2019年03月15日

スプレンディド (広尾)今年の結婚記念日はここにしました

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世界屈指のクオリティのイタリアンが食べられる日本。

ただ、エレガントなリストランテの文化が育っていないのだけが残念なところ。トラットリアとピッツェリアでは担えない大人の色気の領域ってあるじゃない?  ビストロとブラッスリーだけでは、カンテサンスが生まれないように。
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そんなリストランテ難民だった当家に灯台下暗しだったのが『オステリア スプレンディド』。広尾のバール「インプリチト」の地下で、以前に行ったことはあったけど1年半前に店舗のリニューアルと共にシェフも変わっていて、俄然タイプなリストランテに。




アミューズの段階で味の組み合わせと着地点の妙に「おぉ…」と唸り。オステリアと冠ついてるけど、これリストランテじゃん!と。
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まぁ、世界一のレストランに輝いたモデナの「オステリアフランチェスカーナ」もオステリアって名乗ってるし、そういうもんなんでしょう。


ホタテや白海老を詰めた蕪は、ブロードが鮮烈な美味しさ。ブロードはパセリのオイルと混ぜると、ワインとのアッビナメントがより際立つのよ。
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わかっちゃいたけどワインとのアッビナメントがいい。旨くて、お洒落。これはコース全般を通して言えることだけど、特に後半にかけてはヤバすぎた。
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能登島 NATO高農園の赤土野菜は、下に敷いたトマトのジュレが野菜の輪郭を際立たせてくれる。
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タリアテッレは舌触り、味わいともに官能的。鹿児島産のチンタセネーゼのソーセージから作ったラグーが絶妙に絡むのね。
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これにLA STOPPAの2009年バルベッラの酸味と滋味さが実に合う。
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アンティパスト、プリモで期待値が高まりまくったあとでも、セコンドが想定の範囲内だとちょっとガッカリしまいがち。この宮崎牛の内腿の味わいの素晴らしさだけじゃなく、赤玉ねぎやラディッキオの脇役っぷりも見事。
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でも、なにより La Gerla Brunello di Montalcinoの2010年を抜群に美味しく飲ませてくれるところがリストランテならではの遊び方。
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あえて抑えた空間の造り、サービスの肩の力の抜き方が大人の色気。松永さん、小早川シェフ、ソムリエの斎藤さん、本当に素晴らしい時間をありがとうございました。これがイタリアの星付きのトレンドとのこと。
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スペインのガストロノミーは、ここ数年でそれなりに回ってきたけど、イタリアは現地に行っても郷土色の強いカジュアルなとこばかりに行ってました。イタリアン好きとか言ってて、この店のバージョンアップや今のイタリアのトレンドをちゃんと知らなかった自分に猛省。
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実にいい時間を過ごすことができました。ちなみにコチラはパイセンの時計。いつかは持ってみたい一本ですな。
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オステリア・スプレンディド (Osteria Splendido)
03-3406-0900
東京都渋谷区東4-6-3 Bell Air B1
http://www.osteria-splendido.jp/

ひっさびさにドンピシャのリストランテに出逢えたので、来月の結婚記念日ディナーはココに決定。『スプレンディド』と「ゴロシタ」は、今年何度も通いそうな予感。
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前のアポが早めに終わったので、先に行って立ち飲みしてようと向かった「インプリチト」。六本木通りから、駒沢通りを少し恵比寿寄りに坂をおりたくらいの場所。恵比寿からも渋谷からもタクシーでワンメーターくらい。
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普段は時間ギリギリに滑り込むことが多いディナーだけど、早めに行って優雅にアペリティフ出来るのはいいですね。
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オーナーの松永さんとお喋りしながら、まりえとLuciさんを待ってました。
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結局3人揃ってもしばらくは「インプリチト」のカウンターで飲んでいて、適度に心地よくなってきたところで、螺旋階段を降りて『スプレンディド』へ。
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個室もあるんだけど、ボクラは階段下のテーブルへ。個室よりもこっちの方がエロくて大人。
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ほほう、ロゼのフランチャコルタからはじめますか。
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ピノネーロとシャルドネのわりとドライなタイプ。
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まずは4種類のアミューズを。

アボカドと海藻なんだけど、味の奥行きが深い。
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アンチョビのクリームとフィレ、そしてケッパーでアクセント。この生臭さと、それを包み込むクリームのバランスの良さ。
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そば粉のクッキーの上に鯖と玉ねぎのピクルス
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いくらの弾力が、日本じゃない。さつまいもだけでこの甘みとは。
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この段階で、かなり心を鷲掴み。



この日は、ワインもお任せで。その方がボクラの想像を超えたものに逢えるからね。イタリアの生産者が作るドイツのモーゼルワイン。うん、こういうの絶対に選べない(笑)
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ブロードにパセリのオイルを浮かべたカブの前菜。とにかくブロードがしみじみと旨い。なんつーか、テーブル一同唸るしか無い(笑)。これがワインに合うんだわ...ほんと。
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グリッシーニやパンなども、一筋縄ではいかないものばかり(笑)
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続いてのお皿に向けて用意された一本
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続いては、能登島の赤土からと題された「NOTO高農園」の野菜のお皿。

能登島の赤土は海の恵のフミン酸とミネラルが多く含まれていて、粘土質のたまに味の濃い風味の野菜へとゆっくり成長していくのが特長。能登島にあるNOTO高農園で愛情を込めて作られた赤土有機エコ野菜をいただきながら、穴水から見える能登島の景色を思い出していた。
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にしても、このお皿。野菜の美味しさを引き立てるためのトマトコンソメジュレがめっちゃいい仕事してる。

クローバー、ズッキーニ、ラディッシュ、加賀蓮根、黒大根、ヴィオラ、オゼイユ、バジリコシードなどなど、20種類以上の野菜がお皿の上でのびのびと個性を発揮していました。

能登島の近くで、このポテンシャルをしっかりと味わえるレストランが増えるといいんだけどね...。

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この日の自分の時計はコチラ。
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プリモピアットはタリアテッレ。サドルバック種チンタセネーゼのラグー。
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鹿児島県ということだったので、多分「ふくどめ小農場」のチンタセネーゼを使ってるんじゃないでしょうか。ソーセージをラグーにして、これを舌触りが気持ちよすぎるタリアテッレと合わせていただきます。

ここではバルベーラが抜群のアッビナメントを魅せる。酸味がチンタセネーゼの滋味によく合うのよ。
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セコンドは「Una Ricorda di BBQ」、BBQの記憶と訳すのかな。牛肉、玉ねぎ、じゃがいもなど、確かにBBQの定番素材で構成されたお皿。
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とはいえ、宮崎の内腿に、赤玉ねぎ、ラディッキオと薄くカットされたじゃがいもと、子供頃のBBQの記憶が、すっかりと大人仕様のエレガントなBBQに。シンプルなワインビネガーのソースも美味でした。


やっぱ、大人になるっていいっすね。La Gerla Brunello di Montalcinoの2010年がエレガントに寄り添ってくる。いや、このワインを愉しむために料理が存在しているのかな。いずれにせよ、至福のとき。
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このあと、もうちょいお腹に入りそうということで、パスタを作ってもらったんですが....、ひっさびさに記憶がない。前後にオチてたようで、写真だけが残っている。
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まりえに聞いたら、「美味しい」って言いながら瞬殺してたよ、と。
マジかー、要リベンジ。




チョコレート、トンカ豆、ヘーゼルナッツのドルチェ。そう、ドルチェにはこういう色気がないとね。家庭っぽいアプローチもいいけど、リストランテならこうでなくっちゃ。
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しばし浮遊した後、帰る頃には覚醒していました。
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やー、次回の訪問が実に愉しみ。流行ってるから行く、評価が高いから行く、という動機はいまいちカッコ悪い。好きだから行く、これが一番オーガニックでスマートだと思うわけです。
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kyah2004 at 01:57│Comments(0)イタリアン | ¥20000〜

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