2019年10月13日

憧れのシチリア グランブルーの世界へ

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今年の夏バケはシチリア。
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海崖好きとしては、アイルランド(スター・ウォーズのロケ地)にも惹かれたんだけど、もっと思い切りな夏を感じたくて。
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ほかにも北欧ガストロノミーを本場で食べてないので、デンマーク・ノルウェイあたりも候補だったのよ、フィヨルドの迫力も凄そうだし。ただ9月は寒そうで、こちらは早々に諦めたけどね。


シチリアって大きさイメージわかないと思うけど、九州をひとまわり小さくさせたくらいの広さ。2週間ほどかけて車でぐるっと回るにはちょうどよかった

ざっくり言うと、こんな印象。
1. 海の美しさと崖の迫力がとにかく想定以上
2. パスタは一度も裏切らない
3. 欲望がフラットになるナチュラルさ


どういうことか補足すると、呆れるくらいの美景続きなうえに、食事はパスタを食べてる限りハズさないから、予約に振り回されずノリ任せ。
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ムリしなくても美景と旨い酒と、やけに透明度の高い海が手に届くところにあるから、ガッツく必要がないのよね。
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だいたい朝から酔っ払ってて心は弛緩しっぱなしで、そうこうしてるうちに欲望って概念が薄くなって、あるものを受け容れるナチュラルな状態へと進化していくってわけ。この感覚が「欲望がフラット」って書いた状態。
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旅の殆どを小さな町で過ごしてたので、ナポリやフィレンツェ、ミラノといった、ある意味”らしい”押しの強さとの遭遇も少なくて、このあたりは想像と違ってた。

これがシチリアらしさのか、もしくはカントリーサイドのイタリアらしいのかわからないけど、気疲れすることもなくひたすらのんびり。
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回った町は、順番にタールミーナ、ラグーザ、リカタ、チェファルー、トラパニ、パレルモ


タオルミーナ」は絶景が約束されたシチリアを代表するリゾート、世界中から富裕層がバカンスで訪れることでも有名。
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子供の頃に映画 グランブルーを観てから、いつか訪れたかった憧れの地。
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ホテル「カポ タオルミーナ」からはエトナ山も一望
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ミシュランスターのワインペアリングもビシッと刺さり、幸先の良い旅のはじまりとなりました。
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ただ、他のエリアと比べて、圧倒的にホテルが高い! その分、洗練されてるけどね。
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近隣の町も魅力的で、崖の上の「Castello di Mola」とか見てるだけでキュンキュンする
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上から見下ろすタオルミーナも美しく、数日滞在するなら絶対訪れて欲しい場所。
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ラグーザ」は、島の南東部にある丘全体が石で覆われたように見える幻想的な世界遺産の町。町の中は迷路そのもので、ホテルまでのアクセスが一番苦労したところ。
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圧倒的な景観力で、ここでも早起きして朝焼けを愉しんでいた。
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たまたま、部屋から10歩歩いたところが町一番の絶景ポイントだったりと、色んな意味で結果オーライの滞在に。歩くことに最も興奮したのがココ。
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リカタ」は、この旅の食のディスティネーション。ミシュラン二ツ星の「La Madia」に、どうしても行ってみたくて。シチリアの、この町ならではのガストロノミー体験。わざわざ足を運んだ甲斐があった。
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観光仕様でないスッピンのシチリア町風情がやけに新鮮で、「こんなカントリーサイドの日常の中に、ミシュランスターがあるの?」というギャップも。
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ちなみに近くにはギリシャ時代の遺跡が集まる 神殿の谷 で有名なアグリジェントという都市があり、インスタグラマー垂涎の白い崖の海「Scala dei Turchi (スカーラ・デイ・トゥルキ)」に寄ったりも。白が映える場所なのに、天気がイマイチで無念。
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ここからは一気に島を縦断してシチリア北部へ。パレルモの東にある「チェファル」という町へ。実は、タオルミナ並、もしくはそれ以上に訪れるのを愉しみにしていた場所で、後から振り返っても、ここが一番お気に入り。
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まずね、崖マニアには垂涎の地形で、巨大な崖とティレニア海に挟まれるように旧市街が集まっている。
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海から見た景色も素晴らしいけど、この岩山の上からの景色が息を呑む美しさ。絶景続きのシチリアに麻痺しかけてたんだけど、ここでは目が醒めました。
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旧市街の町並みも色気があって、散策するのに程よい大きさ。
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パスタで一番「うんまい」と吠えたのもこのチェファル。トリップアドバイザーでチェファル1位のお店『Triscele』を前日にノリで選んで、あとはメニューを眺めながら勘でオーダー。出てきたガンベロロッソのタリオリーニは乳化具合が素晴らしく、極上のTKGなニュアンスも。トップにはピスタチオのムースが添えられていて、更なる追い込み。
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それぞれの町で、もっと真面目に調べてたら、こういう感動食体験の頻度はあげられたかもしれない。でも、心を弛緩させるというのもこの旅の重要なミッションだったので、一生懸命は敢えてホドホドに。
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天気も良く、あらゆる意味で最高だったチェファルを後に向かったのが「トラパニ」。一旦、パレルモは素通りしたんだけど、市内を超えてから空港あたりの崖が壮大でドライブしながら興奮悶絶

隠岐の島の摩天崖クラスが、ふっつーにそびえ立ってるので、崖マニア、中でも海から切り立つ崖には目がないオレは、これを眺めながらワイン空けられるくらいのトキメキ。
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こんな綺麗な町を眺めながらドライブするのは愉しいよね。
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ただ、目的地のトラパニが近くなるにつれて、雲が厚くなってきたのよ。トラパニ滞在の目的が離島の「ファヴィニャーナ島(Favignana)」 で、舟が浮いてるように見える透明度の湾で泳ぐことだったので、自然とテンションが落ちていく。


とはいえ、透明度はトラパニの町の横の海ですら、めちゃ透明。
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トラパニの町自体も、言ってしまえば地味な感じで、救いは海沿いのホテル「レジデンス ラ ガンチア(Residence La Gancia )」。ここはルーフトップに宿泊者専用のバールがあって、海を眺めながらアペリティーボを楽しめるのよ。
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あまり海沿いにホテルやレストランのない町なので、この環境は貴重。ほど近い「エリチェ」という町は天空の町として有名なんだけど、行こうとしたら思いっきり雲の中で諦めました。なんかトラパニとは縁が無かったなぁ。
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ファヴィニャーナ島」は曇ってても凄かった。この島はチャリやバイク借りて回るのにちょうどいいサイズで、シチリア本島でも沖縄並の海の美しさなのに、離島に来ると桁違い。
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すんごい強風で、普段なら絶景のビーチが荒れ狂ってだけど、湾の向きに寄ってはさざ波も立たないくらい静かだったり。
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港の近くの路地を走っていると、映画の中に迷い込んだかのように錯覚する。
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帰国前に半日だけ程度滞在したのが、シチリア最大の都市「パレルモ」。町の規模は、他のシチリアの都市と比べて圧倒的で、久しぶりに喧騒が続く街を見た。道に並んだテーブルで、ストリートを感じながらの早めのディナー。
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到着した頃には、一番寄りたかった市場も閉まってる時間だったので、市場めぐりが出来なかったのが心残り。パレルモから車で30分も走れば、周囲に絶景ビーチが点在していることもわかったし、次回はパレルモからシチリアをはじめてみようと思う。
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あと、再訪の時にはしっかり数日離島に滞在できるプランを考えたい。狙いはメッシーナ近くのエオリエ諸島。
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では、改めてタールミーナ、ラグーザ、リカタ、チェファルー、トラパニ、パレルモの順に、もうちょい深めの情報を。

あ、ちょっと その前にシチリア行ったことないんだけどって方向けにの基本情報を。
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【シチリア基本情報】

・アクセス/移動
パレルモ(北)空港、カターニャ空港(東)が大きな空港で、トラパニ空港になるとグッと規模が小さくなる。ローマからカターニャ空港行きの便は、アリタリア航空だけでも1日に10便以上あるし、ライアンエアーも。アリタリア航空で往復1万円ちょい。

移動は車。レンタカーは、当然マニュアル車が安いんだけど、オートマ車でも1週間借りて(Audi A3クラス)3万円程度、フルプロテクションの保険入れてもね。旧市街の細い路地も走るので、コンパクトな車が実用的。

たまに有料の高速道路もあるけど、せいぜい1€とか。幹線道路は皆さんかなり飛ばしてるので、九州より小さな島ということもあり、都市間の移動は思ったよりも楽で早い。


・9月の気候
昼間はジリジリと暑い、半袖、短パンじゃないと汗だくに。朝夕は一気に気温が落ちるので、長袖がないと寒い。ジャケットが必要な寒さではなく、下は短パンでOK。ミシュランスターのレストランでも、ジャケットは少数派。
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・レストラン
ミシュランスターもあるし、その町ならではのトラットリアへノリで行くのもいとをかし。ホテルのチェックイン時に、だいたいレコメンドくれるので、その情報も参考にしながら。
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・治安
フツーに旅する分には、全くリスクを感じない。基本、田舎町が並んでいるので、どことなく空気感ものんびり。
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・ホテル事情
世界中のゲストがターゲットのタオルミーナのホテルはさすがに高め。一方、他の都市は、逆にリーズナブルだし、郊外の素敵なホテルを探すのも楽しい。町の中だと車を停める場所に苦労するから、駐車場があるホテルはかなりホッとする
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【滞在した町のこと】

●タオルミーナ


ローマからカターニャ空港まで飛んで、空港からタオルミーナまではバスで移動。というのも、タオルミーナは道が細い上に車が入れない場所もあり、土地勘のない初訪ではハードルが高いのよ。ホテルのヒトも、車で来るのはやめたほうがいいよ..ということで、素直に助言に従いました。ちなみにレンタカーは、タオルミーナを出る時に借りています。
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さすが世界に冠たるリゾート地タオルミーナ、シチリアの中でも圧倒的に華やか。
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眼下に海を見下ろす崖の上に町があり、エトナ山を望む好ロケーション。
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ウンベルト一世通りは賑やか。ただ、観光地化が進みすぎてるので、美味しいレストランを見つけるのは困難な一面も。
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中心部を離れて車で海沿いまで走るとミシュランスター『La Capinera』がある。ここはめちゃタイプ。海沿いというロケーションもさることながら、洗練された魚の火入れや、現地ならではの味の組み合わせも素晴らしく。
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何よりシビレたのがワインのペアリング。自然派のこーいうのが飲みたい‼️というのを、ことごとく先回りして出してくるので、スタッフが笑っちゃうくらい感動に震えてた

そして、いいホテルやいいレストランには美人ちゃんが集まるのは世界共通。プロですか⁉️って笑顔とスタイルの女子たちは、店の雰囲気を上げてくれます
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タオルミーナの中心街からはロープウェイで海岸まで一気に降りることができる。イゾラベッラのビーチは有料のデッキが並ぶゾーンと、バスタオルを敷いて転がってられるパブリックゾーンと、好きな方を選ぶことが出来る。
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ここでは敢えてローカルっぽく、バスタオルを敷いて昼寝をしていた。そういうフツーのことが、なんだか愉しいバカンスの序章。
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朝焼けがやけにキレイで自然と早起き。朝食前にジョギングしながら町を散策しつつ、タオルミーナの町の背後の丘に登って上から町を見下ろしてみたり。丘の上に城壁が見えたので、そこに入りたかったけど公開はされてなくて、その横にあった教会「Chiesa Madonna della Rocca」のあたりから絶景を愉しんでました。

町の中心部からは思ったよりアクセスが良く、15分くらいでアプローチできるけど、ひたすら階段登るので時間に余裕は見ておいたほうがいいと思う。ちなみに時間はトレーニングスタイルでの話。
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タオルミーナで一番の絶景は、なんといっても「ギリシャ劇場」。入場料は10€だけど、とにかくここに絶景スポットが集中してるから、滞在時間の少ない人は、とりあえずここに訪れておけば間違いない。
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古代遺跡の向こうに、地中海とエトナ山を同時に望める望めるなんて...フォトジェニックにも程がある
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余裕があれば、タオルミナからバスで15分の「Castello di Mola(カステルモーラ)」に訪れるのもオススメ。

タオルミナの中心部からの見える切り立った崖の上の小さな町で、風光明媚なタオルミーナを一望にできるこれまた絶景スポット。
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小さな町なので、ちょっと歩いて疲れたところで一杯飲んで帰るくらいがちょうどいい。景色もよく突っ込みどころ満載な「Bar Turrisi」に行ってみて。テラスじゃなく建物のほうね。
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タオルミナのホテル選びは悩んだね。なんせ行ったこと無いから、いくらネットや雑誌で事前情報調べても、現地での実際の滞在3時間分には及ばない。ビーチとチェントロが離れてるのはわかってたけど、自分で移動してみてはじめて体感値となるから。

結果、タオルミナでチェントロ2泊(旧市街の中心部)、ビーチ2泊は正解!

まずね、想像以上にタオルミナのチェントロ(旧市街)は崖の上。いろは坂みたいな道を車で10分以上かけて登らないとたどり着けないのよ。ケーブルカーがあるとはいえ、一日に何度もビーチと町を往復するのはかなり面倒。
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それに、崖の上から見下ろす景観の美しさこそ、タオルミナをタオルミナたらしめているので、崖上に滞在せずしてタオルミーナを語るのははばかられてしまう。




まずはチェントロの「Casa Arico'(カサアリコ)」というアート感溢れるブティックホテルに泊まったんだけど、ここのイケメンスタッフがスマートかつレコメンドが的確。
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おかげで、ほぼノープランで訪れたタオルミナを効率的にまわることができたし、ルーフトップやリビングがとっても素敵で、タオルミーナの魅力を充分に堪能することができた。
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リビングはオーナーのスペースなんだけど、20:00頃までは開放してくれている
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部屋は可愛らしくバカンス気分をもり立ててくれた。
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しかも、朝焼けがコレっすよ。
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朝ごはんは、マンマの手作り。味が抑えめで、甘さが怖かったシチリアスイーツも美味しくいただけた。
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もうひとつは、グランブルーの海を満喫したいと、映画「グラン・ブルー」にも登場する「UNAHOTELS Capotaormina(カポ タオルミーナ)」へ

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映画にも登場したくらいだから老舗ホテルなんだけど、なんせ岬をまるごとホテルにしてるから海を満喫するには最適のロケーション。
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地下6Fまで降りるエレベータの扉を出ると、洞窟になってて目の前が他からアクセス不可の崖に囲まれたプライベートビーチ
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洞窟はもうひとつ逆サイドに伸びていて、そちらは岬の先端一帯をプールエリアにしてるのね。プールの周りだけじゃなく、海を見下ろすようにデッキチェアが配置されていて、なんとも地中海らしい光景。
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セキュリティも安心だし、着替えも気にしなくていいし、お酒も軽食も愉しめたりと、タオルミーナの海を満喫するには、これ以上無いシチュエーション。
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しかも朝焼け、サンセットともに超絶な美しさ。早朝、日の出の前に目覚めて、空が赤く染まるのを眺めながらワインを傾けてました。
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人工物の音が全く聞こえない豊かな世界、こんなゆったりしたバカンスは、バリ島以来。
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映画の舞台にもなった洞窟脇のレストラン「リストランテ・ラ・スコリエーラ」は、調べたら評判イマイチのように見えたけど、”いかにもなイタリアンレストラン”という感じで、旅人的には満足。
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というか、この旅全体を通じて、パスタはどこで食べても美味しく、有名店もそんなに多くはないので、毎回気合い入れて調べたり予約したりすることもせず、ノリでレストラン選ぶなんていうユルい休日に。部屋飲みも最高だし。
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朝ごはんも特段 凄いわけじゃないけど、シチリアのティピカルなものを食べられる。ブリオッシュに生クリーム挟むやつとか罪悪感を背負いつつも抗えず。
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そうそう、エトナ山麓には近年優れたワイナリーが増えており、紹介してもらって訪問した「BENANTI」はその筆頭にしてパイオニア。
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エトナのワインの特長を説明してもらって、色んな料理とワインを合わせてアッビナメントを試してみた。
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カリカンテや、マスカレーゼ、ネレッロ・カプッチョなど、エトナらしい葡萄の個性は体で感じて記憶できた。
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にしても、素敵なワイナリー
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しっかし、ワイナリーも紹介いただいて訪問するのと、通常の訪問ではめちゃ差があるので、素直に甘えさせていただきます。こちらが一般のテイスティングルーム。
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ワイナリーをフルアテンドしてもらったうえに、こちらの個室でテイスティング。そりゃ気持ちよく酔いますわ。
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別送含め、ガッツリ買い込んできましたぞ。
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●ラグーザ

タオルミーナを後にして向かったのはシチリアの南端に近い「ラグーザ」
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タオルミーナから一転、丘の上に石が被さったような、異様な圧力を感じる町へ。
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海から離れて丘陵地帯をのんびりドライブしていると、急にこれまでのなだらかな丘じゃなく、石の塊が張り付いたようなゴツっとした丘が目に飛び込んでくるのよ。
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よく見ると、それは丘の上に並ぶ石の建造物の集合体で、巨大な岩が丘を覆ってるようにも見えるのね。この感覚は写真では伝えづらいんだけど、是非 自身の五感で感じてみて欲しい。
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ナビがやけに遠回りなルートを示すので、ショートカットと思って挑んだら狭い路地に阻まれまくりで冷や汗に。やっとのことで見つけたホテル「Iblaresort - Design Boutique Hotel」は、レセプションから離れた場所に部屋があったりとトリッキー
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結果、町一番のVIEW POINに最寄りだったので、ほっと落ち着いてからは興奮の連続。1693年の地震でラグーザは一度壊滅状態になってしまい、今の建物はその頃に建てられたものが多いんだって。
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夕方になると、かなり涼しく人通りも少なくなり(でも身の危険は感じない)、うっすらした街灯の灯がタイムスリップしたような感覚に誘ってくれるんです。
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レストランは新市街のレストランが集まってる路地へ。ハーブの効いたクラフトビールがかなり美味しく、パスタは安定の味。あまりにピッツェリアが多いので、はじめてシチリアピッツァなるものを食べてみたけど、ナポリスタイルに慣れてるせいか、ここが最初で最後の挑戦に(笑)。
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朝焼けのラグーザは、一番幻想的なので、ここでも早起きをオススメしたい。
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●リカタ
いわゆる観光地でない町を感じてみたかったのと、ミシュラン二ツ星の「La Madia」に行きたくて滞在を決めた場所。
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旅の中盤でのんびりしたかったので、町外れの丘の上にあるホテル「Villa Giuliana」を拠点に。ここはプールからリカタの町を見下ろせるので、チェックインしてビール&読書でコンディションを整える。
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市街地は明らかにリゾートとは異なる日常色の強さで、お店のファサードもMichelin看板なかったら、昭和の喫茶店的な雰囲気。

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ところが一旦料理が始まると、シチリアならではのクリエイションで、シェフのストーリーを受けとめる愉しさに満ちたコース展開。

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溶けてなくなるパスタに見立てたイカや、大きなハムに見立てたツナ、アミューズのブッファラもそのテクスチャや再構築加減に心が踊りましたわ。

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シチリアの名物、カンノーリもエレガントなスタイル

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ワインはグラスでペアリングなどはないので、この旅で呑んだ好みのワインの写真を見せて選んでもらったエトナワイン、まるで日本酒のモダンな生酛づくりのような感じなのよ。最初のアタックがほんと優しくて、一瞬「ちと、弱すぎ?」と訝しんだんだけど、料理にはバチっと寄り添ってくるし、後半も全く飲み疲れなくて、こんなワイン体験初めて。徹底した名脇役っぷりで、料理の魅力を完全に浮き彫りにしてくれた。

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リカタからアグリジェント経由でチェファルへ。ハイウェイ走ってたら、普通に丘の上にギリシャ遺跡が現れる。
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Scala dei Turchi (スカーラ・デイ・トゥルキ)は、アグリジェントから車で30分程度。
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道端に車を停めて、ビーチに降りてから、しばらく歩いてたどり着く異空間
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時間があれば白崖でじっくり遊びたかったんだけど、シチリアの南岸から北岸まで移動しなくちゃ行けない日だったので、ちょっと気分になれなくて。
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この時は、たまたまいい絵が撮れたけど、天気がイマイチだったのが最大の理由だけど。
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アグリジェントあたりから、パレルモの横のチェファルまで2時間ちょい。崖の多い地形は、ボクにはご馳走。
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●チェファル


いよいよ、この旅のクライマックス 「チェファル」へ。
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崖、海、旧市街の色気ある町並み。シチリアに欲しかったすべてがコンパクトにまとまっている。
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旧市街の裏にある岩山は、入場料が1日4€。その日のうちなら、何度でも登ることができる。
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下からは全然見えなかったんだけど、登ってみたら老若男女問わず多くの旅人たちが。登山道に列をつくるくらいの人口密度。この絶景なら納得、当家はめっちゃ気合の入ったトレッキングしたいるでいったんだけど、皆さんフツーに短パン、Tシャツ。サンダル人口もかなりの比率。
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この町の顔と言ってもいい立派なドゥオーモ
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このあたりの旧市街の路地が、どうにもタイプで。
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旧市街の前の海は透明度も高い
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ニューシネマパラダイスでも使われていた場所。映画を外で観るシーンかな
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レストランも凄く気に入ったお店に出逢えたし、チェファルは2泊じゃ足りなかった。
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この旅ではいい朝焼けに遭遇する率が高かった。岩山の存在感。
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ストリートフードのアランチーニの大きさよ。特大おにぎり
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BENABTIで買ったワインもいただきます。
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チェファルからトラパニまでのドライブは景観もしっかり愉しめた。「カステッランマーレ・デル・ゴルフォ」の絶景。
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●トラパニ

シチリア島の北側 最西端の町「トラパニ」、ちょっとシラクーサにも似てる。
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レジデンス ラ ガンチア(Residence La Gancia )」、デザイン性高いし、シーフロントだし、いいホテルなんだけど、駐車場がね。パーキングメーターは小銭だけしか使えず、数時間ごとに払うのはしんどい。
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1kmくらい離れた巨大駐車場は、1時間20セント。かき集めた小銭を持って向かったら、ちょうど2泊分のチケットを買うことができた。
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週末の深夜、20:00頃はたいして人もいなかったのに、0:00を迎える頃にはどこからともなく人が集まってきて、打って変わった賑わいっぷり。お祭り?? 毎週末の光景?? かなりビックリ
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町中の教会も立派だね。
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サンセット時は、必ずルーフトップへ
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終盤戦、熟成牛が食べたくなって
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キアニーナ牛が1kgで60€だったので、迷わずオーダー
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このビオの赤ワイン、めっちゃ肉に合うじゃん。
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残ったお肉はお持ち帰りに。翌日のピクニックのお供にと。
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ファヴィニャーナ島

憧れの離島は曇り空。
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それでも、この美しさ。
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ただし、水は相当に冷たい
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離島は異常なブーメランパンツ率
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それが似合うんだよなぁ。
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逆サイドのビーチとは打って変わった静かな入江
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最後に山盛りのジェラートを買ってかえりました。
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●パレルモ

シチリア最大の街だけあって、目抜き通りも人が多い
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パレルモ大聖堂のレリーフがめちゃカッケーわ!!
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教会内部のスケール感もさすが
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町をそぞろ歩きして
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こっちは男性的な印象の教会
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ディナー後にはカンノーリを食べ納め
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改めて判ったことは、日本のイタリアンの料理のレベルの高さ。現地の方が、食べ疲れない優しさあるんだけど、圧倒的な差ではない。極限まで開きがあるのが、テラス席の充実度とセクシーさ。
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そんな今年の夏バケでした
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この記事へのコメント

1. Posted by ^_^ AI   2019年10月13日 21:23
5 いつも楽しく拝見させていただいています
参考にさせていただいたお店も多数

旅もとても素敵です けれど、こちらは言葉の問題などもあり、いつも旅行社です  すると行きたいなぁとブログから思ったところもツアーがなかったりするんですよね
すごく残念です   
飛行機ももしも自分でコーディネートしていたら、よく送れたりするけれど、そんなとき言葉もわからないのにどうしようとか

今回の写真もとってもきれいでした
いつか行ってみたいです

2. Posted by (^_^)AI   2019年10月20日 14:20
×送れたり→◯遅れたり

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