2004年09月28日

バニヤンツリー ビンタン

whitesandBanyantree BINTANとは、リゾートやスパのクオリティの高さで数々の賞を受賞してきたバニヤンツリーグループが、インドネシアのビンタン島で経営する全室ヴィラタイプのラグジュアリーリゾート。ビンタン島の他にも、プーケット、モルディブ、セイシェル、バンコクにあり、来年にはメキシコにもNEW OPENするらしい。

ビンタン島は、シンガポールの空港から程近いタラメラ・フェリーターミナルから高速船で約1H。シンガポール政府も開発を支援するインドネシア領のリゾートである。そのため観光客エリアではシンガポールドル(SGD)が利用できるし、観光客エリアへの入場には銃を持った警官が立っているなど、非常に整備が行き届いている。整備は行き届いているといっても自然は殆ど原生林のまま残っており、万全のセキュリティのもと、大自然につつまれた神秘的な魅力の中で贅沢なステイを満喫できる。ココナッツの木立ちに彩られた美しい浜辺と広い海、古代の木々や丘、マングローブ達が詩的な別世界を演出している。


シンガポールのチャンギ空港からフェリーターミナルへは特にシャトルバスが出ている様子はなく、タクシーでのアクセスとなる。愛想のいいオジサンが寄ってきてフェリーターミナルへ行くといったら、”タクシーあるよ”とオレのカートを押し出した。幾らと聞くとSGDで35ドル。「はぁ〜!?」と思わず聞き返す、2W前もローマへの経由でシンガポールには寄っていたので破格の金額にビックリ。4人もいればサービスのいい大きなタクシーで行くのはアリだと思うが、わずか数kmの近距離で2人なのにソレはねーだろと、押してたカートを奪い返す。ちなみに2W前はナイトサファリから20分以上ハイウェイを飛ばして15SGDくらいだった。


予想通りフェリーターミナルへは10分以内で到着、フェリーの料金は往復45SGDくらい。事前にネットでフェリーチケットを申し込んでいたので、あっという間に手続きは終わりボーディングまでボケーっと外でのんびり。ターミナル内の数少ないベンチは既に満員だったし、思ったほどコートダジュールでは焼けなかったので、ちょっとでも焼いておこうと欲張ってみた。コートダジュールも暑かったが、シンガポールのそれは東南アジア特有の湿気を帯びている。時差のけだるさに更に暑さと湿気がプラスされ、根こそぎオレのエッジを丸めていく。そう、ここはちょっと気取ったオトナのヴァカンスでなく、完璧なリラックスをするための場所なんだと徐々に頭を切り替えていく。フェリーへのボーディングは出航の30分前からで簡単な入国審査と手荷物チェック。基本的には飛行機のソレと殆ど変わらないが、出国審査はザルっぽい。ただ最近ビザが必要になったためか、スゲー立派なシールみたいのがパスポートには貼ってあった。


あまり見所のない海を眺めて1hフェリーに乗ると、原生林の中にインチキ臭い建物が見えてきた。ビンタン島リゾートエリアのフェリーターミナルだ。酔いそうなまりえを気遣い早々に下船すると、インドネシアな制服に身を包んだバニヤンツリーの女性がボクの名前が書いてある紙を持って立っていた。茶色ベースのしっかりした紙に、結構かわいいフォントで名前が書いてある。白い紙に手書きといった無粋なヤツでなく、こういうところでもキチンと対応する隙の無さに、これから4日間のステイへの期待は高まる。.僖好檗璽函↓帰りのフェリーチケットをその女性に渡すと、オレらは入国審査はパスでスーツケースだけをピックアップしバニヤンツリーのラウンジに通される。その間にいろいろ彼女が処理をしてくれるので、結構ここからVIP気分。10分も待たずに全ての処理が終わり、バニヤンツリーイメージカラーであるモスグリーンの4WDに乗り込んでHOTELへと向かう。


道はキレイに整備されているが、殆ど誰も走っておらず、周りの原生林とのミスマッチがおもしろい。この辺もバリとは違うところかな。最近は知らないけどバリは空港を降りた瞬間からカオスの入口で、勝手にスーツケースを持っていっては「¥1000クレ」とフザケた事を言ってくるオモロイ場所だが、ここはそのような雑踏感や猥雑さは無く、オトナやファミリーがゆったり過ごすための最低限のモノが整えられている優等生的なイメージかな。刺激が欲しい人には物足りない場所だが、遊び疲れてやってきたオレには本当に心地いいWelcomeサービスだった。


レセプション階段バニヤンツリーに着いてドアが空くと、レセプションのマネージャーの女性とイベントディレクターのMr.GUNAWANが待ち構えていて、いきなり握手で挨拶。
スゲー対応と思ったが、コレはオレらがWeddingプランというレアなプランを利用しているから(だと思う)。普通はドラをボォ〜ンと鳴らすのが"Welcome”の一般的なスタイルのハズ。



ロビー<レセプションはこじんまりとしており、車寄せから石造りの階段を登ると、左手にオープンエアのフロントがある。フロントの前からガラス張りのライブラリーまで大理石の廊下が続いており、ライブラリーの向うには三日月形の白い砂浜とエメラルドグリーンの海、そして砂浜を囲むように背の高い椰子が生い茂っているのが見える。廊下の両サイドにプリミティブモダンなスッキリとしたアジアンインテリアのテーブルと椅子が幾つかおいてあり、既に何組かがチェックインの手続きを進めているようだ。Weddingセレモニーをするため、何かと事前の打ち合わせが必要なオレらなので、チェックインの手続きの後にMr.Gunawanと簡単なスケジュールの確認を行った。16:00からスパを予約していたので、15:00からのミーティングを約束し、バギーに乗って部屋に向かう。

 ※プライベートで撮った写真はコチラ



広大な面積かつ高低差の多いココでは、移動の基本はバギー。健康のために歩くのも素敵だが、毎回歩くのはさすがにキツイ。普通のバギーはゴルフの時にのるくらいの大きさで4人乗り。ゲストは後ろのシートに運転手に背を向ける形で乗ることになる。後ろ向きに座るのでゆっくり景色を見ながら風を楽しめるし、ゲストのプライバシーもできるだけ守れるといったナカナカのすぐれもの。ゲストに接するサービススタッフは、たいてい英語が堪能。少なくとも日本人の英語スキルよりは遥かに上である。バリ島のように、流暢に日本語をあやつるローカルというのは、あまり居ない。
バギーで部屋まで送ってくれたスタッフは、とても人なつっこい笑顔で部屋の説明をしてくれた。


今回ステイするのはシーフロントジャグジーヴィラの305号室、ビンタン島では
ヴァリージャグジーヴィラから2ベッドルームヴィラまで約10タイプのグレードがあり、1泊470USD〜1300USDとアマンリゾーツよりは多少抑え目の設定。ちなみにオレのWeddingプランは、最低3泊以上で1泊910USD。このパッケージの中には、Weddingセレモニーはもちろん、後述するヴィラディナーやヴィラデコレーションなど様々な特典がついているので、オレ個人の感覚で言えば破格のプライシングである。普通に海外挙式しようとしたら2,30万円は最低かかるじゃない、ただ教会でセレモニーするだけでさ。ビーチサイドで式を挙あげられて、しかもステイも素敵で、スタッフのサポートもスゲー熱意のこもったものでetc...イヤ、まじいいっすよ。もちろんこの他にドレス借りたり、友人・家族とPartyしたりでソコソコかかるけど、ちょっとメンドーなのを乗り切るモチベーションさえあれば、凄くいい式があげられる実力を持った場所です、ここは。別に宣伝を頼まれてるワケじゃないけどね(笑)
ウェディングプランの詳細はこちら


確か昼前には部屋についていたので、とりあえづシャワーを浴びて移動の疲れを流す。その後、ビーチでひと寝入りしてランチでも食べようとワクワクしていたのだが、空がドーンと曇って激しいスコールが降ってきた。大粒の強い雨で雷ももれなくゴロゴロと付いてくる。ビーチに出れないのは残念だが、素敵な部屋で休みなさいというメッセージとうけとめ、荷物を解きつつ、リゾーツガイドなどをめくってみる。
このリゾートのファシリティはというと、ダイニングは3つ、プールは2つ、ライブラリーではDVDも無料でレンタル、パッと見洋書ばかりかのキャビネットだが扉を開けると日本の文庫本が100冊程度。マリーンアクティビティもバナナボートをはじめジェットスキー、ヨット、カヤック、シュノーケリングにフィッシング。これにスパ、ゴルフ場もあるので、1ヶ月いても飽きそうに無い。


スコールは2時間若、雲が流れていくとあっという間に凶暴な太陽が照りつける。ホント、ここのエリアの天気は変わりやすいらしい。同じビンタン島でもHOTELから車で30分くらいのところは、一日中雨が降ってるエリアがあるらしい。ウェディングPartyのダイニングを自分の眼で確認したかったので、15:00まではまだ少し時間があったため、ザ・ビーチまで散歩しつつリゾーツ内を散歩してみた。


バギーに乗って移動したため、そんなに距離感は感じなかったがやはりここは広い!しかもスコール直後で地面からはモワーっとした、高濃度の蒸気が立ち上っているため、1つめのプールと、スパ、ギャラリー、Treetopsというダイニングがあるエリアについた頃には、うっすらと額に汗が滲んでいた。このエリアは海から少し上がった崖の上に位置しており、濃いブルーのプールを中心にウッドデッキがしきつめられ、周りを大樹が取り囲んでいる。もちろん陽射しはそれなりに入るし、海も木立の隙間から見えてはいるが、どことなく涼しさを感じる造りになっている。Treetopsは、朝食のビュッフェやサラダ、サンドウィッチなどが楽しめると書いてあったのでもっとカジュアルなレストランかと思ったが、Casitaをはじめとする東京の高級アジアンダイニングよりもセンスが良く、クールな内装となっていた。


更に同じ距離を歩いたくらいの所で、ビーチとプールがあるエリアに着く。ここもビーチへのアプローチは結構階段を降りねばならないが、上から見下ろすとダークブルーだが鮮やかな色のプールと、白い砂浜、エメラルドグリーンのビーチのコントラストが絶景で、メインダイニングであるサフランと地中海料理のコーブは、この絶景を見下ろすベストなビューポイントに建てられている。


ちなみにここのバギー、時間帯によってはホントに遅い。そもそもが時計を外して、ゆったりとした時間の流れに身を任せるのがこのリゾートでの正しい過ごし方なので、仕方ないといえば仕方ないのだが、最初は慣れないもの。さすがに疲れたのでコーブの女性にバギーをお願いして待っていたのだが、ゲストを乗せてきたバギーが丁度空になったので、「さっきバギー呼んだんだけど、コレで305(部屋)行ける?」と聞いたら、眉をひそめて「戻ってもう一回ゲストを乗せてくるんだ」みたいなことを言われブーンといってしまいスゲー萎えた。オレの英語がプアでそもそもコイツ何言ってんだ?って感じだったんだろうけど、そこをニッコリ旨くやるのが『バニヤンツリー』でしょと。もう少し待ってたらバギーが来て乗れたし、以降、彼と何回か会った時にはいい笑顔をしてたので、「ま、いいか」なのだが、着いてすぐだったのと、バリの高級リゾートではあり得ない体験だったので正直面喰った。


15:00からのウェディングの打ち合わせは、Mr.GunawanのほかにKANOKOさんという日本人女性スタッフを交えて行った。「結婚準備編」は後でまたレポートするので、詳細は省くがイベントディレクターのMr.Gunawanの意気込みはビシビシ伝わってきたし、自分がイメージするセレモニーとパーティが出来そうな確信が持てたので、安心してスパに向かう事に。


次回は世界的に評価の高い、至極のエステをレポートします。





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1. バニヤンツリー ビンタン 〓  [ 漢(オトコ)の粋 ]   2004年10月01日 12:22
バニヤンツリービンタンのスパは五感サンクチャリというコンセプトで、古代アジアのヒーリング・リラクゼーションテクニックからヨーロッパの身体を活性化するトリートメントまで、幅広くメニューを取り揃えている。日本は高そうなのでメンズエステに行った事は無く、もっぱ.
2. イタリアの小粋な港町「サンタマルゲリータリグレ」  [ Priceless@WebryBlog ]   2004年12月16日 13:37
「シンガポールとイタリア」について

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