2016年11月05日

ヘンリー・プール (ロンドン)英国王室御用達のテイラーへ

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日本語の背広の語源になったロンドンのサヴィル・ロウ(Savile Row)。オーダーメイドの仕立服「ビスポーク・テイラー」は、客に希望を話される”Be spoken”の造語で、ここサヴィル・ロウが発祥。その『サヴィル・ロウ最古のテイラー』が英国王室御用達、ロイヤルワラントを持つ『ヘンリー・プール(HENRY POOLE)』なのだ。

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ウィンストン・チャーチル、ナポレオン3世などを顧客に持ち、天皇陛下もビスポークをされたテーラー。日本代表のダンディ、白洲次郎もヘンリー・プールの愛用者だったそうです。そして、こちらが現在のご当主、日本でも定期的にビスポークのオーダー会を開催しています。
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ちょうど、テレビ取材が入っていたということで、カメラテストも兼ねて当主から直々にヘンリー・プールの歴史や説明を聞かせてもらうことができた。1846年に最初にサヴィル・ロウに店を構えて、通りの再開発で一時期移転はしていたものの、1982年から現在のサヴィル・ロウ15番地に本店を復帰させたとのこと。
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それなりのデザインの既製品のスーツが、1万円とかで買えてしまう現代にあって、何故、一着50万円以上もするようなフルオーダーのスーツが必要とされるのか。これは嗜好品の世界なので説明するのは難しいけど、電車やバスで移動できるのに、フェラーリやクラシックカーが求められるのと同じこと。
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最高の生地を選び、最高の技術で採寸を行い、カッターがアナログでしか出せない顧客の型紙をつくっていく。そして2度のフィッティングを経て、やっと本縫いに入っていく。そのため、ロンドン在住者じゃない場合はフィッティングの機会を作らなかればいけないので、自然と仕立て上げるために年単位になることが多いのだとか。
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グランドフロアでもビスポークの行程の一部は作業しているものの、工房は主に地下のスペース。地下とはいっても、半地下のようなもので、外の光が入るようになっていて閉塞感は感じない。
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1Fの雰囲気のまま、スーツを着こなしたダンディーたちがストイックに作業に没頭してるのかと思いきや、雰囲気はとても柔らかい。皆さん、とにかく愉しそうに仕事に向かい合っている。
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最高のものを作り上げるためには、ゆとりある精神が必要で、特急の仕事でバタバタすることもあるようだけど、基本は品質優先で各自のペースで仕事をすすめているようだ。もちろん、プロフェッショナルとしてのプライドがある人しか居ないので、そこで手を抜いたりすることは一切ないようで。
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こんなに人々が生き生きと仕事してる場所って、中々見たことはない。
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男性だけじゃなく女性も勿論活躍しています。
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ロイヤルワラント(王室御用達)という制度で、歴史ある良質なものが自然とリスペクトされる環境は、大量生産の消費社会において、とても価値あるものだと感じている。とうのも自分の生活におきかえた場合、やはり感性に響く豊かなものって飽きないのよ。これって国境を超えてリスペクトされる価値だし、モノを大事にするようになるので結果サスティナブルな生き方に通じていく。
たとえば、京都の美しい庭や伝統工芸だったり、アンティークウオッチだったり、10年以上履き続けている靴だったり、きものだったり。人生も折り返し地点を超えてきたからには、一生ものと付き合っていきたいです。ガキの頃には全くわからなかった感覚だけどね。
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ポンドもだいぶこなれてきて、日本からも旅がしやすくなってきたロンドン。男のファッションと言う意味では、ミラノよりもパリよりも、ロンドンがやはり面白い。
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ダンディと言われるような大人になりたいです。
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リージェントストリートから一本入ったサヴィル・ロウ、メンズファッションを語る上で、もっとも重要な通りのひとつなだけに、さぞ賑やかな通りかと思ったら、むしろ落ち着いた空気が漂っていた。よく考えたらそうですね、フルオーダーのための店が並んでいるので、一見客がわさわさするような場所じゃないですもん。
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お目当てのお店を見つけました。
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大正12年の宮内庁の御用達が。
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JOHN LOBB LONDONの工房を見学した時にも日本の若い人が工房で働いてましたが、ここヘンリー・プールでも日本人が活躍しています。皆さん、どうやって情報を得て、どういうモチベーションで挑戦をしているんだろう。そういうとこにも興味津々。
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ビスポークのスーツは時間的にも予算的にも難しい...という場合は、まずはこうした小物で、そのフィロソフィーを纏ってみるのはいかがでしょう?
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カッターの仕事を間近で見ることが出来ました。
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こちらはBBCのクルーだったかな?
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窓の上に見えるのがサヴィル・ロウの通り。半地下とは言え明るいでしょ。
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皆さんの仕事のジャマにならないように見学させてもらっていた時、全員と言っていいほど目が合うと満面の笑みで「ようこそ」的な挨拶を投げてきてくれる。こういう環境って、自然と心が豊かになるね。
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誰かのために作られている、世界に一着しか無いジャケットです。
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もっとこういうのが似合うようになりたいわ。
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派手なものを自然と着こなすのは得意だけど、定番のものをさりげなく、それでいて惹き立てるように着こなすのってほんと難しいんですよね...。
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ビスポークじゃないけど、この秋は敢えてセットアップ買ってみました。いつか、ヘンリー・プールでオーダーできるようになるために。
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ご当主との記念写真、お願いしたら若干ピンぼけなんすけど(笑)
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今、改めて生地を書いてて、ほんと貴重な体験させてもらったと感じています。
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