2018年01月15日

GRAND CRU CAFE (銀座)コーヒーの頂点を識る

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オープン間もない頃に入ろうとして満席で入れなかったGINZA SIXの『Grand Cru Cafe』。こないだの年末にちょっとしたご縁があって、改めて伺うことに。



ここは、まず最初にビックリします。だってコーヒー飲むのに最低1万円かかるから。

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なんで1万円もするのかっていうと、豆の状態を最高に保つようにシャンパンのようなボトルで保管していて、このボトルが1本1万円からなんす。

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一本からコーヒー5杯分が淹れられて、開栓したら2週間は飲むことができる。ということは、極端な話 2000円で5回ここがカフェ使いできちゃうってことですね。喧騒から隔離された銀座の上質な空間で、ゆったりがコーヒーが飲めるってだけでも価値アリですが、やっぱね、コーヒーが只者じゃないのよ。

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最初に好みを伝えて色々オススメを聞きながら豆を選ぶのに20分くらいはかかったでしょうかね。ボクはコーヒーを表現する言葉はもちろん、自分の好みすらわからないので、ワインの好みを伝えて合いそうな豆を探してみました。

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この日はウオッチマニアのパイセンと3人で訪問したので、2種類のボトルをオーダー。まずパナマのコトワ農園の2016年モノ(1万円)と、もうひとつは同じコトワ農園でも同じビンテージの”ゲイシャ”を。バーガンディナチュラルという果肉をつけたまま乾燥させたレア豆で、ちなみにこちらは3万円。



カップ&ソーサーはオールドノリタケ。

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観賞用では目にする機会あっても、こうして使ってるのなんて ほんと稀少。

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能書きはいいから、その費用に合う価値はあるの?ってとこが気になると思うんですよね。

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あの美味しさを口で説明するのは困難だけど、極めるとコーヒーはここまでエレガントになるのか...というのは、飲んでみれば誰しも体感できることだと思います。


雑味がないし冷えてきても変な酸味が経つことはないのよ。むしろ温度が下がってくるとコーヒーの表情が豊かになってきて、それぞれの豆の特徴というのが際立ってくる。あるものはベリーの薫りが強くなってきたり、あるものはほんのり甘さが立ってきたり。



飲んだときよりもアフターが心地良いので、一口飲んだらしばらくは余韻に浸っちゃいます。ボクはコーヒーの経験値なんてゼロに近いくらいのビギナーですが、それでも時間の変化を愉しみながらコーヒーと向かい合ってたら、あっという間に2時間が経ってました。

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そう、この感覚はワインに近い。


コーヒーと思うと一杯2000円でも高く感じるかもしれないけど、BARで2時間飲んでるとしたら2000円ってむしろ安いじゃない?  アルコールと違ってポワーっとなるのではなく、むしろ味覚が研ぎ澄まされていくのも面白い。この圧倒的なクオリティが創り出す体感価値は、優に支払額をオーバーしていきます。



100円の回転寿司もあれば、一貫ン千円相当の握りを出す鮨屋もある。どちらもいいけど役割が違う。デイリーで愉しむコーヒーではなく、嗜好品として愉しむコーヒーなんでシーンに応じて使い分けられれば。


グラン・クリュ カフェ ギンザ
(GRAND CRU CAFE GINZA)
03-6274-6841
東京都中央区銀座6-10-1 GINZA SIX 13F
https://www.mi-cafeto.com/



自分は折角なら頂点を知っておきたい派なもんで、こういうコーヒーに出逢えたことはポジティブ。何人かで行くと、飲み比べも出来て愉しいし懐にもやさしいよ。

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GINZA SIXの13F、しかもメインの動線から外れた店内は、フラッグシップデパートの館内とは思えないくらいの別世界っぷり。
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店内のレザーは全てハンドメイド。コーヒーだけではなく”いいモノ”を突き詰めるスタンスが半端ない。
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まずはお水をいただきながら、コーヒーの説明や相談を。
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コーヒーの豆をクオリティを落とさずに熟成させるという発想や、生産から、流通、焙煎から淹れるところまで、クオリティコントロールを一貫して行っているからこそ実現できる無二の味わい。
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生産地に視察に行くだけでなく、実際に豆の選定とかめっちゃタフな作業をスタッフも定期的にやってるので説得力もあるし、なにより面白い。
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アンティーク好きなので、こういうとこでも痺れます。
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ドリップは、じっくりやるのかと思いきや、適温でさっと抽出。不要な成分が出ないうちに、潔く外すので庶民なオレは「まだまだ美味しそうな液体が捨てられちゃう…」と未練たっぷり(笑)
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こちらはコトワ農園2016年。最初の一口はまだ温度が高く、アタックよりもエレガント重視の飲み物なのね。こういうコーヒーもあるんだ。って感じで、比較的冷静でした。
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さっきも書いたけど、むしろ時間が経ってからの方が魅力が際立ってきて、舌が悦んでいるのを自覚するようになる。また2種類の飲み比べだと、時間とともにより距離が開いていくので、そのプロセスが愉しくて。
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コトワよりも、より珈琲を超えた味のインパクトを与えてくれたのが”ゲイシャ”。アルコールの入っていない年代物のブランデーを飲んでるような、極上の舌体験で心が弛緩します。
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百聞は一見にしかず、酒の弱いボク向きの嗜好品かも。
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開封したら2週間以内に5杯飲めるので、銀座に行く頻度が多い時狙ってオーダー入れるのが良いですよ。
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