2018年09月30日

バスク地方をめぐる旅

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今年のバカンスは、またしてもバスクへ。世界一の美食エリアといわれるスペインバスクをじっくり回りつつ、フレンチバスクへも足を伸ばして。
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同じ旅先でも2度目ともなると、少しは上手になるよね。今回は緩急のつけ方どころがなんとなく予想つけられたので、自分たちとしても相当満足度の高いバカンスを創ることができた。
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バルセロナ、マドリードといった主要都市は去年/一昨年とそれなりに掘れたので、今回は潔くカット。サン・セバスティアンを拠点に西はビルバオ、東はビアリッツまでの100kmくらいの範囲を10日かけてゆったりと回ることに。
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配分は
サン・セバスティアン 3泊
ビルバオ 1泊
ゲタリア 2泊
ビデゴイアン(山バスク)1泊
ビアリッツ 2泊
フレンチバスクをしっかり遊んで最終便でマドリードへ。
マドリードの空港近くで1泊して、翌日帰国。

ボクは仕事があったので、香港トランジットでシンガポールへ。



前半のスペインバスクはランチに旗艦クラスのレストランにアポを入れていて、13:00〜17:00くらいまでというのが基本形。朝ランニングして、夜は軽くつまむ程度というのがルーティーンに。
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後半はディナーへとシフトがすすむものの、朝ランは変わらず続けていて、昼間はプールサイドや町散策。バカンス後半は余韻を楽しみつつ、弛緩した心の赴くままにしておきます。
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旅は美食とか美景とか感性を刺激するプレゼントをくれるけど、それだけじゃなくて日本にいるとあたりまえに感じてしまっていることを、改めて「ほんとにいいの?」と見直すきっかけにしてくれる。

1人あたりGDPでは日本が380万円くらいなのに対しスペインは280万円くらい。でも、人々が明るく楽しそうに生きているかという点では、体感的に日本は周回遅れな印象。
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夏の夜は21:00頃まで明るいので、一日を存分に使い倒せる。陽が長いって素敵よ、仕事を終えて家に帰っても、そっから海で泳いだり陽射しを浴びながらBBQだってできるしさ。



ボクラ旅人も、もちろんその恩恵に預かります。昼間はしっかり遊んで、夕陽になる20:00くらいからアペリティフして暗くなってから本格ディナー、ディナーの予約時間が21:00くらいが当たり前というのもこのサイクルなら当然に感じる。
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ランチの後でガツッと昼寝したとしても起きたらまだ明るくて、19:00頃から海岸線に散歩。この流れまだまだ明るいって、たったそれだけのことなんだけど人生を豊かに生きてるなーって実感するのよ。日本もサマータイム導入さっさと決めればいいのに。夏、朝5:00から明るくたって殆どの人がその恩恵受けられないし。
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あとスマホに縛られてる人が本当に少ない。バカンス中は必要なとき以外はスマホみないようにしてるけど、それでもルートの確認やお店の情報チェックでたまにスマホに頼るわけ。そんな頻度なのに、周囲でスマホ出してる人自体ほんと少ないからスマホにディペンドしてるのがなんだか恥ずかしくなってくる。

世界中どこにでもいると思ってた自撮り中毒の大陸系の方々も皆無なんで(つか、東洋人もめったに見ない)ので余計に。
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だいたいみんなお喋りに夢中になっているか、1人のひとも景色を眺めたり、音楽聴きながら走ったりしてたりとアナログ感が満載。海沿いのサン・セバスティアン、ゲタリアは特にね。
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初のフレンチバスクは3日間だけだったけど、国境またぐとガラッと変わる感じが改めて新鮮。車で運転してると国境なんて意識しないんだけど、街並みとか漂う空気が全然違うのよね。フランスはやっぱしフランスらしい雅さがある。
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ビアリッツは、19 世紀にヨーロッパの王族や貴族が訪れたことから発展したリゾート地ゆえスノッブさがありながらも、サーフカルチャーも浸透していて独特の空気感。
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サン・ジャン・ド・リュズ、ゲタリーなど、周囲の海沿いリゾートも魅力的でドライブしてるだけでも心が踊りだすから、今度はフレンチバスクメインで回ってみてもいいかなと。
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食事は訪れたレストランによるところも大きいと思うけど、スペインのほうが料理は軽やかでガストロノミック。フレンチバスクは日本よりも、もうちょい重めで骨太な印象。
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今回のレストランのセットリスト

ミシュラン 三ツ星
 Martin Berasategui(マルティンベラサテギ):サン・セバスティアン
 Azurumendi(アスルメンディ)      :ビルバオ 
 Asador Etxebarri(アサドール・エチェバリ):バスク

ミシュラン 一ツ星
 ELKANO:ゲタリア
 Les Rosiers:ビアリッツ【仏】

ミシュラン その他
 Bailara Restaurant(イリアルテ ハウレギア)
 IQORI Biarritz(レッジーナ)【仏】

バル 
 Sidreria Beharri Sagardotegia (サン・セバスティアン)
 Bar Zeruko(サン・セバスティアン)
 SPORT(サン・セバスティアン)
 Gandarias(サン・セバスティアン)
 atari(サン・セバスティアン)

カフェ レストラン
 Tilia Deli & Cafe(ARIMA)
 ジェラート(サン・セバスティアン)
 Karrusel Gastro-Bar(イゲルド)
 Amona Maria Delicatessen(ゲタリア)
 イリアルテ ハウレギア Bar、朝ごはん
 オテル デュ パレのカフェ(ビアリッツ)【仏】
 アダム(ビアリッツ)【仏】


三ツ星は、シンプルさを極めた『エチュバリ』が新鮮でインパクト強かった。熟成肉のチュレタの旨さもビビったけど、なんてことない姿で出てきたイカや赤海老がどうしょもなく美味で、ひとつひとつのお皿の記憶が鮮やか。キャンセル待ちが毎日100組という理由も納得。
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一方『マルティンベラサテギ』は、繊細なタッチの中に、心踊る味覚のプロセスを忍ばせていて、かなりの皿数だけど一気に走り抜けられた。味の完成度や頂きの高さはさすが。
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二度目の訪問の『アスルメンディ』は、エンタメ指数、サービスレベルともに高く、食べ終ったときのドンピシャ感やワインのセレクトの良さが際立っていた。
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ちょっと日本のタレっぽい味付けとか何皿かソースが強い印象が残ったけど、それ以外はパーフェクト。新メニューを試しても良かったかなぁ。
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リオハのワインがこんなに旨いものなのか...と、86年の白を飲みながら唸ってました。
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ゲタリアの『ELKANO』も記憶に残るレストラン。カレイの炭火焼きは、部位ごとに味わいを楽しめたし、シグネチャーメニューの魚介のスープもバスクならでは。スタッフのユニフォームがバレンシアガ(出生地)なのも町のプライドと美意識が気持ちよかった。
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サン・セバスティアンのバルストリートは、やはり何度行っても興奮する。そして、どの店に行っても精算時の「え、これだけ?(嬉♪)」感が飛び出すのがヤバい。
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『Sidreria Beharri Sagardotegia』のハンバーガー、Bar Zerukoの分子調理タパス。Gandariasのキノコの卵とじ、牛肉串、うなぎの稚魚。atariのリゾットは、今すぐリピりたい。
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なにげにすんごい気に入ったのがサン・セバスティアンで泊まっていたホテルのカフェ『Tilia Deli & Cafe』。グラスのカヴァのセレクトもいいし、ランチも美味だったから、次回は横のガストロレストランで食べてみたい。フォレストフロントのテラスというロケーションやデザインも素晴らしく、海だけじゃないサン・セバスティアンの魅力を満喫。
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山バスクの邸宅ホテル『イリアルテ ハウレギア』は、バスク地方の丘陵地帯を一望できるロケーションが心地よく、朝ごはんとランチが特に◎。トロサの町のサンデーマーケットも活気あって、バスクの素顔を覗いた気分に。
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フレンチバスクのビアリッツは、スペインの陽気さ気軽さとは異なる、洗練された肩の力の抜き方がお上手で、泊まってたホテルのレストラン『IQORI Biarritz』が使い勝手よく。サンセットアペリティフ、プールサイドとHOTELベースで過ごしてました。
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ビアリッツが貴族の別荘地だった面影を残す『オテル デュ パレ』。ここだけは別格の雰囲気が残されていて、GOYARDでバッグとお財布買った流れで、海岸線を見下ろしながら軽いランチを。
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今回のバカンスのドレスコードも和装。夏着物と浴衣を持っていったので天気やシチュエーションとのバランスを考えながら、レストランごとにコーディネト。
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自分の足とドライブで回ったので、位置関係とか体に染み込んでるし、旅が点ではなく線として記憶に刻まれている。世界有数の美食&リゾートエリアで、しかもリーズナブルと言うから癖になってしまうバスク。いつか線を面で語れるようになりたいね。
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それぞれの町の魅力とベースにしてたHOTELについては、続きの方で。
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【サン・セバスティアン】 
滞在日数:3泊
HOTEL:ARIMA HOTEL
おすすめの過ごし方:バルホッピング、ランニング、三ツ星めぐり

<アクセス>
今回はキャセイパシフィック航空でマドリードに入ってから、イベリア航空。マドリードからサン・セバスチャンへはそこそこフライトがある。空港からサン・セバスチャンまではタクシーで30〜40EURO程度。

<HOTEL>
2度目ということで敢えて中心部はハズして、旧市街から4kmくらい離れた丘の上のデザインホテル『ARIMA HOTEL』をセレクト。スカンジナビア風のデザインは、サン・セバスティアンでもダントツのセンスの良さ。フォレストフロントというロケーションらしくオーガニックさを大事にしたフィロソフィーが心地よい。

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サン・セバスティアンのシグネチャーホテルと言えば「マリア・クリスティーナ」だけど、バカンス最盛期はかなりお高め。また、旧市街に近いホテルはマドリードやバルセロナと比べても割高なので、ちょっと離れててもパフォーマンスが高そうなこちらを選んでみた。
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旧市街は行っても1日に1,2回だし、シーフロントのホテル以外はビューも期待できないので、ロケーションのデメリットは特に感じなかった。バス夜中まで頻繁に通っていて、ホテルの目の前から旧市街までは1.75EURO。
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海を見たければ、ランニングや旧市街での食事のついでに行けばいいので、滞在時間を豊かにしてくれるこのHOTELを選んでほんと正解。次回も間違いなくここ泊まる。
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なんせホテル内の『Tilia Deli & Cafe』は大人気、森が目の前で心地よさは半端なく、朝カフェ、ランチ、アペリティフと使ってみたけど、どのタイミングでもこの旅トップクラスのクオリティ。
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ローカル客も多い人気の理由は一度訪れればすぐに理解できる。
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1泊しかサン・セバスティアンに滞在しないという人には不向きだけど、2回目とか2泊以上の滞在なら、こちらはほんとオススメ。周囲にランニングコースもあるし、共用スペースもセンスがいい。
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未訪だけどレストランもあって、そっちのオーガニックガストロ料理を食べられなかったのが悔やまれる。マルティンベラサテギと旧市街の中間点なので、訪問予定の人ならここに泊まらない理由がみつからない。
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<過ごし方>
晴れたら、一度はラ・コンチャ湾を見下ろせるイゲルドにはのぼっておくべき。ここからの景色は最高。
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『Karrusel Gastro-Bar』でチャコリでも呑みながら、スマホレスな時間を浴びて欲しい。
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世界一のバルストリートは言うまでもなし。ここに行かずして、サン・セバスティアンに来たとはいえません。カウンター前は人垣だし、並んでるピンチョス以外の頼み方とか最初はわかりづらいけど、スマホで写真見せるとか、メモ書いてやりとりするとか、必死にやればだいたい食べたいものは食べられる。あまりにも店が多いので、事前にどのお店の何が食べたいか、リストを作っておくとスムースよ。あとは、他のゲストが食べてる美味しそうなもの見つけたら、それを指差すだけで伝わるし。
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お店によっては朝からやってるので、朝RUNついでに寄ったり、ディナーに備えて軽めのランチ使いとか、各々の旅のスタイルに合わせて使うのがよいよ。
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ミシュランの3ツ星はスペインのレストラン7店のうちの3店がこの街に。3ツ星以外の星の数も合わせると合計で16という恐るべきスモールタウン。今回は『マルティンベラサテギ』、前回は『アケラレ』に行ったんだけど、バルストリートとの両立が一番の悩みかも(笑)
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海からすぐに丘になっているので、アップダウンのあるランニングや散歩が愉しい。どういうことかというと、景色を立体的に楽しめるので、いろんな表情を得られるのよ。カメラ好きにはたまりませんぜ。
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海岸線は特に走りやすく、景色を見てたらいくらでも走れちゃうくらい。バルストリート以外の素顔に触れられるのも愉しいので、ランニングシューズをもっていくといいよ。サーフィンのメッカでもあるので、波乗りと美食が両方楽しめる世界でも希少なリゾートなのよ。
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この町に滞在している間はレンタカーも不要。こっから先の移動は全部車です。



【ビルバオ】 
滞在日数:1泊
HOTEL:Barcelo Bilbao Nervion
おすすめの過ごし方:グッゲンハイム美術館、バルめぐり

<アクセス>
バルセロナやマドリードからフライトあるし、サン・セバスティアンからは車で1時間くらい。

<HOTEL>
中心部で駐車場探すのしんどいので、駐車場があってグッゲンハイム美術館から徒歩圏内、かつ旧市街からも歩ける場所で探してて見つけたのが『Barcelo Bilbao Nervion』。


ビルバオの三ツ星『Azurumendi』に行くために取った宿で、正直そんなに思い入れはない(笑)。ただ、川沿いでランニングの環境にもいいし、旧市街や新市街の中心部も徒歩圏内。
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<過ごし方>
三ツ星の『Azurumendi』をはじめ、ここもミシュランスターのレストランは多い。サン・セバスティアンのように集中したバルストリートがあるわけではないけど、旧市街の広場には老舗の重厚感あるバルとかあって、歴史の重みを感じられるのもいい。

あとはなんといっても「グッゲンハイム美術館」。夕方着いて、翌日も昼前には町を出たから中に入ってないけど、ランニングついでの外から眺めるだけでも価値はある。
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このあたりでは一番大きな町なのでデパート「El Corte Ingles」もあったりするので、買物するのは便利だね。旅で持ってき忘れたものは、ここで補充かけました。




【ゲタリア】 
滞在日数:2泊
HOTEL:Saiaz Getaria Hotela(サイアス ゲタリア オテラ)
おすすめの過ごし方:海鮮グルメ、バレンシアガミュージアム、サーフィン、チャコリ

<アクセス>
サン・セバスティアンからは車で30分ちょい。バスもあるからレンタカーなしでも日帰りできる。サンセバとビルバオの中間にある三ツ星『エチュバリ』の拠点としても使える。

<HOTEL>
一昨年泊まった丘の上の邸宅ホテル「イトゥレヒ」がすんごい好きなんだけど、今回はシーフロントの『Saiaz Getaria Hotela』に。旧市街の中のホテル、崖の上という立地ゆえ、海が真下にあるように錯覚できるのが素晴らしい。

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細い路地を入ってたどり着くアプローチは旅人泣かせ。「え、ここバックで戻るのツラすぎるわ」って道を入っていくので、覚悟を決めて車でホテルへと向かった。路地のどんつきにUターンできるスペースがあってホっとしたけど、車がすれ違うとかムリなので、タイミング悪かったら結構ハード。
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ランチ後、お店で食べるほどはお腹が減らなかったので、近くのデリで買ってきたおつまみで部屋ディナー。潮騒が部屋に飛び込んでくる迫力の波サラウンドをバックに酔えるのは贅沢の極み。
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田舎の港町らしいホスピタリティで、シーフロント狙うならサンセパスティアンではなくゲタリアだね。
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<過ごし方>
一ツ星の『ELKANO』は、シンプルな炭火焼きの魚をここまで昇華させたのか...と素直に感動できる日本人好みのレストラン。ピルピルの食べ比べとか、ヒラメを部位ごとに味わったりとか食はストレートに力があって、サービスもきめ細かい。この町に滞在したのなら絶対に行くべき。ここに浴衣で行かなかったのがドレスコードで唯一の失敗。
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ASADOR(炭火焼き)に定評がある町で前に「Restaurante Iribar」で食べたアンコウの味と食感は今でも思い出せる。港の前の高台には、レストランやカフェのテラス席が並びのんびりとしたバカンス時間を堪能できる。


アンチョビやチャコリといったバスクのバルを構成する重要な要素の名産地。なので、自宅用のおみやげの多くをここで買っている。サン・セバスティアンよりだいぶ安いんでね。
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バスクエリアでも意外と少ない海岸線のワインディングロードが続くので絶好のドライブエリアでもありランニングコース。東の隣町の「スマイア」はワイドなビーチのサーフポイントでレストランも多い。西の隣町「サラウツ」は崖マニアにはたまらん美崖ポイントがあったりと、ここに1週間滞在してもいいくらい好きな町。ゲタリアの丘の上からの景色も素晴らしく、OFFモードにするには最高の町。
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ラグジュアリーブランド「バレンシアガ」の創設者、クリストバル・バレンシアガの出生地で旧市街を見下ろす丘の中腹にある『バレンシアガミュージアム』は必見。旧市街の港町らしい空気感とのコントラストも面白い。
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【ビデゴイアン】 
滞在日数:1泊
HOTEL:Hotel Iriarte Jauregia
おすすめの過ごし方:テラスワイン、読書、散歩

<アクセス>
サン・セバスティアンから車で40分。ゲタリアからも45分。海から南下した山の中の小さな村ビデゴイアンの村はずれ。トロサの町まではサンセバからも電車があるけど、ここはレンタカーがないとツラい

<HOTEL>
山バスクも興味があったので、センスのよさそうな『Hotel Iriarte Jauregia』へ。インテリアはゲタリアの「イトゥレヒ」とまでは行かないけど、それなりにお洒落。
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ホテル内のレストラン『Bailara Restaurant』は地元食材を使ったフェインダイニング。シェフはサンセバの三ツ星「アケラレ」でキャリアがあり、学校ではバスク料理の教鞭もとっているらしい。
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料理はちょいと重めだったしサービスは野暮ったさもあるので、レストランに過度な期待はしないほうがいい。牧歌的なバスクの風景を見ながら、洗練された地元食材を楽しむというのは悪くないので、むしろランチでレストラン使いがいいと思う。
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『Bailara Restaurant』以外にもCAFE&BARがあるので、庭のテーブルで軽食とワインといった使い方もできる。到着して小腹がすいたので、ランチ使いをしてみたけどこれは正解。イベリコ豚と合い挽きのハンバーガーなど気の利いたメニューあるし。あと、朝ごはんの牛乳が美味しかった。
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泊まった部屋はビューバスだったので、バスタブにお湯はって何度も入ってました。フロントの対応もスマートだったので、レストランのサービスがつくづく惜しい。まりえが胃腸炎だと話したら適切なメニューレコメンドしてくれたりと、真摯な対応は好感持てたけどここは期待値が高すぎた。
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<過ごし方>
ただただのんびり。天気がいいか悪いかでまるっきり滞在の満足度が変わるので、一種の賭け。着いたときは天気良かったんだけど、ランチ食べながら読書してたらどんどん曇ってきた。天気悪くなるとすることないので、部屋で読書。

翌朝はピーカンだったので、散歩も清々しく、前日の午後とはまるで違うテンションで過ごすことができた。
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アップダウンは激しいのでランニングにも向いている。牛、馬、ヤギ、ロバ、鶏などなど色んな家畜が周囲にいるので、まりえは大喜び。

トロサの町まで車で15分と近いので、週末はマーケットに遊びに行くのも選択肢。時間が許せば、トロサの「Casa Julian de Tolosa」で熟年バスク牛のチュレタを食べてみたかった。

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【ビアリッツ 】
滞在日数:2泊
HOTEL:Le Regina Biarritz Hotel & Spa MGallery by Sofitel
おすすめの過ごし方:ホテルでのんびり、街歩き、ショッピング、海水浴、サーフィン

<アクセス>
サン・セバスティアンから車(高速)で45分。ビアリッツにも空港アリ。

<HOTEL>
憧れの「オテル デュ パレ」には手が届かなかったけど、『Le Regina Biarritz Hotel & Spa MGallery by Sofitel』も凄く良かった。

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1907年築のベルエポックの象徴的な建物で高台からはビアリッツの湾を見渡せる。
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エッフェルスタイルのガラスの屋根の広々としたアールデコ調のロビーはフォトジェニック。
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この歴史あるホテルを眺められるプールもいいね。
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中心部からは歩いて15分くらいなんだけど、ビーチ沿いを歩いてこれるのでストレスに感じたことがない。駐車場もあるので、レンタカーで動いてる旅人向け。
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併設のレストラン『IQORI Biarritz』は、リーズナブルなプライシングで気軽に使えたし、テラス席はサンセットのアペリティフにもちょうどいい。
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ここは3泊しても良かったっすね。
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<過ごし方>
徒歩圏内で回れる町なので、気の向くまま散歩したりお茶したりお酒呑んだりショッピングしたりと、自分のスタイルで過ごせばいい。
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朝夕は海岸線沿いのランニングが気持ちいい。走ってる人もメチャ多いし。
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市場の周りも賑わっていて、このあたりはリーズナブルなお店が並ぶ。

サーフカルチャーが定着しているので、肩肘張らない空気感もいい。
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すぐ近くにビアリッツ空港があり、周囲の町にいかないなら車がなくても大丈夫。ただ、近くにはサン・ジャン・ド・リュズやバイヨンヌ、ゲタリーといった可愛らしい町が続いているので、折角なら足を伸ばしてみたい。
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サン・ジャン・ド・リュズ、町の規模はそれなりで、ここも美食タウンとして評判が高い。ゲタリーは車で通っただけだけど、パラパラとレストランやショップがあるけど、基本何もないのが魅力の小さな町。
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ビアリッツ空港の次の選択肢としては国境を超えてすぐのオンダビリア(スペイン)があって、ここまでのドライブルートも海岸線を選ぶといいと思うよ。
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思いがけず絶景に逢える。
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オンダビリアのパラドールも雰囲気いいので、ここで最後に泊まって帰るのもアリ
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こちらは併設の一般開放してるカフェ、上の写真のゾーンは宿泊者専用。
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<レストラン>
評判の高い「L'Entre Deux」に行ってみたかったんだけど生憎のお休みで。日本にも姉妹店を出している『Les Rosiers』へ。
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スペインの分子ガストロ料理やタパスの少量に慣れていたので、カルトのポーションやフレンチらしい味のインパクトが逆に新鮮でした。オーダーしたメニューによると思うけど結構クラシック寄りの印象。
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ここには襦袢着て浴衣で。
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『オテル デュ パレ』の中にグランメゾンも入っているけど、さらっとテラス使いというのがいいんじゃないでしょうか。
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階級特権ってこういうことね。
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軽食ランチとシャンパーニュ。
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<ショッピング>
エスパドリーユの『ART OF SOULE』は、デザインも良く履きやすい。オーナーが日本好きで閉店時近いのに、結構話し込んじゃいました。こういう出会が旅に彩りをくれるんです。
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『ゴヤール』は、フランスだとパリ以外ではビアリッツのみ。ヨーロッパでもモナコ、ロンドン、ミラノだけなのでブティックは希少。
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折角なのでビアリッツ限定モデルのトートバックを。カラーはビアリッツのシンボルカラーを採用していて、隣町サン・ジャン・ド・リュズのフィッシャーマンスタイルと現地ならではのコンテクストが反映されていて、ついついね。まりえのお財布も買い替えを。
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読んで分かる通り、全力でやりたいことだけをやり尽くした2018年夏の本命ヴァカンス。子供の頃「ヨーロッパ人はヴァカンスのために働いている」と聞いてはいたけど、今はその意味がよくわかります。
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kyah2004 at 23:30│Comments(0)バスク_201809 | スペイン

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