2019年05月24日

親方 前田康衛 (築地)握りを潔く

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かつては、江戸のファーストフードだった寿司が、今や高単価料理の代表格となり、予約の取りにくい状況と相まってバブルの体をみせています。

時代とともに評価が高まる食文化というのは、それはそれでいいことなんですが、若い世代の鮨好きからは悲鳴しか聞こえてこないというのも現実。連れの分まで払ったら7万円って....、そこそこいい靴買えまっせ(笑)。

もはや鮨という食べ物は、富裕層向けの嗜好品になってしまったということでしょうか。
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そんな鮨バブルの爆心地といえば銀座。でも、わずか1kmくらいしか離れていない築地では、江戸前のいい仕事の握りが1万円くらいでいただけるお店も残っているんです。
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先日「焼うお いし川」に行った際に、同店舗内の奥の院『親方 前田康衛』を発見して、試しで1貫握ってもらったんです。オーセンティックさと、洗練のバランスが想定より良く好印象。

その時に、夜でも軽くつまんで握り中心だと1万円くらいと聞いたので「こりゃ改めて訪れてみないと」と思っていたんです。
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そして訪れた、春の夜。平日の夜なのでヒトは少ないけど、移転前もこんな感じだった気がします。

予定通り、お願いしたのは握り中心のお任せ。もともと、毎回 つまみから食べたい人種でもないので、3種類くらいつまみがでて、早速握りというスタイルはWelcome。
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つまみは、京都の若竹煮と四万十から直送された鰻。皮のゼラチン質が気持ちいい。
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乾杯のドリンクを呑み終わったら、さっと握りがはじまります。

ほしガレイ、桜のかほりが広がる!
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車海老はめずらしく生で。というか、まだ動いてるし。鮮度至上主義じゃないけど、これは強めの食感と海老の甘さで、ほんと旨い!
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とり貝は少し炙りで。甘さと優しさがたち、生臭さが抑えられる。いつもの知ってる感じの”とり貝”じゃなくて、また違う魅力発見です。
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アナゴも甘くてエアリー、ふかふか。
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芝海老のオボロをしっかり乗せたコハダ。酸味と甘みのセッション
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カワハギは、肝がデカすぎる!これは...、おかわり欲しいくらいタイプ。
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塩釜の本鮪、かほりがイイね。
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ブランド産地を狙わずとも、築地で3代続いた目利きのプロが選ぶネタは美味しく、満足度は高い。毎回3万円以上の鮨を食べているヒトは別にして、フツーの鮨好きなら、しっかり
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握りの質も満足だし、ポーションも程よく、財布にやさしい。時間も1時間ちょいなので、なんか新鮮。毎晩 満腹生活なので、腹八分目という具合が実にちょうどいい。
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親方 前田康衛
03-3541-3804
東京都中央区築地4-13-5 築地青空三代目別邸 2F
http://aozora3.jp/



さっとお腹を満たして場所を変えて呑み直すのも悪くない。
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乾杯のビールで喉を潤しながら。

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若竹煮と鰻で、ちょうどビールが飲み終わった頃に握りがスタート。このテンポ感、悪くない。
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心と身体を鮨屋のカウンターに慣らす儀式のような時間。
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ほしガレイから。まずはシャリとのバランスをチェックしつつ、タネの余韻を愉しむ。
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赤貝、トリッキーなパフォーマンスはなくてもいい、年季の入った美しい仕事。
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すみいか、おほほほほ
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この車海老は衝撃でした。
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ヒカリモノが好きなんです、たぶん、いちばんタネの中でヒカリモノが好き。アジ万歳!
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車海老の殻をパリパリいただきます。酒しかすすまないw
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トリ貝、炙ると違う個性が目覚めるのね。
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まぐろの椀物。適度にネギが臭みを消していて、いいバランス。
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穴子のふわっと感は、ヒトを幸せにする。
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のどぐろ、いとうまし。このタネも火を加えたほうがインパクト増しますな。
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こはだ、酸味と甘味がちょうどよかったからね。酸味が強いのは、実はちょっと苦手。
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肝の大きさが合っていない(笑)、至福のカワハギ。
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塩釜のマグロ
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大トロで。脂もいいけど、みずみずしい。
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雲丹のにぎりで、こっから巻物。前田2019-32




ネギトロ中巻き、持ち帰って翌日も食べたい。
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カリカリ梅は、こうして作るのね。
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さいごに、魚の生臭さをきれいに流してくれる巻物で終了。
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半年とか1年とか予約待ちの鮨屋と同時に、フラッ気軽に通える鮨屋を持っておくのっていいと思うよ。
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kyah2004 at 12:47│Comments(0)日本料理 | ¥10000〜

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