日本料理

2018年07月18日

しのはら (銀座)鮎とスッポンで夏を感じて

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初夏というか春の終わり頃。半年ぶりくらいの銀座『しのはら』へ。
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まだ、こんな飾りが残っている頃でしたが、陽気は初夏といった昨今の日本。
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「しのはら」への訪問は4回目くらいかな。この日もスター食材をふんだんに盛り込みつつ、それでいて素材のブランドに頼りすぎないスタンスは健在。もちろん丁寧な仕事で素材のもつポテンシャルは最大限引き出されてるけど、そこだけじゃないハッとする着地点に毎回驚かされる。
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TOPの写真の四万十の鮎の火入れがふわふわ かつシルキー。こんな溶け出すようなテクスチャは初めて。同席のメンバーと無言で視線を交わして「これ、ヤバくない?」と。
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スッポンの唐揚げは男好きする味、皮のゼラチン質は快感そのもの。山椒で濃厚すぎるパンチ力を和らげて、洗練された着地点へと導いてくれる。
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鱧は、じゅん菜と合わせて鍋でいただきます。これもスゲっ!!て驚いた食感。それなりに鱧は食べてきたけど、こういうテクスチャでも鱧は魅力的なのね!と。
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八寸の鰹やホタルイカの薫香具合も程よく、お酒がイヤでもすすみます。
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ご飯も、いつものように三変化。生姜ご飯、あおさの雑炊からの、さっきのスッポンで炊いたフカヒレの餡かけご飯というお代わりせずにはいられないトリプルプレイ。生姜の使い方が絶妙に効いていて、フカヒレとスッポンの魅力を際立たせていた。
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ついつい、ごはん食べすぎて「もう無理っす...」と言いながらも甘いものは別腹。よもぎのお菓子は、よもぎよりも濃厚で、いいとこだけが再構築された感じ。
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希さんとまりえとオレという初の組合せだったけど、すんごくマイペースに愉しめた。美意識と自由を妥協しないヒトとは、基本一緒にいて心地いい。
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銀座 しのはら
03-6263-0345
東京都中央区銀座2-8-17 ハビウル銀座2 B1


もう年内に行くことは無理そうなので、来年の春にでも再訪できたらいいな。
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kyah2004 at 23:30|この記事のURLComments(0)

2018年07月12日

鮨 さいとう(六本木一丁目)天下布武

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ウィンブルドンはフェデラー、錦織が敗れてしまって、これからはナダルに絞って応援します。日本ではすっかり終わったモードのW杯ですが、決勝にはフランスとクロアチアが進出。フランスの優勝が見たいなぁ。
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そんなサッカーW杯がはじまった頃の話、R字と充さん、まりえとともに『鮨さいとう』へ。予約は半年以上前だったので、「ロシアにサッカー観に行ってくるわ」なんて友人のセリフはすっかり忘れてしまっており。というわけで、実は3日前にふと自分ひとりなことに気づいて慌ててメンバー探す事変。
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でも、すぐに埋まるのはさすが「鮨さいとう」の威力。やー、ほっとした。カウンター座って”あいつら来ないなぁ〜”とか1人で冷や汗かかなくてほんと良かった。ありがとね〜
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この日も相変わらず頭一つ抜けた流れ。つまみのカツオは、皮目のパリっと感→旨味の爆発→トロンとした赤身のテクスチャに悶え。
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握りは金目鯛の脂は品格のある甘さ、
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酸味よりも旨味の立ったコハダとシャリのセッション
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鮪のジェットストリームアタックは言うに及ばず。
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鯵のパンチ力が響いた。
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礼文島のうにの軍艦も猛烈好み。知人のFBで礼文島あがってて、「なるほど、来年はこの時期礼文島行けばいいんだ!!」と決意を固めました。
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いやー、ほんとさすがの鮨さいとう。この緻密なバランス感は、いったいなんなんすかね。
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鮨 さいとう
03-3589-4412
東京都港区六本木1-4-5 アークヒルズサウスタワー 1F


礼文はうにだけじゃなく、美崖と海のコラボもやばそうなのでドローン映えが凄そうなのよ。
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kyah2004 at 23:30|この記事のURLComments(0)

2018年07月06日

南禅寺参道 菊水(京都)優雅な古都ステイにいかがでしょ

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京都の7月といえば祇園祭。すっかりこの祭に取り憑かれてしまって、毎年のように訪れています。

ただ、ここ数年、京都を訪れる旅人共通の悩みは宿が取れないというもの。インバウンドの成功もあって国内外から旅行者が集まっているのに、民泊を規制しちゃったから完全に旅人がオーバーフロー。ホテルは次々にオープンしてるけど追いついていないというのが実情です。

そんな時に狙いめなのが、ニューオープンのお宿。「OK! JAPAN」で南禅寺の料理旅館「菊水」が、今年6月に食と時を味わう別邸「南禅寺参道 菊水」としてリニューアルオープンしたという記事が載っていました。
http://www.okjapan.jp/recommend/2018/06/recommend_171.shtml

約820坪の広大な敷地の中に、明治の名庭師「七代目 小川治兵衛」が作庭した優美な庭園と、日本建築の粋を凝らした数寄屋造りの建物を配しています。

この敷地で、わずか5室というのは贅沢の極み。単に庭を眺めるだけではなく、緑と一体化するような時間が過ごせるウッドデッキを設えたり、随所にモダンアートを散りばめ、インテリアと和の設えが融合する「妙」や「趣」を感じることのできる空間に仕上げているとのこと。

ご想像の通り、プライシングは大人向けなので、まずは気軽に食事を愉しんでみるのがいいかもね。

ミシュラン三ツ星料亭「柏屋」が菊水の和食をプロデュースしているほか、イタリアン・フレンチをベースに四季折々の食材を「洋」のスタイルで楽しめるメニューをも用意している。

ランチの黒毛和牛のカツレツは5500円。箱盛り前菜、スープ、御飯、お茶、ミニャルディーズも付いてこの好ロケーションを愉しめるなら、めっちゃオトクだと思うんだけど。

食後に南禅寺の塔頭で、静かにメディテーションなんて、贅沢な夏休みですよね。ただし、暑いのは覚悟してください。”心頭滅却すれば火もまた涼し”ができるマスタークラスは別ですが

南禅寺参道 菊水
075-771-4101
京都市左京区南禅寺福地町31番地
http://www.kyoto-kikusui.com/

◆レストラン:11:00〜22:00 
ランチ 11:00〜14:00 L.O.
ティータイム:14:00〜17:00
ディナー 17:00〜21:00 L.O.


更に言うとティータイム使いなんてものアリすぎると思う!!
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kyah2004 at 23:30|この記事のURLComments(0)

2018年06月25日

天本 (東麻布)ひとり鮨の夜

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友人の里井 真由美さんから、おひとりさま席を譲り受けて いざ『東麻布 天本』へ。

外苑前「海味」の出身というくらいは知ってたけど、滋賀時代の「しのはら」や、京都「祇園 さゝ木」でも修業していたんですね。2年前にオープンしたばかりだけど、京都「なかひがし」も手掛けてきたデザイナーの内装は、もっと長い時を重ねてきたようないい枯れ具合を漂わせていました。
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カウンターは2人組とおひとり様が半々程度。ゆえにまだ外の明るい18:00スタートの会は、ちょっと隣の人に遠慮がちな空気が漂っている。

つまみでは、厳選された素材を期待値超えたボリュームで出してくるパフォーマンスは「しのはら」と共通のものを感じますね。
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こういうカウンター越しのコミュニケーションはさすがで、この素材が何故美味しいのか、どこがこだわりのポイントなのかを、押し付けがましくなく伝えてくれる。半ば独り言みたいな感じのときもあるけど、ちゃんと相手に届かせようという気持ちがあるのでナチュラル。
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愛知の篠島のズズキがいいの入っていたんだって。これもちょいと食べただけじゃ味の印象残りづらいけど、結構大胆なボリュームでつまみの皿に並ぶ。スズキというか鯛みたいなニュアンスもあって「これが別格のスズキか」と。


もち米の藁で鰹をたたきに。普通の藁より柔らかいかおりになるんだって。ビジュアルもエロいけど、テクスチャもエロさはワールドクラス。わさびも合うけど、シンプルに塩が合う。
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北海道のボタンエビは、身のトロけっぷりは想像がついたけど、ほのかに感じる芯が印象的。この芯があるかないかで、結構インパクト変わりまっせ。黒むつ丼は皮のサクッと感と脂のジューシーさが脳の奥深くまで響きます。
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三河のとり貝はかほりがよいね、天然ならでは。萩のいさきも思わず声が漏れた。
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まぐろは福井県の定置網。そういえば、2年前のちょうどこの時期に福井の定置網漁船に乗ったことあって、思わず記憶とのテロワールも愉しめちゃいました。
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大阪湾のアジ 凄い!!グラマラス! 有名な和泉港も近いけど、ちょっと違う場所で取れたものなんだって。近い漁場なのに全然違うとのこと。
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アジのこの辺の太さが全然違うんですよと。アツく語ってました。
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岩手の馬糞雲丹も濃厚にしてジューシーでしたね。
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鮨はひとりでも楽しめるけど、オチないように必要以上にセーブが必要なので やっぱ誰かと一緒に行きたいですな。
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W杯、期待以上に日本が善戦してるので応援にも熱が入る。ポルトガル、フランスなど応援するチームが出てるゲームは見るけど、そこまで今回は観れていない。4年前より忙しくて観戦に割ける時間が減っちゃっているのも大きな理由。
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kyah2004 at 23:19|この記事のURLComments(0)

2018年06月17日

傳(外苑前)夏のはじまり

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春の訪問に続き初夏を感じさせる『傳へ。』



傳タッキーは茶豆、今年は夏ものの出始めが早いとのこと。確かに暑かったもんね、この日は自身も夏物の着物で出動。
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わらびと山椒、イカめしの炊き込みご飯とデュアルアタックに悶。
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このねっとりした食感はジャパニーズエロス。
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イカめしといってもホタルイカ。濃厚な味わいは口の中だけじゃなく、かおりが鼻を抜けて脳までダイレクトに届く感じ。
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お造りはハタと白エビを合わせたり、魚料理は蛤の自然な塩味がうるいとキンメにマリアージュしてたりとさりげない部分にセンスが光る。シグネチャーメニューに目がいきがちだけど、日本料理としての確固たるベースの強さと、既存の枠を敢えて超えようとするスタンスにワクワクします。構えずに行く方が『傳』の魅力は立ちますな。
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こういう料理は「傳 」ならでは。TOPの写真の液体を下の器の中に落としていただきます。




トマトやドラゴンフルーツじゅんさいの冷たいスープ、絵的にはアジアっぽいけど着地点は日本なんですよね。
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日本酒のセレクトも絶妙で愉しい。
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長谷川さんのバースデーということで里井 真由美さんがネーム入りのビゴのパンを用意、さすがの演出力。
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ただし、メンズが濃過ぎるのだけはご容赦を。
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いわゆる日本料理とは異なる肩の力を抜いたホスピタリティの高さ。いい意味で日本料理を外(海外)に開いてますよね。
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傳(DEN)
03-6455-5433
東京都渋谷区神宮前2-3-18 建築家会館JIA館
http://www.jimbochoden.com/


今回の方が前回よりも全体的に好み、というかナチュラルに向かい合えた気がします。
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kyah2004 at 23:17|この記事のURLComments(0)

2018年06月03日

寛幸(銀座)帰国直後の癒やし時間

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本格的な日本料理はどうしても高単価になるので、もうちょい気楽に美味しい日本料理を食べられるといいなーと。手もかかるし素材がモロに出るから難しいのはわかるんだけど、次世代に窓を開くという意味でも必要だと思うんすよね。

フレンチやイタリアンは、ビストロやトラットリアの充実度が半端ないので、若い層には和食よりもよっぽど距離感近いんじゃないでしょうか?
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こちらは、銀座にありながら肩の力を抜いて食べられる『寛幸』。日本料理の技術をベースに店主のクリエイティブティを加えたハイエンド家庭料理を愉しめます。鰹と烏賊の生のセッションは、海外からの帰国直後の体に沁みますね。G.Wに行ったサムイ島バンコク直後の日本戦。 
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豚肉の味付けも家庭っぽさの延長にありながら高次元な仕上がり。くろむつの焼物とか、ホタルイカの天ぷらとか和の優しさに包まれて癒されました
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嗚呼、タイ米もいいけど日本のお米は魂に響きます。
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寛幸
03-6264-3317
東京都中央区銀座4-10-1 HOLON-GINZA 6F
https://www.facebook.com/hiroyuki1016/



コースは1万円から。日本料理はワインじゃなければ、お酒の価格がそこそこなので、ちょっといいビストロくらいの感覚で使えますね。
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kyah2004 at 21:32|この記事のURLComments(0)

2018年04月22日

くろいわ (恵比寿)孤高の日本料理

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結婚記念日Weekなので、日本料理は『恵比寿 くろいわ』へ。遅めの時間だったので久々に後半からだけど写真が撮れました。いつのまにか焼き台の周りが備前焼に。
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TOPの写真の八寸は日本テラス協会を体現したかのようなお皿。桜鯛、鰻、モロコに悦。車えびと巻き込んだ穴子のお出汁は優しくありながらもフレーミングがエレガンス。
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向付は鮎魚女とコウイカが辛子と抜群のマリアージュ。
新生姜ジュレのグラニテでリセットしてからの伊勢海老と花山椒の鍋。花が咲き始めだけど味は全盛期となんら変わらないのに価格は1/3。だったら、これでもかってくらい山盛りしてもらいたいもの。
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伊勢海老をくずしながら、花山椒とともにいただく…、うはぁ出汁が旨い、そして食後感がスッキリ。

白米の前に出てきたのは、なんと鮑蕎麦‼︎
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からの花山椒のつくだ煮ご飯。こんな贅沢な遊びを大人たちは毎日のようにあちらこちらでやってるわけで。
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お漬物も美味。
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もうこうなったらエンジンかかりまくりで、筍のひめかわを使った牛丼で締め。
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こんな遊びを愉しめるようになったのは何年も通った成果。


恵比寿 くろいわ
03-5793-9618
東京都渋谷区恵比寿4-11-12
http://www.kuroiwa.org/

東京にある他の日本料理と一線を画すストイックなスタンス。最近は予約の時にお茶室のリクエストが入るようになったそうで。ちなみに、この時に横に座っていた方はブログの読者の方らしかったんですが、ボクのこと60歳くらいだと思われていたようです(笑)
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kyah2004 at 23:30|この記事のURLComments(0)

2018年04月12日

割烹たいら (京都)京都に馴染みをもつ愉しさ

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京都に限ったことではないんですが、日本各地に”馴染みの店”を持つっていいっすよね。

東京や京都みたいに有力店がひしめき合ってると、ついついコレクターのように新規開拓に力が傾く気持ちもわかるけど、人付きあいと同じで「本当に大事な人」とは、何度も会いたくなるもんです。
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レストランとの付き合いもある程度大人になれば、”消費”よりも関係性の”構築”が大事になってくるわけで、残りの人生はそういうお店との関係を何軒作れるかが楽しみ。
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ここ「割烹 たいら」は、京都に訪れるたびに寄らせてもらっている日本料理。東京にいると不感症になりがちな四季の機微に、ちゃんと向かい合わせてくれる大事な場所なんです。
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そんな気のおけないお店なので、当家ではまりえが一人で訪れたり、時間差で京都入りするときは、ここが待ち合わせ場所だったりします。去年の祇園祭もそんなノリで、前乗りしてたボクは、東京から仕事帰りに京都に来たまりえと「たいら」で待ち合わせをすることに。
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夏らしく鱧づくしで、卵のゼリー寄せから、お造り、落とし、にゅうめんまでと多様な表情を楽しみました。
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この時期にこんな記事を書いてると、なんだか初夏がすぐそこに来てるみたいに錯覚しちゃいますな(笑)。まだ、鮎を食べていないのに!
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そういえば、今年はまだ京都に一度も行けてない、哀しい。
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割烹たいら
075-341-1608
京都府京都市下京区仏光寺通柳馬場西入ル東前町401


とはいえ、色々リセットできて、これからが本番!!
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kyah2004 at 23:59|この記事のURLComments(0)

2018年04月09日

割烹 山路 (新橋)構えずに日本の味を堪能しよう

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新橋の烏森神社通り、雑居ビルの二階にひっそりと佇む『割烹 山路』

高額で予約の取れない日本料理が脚光を浴びる中、そこそこ予約がしやすくて、手が届く範囲の予算で、それでいて美味しい日本料理というのは、一番貴重な情報だったりします。

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日本人でありながら、日本料理は最果ての食になっちゃってるからねぇ。若年層からの距離が開き、シニアと外国人がマーケットを盛り上げる。

ま、でも海外のミシュランの星付きレストランもそんなもんか。バンコクのガストロノミーは若い富裕層が目立つので、つい日本の環境が特殊に感じちゃうのかも。
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一皿一皿が体にじんわりと馴染んでいく。高級食材のインパクトとは違った静の悦び。
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いつもは〆は蕎麦なんですが、たまにこんな赤備えのご飯も出てくるようで。
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狭い店内に食好きが集まると、カウンターには心地よいグルーブ感が生まれてくる。
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割烹 山路
03-6457-9828
東京都港区新橋2-9-12 フロンティアビル 2F


ファスティング中ゆえ、筆が全然すすみません(笑)
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kyah2004 at 23:54|この記事のURLComments(0)

2018年04月01日

傳 (外苑前)アジアNo.2 のイノベーティブ日本料理

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先日発表された Asia's 50 Best Restaurants では、「Gaggan」に続きアジアでNo.2に輝いた外苑前の『傳』。ミシュランでも移転後初の二ツ星に返り咲くなど勢いの止まらない日本料理店。

Gagganが4年連続で1位になっていることからも読み取れるように、ミシュランよりもイノベーティブな料理が評価される傾向があるAsia's 50 Best Restaurants 。『傳』は、見ての通り正統派の日本料理の枠におさまらない独創性があり、そのあたりも海外から見て高評価なんだろうと思う。ゆえにNo.2 というのも納得感。

ちなみに、インド料理をガストロノミーの舞台に押し上げたGagganの功績は偉大だし、今もバンコクのレストランシーンに活気を与え続けているなど高いプレゼンスを維持しつづけている。ただ、日本からGagganを訪れた友人らの反応は結構ブレが大きく、No.1に輝きながらこれだけ賛否が別れるのは興味深いところ。
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さて、なにげに初訪問の「傳」の料理を振り返ってみます。こちらはお約束、一皿目の”もなか”。中にはフォアグラと干し柿と燻りがっこ、味に加えて食感のコントラストも感じちゃう先制パンチ。味のクオリティとかバランスでも Gagganは超えてますな。
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ついつい、傳タッキーとか最中に目が行きがちだけど、3日間熟成させた静岡の金目鯛などは素晴らしいテクスチャで、歯茎に残るエロスたるやグッとくる。
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なんてことないサラダだけど、このあたりはフレンチやイタリアンの要素/仕事をしっかりいいとこ取りしてますね。
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お酒のマリアージュも好みでしたわ。「酒めっちゃ弱いんです…」といったら、ほんとオレ仕様の分量で絶妙なペアリング組んでもらえました。
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料理として一番驚いたのは牛頬肉の煮込み。牛乳とトリュフのソースが奏でるのは、まるでラプソディ。魚なのか肉なのか、トリュフなのか海苔なのがテーブルの上でも正体探しで盛り上がった逸品。さすがはきのこ使いが傾奇いてる。
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桜えびと芽キャベツの炊き込みご飯。
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色んな味と色と食感が混ざり合う。
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アジアンな内装といい「傳」のチームワーク、ホスピタリティは独創的。
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一度目は驚きで満たされたので、次回の訪問でまた「傳」の魅力や本質を探ってきます。
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03-6455-5433
東京都渋谷区神宮前2-3-18 建築家会館JIA館
http://www.jimbochoden.com/



フレンチ以外だと、「傳」とか「鮨 さいとう」が上位にランクインしてたけど、いわゆる日本料理や割烹も上位に入ってくると、更に肌感覚に合ってくる。いずれにしても海外の食通の人々が、日本に訪れるキッカケになるので、こういう評価は嬉しいですな。
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2018年02月07日

尊尊我無 (沖縄)琉球ガストロノミーの進化系

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那覇のやちむん通り近くにオープンした『尊尊我無(とうとぅがし)』は、沖縄の素材で日本料理の技を使った琉球ガストロノミー。伝統的な料理を洗練されたスタイルで出す「美栄」ともまた違った魅力。
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こないだは一人で行ったんだけどあまりに気に入ったので、来月にはまりえも連れて再訪予定。琉球のクオリティの高い食材やお酒、焼物にこだわった「そば懐石」は、これまでこの島になかった洗練度。
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泡盛のレアな古酒(くーす)とのペアリングも新鮮で、これからの琉球ガストロノミーを牽引する新店です。
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ロケーションは国際通りからやちむん通りを抜けたエリア。時間に余裕があれば観光ゾーンから徒歩圏内。やちむん通りを抜けて大通りに出たら右に曲がって数分歩いたところの路地に赤い古民家が発見できるはず。
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ここまでのアプローチも大人向き。以前はあまり興味のなかった焼物も、今見ると惹かれるアイテムめちゃ増えたし。
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店内はゆとりあるスペースでメインダイニングからは庭の緑が見渡せるし、個室の世界観も捨てがたいので、どちらに座るか悩ましいところ。
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料理は希少な在来アグー豚のすきしゃぶ、赤ミーバイの熟成炭火焼など、食材の厳選っぷりが半端ない。
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沖縄でも殆ど流通のない今帰仁のあぐー豚、国際通りで安売りされてるあぐー豚を食べて「この程度か」と感じてた人にこそ食べて欲しい。
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前菜の紅芋で挟んだ豆腐ようも絶品だったし、〆の沖縄そばも研ぎ澄まされた洗練度で納得感高し。
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沖縄そばも、今まで食べた中で一番うまいわ。
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日本料理出身のシェフが先入観なく沖縄の素材や料理を今の感性でアレンジしているため、変な枠がなく自由さも堪能しながら食事を楽しめるのが沖縄に遊びに来ている感覚とシンクロしてて、とにかく心地良い。
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泡盛が苦手という人にも是非試してみて欲しい古酒のペアリング。酒が弱いボクには小さなグラスで一口づつ味わえてドンピシャでした。それでも結構ベロンベロンになって帰りましたけどね
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沖縄そば懐石 尊尊我無 098-996-1159
沖縄県那覇市樋川2-16-15


器や空間もこだわりが随所に見えて、観光客的には「こういうお店にこそ来たかった」という念願がカタチになった感じ。今、沖縄に行く人はマストです。
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2018年02月04日

鮨 さいとう (六本木)着物でメンズな新年会 其ノ弐

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最低でも2週間に1回は着物をきて食事に出かけたいと思ってるの
で、休日で余裕がある時はさらっと着ていくようにしています。

よく「自分で着付けしてるんですか?」「着物きるの大変でしょ?」と言われるんだけど、この発言は女性の着物のきつけが大変だという理解が前提になったもの。
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正直に言いましょう、メンズの着物はめちゃ楽に着れるんです。

洋服だとイメージしたコーディネートがしっくりハマればいいけど、たまにイメージが破綻すると、何度も着替えて無駄に時間をするなんてことはありませんか?
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着物はそもそも持ってるアイテム数が少ないし、この組み合わせは無いかなぁ...と思っても、意外とすんなり馴染んだりして揺り戻しが殆ど無い。着付けにかかる時間は長くても5分程度なので、洋服と比べて大変ってことはないんです。


あとはちょっとしたアイテム次第。さすがにこの時期、袷の上に羽織だけでは寒いです。これはジャケパンだけで出かけるようなもの。やはり着物用にもコートがって、こいつがあれば大抵のシーンに対応できる。
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この日は今年二回目のメンズな集い。場所は『鮨 さいとう』ということで、着物ででかけるにはいい塩梅のステージ。唯一のリスクは醤油を着物にたらしてしまうというもの。そんなことを気にして食事が楽しめないのは本末転倒、こういう時は羽織を消耗品的なアイテムにしておいてお気楽モードにしちゃいます。
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相変わらずアベレージが頭一つ抜けたバランスの鮨ですが、つまみではフォアグラに負けないあん肝の濃厚でいて引きずらない上品な甘さと旨み。穴子の白焼の火入れ、ほっき貝の絶妙な火入れと海苔のアクセントっぷりに撃たれました。
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相変わらずのどぐろの完成度が凄まじい。
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握りは、もう終わりになる大間の鮪のづけ、中トロ、大トロのジェットストリームアタックを堪能。
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季節的に寒ブリ、鯖の棒寿司あたりも脂のノリが官能的で、なんだかズキズキしちゃいましたわ。

鮨 さいとう
03-3589-4412
東京都港区六本木1-4-5 アークヒルズサウスタワー 1F


健康に美味しいものを食べられることは当たり前のように感じるけど、色んなバランスの上に成り立ってる奇跡な一瞬でもあるので、毎回毎回を全力でいたいものです。
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kyah2004 at 23:30|この記事のURLComments(0)

2018年01月21日

くろいわ (恵比寿)着物で新年会

0121くろいわ1月-2


先日、『恵比寿くろいわ』で着物でメンズ友らと新年会を。


河豚やクエを楽しみつつ、ぐじの素晴らしい仕事に舌鼓してました。アルデンテな卵かけご飯も斬新だったし、ドヤ顔の大穴子丼は見事。

2Fのカウンターは他のお客さが居る時は写真撮れないので、茶室のみ。必然、写真的にこの日の主役は茶室
0121くろいわ1月-3



いつきマンとゆっきーが正真正銘 人生初の初釜。お棗開けて、お茶を点てるダイジェスト版だったけど、折角着物なので”それっぽいこと”やってみようぜと。
0121くろいわ1月-7



あっという間の5時間、今年は着物でガストロノミー回る機会たくさん作ろうと思ってます。
0121くろいわ1月-10




折角、アイテムも増えてきたしね。
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kyah2004 at 23:38|この記事のURLComments(0)

2017年12月07日

鮨 由う (六本木)初年度ミシュラン獲得

1207鮨由う11月-11

今年、六本木にオープンした「鮨 由う」。調子いい大将の軽そうな雰囲気から一転、手元に出されるつまみも握りもエレガントで、オープン当初から何度か通ってました。

旨いなぁ、好みだなぁとは思いつつも、鮨激戦区の東京で、初年度からミシュランの星獲得までは想定してなかったので、ほんとおめでとうございます。
1207鮨由う11月-30


大将がめっちゃ喜んでる様子が目に浮かびます。んでもって、すぐに調子に乗りそうなので(笑)、適度に浮かれたら地上に戻ってきて下さい。
1207鮨由う11月-2




といいつつ、先日の訪問は、リーデルのセミナー直後だったせいで、序盤から強烈な睡魔が降臨。鮨が出てくる間の、体感時間がほぼゼロという惨劇だっただけに、改めてお祝いしながら、尾崎さんの握りが食べたいところ。
1207鮨由う11月-17






店の滞在時間が体感で短かっただけで、記憶は比較的クリアです。香箱蟹やししゃもの素揚げ、のどぐろ丼といったつまみが旨い、上手かった。
1207鮨由う11月-15




このあたりの仕事の丁寧さ、美しさは、星取るのも納得っすね。
1207鮨由う11月-19






握りは、サワラの食感が圧巻。なんすか、あのぷっくらした、それでいてシルキーな食感は。穴子のゼラチン質なテクスチャもエロス。
1207鮨由う11月-36




アジや鮪の赤身も抜群の安定感。
1207鮨由う11月-22



北海道の雲丹とイクラのコンビ丼も、日本人のDNAを震わせてくれました。
1207鮨由う11月-33




鮨 由う
03-3404-1134
東京都港区六本木4-5-11 ランド六本木ビル B1
1207鮨由う11月-26



体重/体脂肪のキープは簡単にできるようになったけど、ここからもう一段階絞るのは中々大変。好きなものノンストレスで食べて太らないってとこで満足ではあるんだけど、現状維持するにもワンステップ上を目指しておいたほうがマインドセット的にも楽なので。
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kyah2004 at 21:20|この記事のURLComments(0)

2017年11月16日

くろいわ (恵比寿)五穀豊穣

1116くろいわ10月-5

コンスタントに通ってる「恵比寿 くろいわ」。

だけど、2Fカウンター席は他のお客さん居るときは写真がNGなので、ここ1年くらい写真を撮ってなかった気がする。10月末に訪問したときは、途中から他のお客さまが帰られたので、久々に中盤からカメラ投入。

秋なので五穀豊穣をテーマに。この時期なので松茸が何度も登場。
1116くろいわ10月-1


先付から虫籠の中に松茸と栗をさっと揚げた半身が並んでいて、何故か雨上がりの土の景色が浮かんできた。お椀は立派なしめじと鱧、鱧の中には白玉が入っていて、周囲は粟がまぶされていて美味。

お造りの戻り鰹は昨年から作っていた酒盗とともに。酒がすすむ! ぐじのトロッとした食感は、官能的だけどみずみずしい。

八寸の蒸しウニ、ズワイガニに悩殺されたところに、更に人生最高の鯖寿司体験が追い打ちをかける。
1116くろいわ10月-7



もちろん蟹のスペックもあるけど、仕事入ると唸る美味しさに。
1116くろいわ10月-13



見るからに旨そうな面構え。ビジュアルからして期待値あがりまくりなのに…
1116くろいわ10月-17




この身厚な鯖の弾力とエロティークなテクスチャが、未体験ゾーンのエクスペリエンス。
1116くろいわ10月-18



炊きたての新米はイノセントでしたが、松茸丼はズルいです。
1116くろいわ10月-22





控えめなタレが松茸と白米のマリアージュを創りだす。
1116くろいわ10月-24



独身だった20代、ヤンチャな30代とはまた違った、40代の愉しみ方ってもんがあるんすね。昔は大人になったらツマンネーのかと思ってましたが、バリエーションが増えるだけで歳を重ねるほうが、人生楽しくなるんすよね。
1116くろいわ10月-28



茶室でメンズ3人、ゆったり語り合うのも、なんだか武将気分で心地いい。心が裸になる意味がなんとなくわかります。
1116くろいわ10月-31


恵比寿 くろいわ
03-5793-9618
東京都渋谷区恵比寿4-11-12
http://www.kuroiwa.org/


年内、また伺えるかな。
ごちそうさまでした。
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kyah2004 at 23:30|この記事のURLComments(0)

2017年11月13日

しのはら (銀座) グランドスラムな日本料理

1113しのはら10月-25

忘れかけていた頃に、銀座の『しのはら』へ。

なんせ、予約したのが春だったからね、その時の最短で次の予約ってのが10月だったんです。ひとことで言うと、前回の印象を圧倒する展開でした。これで3万円以下なら、確かにリピる方多いだろうなと。
1113しのはら10月-31




のっけから原木なめこや上質な卵豆腐との組み合わせで鮑が降臨。
1113しのはら10月-4



続く椀物がすっぽんのひろうす、身の食感やここちよく、力強くもエレガントな味わい。
1113しのはら10月-7



お造りは明石の鯛、大間の鮪、江戸前の墨烏賊と、敢えて王道のどセンター。
1113しのはら10月-11



伝助穴子のつと蒸しもわかりやすく旨い。
1113しのはら10月-15



八寸は、相変わらずフォトジェニック。カウンターに大皿が並び、圧巻のプレゼンテーション。明石の蛸や、大徳寺納豆の入ったきぬかつぎ、戻り鰹あたりが印象に残った。八寸の大皿に挿し込むように、フォアグラのモナカや、鮪とベッタラの巻きモノといった飛び道具がカウンター越しに攻めてくる。
1113しのはら10月-19



焼き物はトップの写真。あと一週間という子持ち鮎と、イノシシの炭火焼き。同じ皿にこの2つを並べてしまうとは。そして蒸し物も伊勢海老、くもこに厚切りカットの黒トリュフ。


松茸と鱧って、こんなにもマリアージュ出来るんだ…
1113しのはら10月-32


んでもって〆は上海蟹の炊き込みご飯。女の子風に言うと「こんなのはじめて♡」。
1113しのはら10月-34



濃厚な味噌でいただいてから、松茸のお出しでお茶漬け、最後にはフカヒレの餡掛けと、花火のクライマックスのような盛り上がり。
1113しのはら10月-36


グランドスラムのようない、すんげー派手なスター食材が並ぶのに、ドヤ感もなくチャラくもない。このあたりも『しのはら』の魅力かなと。ちなみに次回の予約は5月でした。


銀座 しのはら
03-6263-0345
東京都中央区銀座2-8-17 ハビウル銀座2 B1



歳を重ねるとともに、日本料理の魅力が輝きを増してきます。
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kyah2004 at 23:30|この記事のURLComments(0)

2017年11月12日

京都のお茶会へ 松露会大会


1112京都_2_11月-20

京都のお茶会で宇治まで。

朝日焼が年一回開催する大規模なお茶会「松露会大会」、初訪問だったので、単にお茶を頂くだけかと思いきや、お皿に絵を描いたり、点心や甘味までいただけたりとコンテンツが盛りだくさん。
1112京都_2_11月-24





お茶席も興聖寺大書院と華松庵の二ヶ所あって、4時間じゃ全然足りない! なにこれ、めっちゃ楽しいんだけど。
1112京都_2_11月-16


ただ、恐怖なのは(笑)メンズで着物着てるとお茶席で正客にさせられそうになること。
1112京都_2_11月-3



いかにもな茶道の達人たちが頑として正客を固辞する強烈な譲り合い合戦。その戦いに敗れたRYOは、マダムたちの静かな失笑に耐えながら見事に正客を務めてました(笑)。つか、マダムな方々、事故る前に正客やってよー٩( ᐛ )و
1112京都_2_11月-18



ま、結局そんな京都の見事なトラップっぷりも好きなんだけどね。しかいこういうロケーションには着物と美女は合いますな。レンズが活き活きしてますわ。

1112京都_2_11月-22



鉄絵は果たして、どんな焼き上がりになるんでしょうか。
1112京都_2_11月-8


色づき始めた興聖寺
1112京都11月-1






友人らにも会えて調子に乗って遊んでたら新幹線に乗り遅れ。時間変更できない指定席だったので、気合い入れて自由席並んだらヨユーで窓側。しかも隣は空きっぱなし。意外と自由席って穴場? これなら、宇治で一杯呑んで帰ってくれば良かった。

色づきだした京都も見れて、友人らにも多く会えて、満足な休日。
Post from RICOH THETA. #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA



ちなみにお茶会の最後に福引したら、お茶碗が当たっちゃいました‼︎ 新幹線乗り遅れただけで、お茶碗があたるってラッキーすぎる。

1112京都_2_11月-1-2



大事に使わせていただきます。
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2017年09月25日

鯛良 (白金)休日の5,000円 江戸前鮨ランチの満足度

0925鮨たいら9月-4

江戸前鮨を食べようと思うと、日本の料理なのに他ジャンルよりハードルは高い。

人気店の場合 予約が過剰に大変。

あと、軽くでいいのになぁと思いつつ、つまみから握りまでじっくり食べたら2万円軽く超えちゃうし。

本来ファーストフードだったんだし、20分で美味しい握りが数貫食べたいだけなんだけど…って時にも、選択肢がなくて回転寿司とかなったら、それは ちょっと哀しい事件。

0925鮨たいら9月-9



どうも鮨って2極化が極端に進んでる気がして、フレンチでいうとこのビストロとか、ピッツェリアみたいなポジションが手薄な気がしています。

今の日本は50歳以上が金融資産の80%を有しており、人口もキレイな逆ピラミッド。ゆえに、黄昏の富裕層から高額のお会計を搾り取れるビジネスモデルなんだと思うけど、次世代の食べ手が育っていないので、そう遠くないうちに淘汰の波は一度やってくると思ってます。
0925鮨たいら9月-12



休日ランチで気軽に入れる鮨屋さんって、ほんと昼酒呑みにはありがたい。しかも当日予約で滑り込めたら尚更のこと。白金の『鯛良』は、握りが10貫以上で茶碗蒸しとか、お味噌汁ついて5000円。この気楽感がフレンチでいうとこのビストロ感覚で、もっとこういう選択肢増えてくれると嬉しいんだけど。
0925鮨たいら9月-18

鯛良 白金
03-3447-7511
東京都港区白金台5-11-3 バルビゾン91番館 1F
http://sushitaira.jp/shirokane/


こうやって、たまにランチ訪れると、「あ、また夜も来よう」って思い出せるしね。
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2017年07月19日

京亭 (寄居)日本家屋で鮎づくし

0716鮎7月-38

埼玉の長瀞近くに寄居という駅があって、駅から徒歩圏内の荒川沿いに『京亭』という日本家屋の割烹旅館があるんです。


夏の間は鮎のコースが有名で、宿泊じゃなくても個室でゆったり鮎づくしランチを楽しむことが出来る。
0716鮎7月-8



浅草オペラの創始者 佐々紅華(さっさこうか)の住まいだった場所で、意匠が凝らされた建物と庭は、ただ酒を呑みにくるだけでも価値があるのよ。
0716鮎7月-47



「京亭」は、毎年鮎の時期に訪れている当家の定番で、毎年帰る時に「車で泊まりで来ればよかったね」という会話を繰り返している。というのも、都内からだと電車で片道2時間半くらいかかるんすよ...。
0716鮎7月-13




翌日、朝ごはんを食べて車で帰れば、休日に往復5時間とか、高負荷をかけずにすむからね。それにさっきも書いた通り、荒川沿いなので、川遊びと兼ねて泊まりに来るとか、めちゃいいと思うんすよ。実行できてないのは、当家の行き当たりばったりの悪癖ゆえ。
0716鮎7月-45





0716鮎7月-24

鮎のコースは禁漁明けの6月から。近くで獲れた天然の鮎でコースが組み立てられている。
0716鮎7月-15


ランチは5000円から鮎コースがあるんだけど、今年は何が出るのか全部見たかったので1万円のコースで。前回は8000円のコースにしたんだけど、違いは稚鮎の南蛮漬け、鮎のフライだったと思う。鮎の干物はあったかな。

定番の鮎の甘露煮は、この段階で白米が欲しくなる。肝の苦味がたまらない”うるか”は、日本酒がマスト。

鮎の刺身は、病気のリスクでさすがに天然ではないけどめずらしいよね。
0716鮎7月-22



風に干した鮎は、天気が良くてきれいな姿に。炭火で焼いた鮎は、しっかりとした火の通りで、アツアツをはぐはぐ言いながらむさぼります。
0716鮎7月-28



0716鮎7月-29



天然鮎のフライって、やけに贅沢ですよね。ただ、コレが実に旨いんすわ。
0716鮎7月-35



〆はいつもの通り、女将さんが目の前で鮎の骨を外しながらの鮎飯です。この時ばかりは、炭水化物ダイエットのリミッターを完全に外してしまいたかったっす(笑)。とはいえ、おかわりしてるけどね。しして、翌日からはお弁当に鮎飯にぎり。
0716鮎7月-40


割烹旅館 京亭
0485-81-0128
埼玉県大里郡寄居町寄居547
http://chinryusou-kyoutei.jp/


そうそう、この時期は鶯が頻度高めで鳴いているんだけど、こういうのも都内では味わえない贅沢の一つですよね。
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2017年07月11日

千 (神楽坂)裏道の黒板塀が似合いますな

0713神楽坂12月-3

東京で次に住んでみたい町の筆頭は神楽坂、表通りはチェーン店が増えたけど、石畳の裏路地とかテラス席のお店が結構あるのも惹かれるひとつの理由です。

あまり昼間に神楽坂を訪れることはないんだけど、仕事で近くに寄ったのでランチは『日本料理 千』に入ってみた。
0713神楽坂12月-7


石畳の「かくれんぼ横丁」にある黒板塀のファサードは、町の雰囲気に馴染んでいる。恵比寿あたりにあると、狙った感が過剰に出ちゃうんだけど、この町だと佇まいが自然。

ランチのコースは2000円くらいのと、3000円くらいのコース。品数食べたかったので3000円のコースで。トップの写真はふかふかの焼胡麻豆富、こういうの平日ランチからゆっくり食べられると贅沢だなーとしみじみしちゃう。


竹籠盛り込みは、天ぷら、焼魚、煮物、田楽、旬菜色々。この後の仕事のために必死でお酒は控えたけど、あそこで解放できたら最高だったなー。
0713神楽坂12月-5



050-5868-6585
東京都新宿区神楽坂3-1-43
http://washoku-sen.jp/


数倍の値段の料理は、そりゃ美味しいに決まってるけど、それよりもシチュエーションの作り方で、気持ちは贅沢さを感じることが出来る。そういうとこ含めて、遊びのセンスが問われる時代だと思う。
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2017年06月18日

鮨 さいとう (六本木)究極の安定感

0620鮨さいとう5月-22

8年連続ミシュラン三ツ星を守り続ける『鮨 さいとう』。どのつまみ、どの握りを食べても隙きがなく、思わず「旨いなぁ」と溜息が漏れる。同世代がこうしてトップに君臨し続けているというのは、色んな意味で刺激になります。


この日は、特にシマアジがタイプでした。蛤も鼻に抜けるかほりがたまらん。
0620鮨さいとう5月-16


車海老のテクスチャもいいしね。
0620鮨さいとう5月-26



のどぐろ焼きのフカフカ感がエロ過ぎて、大脳皮質に記憶が焼きましたわ。
0620鮨さいとう5月-12







そして、王道の王道たる鮪のジェットストリームアタックも破壊力は絶大。
0620鮨さいとう5月-13





0620鮨さいとう5月-19


0620鮨さいとう5月-21







好みとしては、めちゃくちゃヒカリモノが好きなので、鮪同様にテンションがあがる。
0620鮨さいとう5月-28





時期的に、貝も官能的でしたなぁ…
0620鮨さいとう5月-31





0620鮨さいとう5月-5




これだけの人気店でありながら、価格はそこまで高いと感じさせない。故に、帰り際に次の予約は欠かせなくなるんです。
0620鮨さいとう5月-1

鮨 さいとう
03-3589-4412
東京都港区六本木1-4-5 アークヒルズサウスタワー 1F



次の訪問も愉しみだわー。今は、ダイエット強化期間でお米が食べられないので、鮨に対する妄想力が半端ないッス。
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2017年06月04日

割烹 山路 (新橋)かざりすぎない贅沢

0517山路4月-29

結婚記念日は、毎年夫婦でお祝いするようにしてます。まりえは、たいがい忘れてるけどね(笑)。ま、夫婦のバランスなんて、そんなんでちょうどいい。

今年は、あんま飾らないとこに行きたくて。
0517山路4月-9




華やかにお祝いしたいときもあるけど、ほら、結婚って単純なものじゃないじゃん。地道な日常の積み重ねという側面も大きいので、なにげない一日に感謝したくなる時もある。

そうなると、敢えて飾らないバージョンのお祝い気分になるのよ。さすがに、結婚してから10数年経つと、お祝いバリエーションも増えてきて。ただ、共通なのは、美味しいものは食べたいということ。
0517山路4月-6



そんな気分に合いそうなお店を探してたら、周囲の友人らが太鼓判を押してくれたのが新橋の『割烹 山路』。いやいや、さすが信頼する友人たち。ほんと、こういうお店探してました。
0517山路4月-24




場所は、新橋SL広場を抜けて、烏森神社の細い道を入っていったところ。しかも、その二階って....。こんな場所に、推し割烹があるなんて、隠れ家過ぎるじゃない。
0517山路4月-4



カウンター4席(6席だったかな?)にテーブル席ひとつの小さな店内。8,000円のお任せコースは、丁寧に作られていて、パフォーマンスも高い。
0517山路4月-12




わかりやすいとこでいうと、最後にきんきが一人一尾出てきちゃったからね。途中に鮨が挿し込まれたりするんだけど、これも全然なんちゃってってクオリティじゃないし。



高級食材は、勿論 美味しいと感じるものが多いけど、別に毎日高級食材ばかり食べたいわけではない。高級食材をしっかり扱える技術を持っていて、いい素材を見極める力があり、真摯に仕事をしてくれるなら、そんな人に身を任せたい。


ほたるいかのなめろうに始まり、新モノのそらまめは皮ごと。島根のおおぶりな岩牡蠣も出てきちゃって、のっけから酒がすすむ。稚鮎の焼きは心地よく、はまぐりのお椀は、品がありながらも骨格ある味わい。
0517山路4月-19



真鯛と赤貝のお造りは素材もよく、いいカットなので歯ごたえもバッチリ。太刀魚の焼き、塩加減もいい塩梅じゃないっすか。
0517山路4月-21



揚げ物は1.4kgの黒むつと、タラの芽の天ぷら。繊細なだけじゃなく、パンチある部分、しっかり打ち込んでくるのもいいね。

からのさっきも書いた、お皿からはみ出たきんきが丸々一尾(トップの写真ね)。お父様が蕎麦をうってるらしく、〆の蕎麦もいいバランスの味付け。


記念日なので、お気に入りのバセロンのティアドロップで。
0517山路4月-25

割烹 山路
03-6457-9828
東京都港区新橋2-9-12 フロンティアビル 2F
https://www.facebook.com/yamaji.miso/



今日は、河内ふれあいビレッジで、レストラン4軒+1のセッションBBQ。毎回、本気度が増していて、愉しさがとまらない。絶好の行楽日和だったので、帰りがまさかの4時間コース。おかげで、ゆっくり休めました。
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2017年05月24日

まき村 (大森)意外性と納得感

0415まき村9月-23

都内のミシュラン三ツ星は13店舗。銀座とか神楽坂とか、だいたいそれっぽい場所にあるんだけど、唯一日本料理の『まき村』だけは大森。

しかも駅から結構離れた幹線道路近くにお店を構えていているんすよね。ロケーションの不利を跳ね返して、三ツ星を守っている『まき村』。訪れたのは、わりと前の話なんですが、その魅力を体感してきました。

カウンターまわりは、極めてシンプル。変なプレッシャーとは無縁で、凛としつつもほのぼのした空気感。いい意味で大森という土地のアドバンテージ。
0415まき村9月-33




若い頃は肉の脂、パンチの効いたソース、わかりやすい味のインパクトを体が求めてたけど、ほんと食と向き合いながら歳を重ねていくと、日本料理やお鮨の引力に魂を引かれていくようになります。
0415まき村9月-2




舌で季節をちょっと先取りする贅沢とか、繊細な食感のコントラストとか、ナチュラルメイクのごとき仕事で素材をすっぴん美人のように魅せる技とか、日本という狭い国家で熟成された独特の食文化を今もこうして味わえる幸せ。
0415まき村9月-7




ベルサイユ宮殿のような豪華絢爛なプレゼンテーションはできなくても、龍安寺 石庭の侘び寂びっぷりや、紅葉が空を覆った時の常寂光寺の極楽バーチャル体験のように、心の底から人の美意識を揺さぶる力の強さは、決して世界に引けを取ってはいない。
0415まき村9月-27




料理はメリハリが効いているけど、それが過剰じゃなく美しいバランスの中で整えられている。
0415まき村9月-30




当時は比較的予約が取りやすかったけど、最近はどうなんでしょう。今の感覚で、また向き合ってみたい。
0415まき村9月-1

まき村
03-3768-6388
東京都品川区南大井3-11-5 MAKIMURA BLD 1F


日本料理の経験値は、歳とともにもっともっと上げていきたいな。
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2017年04月23日

しのはら (銀座)華やかさと実直さと

0423しのはら4月-29



昨年滋賀から銀座に進出を果たした日本料理の「しのはら」。
0423しのはら4月-11



目の前のカウンターで、選りすぐりの素材を大胆に魅せる演出はテンションあがる。とはいえ、演出重視ではなく味付けは落ち着いたトーンで、全体的に好み。椀物は、帆立のしんじょうにバチコをあしらって。
0423しのはら4月-10


0423しのはら4月-13





ウニを殻ごと使ってぼたん海老を合わせてみたり、イノシシやヒグマなど、ジビエも積極的に盛り込んできたりと、リズム感の作り方もよく2時間半はあっという間。
0423しのはら4月-18




0423しのはら4月-42





〆のたけのこご飯は、そのままでも相当美味だったけど、フカヒレ入りのあんかけになったり、雑炊になったりと表情の変化の幅が印象的だった。
0423しのはら4月-49




サービスは関西っぽい距離感の詰め方で、終始リラックスして食事を愉しめるのもよいね。スタッフ間の掛け合いも愉快。
0423しのはら4月-24



行く前は17:00からと20:30の二回転って、なんかヤダなーと思ったけど、客の立場的に、金曜日の夜に美味しいものでしっかり満たされて、それでいて時計が21:00を回っていないことに、言いしれない開放感を味わえて、自分の「働き方改革」を考えるいい機会になって結果オーライ。
0423しのはら4月-54


銀座 しのはら
03-6263-0345
東京都中央区銀座2-8-17 ハビウル銀座2 B1


帰りがけに次の予約を取ろうとしたら9月あたりが最短。これでも夜を2回転にしたから半年先の予約で済んでいて、夜一回転だと年内難しそうだったんじゃない。

確かに美味しいし いいお店だし、自分でも予約して帰ったくらいだから勿論気に入ってるお店だけど、クチコミが必要以上に人気を加熱させてしまっているようで、日本のレストランを包む空気の危うさも感じる今日このごろ。
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2017年04月22日

菊鮨 (福岡)モナコ経由福岡のセンス

0201菊鮨7月-10


福岡中心部の鮨屋は大陸系に占拠され価格もあがってると聞いたので、連れてきてもらったのが電車で15分くらいの大野城というエリアにある『菊鮨』

大野城の駅前にはタクシーもおらず、炎天下の下 徒歩でお店まで向かった。歩いたら10分弱だったかな?こういうのも、旅の醍醐味。逆に言うと、こういうロケーションなので、大陸系の荒らされてない感じもいい。

お店は完全住宅地の中で、ほんとにココ?と心配になるが、お店を見つけ中に入ると突如として現れる異空間に更に驚かされる。

0201菊鮨7月-2



アートを効かせた和モダン空間で、ランチだと採光も良く、ちょっとしたギャラリーのよう。ご主人は若い二代目でキャリアが面白い。なんと、ここで鮨握る前はモナコのロブションで日本料理を指導していたという異色のキャリア。
0201菊鮨7月-17





鮨は極めて王道だけど、節々にセンスの良さや独特の美意識を感じる瞬間があり、お店のオリジナリティへと昇華されている。お昼のおまかせは5000円以下だったんだけど、内容的に考えたらあり得ない。

印象に残ったアラ、このエリアではクエのことアラって言うんすね。
0201菊鮨7月-6





あゝ、見てるだけでまた食べたくなる。
0201菊鮨7月-14




唐津の雲丹、いとうまし。シャリのくちどけも心地よく、至極のアッビナメント。
0201菊鮨7月-16

菊鮨
092-575-0718
福岡県春日市春日公園3-51-3
http://kikuzushi.org/


実質デビュー戦の博多だったけど、3日で濃厚な休日を過ごすことができました。改めて「博多のあんさん」ありがとう。
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2017年04月21日

カブ (西麻布) 隠れ家てんぷら

0420てんぷら3月-12

エーライフの裏手、「オーベルジュ・ド・リル」から少し下がったところに、昨年末オープンした西麻布の天ぷら「カブ」。

入口の扉を開けてから、バットマンの基地でもありそうな黒い階段を降りると、そこには和の引き戸でホッとする。個室もあるようだが、カウンターは8席程度でほどよい空間。

0420てんぷら3月-2



コースは8,000円から12,000円、場所と雰囲気を考えれば
もう少し高くてもおかしくなさそうな雰囲気。クライアントの
接待には、もってこいのシチュエーション。
0420てんぷら3月-10



才巻えびなど定番のてんぷらは安定感。若鮎もいただきました。
0420てんぷら3月-15



しいたけの海老詰めは、旨みのコンチェルト。蕗の薹のてんぷらは、春の訪れを体感できて嬉しい。
0420てんぷら3月-9




一番のヒットは牡蠣のてんぷら、身のふっくら加減と、
衣に閉じ込められた味わいのパンチ力。歯ごたえも
心地よく、素直に酔いたくなる。
0420てんぷら3月-13






〆の天丼は、天茶漬けを選ぶこともできるようで。
0420てんぷら3月-20

カブ
03-5772-1395
東京都港区西麻布1-9-7
SHVETS RESIDENCE B1F


デート向きの隠れ家ですな。
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kyah2004 at 12:29|この記事のURLComments(1)

2017年04月06日

鮨 由う (六本木)進化の跡

0406鮨由う3月-19
オープンしてわずか数ヶ月、季節による変化なのか、それとも進化なのか、久しぶりに訪れたらいい意味でバージョンアップされててびっくりだった六本木の『鮨 由う』。



シャリは少し強めにされたようだけど、それだけじゃなくタネとのシンクロ具合とか、仕事のハマり方とかタイプでさ。思わず言葉が発せなくなるシーンもたびたび、それでいて体調的にあまりお酒を飲まなかったってのもあって1.7万円以下。
0406鮨由う3月-5


つまみは藁で炙った氷見のメジマグロ、さじまの煮蛸、青森の子持ちヤリイカあたりに昂り。
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シグニチャー握りの春子鯛はいよいよ本領発揮
0406鮨由う3月-11



淡路島の釣り鯵は見の厚さがイイ!! 上に乗せた薬味にセンスが詰まっている。
0406鮨由う3月-15



まぐろの漬は強烈美味だったけどアイルランド産。
0406鮨由う3月-18



TOPの写真は、長崎産の鰤。ハラカミの横あたりの部位。





鮪は漬けと比べると、トロは筋が気になったり。
0406鮨由う3月-21





帆立の身をほぐした軍艦は、新鮮にして衝撃。
0406鮨由う3月-25



大間の紫雲丹もいい味わい。あの海、鮪だけじゃないんすね。
0406鮨由う3月-22

鮨 由う
03-3404-1134
東京都港区六本木4-5-11 ランド六本木ビル B1


また、すぐリピりたくなったよ『鮨 由う』。
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2017年03月26日

古希祝は三重の地で(三重)

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両親が古希ということで、お祝いで三重へ。

「なんで三重?」って聞かれるけど、、
 1)両親が自分らでは行かないであろうエリア
 2)伊勢神宮、松阪牛、熊野古道をはじめ、
   実はいいコンテンツが眠ってるエリア
というのが理由。




ボクらも去年であった割烹の宿「美鈴」に再訪してみたかったし、去年末に訪れてとてもいい印象だった「ひらまつホテル」に行きたかったからというのもあってね。
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鈴鹿あたりの渋滞がイヤで、両親と名古屋駅で待ち合わせた後に、ランチ予定の松阪まで近鉄特急で。近鉄はパノラマシートとかあって、旅気分を盛り上げてくれる。ただ、パノラマ列車言う割には、途中のビューはなんてことないw

松阪では、お気に入りの「とんかつ 野崎」で松阪牛のヒレカツ定食を。同行した末弟の反応は予想できたけど、オヤジも喜んでて一安心。
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食後は雰囲気いい古い町並み抜けながら松阪城へ。築城は蒲生氏郷、立派な石垣残ってて、しかも柵とかないのが大人でいい。むやみに現代素材の柵とかあると、色気がなくなるんで。
0314三重2月-9



ちなみに、蒲生氏郷は城下町建設にあたり松ヶ島住人を強制的に移住させ、旧領の近江商人を町の中心部に呼び寄せて楽市楽座を設けたりして商都松阪の礎を築いたんです。さすが三井財閥発祥の地。城の前には、現在に残った武家屋敷「御城番屋敷(ごじょうばんやしき)」もあったりして、雰囲気いいのよ。
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城近くのカフェ「トミヤマ」もセンス良くてタイプでした
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トミヤマ (Tomiyama)
0598-21-1389
三重県松阪市本町2188
http://cafetomiyama.blog.fc2.com/


松阪から熊野古道までは高速あるので1時間ちょい。距離がありそうに見えるけど高速乗っていけば案外近い。海山ICから車で10分もかからないくらい。入口から少し歩いただけで神秘的なパワーを感じられるパワースポットなので、気軽に寄れるのも魅力。時間があれば見晴らしのいい山頂まで登りたいトコではあるんだけど。
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ここまでくれば、今回の目的の一つ『割烹の宿 美鈴』までは車で15分圏内。何故わざわざここまで来たかというと、ここでしか出来ない体験価値があるから。ふっつーのどこにでもありそうなリ漁村なんだけど、何故か一軒だけ洗練された数寄屋造りの宿が海の目の前にあって、そこでいただくご飯がほんと美味しいんです。現地でしか流通しないような素材を、洗練された技で食べられる幸せ。

割烹の宿 美鈴
〒519-3208 三重県北牟婁郡紀北町三浦297−4
0597-49-3031
https://kappou-misuzu.com/

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近くの高台の公園からはリアス式海岸らしい景色を堪能できる。
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食事前に親子で近くの温泉行ってから、お待ちかねの夕ご飯。
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トップの写真も美鈴の料理だけど、素材がいいのはある意味当たり前で、料亭仕込みの技を、この環境で食べられることが何より贅沢。日本には各地にいい素材あるけど、それを高い技術と洗練された空間でいただけるかというと、一気に選択肢が絞られちゃうからね。
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翌日は「伊勢志摩観光ホテル」」「ひらまつホテル 賢島」へ。「ひらまつホテル」は、日本に欲しかった大人のリゾート感満載でした。
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2017年03月24日

恵比寿 くろいわ  いつもの男子会

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定番の「恵比寿 くろいわ」。2Fの席は貸し切りでない場合(他のお客様が帰った後とかはOKだけど)、写真撮影は禁止。なので、この日は数枚のみだけど、2/末の「くろいわ」も良かった。

今まで避けてたメジャー食材を一捻り加えながら敢えて使うことで(たとえば伊勢海老とかね)、いい意味で華やかさと色気を増していた。他のお客さんが帰ったところで、出てきた写真の巨大なはまぐりの炊き込みご飯。いやはや、旨かった...。
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普段はどうしても目の前に料理が出てくると撮っちゃうし、なんとなくアウトプットのこと考えて記憶しようと思っちゃう習性なんだけど、この日の細かなことはおかげでなんも覚えてません。ただ純粋に目の前の料理と向かい合い、友人との会話を愉しんでおりました。
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恵比寿 くろいわ
03-5793-9618
東京都渋谷区恵比寿4-11-12
http://www.kuroiwa.org/

ある意味、自分にとって最も贅沢な時間です。
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2017年02月25日

じき 宮ざわ(京都)美意識の胡麻豆腐

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京都 伝統工芸のクリエイティブユニット「GO ON」のレセプションのAFTER PARTYで、何年か前に出てきたのが『じき宮ざわ』の料理でした。京都最年少でミシュランスターを獲得ということで、どんなギラッた若者なんだろうと思ったら、とても自然体な好青年でした


そんなじき宮ざわに魅せられて弟子入りし、いまは「じき宮ざわ」を仕切っているのが泉氏。食材は天然ものにこだわっていてお造りや焼物などシーズナリーな素材を使ったお皿が繰り広げられる。行ったばかりの三重の尾鷲産ボラを使ったカラスミをプロローグに、上質な葛のみを使ったシグニチャーメニューの『焼胡麻豆腐』がアクセントを作っていた。


自分的には素材もさることながら、器と料理の調和や、単調にならない流れづくりが印象に残ったけどね。
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もちろん、お酒のセレクトも間違い無し。
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『ごだん 宮ざわ』には、まだ訪れられていないんだけど、ここのランチは恐ろしいほどにコストにタウするパフォーマンスが高すぎました。

じき 宮ざわ
075-213-1326
京都府京都府京都市中京区堺町四条上ル東側八百屋町553-1
http://www.jiki-miyazawa.com/

さすが、京都。
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