2018年10月16日

モロッコへ

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人生初のアフリカ大陸、モロッコへと飛んだのは1年前。マドリードで食べて、飲んで、昼寝してと、東京の延長みたいな旅から一転、エキゾチックなマラケシュは非日常感で溢れてました。

そんなモロッコへの道のりは、トラブルと刺激だらけ。期せずしてジェットコースターのような旅路に。LCCのライアンエアーは、めっちゃ安いのが魅力だけど、航空券プリントアウトしてかなきゃいけないし(忘れたら速攻で結構高いエクストラフィーが取られる)、チェックインまでに手荷物ある場合はスタンプ押してもらわなきゃいけないとか、イライラモードが全開に。

マドリードの空港のスタンプの場所も、そこ??ってくらいわかりにくい。この体験で二度とライアンエアーには乗るまいと決意しました。


とはいえ、フライト自体は問題なく。マラケシュに着陸する際には、砂漠の中にこんな大きな町が…と下を眺めながらワクワクしつつ、荷物をピックアップして出国審査に向かいました。

これは自分に非があるんだけど、モロッコはドローンの持ち込みが禁止なのよ。それちゃんと調べてなくて、空港でドローン没収されて、事務室みたいなとこ連れてかれて預り証を渡されてと、のっけからドタバタ。しかもフランス語訛り強くて、聞き取るのほんとツライし。

唯一めっちゃ良かった!と思えたのは、ドローン没収されて凹んでるオレに、若い女の子が2人近づいてきて「SIMカード持ってる?」と。持ってないと答えると、FREEのSIMがあるからとプレゼント。
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最初は怪しいと思ったものの、実は空港にSIM売り場なくて、この子達に会えなかったらSIMがないまま途方にくれてたと思います。
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というのもマラケシュの旧市街(メディナ)の中は尋常じゃない迷路っぷりで、GoogleMapなかったら、ホテルにすら戻れないくらいなのよ。
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新市街の方では後日 携帯キャリアのショップ見つけたけど、このアナログ感満載のメディナで、SIMカードって売ってるのかね?? 5泊くらいしたから慣れたけど、初日は特に慣れてないから、ここでSIM探しとか大変なことになってたと思う。
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そうそう、ホテルで空港からの送迎頼んでおいたからいいけど、これ頼んでなかったら多分泣いてたね(笑)。タクシーが入っていけるのはメディナの入口のフナ広場までで、そっからいきなり車降ろされて、荷物はリヤカーに乗せられ、ホテルのガイドと思しき人にバトンタッチ。

二度目なら鼻歌交じりで歩けるけど、最初はもう荷物がなくならないか、財布を狙われてないかとピリピリした空気を放ちまくっていたと思う。
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賑やかな通りから脇道に入ると、こんどは俄然人通りがなくなって、それはそれで気が張るし(2日目以降は全く余裕で、むしろこの通りに入ったら帰ってきた…と落ち着いたけど)
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だもんで、無事にリヤド(ホテル)について、部屋に入ったときには、心の底からホッとしました。
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荷物を最低限ほどいて、宿のルーフトップにあがって偵察。
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えーっと、どっちがどっちかとか全くつかめず偵察にすらならなかったですね。自分たちを取り巻くカオスにただただ圧倒されていたチェックイン直後の様子が、いまとなっては懐かしい。
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腹が減っては戦にならぬと、まずはランチに向かうわけです。そこでも初日にはマラケシュの罠が…(笑)。先に言っておくと、2日目には慣れて、3日からはこの環境が愛おしくなっていきます。
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後半はだいぶ慣れたけど、それでもリヤドの癒やしは格別でした。
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外の猥雑な雑踏の賑わいと、対極をなすリヤドの静寂。
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でかけて戻ってくると、メイドさんがお茶を入れてくれるんだけど、この時間がほんとホッとする。
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とはいえ、初日は全くそんな境地にたどり着けていないので、心に鞭打ってでかけます。
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ここスパイス広場はマラケシュらしい活気と、フナ広場とは一味違ったセンスのいいカフェなどが集まってて、めちゃお気に入りになるんだけど、そんな違いなど最初は全くわかりません。塗りつぶしたかのようなブルーの空と、ローズカラーで統一された町並みにひたすらエキゾチックさを感じてました。
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どこも同じ景色に見えて、GoogleMapがなければ遭難します。そりゃ、昔は道案内でガイドフィーとれたよねと思う。
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ランチはルーフトップのあるレストランで。
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レモンチキンとうさぎのタジンをひとつづつ。
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なんてことないレストランだけど、味わいはライン超え。
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レモンチキンのタジンは、ちょっとトイレの芳香剤的なかおりで、そこが気になって今ひとつフォークが進まず。でも味のしみ方とか、肉のほぐれ方は悪くない。
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まりえは、うさぎのタジンを「美味しい!」と喜んで食べてた。オレも、こっちの方が好き。
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食後はフナ広場で、オレンジジュース買うのに、わけもわからずオプションになってたり、微妙にお釣りをごまかされたりと(未だに正解がわからん)、なんか釈然としないで歩いてたら、
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「染料の工房が特別に今日は見られるんだよ」的な押し売りガイドにまんまとつかまり、工房の目の前まで行ったものの、他の人が揉めてるの見て、ボラれそうだなと引き返したり、若干マラケシュ不審に陥ってました(笑)
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染料の工房への案内も、家族がいるから見れるんだとか、考える暇ないと「そーなんだー」とか思っちゃうアプローチでね。
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翌日以降、場に慣れてきてあしらい方も上手になっていくんだけど、東京とさほど変わらないマドリッドから一転、全く違ったカルチャーのモロッコには、慣れるまでにある程度時間が必要でした。
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あとで冷静に考えると、おつりごまかされたところで30円だし、ガイドに一応連れてきてもらったからといって払ったのも確か100円程度だし、日本人的にはダメージにすらならない小銭。

意識を変えて「しくったところで数十円」「むしろ、このカルチャーを楽しむのが数十円から」と思えてきたら、俄然モロッコとの距離が近づきました。

でもこれって、マラケシュにちらっと寄って、日帰りでフナ広場近辺しか見てなかったら得られない感覚。「全く要らないダサいものが売店で売られてて」「客引きがしつこく、すぐに騙そうとする」そんなイメージだけ残ってマラケシュを去ることになったら、それこそ大ダメージもいいところ。

メディナ(旧市街)の奥の専門スークで買い物したり、毎日おなじとこに座ってるオッサンらと挨拶したりしていると、僕らの日常からは消えてしまったアナログな楽しさ的なものが見えてきます。

Amazonでの買物では得られない、探し出して自分にフィットするものを掘り出す悦びってのも、いいもんすよ。
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