2019年01月29日

ゴロシタ. (恵比寿)こういう個性オレは好き

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恵比寿西口から線路沿いをの坂のぼったヒルトップ。白いシャレオツなビルの4Fにあるイタリアン『ゴロシタ.』。カウンター主体の店内は照明を落としていてわりとシック。コントラストで厨房が浮かび上がってるような錯覚も。
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料理は郷土料理の再現系ではなく、イタリアへのオマージュを根底に感じつつも、シェフの解釈と個性が加わった独特のスタイル。

骨太でオリジナリティを愉しめるお店って、オレかなり好きなんす。
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しかも、のっけからセレンディピティ。

泡で乾杯した後、ワインはペアリングをお願いしたのね。したら、セラーから出してきたワインがカンパーニャ州のサンサルバトーレ。思わず「あ、オレ、ちょうど2年前にそこ行ったんですよ!」と。


サンサルバトーレ自体、日本でそんなに扱い多くないからグラスで見ることは稀だし、このワイナリーに行った日本人というのも、そんなに数は多くないはず(ワイン関係者でもないのにね)。ひとしきりサンサルバトーレ話で盛り上がり、あとはこのテンションでコースが続く。
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あんまし深い考えもなく、戦略性ゼロな生き様のオレですが、なんだか愉しく生きていけているのは、ひとえに”縁”の力だと思ってます。

「情けはひとのためならず」って、間違った理解をされていることわざの代表格としてあげられますよね。人に親切にしたことは、いつかめぐりめぐって、自分にHAPPYが戻ってくる、的な意味だけど、”縁”に関しても割と似たような感覚。

”縁”を大事にするっていうよりは、単に「スゲーな、この人とは友達でいたい」ってその関係性を大事にしてたら、いつの間にか一緒に仕事してたりとか、旅先でエラくお世話になったりとか、なんだか自分がHAPPYになってたケースが多いんです。
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こういうポジティブなパワーって、ポジティブなものを惹きつけるから、余計に料理も美味しく感じる。とはいえ、このブッファラは実際かなり美味しく、ノベッロのオリーブオイルのみずみずしさと絶妙なアッビナメント。
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氷見の寒ブリを皮目炙りで出してきたりとか、のっけから心掴まれてたしね。
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「鳥しき」あたりが使ってるので有名な超レアの淡海地鶏。脾臓、ハツ、レバーと更に激レアアイテムが並びます。日本ならではの素材をイタリアンの仕事で昇華させたジャパンプライドのイタリアン。
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その後も海老芋のバーニャカウダとか、トラフグの白子のフリット、伊賀牛のハンバーグとパンチのあるお皿が続き、トップ写真のアオリイカのキターラにつながっていく。このパスタ、レモンの風味が実にいい仕事してんのよ。

この写真はたまごの下にまるまるとしたハンバーグが隠れてるのね。卵黄が絡まった猛々しい伊賀牛セクシーショットを撮り忘れたわ。
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どシンプルなドルチェをいただいたところで、ピタッとタイムアップ。2軒目に移動するまでの、ロスタイムを有効活用してました。
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ゴロシタ. (golosita.)
03-5794-8568
東京都渋谷区恵比寿南1-18-9 TimeZoneヒルトップビル 4F-A
https://www.facebook.com/golosita.ebisu



料理のアプローチも好みだし、ワインのペアリングも刺さった夜。
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そうそう、さっきのサンサルバトーレのワイン話をする前に、このアンチョビがスペイン産ってことから、ゲタリアの話、その町にあるミシュラン一ツ星 ELKANO の話で盛り上がったりと、ちょいマニアックなプロローグだったことも思い出しました。

バケット(食感、温度)との合わせ方や、多分下の白いのラードだったと思うけど、こんな風に洗練された着地点にするのは、さすが東京、日本人の仕事といったところ。
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牛タンの前菜も好きなんス。
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気持ちいいと思える食感のブッファラ。それを引き立てるノベッロの青っぽさがたまりませぬ。
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氷見の寒ブリで皮目を炙ったら、そりゃジューシーになるじゃないっすか。こういう脂の甘さを引き出す魚スキルを体感すると、日本人で良かったなーとしみじみします。
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フレッシュのマッシュルームにチーズの塩気と色気を添えて。
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そもそも内蔵はどこの産地かなんて分からないのがフツーだけど、淡海地鶏と言えるのは、あの淡海地鶏の農家とシェフが信頼関係を築いているゆえ。脾臓、ハツ、レバーどれもいやな臭みなど微塵も感じず、ただただ鶏のパワーに心震わせておりました。
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海老芋のバーニャカウダは、当然火入れは絶妙で少し和のニュアンスも感じます。
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これにシチリアのビオを合わせてきました。さっきのサンサルバトーレも胸アツだったけど、次もハマるとほっと安心しつつ、次への期待感が湧いてくる。酒弱いくせにね、マインドだけは酒呑みですw
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こちらはシグニチャーメニューのからすみのポーチドエッグ。お皿の上から覗き込むと、むせかえるようなからすみの香り。卵黄とからすみのセッションは、前田慶次の朱槍の威力。
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このあたりからワインのペアリングのペースがあがってきた気がする。
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トラフグの白子のフリット。衣のサクッとした揚げ具合と、衣の厚みもいいね。白子が引き立つ。
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松阪のご近所、伊賀牛のハンバーグ。かわいらしく卵かぶってるけど、パワーある肉塊だったのよ。改めて対峙したい。
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ワインはトスカーナを合わせて。
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アオリイカのキターラ。イカのテクスチャも絶妙で、キターラの表面のザラッと感も官能的。さっきも書いたけど、そこにレモンがあることで、ぐっと場が締まるのよ。
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後半、こんだけピッチあげて飲んだらベロベロですわ。って、いつものことだけどw
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〆の重くない、でも濃厚なチーズケーキ。
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それぞれの料理も当然美味だけど、ワインも含めた全体の流れがモロ好みでした。年初から愉快な滑り出し。
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kyah2004 at 23:30│Comments(0)イタリアン | ¥15000〜

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