2019年07月07日

礼文島 エゾバフンウニを求めて

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「いつか旬の時期に利尻島か礼文島に訪れて、エゾバフンウニをたらふく食べてみたい」

そんな野望を持っていたんですが、札幌のコウくんファミリーともタイミングがあったので、礼文島の現地待ち合わして念願のウニ三昧な休日を過ごしてきました。
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ちなみに礼文島は日本のほぼ最北端、稚内から船で2時間くらいのとこにある島ね。
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エゾバフンウニは6月から8月がシーズン。7月入ったくらいが特に美味しいと言われてるのね。こないだ行った「鮨なんば」でも、大将が来週頃から利尻のウニがピークを迎えそうと話してたので、ワクワクを抑えきれずに上陸しました。
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現地で食べた雲丹はそりゃ素晴らしいもんで雑味がなくクリーミー、ほのかに残る余韻も爽やか。醤油も海苔も不要で、ウニの味だけでごはんを食べるのが贅沢。たまに醤油をちょいと垂らしたり海苔も使ってアクセントにしてたけど、ストレートでいただくのが正解だと思う。
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ただ現地とはいえ、激安!というわけではなく生エゾバフンウニ丼は5000円くらい。都内で食べたら比較にならないくらい高くなるだろうけど、最高ブランドのウニゆえ、悦楽体験にはある程度の投資が必要です。


宿によっては、ウニが殆ど出ないところもあるので、確実に食べたいなら外で食べるのがいい。礼文島はレストランの数は限られてるけど『炉ばた ちどり』はウニ丼だけじゃなく、ホッケのちゃんちゃん焼も絶品。
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礼文島の北端にある『民宿 ストコン岬』は、かなりの量の生ウニが夕食で出てくるし、
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ボタンエビやピンクのホタテなど刺身も”ならでは”。
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ホッケ・ホタテ・牡蠣のフライ盛り合わせもサクフワな揚げ具合で好印象だし、
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ウニ乗せのすき焼きも出てきて大満足。宿メシでこれだけやってくれたら文句はない。
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もうひとつの宿『ネイチャーイン花しん』と比べて食事内容は圧勝。
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悪くはないけど、金額だけの差はあるね。


ロケーションも岬の先の崖の下という、笑えるくらいのダイナミックなシーフロント加減で、お風呂のある小屋から海までの距離は数mとロケーション力も半端ない。
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この時期は高山植物も咲き乱れるシーズンで、宿取りには遅れをとったんだけど『民宿 ストコン岬』がギリギリ滑り込めて良かった。
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そうそう、なんで利尻島じゃなく、礼文島にしたかというと理由は2つ。

ひとつは海に浮かぶ利尻富士を見たかったので、敢えて隣の島にしたのね。距離にして10kmくらい。初日以外は天候悪くて視界から消え去ったけど(笑)
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もうひとつは海崖指数が礼文島の方が高めで好みっぽかったから。桃台猫台展望台からは、桃岩をはじめダイナミックな崖景が愉しめるし、
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スコトン岬のあたりは、トド島展望台あたりの尾根道ドライブが心地よく鮑古丹あたりも中々の崖っぷり。
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隠岐の島の摩天崖と比べると、たいぶ観光地として整備されててワイルドさには欠けるけど、天気が良かったらスゴい威力発揮しそうな島だなというのは良くわかった。ただ、ワイン持っていって外飲みするには7月でも寒すぎた。
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悪天候のせいかもしれないけど、レザーブルゾンでちょうどよかったくらいだし。
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食は隠岐の島(西ノ島、知夫里等)と比べて充実しており、3泊なら飽きることはない。とはいえ、洗練された食事や気軽に寄れるカフェなども殆ど無いのは寂しい。
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あと驚いたのが平均年齢の高さ。高山植物のトレッキング目的で観光客の平均年齢は70歳をゆうに超えてましたね。観光バス×シニア×ガイドに島は占拠されていて、ボクなら絶対払わなそうな高額ツアーに参加してそうな雰囲気でした。

今は高単価とれていいだろうけど、次の世代の観光客が育ってない&レストランや宿も魅力ある場所が少なく折角の観光資産が活かせない印象で、10年後はどんな風になっちゃうのかと不安な側面も。
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観光は6月から8月に集中しているようで、レンタカーはかなり高い。24時間でコンパクトカーが2万円近く。バイクが1時間1000円くらいで借りられるので、ちょっと足を伸ばすくらいなら、バイク活用するのが便利だと思う。
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トレッキングコースが充実してるので、もうちょい歩くスタイルしっかり用意してトレッキングしても良かったかな...と思うけど、天候イマイチだと俄然やる気が出ないので、酒と風呂に傾倒しちゃってました。
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漁師の後継者不足で、漁業の担い手支援などやっていて家を建ててもらったりとか、色々サポートもあるらしく、第二の人生を考えてる人には選択肢に入れてみてもいいかもしれません

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今のオレにはない選択肢だけど、どう価値観や環境が変わるかわからないからね。手札は多めに持っておいたほうがいい。
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お隣の利尻島には飛行機が飛んでるけど、東京からだと勿論直行便はないのよね。そんなわけで、礼文島へは稚内まで飛んで、船でアクセスというのが一般的。
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羽田-稚内のフライトは2時間弱で、稚内の空港からフェリーターミナルまでバスで30分くらい。礼文島までの船は1日に3便くらい出ててこれまた2時間程度の移動時間。東京を朝出てもなんだかんだ15:00頃のフェリーになるので、島への上陸は夕方になる。フェリーターミナルには宿からお迎えが来ていて、足がなくても安心。
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最初に泊まった『ネイチャーイン はな心』は、町の中心部から1.5kmくらいと少し離れた海の前に立つ民宿。
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部屋からは海と利尻富士が見えてテンションアップ。
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宿にチェックインして、夕食前にフェリーターミナル近くの温泉「うすゆきの湯」に行きたいといったら、気軽に車の送迎使ってねとフットワーク軽めなのもありがたい。

「うすゆきの湯」は利尻富士を眺めながら入れる新しい温泉施設で、露天風呂もシービューだから、利尻富士が見えてるタイミングで行っておきたくて。案の定というか、残念ながら翌日から天候崩れて、以降
利尻富士を見ることはなかったので、早めに行っておいて良かったなと。
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「ネイチャーイン はな心」はリーズナブルな価格設定ということもあり、夕食にはウニがほんの少ししか出なかったけど、料理の種類は多め。お風呂も露天風呂あるけど、ビューはないので、うまく「うすゆきの湯」を活用すると良いと思う。
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翌朝、コウくんファミリーがやってきたんだけどあいにくの雨。予定してた桃岩展望台へのハイキング&山頂ワインは諦めざるをえなかったけど、雨の隙間をぬってバイクで島の逆サイまで行ってきました。
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トンネルの中がえらく寒くて驚いたけど、15分もかからずに桃台猫台展望台に着くので、そこから緑に覆われた迫力ある海崖ビューを堪能できた。
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礼文島に行ったらほぼ皆が行く桃岩展望台を下から眺められる。
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晴れてたらいい色が出そうな海の色。これは加工入れてるから見た目よりもだいぶブルーが強め。緑の強さは、曇でもこんな感じかな。
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道があるのは島でも一部で、この南西ゾーンも海沿いに1.5kmくらい道があるだけで、その先は崖に阻まれている。
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メノウ浜という海岸には地蔵岩というライトサーベルでパカっと切ったかのような巨大な岩があって圧巻。
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そして、このメノウ浜には、この島唯一のテラス付きカフェ『ダイニングカフェUMI』がある。
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シーフロントというロケーションでテラス席もあり、ホッケバーガーといったハンバーガーが何種類か、パスタやウニ丼もあるほか、スイーツも提供していてほんとに貴重。
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ただ7月でも天候悪いと外は寒くて、テラス好きのオレもホットコーヒーで暖を取る目的で入ったくらい。このテラスが稼働できるのは、年間でもほんのわずかなんでしょう、無念。
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山頂で飲もうと思っていたワインを、「うすゆきの湯」のお座敷や部屋で飲みつつ、
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札幌から持参してくれたシャルキュトリーをアテにヤケ飲み。
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天気のいいシーズンではあるんだけど、こればっかりは運なので、旨い酒があるだけでも救いです。
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備えあれば、憂いは最小限。ボタンエビのお鮨とか、めっちゃ嬉しい。コウくん達が札幌から車で来る途中で買ってきてくれたのよ。さすが過ぎる。
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そんな2泊目の夜は皆で『炉ばた ちどり』へ。
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密度高めに盛られたウニ丼は5000円と決して安くはない。とはいえ、エゾンバフンウニのイノセントな味わいを堪能できるし、このクオリティのものを東京で食べたら...と考えればリーズナブルなんだけどね。
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ホッケのちゃんちゃん焼は、生でホッケに接することのないボクには衝撃で、レアな火入れのホッケとネギ味噌のセッションはかなりの悦楽エクスペリエンス。
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北の幸がふんだんに入ったラーメン(2500円)も美味でしたわ。
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食後も宿に戻ってワインな夕べが続きます。何故か、BGMに荒井由実。「あの日に帰りたい」が、頭の中でリフレイン。
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3日目は雨もやんだものの利尻富士が見えない状態というのは変わらず。一度も利尻富士を見られなかったコウくんファミリーを見送って。
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2人乗りできるバイクで、まりえを連れて桃台猫台展望台へふたたび。うーん、コンディションは変わらずだね。
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その後、宿で荷物をピックアップしてすぐに桃岩展望台に向かったんだけど、到着したら雲の中。
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展望台からの視界は10mくらいで眼の前にあるはずの桃岩すら見ることが出来ず。高山植物はかなり咲いてて見頃だったっぽいんだけど、いかんせん植物にはそんなに興味がなくってね。早々に退散。
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島の北と南に車でアクセスできる見どころは集中してるので、一気に北上。とはいえフェリー乗り場から最北端のスコトン岬まで車だったら30分程度。まずは北西部の「澄海岬(スカイミサキ)」へ向かうことに。
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澄海岬は桃岩展望台ほどの崖圧はないものの、特長的なフォルムが海崖マニアには刺さります。岬の裏側にある鉄府魚港からこの澄海岬の脇を歩くことができる。かなりの急勾配で、息が切れましたわ。
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北部東側の岬の先にある「海鮮丼あとい」もウニ丼で有名、団体客の利用が多い。ここはウニが別盛りになっていてごはんの熱の影響を受けずに、生雲丹のすっぴんを楽しむことが出来る。ウニ定食が4500円だったかな。2人で食べるとそれなりの額なので、キャッシュを持ち歩きたくない派には正直ストレス。最近はQRコード決済もあるわけだしキャッシュレス対応して欲しいなぁ。ウニの郵送とかも現金のみなので、それがイヤで自宅への発送はやめることにした。
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「海鮮丼あとい」の近くには、今は使われてない礼文空港があって、ここは滅多に車も通らないし、天気よかったらビューはかなりよさそうだった。

その後、宿のあるスコトン岬へ。地図を見たら江戸屋神社の脇から尾根沿いに道があることを発見。天気が悪くても両脇に海が開ける緑の小径ドライブは爽快。ちょっと車を停めてゴロタ岬の方まで散策するのも面白かった。
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とはいえ雲がかかってて、景観は威力が1/10くらいまで低下してたけど
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この日は雨には降られなかったけど、天候がイマイチだと歩く気力も沸かないので、チェックイン時間に宿に向かってみた。

したらスコトン岬の先端に、わりと洒落たギフトショップ「島の人」が建っていて、センスのいいパッケージのお土産や、岬を見下ろすカフェも併設。クラフトビールも売っていたので迷うことなくペールエール。昆布まんや昆布ソフトクリームなど、いかにもなアイテムにのっかりつつ、夕食前の時間を読書したりして過ごしてました。
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そう、ここは民宿 スコトン岬の運営母体がやってるギフトショップで、ちゃんとお洒落なテラス席もあるのよ。時間つぶしには絶好のロケーションだったんだけど、なにしろ強風で外に1分でも座ってたらストレスな環境だったので、泣く泣く室内でお籠りでしたわ。
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宿には早めに入って、シーフロントのお部屋で時化た波の音聞きながらのんびり。ここでは、礼文の自然を感じられる宿に泊まりたかったので、バス・トイレ共同とか何も気にならず。冷やしたいものがあれば冷蔵庫を借りればいいし。
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お風呂は宿の脇の小さな小屋の中に。こちらは部屋よりも更に目の前の海が近く、窓あけたら荒波サラウンド。風呂上がりのビールが、最高にうまかった。天気が良くて、宿の前のテラススペースで飲めたら、もっとシビレたんだけどね。
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冒頭でも書いた通り食事も美味だし、スタッフとのおしゃべりで聞いた礼文島の裏話も興味深かった。離島のこういう宿は大好きなので、また礼文に訪れたらここには泊まりたい。
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kyah2004 at 21:39│Comments(0)礼文島_201906 | 和食

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