2019年03月01日

HIBANA(荒木町)ここのワイン時間が好き過ぎる

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荒木町の紹介制ワインバー『HIBANA』。

再開発がすすみ、ますます都心では町の情緒というものが消失し画一化されていっています。これは時代の流れだし否定する気もないんだけど、パリにしてもロンドンにしても、バルセロナにしても、古き良きものを活かしながら街の雰囲気を残している都市を見ると、なんとも羨ましく感じてしまいます。経済的合理性だけでなく、”旧市街”を残すという発想って色気あっていいよねぇと。
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「ないものねだりでヒトを羨むより、自分の個性を磨けばいい」というのが自身の価値観でもあるので、東京は東京なりの進化をしていけばいいと思ってる。ただ、それでもたまに昭和のかほりが色濃く残る大人の路地に足を踏み入れると、こういう空気感も残っていって欲しいなと切に感じるのであります。なんせアンティークが好きなもんで(笑)
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そんな昭和漂う荒木町の雑居ビルのひとつ。エレベーターなど当然あるはずもなく、えっちらおっちら3Fまで登ってしっかりとした作りで趣のある扉を開けると...

なんとも心地良い上質な時間が漂う空間が広がっているわけです。華美ではないけどもオーナーの美意識で整えられた空間。時間をかけることで艶が増したアンティークのインテリアが嫌味なく配置されている。
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そう五感で”時を経ることで産み出される価値がある”ということを理解させてくれるんです。こういうのは、文字情報として理解するより、五感で共感するほうが何十倍も早くて深い。


鮨の時間には間に合わなかったLuciさんと合流し、シャンパーニュから仕切り直し。
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ここからは、気分をソムリエの永島さんに伝えて飲み頃のワインを出してもらう。紹介制というスタイルは、なにももったいぶってるわけじゃなく、ちゃんとお客さん一人ひとりと向き合おうとする永島さんのスタイルだと理解している。

お互いの好みや価値観を理解していくことで、より「その人」にあった、「その時」にあった、適切な提案ができるものだから。
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サービスって、結局は人と人のコミュニケーションなわけで、質を高めるためには相手を知るということはとても重要なこと。そして、それはゲストである我々も、自分自身を知ってもらうことが同じくらい重要なのよね。
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そういうことを忘れて、一方的にお店にサービスの質を高めろとか、サービスの質が悪いとかって言い放つのって、オレは無責任な発言だなぁと感じている。

それって恋愛に置き換えてみると「オレが好きだっていってるのに、なんで君は(貴方)はオレを好きになってくれないんだ」と言ってるようなものじゃない? 文句言うなら、貴方はどんな努力してきたのよ? それにそもそも貴方にどんな魅力があるわけ? と聞きたくなってしまう。
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それ相応のリターンを受けているヒトは、たいていそれ相応の努力をしてるか、それだけの魅力・才能があるんです。自分の周りを見ていると、そんな風に感じます。
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えっと、正直、どのワインがどんな味かだったって、覚えてないです(笑)

新しいグラスにワインを注がれるたびに、なんだこれは...と頬を緩め
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敢えて残しておいたグラスの中のワインの変化に「こんな表情ももってたのね」と目を細め
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ただただ、その時の気持ちよさに身を任せるのみ。
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しっかり食べてきているので、オーガニックなチョコレートをつまみつつ
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新しいワインと出会うたびに、心を弛緩させていく
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美しく美味しい時間
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有名無名に関わらず、永島ソムリエの目と舌にかなったもので、今が飲み頃のものをジャストで出してもらえる。
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うちの近所のBARでちょっとしたワインをグラスで飲んだら目が飛び出ました。ここからタクシーで帰ったところで、圧倒的にパフォーマンスが高いし、質のいい時間が過ごせます。
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こいつもうまかったなぁ。
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後半になっても、全然感動が下がらない。贅沢とか快感って、だんだん慣れてくるけど、ここはそういうこと無いのよね。
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誕生日を迎えた0:00には、最初の方でまりえやLuciさんが飲んでいたVOLNEYの2003年を。シルキーでエレガントで香りも品があって...もう、たまらん。
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46歳も頑張って生きていこう。そう前向きに思える一杯でした。
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まりえは、デザートワインで締めつつ
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最後にもう一杯と欲張ってしまったバローロは、
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これまた、パンチ力重視と思われがちなバローロが、時間を纏うとこんなにもジェントルになるのねとため息が出る美味しさに。
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日本酒も、焼酎も泡盛もウィスキーも、ビールもジンもカクテルも好きだけど、単体で向き合うならやっぱワインの時間が一番好きかな。
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kyah2004 at 12:45│Comments(1)BAR | ¥7000〜

この記事へのコメント

1. Posted by イルミュイ   2019年03月02日 14:40
5 いつも読ませていただいてます。コメント書くのは初めてです。今回のサービスの質やお店に訪れる時の客としての心構えの話しはスっと腹におちました。自分が感じている昨今のお店と客に関しての違和感はコレなのかなと。これからも楽しみにしています。

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