2017年11月19日

エキゾチックなモロッコとマドリードでの美食な休日

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やっと夏のバカンスに行ってきました、というかもう完全に秋ですけどね。今回はモロッコのマラケシュとスペインのマドリードを軸に。
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アフリカ大陸は初上陸の当家。カオス極まりないイメージのモロッコだったけど、最大の観光都市「マラケシュ」はメディナ(旧市街)以外は結構整って、治安もよくアフリカデビューにはちょうどいいレベル感。
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泊まったのはメディナ(旧市街)の迷路のような町の中心部。
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イスタンブールのグランドバザールみたいに、狭い路地と密集した商店で構築されているようにみえる場所だけど、一歩路地を入ればグッと落ち着くし、リヤドと呼ばれる旧邸宅をホテルにした宿は、外とは別世界の静謐な空間。
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ボクラが選んだ「Riad K」は、黒を多用したシックなデザインのリヤドで、旅の疲れだけじゃ無く、この一年の疲れを洗い流してくれるような場所で狙い通り。
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部屋は1Fで中庭に面していたので、外のソファやラウンジを自分の部屋のように使っていた。その最たる例が自分の部屋には冷蔵庫無くて、欲しい時に水やコーヒーを入れてもらえるというもの。他のリヤドはどうなのか知らないけど、この感覚は新鮮。
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ちなみに、リヤドは、日本で言うとこの旅館のようなものなので、それぞれ個性があるのね。ただ、他のリヤドは泊まらない限り見れないので、リヤドホッピングもモロッコの楽しみの一つ。
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色んな意味でコントラストが強く鮮やかで、エキゾチックという言葉通りのモロッコ。

強烈な陽射しと寒いくらいの日陰
ピンクの壁と蒼い空
タフな客引きととびきりの笑顔
広場の喧騒とリヤドの静けさ

マラケシュは、多くの旅人を魅了する町だけど、ハワイみたいに誰でも楽しめるかというとそうではないし、特に短期滞在だとイヤな面だけ目についてしまう可能性もあるので注意が必要。
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大人味の料理って経験が必要な分、感動も大きいでしょ?アレに近いかな、モロッコは。
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フナ広場というメディナの顔みたいな場所があるんだけど、活気があるというと聞こえはいいけど、客引きはしつこいし、そのくせ売ってるものはクソなものが多いし、強制チップな罠があったり、お釣りごまかしたりとか、いわゆる巨大観光地ならではの弊害も多いのよ。もしフナ広場だけだったら、ボクはマラケシュはキライになってたと思います。
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ただね、メディナの奥に入っていったスパイス広場あたりは、センスいいカフェも多く、客引きも許容範囲でエキゾチックさと喧騒のほどよいバランスが形成されてるのね。
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そっから更に奥に進むとバブーシュや染色や革製品と行った、專門のスーク(市場)があって、ここでの買い物はかなり面白い。
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あと外国人オーナーのお店が並ぶエリアもあるんだけど、「Terrasse des epices」の入ってるビルが、日本人のイメージするおしゃれなモロッコアイテムを比較的多く扱っていた。
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ただ、日本人のセンスという意味だと、やはり新市街(ギリーズ)のブティックの方がアイテム揃ってて、10月にパリとモロッコで同時オープンした「イブサンローランミュージアム」周囲は、期待値を満たすモノに出逢える確立が高い。
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それにこのエリアのものは価格がキチンとついているので、「このクオリティで、この価格ね」と、メディナ(旧市街)で買い物する時の参考にもなるのでいいよ。
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先述のYSLミュージアムの横には、「ジャーディン・マヨレル」という、サンローランゆかりの庭園があって、この敷地内のブティックやカフェも、かなりハイセンス。
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庭園前のカフェやブティック「33 RUE MAJORELLE」は、マラケシュで寄ったお店の中で、一番使えるアイテム揃ってましたね。
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新市街のブティックは、言っても数が限られてるので、半日あれば十分見られるかな。折角、メディアの外に出たなら、あとはハイセンスなホテルでカフェやランチなどしてみるのもいいかもしれません。

ボクラは「フォーシーズンズ」に寄って、ランチを。定番のチキン&レモンのダジンが、メディアのお店では微妙な味だったので、基準値ちゃんと作っておきたかったのと、ラグジュアリーホテルのモロッコの解釈を見ておきたくてね。
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結論、フォーシーズンズは、そこまでマラケシュのエッセンスを上手く採り入れてられていたようには見えなかったけど、メディナの喧騒とは全く別の、異次元のマラケシュ時間を過ごすことができましたた。
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マラケシュを挟んで、旅のベースにしていたのがスペインは「マドリード」。マラケシュまでの直行便があるし、昨年行ったバルセロナ、サン・セバスティアンがめちゃ気に入ったので、首都はどんなものなのかと。
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感覚的には、バルセロナの方が観光地的な充実度は高く、マドリードは暮らすように旅するのに向いてるという印象。バルセロナにはサグラダ・ファミリアをはじめとするガウディ建築陣があって、あれはやはり強烈なインパクトだし、足を向けずにはいられないから、公園でのんびりとかしてられなくない?
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マドリードもプラド美術館をはじめ、芸術面での充実は素晴らしいけど、そこまで関心無くて。むしろ美味しいバルを掘り起こしたり、ふらっとショッピングをするのに、マドリードのコンパクトさは程よいのよね。なにしろ観光に時間を割かなくてもいいので、食と酒と散歩に注力できて、ある意味東京の休日に近いスタイルで過ごすことが出来た。
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お気に入りはイレール公園と、その上のサラマンカ地区、ここはハイセンスで静かで落ち着くエリア。
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サラマンカ地区では、ハイブランドのお店も並んでるけど「Carmina」というマヨルカ島の靴は良かったっすね。あちこちにある「エル コルテ イングレス」も、ここだけは特別仕様でメンズのハイブランドのアイテムが一同に揃っている。しかも、それだけじゃなくルーフトップは、カンロカ プロデュースのスイーツなど、ガストロノミーの企画店が並んでて面白い。
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夜呑みは、グランヴィアの下エリア、太陽の門とかマヨール広場あたりに棲息してました。
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訪問したレストランリストは、次回まとめるつもりだけど、今回マドリードで訪れたガストロノミーは2軒。共にミシュラン二ツ星の『Restaurante La Terraza del Casino by Paco Roncero』と『Ramon Freixa』

『La Terraza del Casino』の方は、マドリードに着いた翌日にランチで。カジノの最上階で夏はテラス席で食事できるのが最大の魅力。今回は室内だったけど、トリッキーな料理に見えつつも、着地点は納得度高い。メルルーサやピジョンといったメインが、さすがガストロノミーという満足度。メールで高い方のコースに変えてたつもりだったんだけど、実は当初にお願いした軽いコースのままだったようで、会計見て「これ1人分?」と、逆サプライズくらってました(笑)。
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『Ramon Freixa』は、お気に入りのサラマンカ地区。ファイブスターのUNICO HOTELにあるレストラン。内装やスタッフも洒落っ気たっぷりで、前半のライトな展開はモロ好みだったんだけど、後半になるにつれて塩の強さや、ソースの重さに耐えきれず、半ばいくさモードになってしまい。モロッコからの移動日ということもあって、食事が終わった時間が24:30(モロッコ時間だと25:30)ということで、部屋に帰るなりベッドに倒れ込み...。燃え尽きすぎを反省、軽めのランチかアラカルトが良かったな。
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ローカル系のレストランは、マドリードに長年住んでた まきこちゃんからのレコメンド。彼女とは、昨年バルセロナのガストロノミーで出逢って、その縁で今回色々美味しいお店を紹介してもらってね。

ワインバルの『Casa Gonzalez』は、グラスワインのセレクトがよくめちゃ安で、酒のアテの料理も美味。
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21:00頃にマドリード入りした日は、ホテル近くの人気バル『Casa Julio』へ。この店の活気も愉しく、つまみも美味で、いいマドリードデビューになりました。
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そして、めちゃヒットだったのが、ガストロバルの『Restaurante Munagorri Gastro Bar』、ここの料理はエレガントさもあるバスク料理で、牛肉料理が強烈に美味でした。なんすかこの火入れは!? 地味に見えるけど、めっちゃ旨かったのよ。あまりに気に入って、モロッコから戻ってきた後も、一人で再訪したくらい。
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あ、そうそう。今回は、めずらしくまりえと一緒に旅立ったのね。ただ、マドリードからマラケシュ行って戻ってすぐにまりえは帰国したけど、オレだけその後しばらくマドリード周辺で遊んでたのよ。電車で30分の古都トレドは、ほんと美しい町で一目惚れ。マドリード拠点に、都市とカントリーサイドを遊ぶのもいいね。
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続きでは、もうちょいマドリードと、トレドを紹介しつつ、BARがあるエミレーツのビジネスクラスやストップオーバーで遊んだドバイの写真も。
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今年は夏が仕事で忙しかったので、夏のバカンスが10月末に。あれ、旅してなかったっけ?という突っ込みも入りますが、週末の国内旅だったので。長期でリセットかけられないと、自分的にはバカンスと定義できないんです(笑)

ただね、10月末から11月の頭って、意外と行き先悩むのよ。消化不良だった日本の夏を取り返したくて「夏を感じられる場所に行きたい」というのが唯一の条件だったのね。サンセバスチャンやクロアチアが当初頭にあったんだけど、夏の名残はなさそうで断念。オーストラリアはシーズン的にベストだけど、海とメシの両立がイメージできずに、これまた踏み切れず。

そんな時に急浮上したのがモロッコ。観光の中心となるマラケシュは、夏だと昼は40度くらいあって動きが取れないらしいんだけど、ちょうどこの時期は涼しくなって、それでも最高気温は30度くらいと、観光にはいいシーズンらしいと判明。
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折角だから、マラケシュからサハラ砂漠でも行ってラクダ乗るか!と意気込んではみたものの、調べているうちに
1)モロッコが好きになれるか?
2)マラケシュからサハラ砂漠までは移動がハード。というか国内の移動が結構しんどい
3)メシがずっとモロッコだと飽きるかも?
というあたりが気になって、じゃジブラルタル海峡渡ってスペインに行くか!となったわけです。

ただ、これも調べていくと移動が結構面倒で、最終的にマドリード入りして、マラケシュ(モロッコ)に数日間行くのが一番自分たちのやりたいことにあってそうと気付き、今回のバカンスの流れが決まりました。
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旅慣れた友人が周囲に多い自分としては、既に当たり前になってたけど、意外とまだ「skyscanner」って使ってない人多いんですよね。出発地と目的地選べば、世界中の航空会社と料金調べてくれるので、これとホテル予約サイトBooking.com やHotels.com を駆使すれば、自分の予算に合わせて、旅をオーダーメイドで作れます。


マドリードまでのエアーは、ドバイ経由でエミレーツ。まりえにもドバイのバージュ・ハリファを体感させたかったので、ストップオーバーでちょいと遊んできました。
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前に来てから1年しか経ってないけど、「At The Top」(バージュ・ハリファの展望台ね)のエントランスや アプローチは、更にお洒落に進化していて、お膝元のドバイモールのレストランも洗練化が進んでた。アルマーニカフェとかいったハイブランド系のとこは変わらずだけど、ちょっとダサかった一般向けのカフェやレストランがブラッシュアップされてるとこに、ドバイが地力つけてきてる印象を強めましたね。
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エミレーツを選んだ理由の一つが、バーカウンターのあるビジネスクラス。タクシー乗ってると、結構CM流れてたから、いつの間にか刷り込まれていたらしい(笑)。
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エアバス A380の規模感を活かしたゆったりしたシート周りは、収納も使い勝手良くバーカウンターななくても快適。

Post from RICOH THETA. #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA



にしても、気が向いた時にバーに行って、お酒やスイーツがつまめるのは、食いしん坊にはたまりませんな!
シャンパーニュやワインのほか、ポートワインをシーンに合わせてセレクト。このバーのポルトガルの兄さんが、搭乗時からやけにフレンドリーで、やたらホスピタリティ高いエアラインだなと感心してたら、ほんとに日本好きで、ドラゴンボールやナルトといったマンガから、ガンダムまでめちゃ愛してて。目黒に住んでると行ったら、「あそこに桜を見に行きたいんだ!」ってアツく語ってました。
Post from RICOH THETA. #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA





なんか、こういう時間があると、やけに旅が楽しくなるよね。さすがエミレーツのビジネスだけあって、ハードも快適だったけど、こういうソフトの部分がやけに印象に残ったフライトでした。
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最後になってしまったけど、めっちゃ気に入ったのがマドリードから電車でわずか30分の古都『トレド』でした。タホ川から急激に切り立った崖の上には美しいカテドラルをはじめ、アルカサルが抜群の存在感を放っている。
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トレドがどんな町かというというのは、Wikiさんより引用。”かつての西ゴート王国の首都であり、中世にはイスラム教・ユダヤ教・キリスト教の文化が交錯した地である。「町全体が博物館」と言われ、タホ川に囲まれた旧市街は世界遺産に登録されている。”
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細い路地で構成された旧市街は、いかにもヨーロッパの古都といった風情で美しく、治安もいいし、のんびりしていているので、バカンス後半にもってきて正解。
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カテドラルは確かにカッケーんだけど、旧市街の中に居るだけではこの街の魅力は半分しか味わってなくて、川沿いから見上げたり、タホ川を挟んだ向こう岸から眺める旧市街が実にフォトジェニックなのよ。
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特に有名なのがパラドールからの景色で、眼下に広がるトレドの旧市街を眺めながらのワインは格別。昼もきれいだし、夜景も素晴らしいので、まりえが一緒だったら、ここに泊まりたかったっすね。
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ちなみにボクが泊まったのは、カテドラル真裏のホテル。ここの3Fのテラスからは、カテドラルが目の前で、特に夜がロマンチック。朝食もカテドラル目の前って、なんか気持ちよかった。
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あまりに絶景で、トレドの旧市街を見下ろすビューポイントには、24時間の滞在中4回も訪れたんだけど、一番トレドが魅力的に見えるのは、パラドールからよりも、手前にタホ川の流れが見えるビューポイント。ここは2階建てバスとかトロリーも数分停車する場所なので、昼夜最低1度は訪れて欲しい。

ちなみに陽の入り方的には、手前の川にも光があたって、かつ逆光じゃないタイミングがいいので、お昼過ぎがベストな絵を撮れるタイミングでしたね(11月初旬は)
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書きたいことだらけなので、モロッコ編、マドリード編のダイジェストを近々書く予定。乞うご期待!!
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