこの印象は夜や翌日のランチにも通じていて、全体的に洗練された面白い路面店が多いです。チェーンは目立たず、個人経営の個性あるお店が目立つので、旅人的にはわくわくできる要素が多めでさ。


リフト乗り場も吹き抜けの空間をうまく使っていて明るい印象。リフトの往復と天守の見学チケットがついて1000円ちょいというのもちょうどいいプライシング。
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リフトを降りてから、雰囲気ある門をいくつかくぐって天守のある公園に辿り着く。
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程よい規模感のお城で、広場の左右から松山の町を見下ろすことができる。
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天守閣の最上部は、風が抜けてて心地よく、途中にある”甲冑体験コーナー”は、皆、汗をかきながらも試着していたね。もちろん、オレも。
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14:00にホテル戻って着替えてから、路面電車で「道後温泉」へ。なんだろう、このノープランだったのに流れるような展開は。コンパクトシティ松山、旅人には”ちょうどいい”規模感でコンテンツも明確でわかりやすい。大街道からは路面電車で、道後温泉まで10分ちょい。
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こ れまた商店街を抜けていくと、アーケードの向こうに道後温泉の威風堂々たる姿があらわれる。休憩室付きのプランというのは、本当に旅人にはありがたい。し かもそれが雰囲気ある座敷なんで、3F個室の1500円プランなんて安過ぎて驚く。浴衣もタオルも借りれて、荷物も部屋において置けて、お茶とお菓子まで 出るんですよ。時間も80分とのんびりできていいっすね。
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ボクは、ちょうど坊っちゃんの間の向かい側の個室に。お風呂から出て、人の目を気にせずに畳に転がれるってめっちゃ幸せでした。
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こちらが”坊っちゃん”の間。
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帰る前に皇室専用のお風呂を見学して、外に出てからは、上から撮れるポイントで撮影して、クラフトビールで喉を潤し、一旦ホテルへと戻ります。
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夕食は、この旅一番のヒットとなった割烹「わらじや」へ。大街道のアーケードを南下して、三番町を超えるので、大街道のアーケードの入口からは歩いて10分くらい。ここは、魚の仕事が本当に凄いのか、久々に刺し身で感動した。
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鯖や鯵が尋常じゃなく美味で、地物の雲丹も甘さが実に品がある。タコの卵の煮物は、 ほんっとオレ好きなんス。焼物、煮物、穴子やタコの天ぷら、〆の雲丹ご飯に至るまで隙もなし。ここに来るためにまた松山に訪れたいなと感じたディスティ ネーションレストラン。
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わらじや
089-931-5408
愛媛県松山市千舟町2-7-37


空港も近いし、町もコンパクト。1泊2日でもしっかり楽しめる
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ベロベロに寄って寝ちまったので、翌日は早朝に目覚める。雨の予報の天気が、いい意味で期待を裏切ってくれたので、またもや登場することに。前日は、王道のリフトルートで登城したので、今度は自分の足で登ろうと。
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まりえは寝てたので、自分一人だから気楽。県庁の脇から二之丸の裏に抜けて黒門口登城道ルートで本丸広場へ。思ってた以上に汗だく、ただランナーの方々も結構多かったので、息を切らしていても全然目立たない。
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帰りは二之丸前の県美術館あたりから城を見上げたショットを。下からだと、この辺が一番綺麗にお城が見えるね。部屋に戻ってチェックアウトの準備をしていたら、レンタカーのお迎えの時間に。コンパクトシティなので、レンタカーの営業所までも渋滞無しでスムースに。美術館の前からの景色を見せてなかったので、ランチの前にまりえも連れて。美術館の図書スペース、ここからのお城のビューが最高。
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ランチは市役所裏手の「アジアン・ラサ・キッチン」へ。ランチなのでセットのみ、ナシゴレン、グルーンカレー、トムヤムクンと平凡なメニューが並んでてい て、大丈夫かな?と思ったんだけど、まったくの杞憂。都内で近所にこのクオリティが欲しい、タイ料理もインドネシア料理も、ハーブとスパイスの使い方が洗 練されていて、全然ダレてない。
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アジアン・ラサ・キッチン
089-948-9728
愛媛県松山市三番町4-5-10 エプソンビル 2F
https://www.facebook.com/ASIAN.RASA.KITCHEN


ここからしばらく新居浜に遠征していて、最終日のランチに滑りこんだのはイタリアンの「バール
マ ツダ」。遊びのキャリア濃そうなオヤジがシェフとカメリエーレをしてるイタリアン、8人がけのカウンターが存在感あって好み。
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郷土料理だけだと、その地方の食 レベルがわかりにくいけど、こういう行き慣れたジャンルのレストランに入ることで、自分の中でのマッピングができるようになる。天然の鯛をふんだんに使ったパスタがヒット。丁寧なアンティパストミストからは、セコンドへの仕事の期待も高まる。写真はカラスミのパスタ。
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バール マツダ
089-943-3003
愛媛県松山市千舟町4-1-4 ヒラキビル 1F


最近、松島では宇和島名物の鯛めしが人気らしく、松山市内のあちこちで”鯛めし”の文字が踊っています。帰りに空港の「かどや」でも食べられるので、そんなに無理して食べる必要は無いよ。さっと食べるファーストフードとしては秀逸
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松山から帰ってきた翌日に、これまた松山出身の美食家の方と友だちになり、行きたいレストランリストが更にパワーアップ。
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