アンコールワット2008
2008年05月06日
世界遺産へ

こないだ行ったアユタヤですっかり遺跡に魅せられたので、
今回は“世界遺産”を撮ることをテーマに旅へ。
まずは、世界遺産の定番のコチラへ。
1週間くらい滞在してたので、色んな遺跡をまわれたので、
だいぶ自分の好みがわかりました。トップの写真のトコは、
中心部から2時間くらい離れた場所なんだけど、
滅茶刺ささった、スゲーいい。
さて、この遺跡群どこかおわかりでしょうか?

続いて、こちらの湾にも行ってきました。
友人の“ごお”がプロポーズをした場所。
ヤツらのWedding party用に作ったビデオで、
何十回となく見てたら刷り込まれたらしい。
天気予報では曇だったんだけど、ラッキーにも
晴れてくれたので、素晴らしい景色に出逢えました。
そこまでメジャーでも無いんですが、ご存知です?

ここは世界遺産とは関係ないですが、
飛行機の乗り継ぎで6年ぶりに寄った町。
以前に増して、歩いてる感覚は東京と
変わらなくなってるね。

久々に文章を書くので、全然勘が戻りません...
なんかぎこちないなぁ → blogランキング
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2008年05月13日
アンコール遺跡群 (カンボジア)

9世紀から12世紀にかけてアンコール王朝によって
築かれたアンコール遺跡群。どうやら60以上の遺跡が、
このエリアにはあるらしい。
スーリヤヴァルマン2世の「アンコール・ワット」
ジャヤーヴァルマン7世の「アンコール・トム」
やはり、この2つがスケール、知名度ともに郡を抜いている。

現地のヒトやリピーターに、人気なのはベンメリア。
まー、行くまでの費用が高く取れるという
商売っけもあるのかもしれないが、実際
今回の旅で、一番どこが刺さったかと
聞かれれば、ボクは「ベンメリア」と答える。

美しさでは、赤色砂岩の遺跡
「バンテアイ・スレイ」が印象的だった。
赤い遺跡に苔の緑が染みついている様は、
なんとも艶っぽく、ボクに響いた。

気持ちいいのは、「プレ・ループ」。
上に登ると、あたりのジャングルを
360度見渡せるので、塔の日陰で
本を読んだりしてた。

アンコール・ワットは凄すぎて、未だに現実感がわかない。
消化するのにもう少し時間がかかりそう。ボクの中では
あれは、戦艦大和だった(見たことないけどね)。
そんくらいの迫力。

食もそうだけど、遺跡やお寺も要は好みなんで、
まずはガイド付けてパッと回って自分の好みを把握してから、
後で好みのトコをじっくり廻るようなスタンスにしてました。
あと、結構遺跡は歩くし、暑くて疲れるので
1週間滞在してたこともあり、半日見学したら
ホテルのプールで、ビール飲んで昼寝という
怠惰な構えで流してました。
圧倒的な遺跡郡&アジアの素朴な町&
東京並みの洗練されたホテルリゾート。
この3つを気分次第で組み合わせられるヴァケって、
ほんと幸せでした。→ blogランキング
特に気に入ったトコは、また別の機会に
書こうと思うけど、まずはダイジェストで
行ったトコを紹介。
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2008年05月20日
ハノイの町歩き(ベトナム) バイクの洪水

アンコール遺跡からの帰りに、ベトナムに寄ったんです。
世界遺産にもなってるハロン湾行きたかったから。
ちなみにベトナムの国名は、「ベトナム社会主義共和国」。
ドイモイ政策で、高い経済成長を実現している一方、
貧富の差や汚職の蔓延といった弊害も出てるらしい。
ベトナム株も一時期話題になってたし、昨今のオフィス賃料の上昇も、
不動産業界ではトピックスになっていた。
拠点にしたハノイの町は1泊しただけだけど、
空港から到着して最初に町を歩いたときは、ホント疲れました。
狭い道に尋常じゃない数のバイクが走っているんです。

逆送は当たり前だわ、クラクションはズーッと鳴ってるわ、
歩道はバイクが止まってて歩けないわで、そんな環境なのに
車道歩くしか選択肢が無いんです。歩道を歩ける場所もあったと
思いますが、旧市街ではかなり車道歩いていたと記憶してます。
自分だけならまだしも、まりえも一緒に歩いてるんで
気が気じゃありません。TAXIもバイタクも激安だから
乗ればいいじゃんって話なんだけど、町の様子もわかないし、
どこに行きたいか目的地もわからなかったボクらは、
とりあえず様子を見たかったのよね。

旧市街なら、歩いてもたかがしれてる距離だし、
どのエリアに、どういう店や人が集まっているかって、
まずは、ある程度肌で感じたかったんです。

1日歩いただけの、すれ違ったベトナム、
ハノイの町の散策メモです。

先日、ユッキーから一言「丸くなったなー」と。
ハイ、人間性で無く、もちろんBODYです...猛省 ⇒blogランキング
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2008年05月30日
ハロン湾 (ベトナム)世界遺産の湾

ハノイから車で4時間弱。
ベトナム北部にある世界遺産のハロン湾。
切り立った岩が剥きだしの島が、2000以上
ひしめきあい、独特の景観を生み出している。
ここでは、ジャンク船に乗って湾内をクルーズするってのが
一般的なんだけど、そもそもジャンク船っていうのは、
中国の船の様式で、平底で帆をもった木造船のことらしい。
ここは、中国に近いので、類似の船が昔から使用されていたんだって。
最初に昔のスタイルのジャンク船を宿泊用に改造した会社があって、その影響で
木造で宿泊施設のついた船全般を、今では「ジャンク船」と呼ぶようになっている。

白いビーチの海も好きなんだけど、切り立った崖っていうのも
実は相当好きなんです。前日、ハノイの天気悪かったし、
天気予報でもハロン湾は曇りとか雨ってネットで出てたので、
天気が良くなって、ほんとにラッキーだった。
晴れと曇りじゃ、全然印象違うのよ。

そんな気持ちいい空の下を海面をすべるように
ジャンク船が進んでいく。この岩の景観と、
帆の雰囲気が、なんかパイレーツな気分にさせてくれるんだよね。
思いっきり海賊ゾーンだけど、ついつい口ずさんじゃうのは、
「パイレーツ・オブ・カリビアン」のテーマ曲。
ただし、残念ながら水の透明度は無い、全然無い。
キレイな海を求めるのなら、ここは不向き。
最上部のデッキで、軽く酔って寝そべりながら本を読んで、
ちょいと視線をあげると絶景ってのが、なんとも贅沢なハロン湾の過ごし方。
この時の夕陽ってのが、ほんと奇跡的な美しさだったなぁ。

そうそう、生まれて初めてカヤックやったんだけど、
波が全く無いから思いのほか簡単だった。
ちなみにボクらは、船上1泊のツアー($60くらい/人)にハノイから参加してたのよ。
ツアーはピンキリで、船上1泊でも$20〜150くらいまでのラインナップ。
日本語のガイドが付くと高くて、だいたい$100前後。かなりいい船の
ツアーだと、$200くらいまで、あるっぽい。

なんか、益々クラビに行きたくなってきた...→ blogランキング
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2008年06月07日
ハノイで食事 (ベトナム) 空振り反省
あまりヒットに出逢えなかったベトナムの食事。
そもそも自分で選べる食事は3回だけだったのよ。
あとは、ハロン湾ツアーでついてた食事なので...
で、そのハロン湾ツアーっては、現地旅行代理店「TNK Travel」の
ヤツだったんだけど、ハノイ-ハロン湾送迎(片道4時間)、
船上1泊、それに食事4回(昼・夜・朝・昼)ついて、
ひとりUS60ドル程度だったからね。
そりゃ、食事は微妙ですわ。アレでベトナムの料理レベルを判断しちゃ失礼かなと。
かと言って、自分でチョイスした食事も、軽い結構ノリ。
1. 屋台 フライドライス/フォー
2. 人気のフォー店
3. 幅広いラインナップのベトナム料理店[地球の歩き方]
おまけ:カフェ
たったこれだけで、ベト飯をアレコレ言うのはおこがましいと思いますが、
意外だったのは、ツアーはともかく、自分で選んだ店も思いのほか料理の味が
濃いし油っぽいんです。なんか勝手に「ベトナム料理って、スゲーあっさりなんじゃねーの?」って
妄想を抱いていたので、結構しっかりした味付けに驚いていた次第。
コレはネガティブな印象じゃなくて、ただ違っていたってだけ。
タイ料理とかと違って辛く無いし、日本人には殆どハードル無い味なので、
つい食べ過ぎちゃう、罪悪感も少ないし。 なのでアベレージ的には不満は無いんだけど、
ただ逆に「この味深ぇぇええ!」とか、「ここでしか食べられない味だ!」っていう
感動に出逢えなかったんだよね。そういう意味で空振ったなーって感じ。
たまに洒落たカフェなんかもありましたが、クレープとかは生地はともかく、
チョコの味が野暮すぎて重かったです。ただ店内の若者は結構洒落てました。
町では全然見なかったタイプ。居ることこには、いるんでしょう。
メニューや金額が無い店は、ある程度相場つかんでないと変に疑り深くなってしまうんで、
ちょいとトラブルもありました。日本円に換算すれば150円くらいの差でも、
わかってない旅行者ということで、ボラれるって感じるのは気持ちよくないんでね。
加圧に行ったついでに六義園デビュー、
新緑がまぶしい美しい庭園でした。→ blogランキング
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2008年06月17日
ソウル散策

GWにアンコールワット行った帰りに、トランジットでソウル寄ったんです。
朝に着いて夕方出る便を選んで。
ワールドカップ以来のソウルだったんですが、
ますます日本と変わらなくなってますね。
少なくともカンボジアやベトナムから戻ってきた感覚だと、
もはや帰国したんでは?っていう感じです。
以前は、髪形とかに特徴あって、違いを認識できたけど、
ファッションも大差なくなってて、向こうも区別がつかないみたい。
カフェでも、チェックの際に、バーーーーって一気に話しかけられて、
キョトンとしてたら、「あー!...」みたいな。
そんなソウル散策だったんですが、なんせ着いたのは朝の5:00、
のんびりミョンドンまで出て、まずは腹ごしらえ。

時間的に選択肢は少なく、いきなしのっけからサムゲタン!
一応、二食くらい食べたいと思ってたけど、予想以上のボリュームで
130%くらいの満腹感に仕上がっちゃったのよ。

明日のMJのヒット商品、成熟市場ならではの
小粒商品が並ぶらしいね(WBSより)。
サンデー問題だけじゃなく、メディアへの
メス入れが始まって行くんだろうな。 → blogランキング
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2008年06月30日
アンコール・ワット (カンボジア) イマジネーションする力

アンコール・ワットを中心とした.ヴァケのサマリーは書いたので、
ぼちぼち詳細版のレポでも書いていこうと思います。
あんま興味が無いときは、アンコール・ワットがそもそも
どこにあるかハッキリとは知らなかったし、アンコール・ワット
以外にも、いろんな遺跡があるなんて、聞いたことはあっだかも
だけど、キチンと認識してなかった。
「アンコール・ワット行ったんだ」という話をして、よく聞かれるのが、
「ところで、どこにあるんだっけ?」的な質問。
ハイ、アンコール・ワットは、カンボジアにあります。
と言っても、カンボジアがどこにあるか、正確に頭の中で
地図が書ける人って、なにげに多くないんじゃないかと思います。
カンボジアは、タイの東に位置していて、ベトナムの西側。
北にはラオスも接している、そんなポジションです。
大きな地図で見る
アンコール・ワットは、アンコールって町があるわけじゃなくて、
Siem Riap(シェムリアップ)っていう、町のそばにあるんです。
あの辺りの遺跡群は、9世紀から14世紀にかけて建築されたもので、
アンコール・ワットは12世紀というから、日本では鎌倉幕府が
開かれた時期くらいだね。

ガイドからよく名前を聞くのが、スーリヤヴァルマン2世とジャヤーヴァルマン7世。
前者がアンコール・ワットの建設を行い、ジャヤーヴァルマン7世はアンコール・トムを
築いたほか、周辺のメジャーな遺跡群も、かなり手がけている。

遺跡めぐりは、トゥクトゥクをチャーターしてもいいし、
ガイドが付くツアーに参加してもいい。
ボク個人の経験から言うと、最初のメジャーどころは、
ガイドが付くツアーに参加しちゃった方がいいね。
治安とか観光地指数がわからない最初は不安だし。
結構森の中とか走るから、慣れてないとあせるかも。
ツアーは日本語が話せるガイドも多くいるので、最低限の知識はインプットできます。
たまたまかもだけど、アンコールワットのガイドは優秀だったなぁ、その後に
参加した周辺遺跡のツアーは、日本語が微妙だったけど。まー、そんな
多くの説明必要な場所じゃなかったから問題ないけどさ。
で、アンコール・ワット、アンコール・トムをじっくり見て、
だんだん勝手がつかめてきたら、さらっと回るツアーに
参加するなり、トゥクトゥクチャーターするなり、好きな
スタイルにしちゃえばいいと思います。

色々表情が見たかったので、
アンコールワットは、滞在中3回行きました。
1回目:昼間にツアーで
2回目:雨上がりの夕方
3回目:サンライズ
昼間は観光客で溢れてるけど、
夕方や朝は、結構空いているので、
場所によっては遺跡占領しちゃってる
感覚が味わえて、凄まじく贅沢。

今、一番覚えてるのは雨の夕方。
ポツポツふる雨の音を聞きながら、
僧侶とともにたたずんだあの空間。
観光客だらけのときには味わえない、
アンコール・ワットとの距離感が
なんともたまらなかった。

第3回廊は、今は登れない。

年金特別便が来て、チェックしたらやっぱ漏れてた。
ほんと他人事じゃねーな。→ blogランキング
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2008年07月09日
アンコール・トム (カンボジア)バイヨンは顔だらけ

アンコール・ワットの翌日は、これまた定番のアンコール・トムへ。
こちらは陽射し的にも、AMの方がいいらしい。
アンコール・トムは、アンコール・ワットのように、
遺跡内にボンとデカイ建物がひとつあるというわけでなく、
バイヨンをはじめ、王宮とかプレア・ピトゥとか、
象のテラスとか、様々な建築物が、敷地内に点在している。
約3kmの城壁に囲まれているので、敷地の規模で言ったら、
アンコール・ワットのざっくり4倍くらいは、ありそうだ。
まずは、南大門の割れ目から遺跡に入る。
この門をくぐるのからして、迫力があるのよ。
象に乗って入るというオプションも選べるんだが、
どこまで乗れるのかな?

こちらの見所は、やっぱバイヨンでしょ。
アンコール・トムの中心に位置する特別な存在感を放つ寺院。
バイヨン様式と言われる四面に人面のある塔堂が特長的で、
このスタイルは、この時期に作られたタ・プロームとかプレア・カン、
タ・ソムなど、他の多くの寺院でも見ることが出来る。

他を圧倒しているのは、その質量。
なんていうか、まるで岩山ってくらい、
密度が高いんです。他のピラミッドみたいな
石のパーツを組み上げた遺跡とは異なり、
遠くから見ると、岩の塊を削ってできたっていう印象。
精緻なレリーフも、アンコールワット並みの
クオリティですが、印象に残っているのは
やはりデカイ顔の彫り物。ジャングルを背景にした
横顔は、アンコール遺跡らしい1枚。

全体の印象でいうと、アンコール・ワットが旗艦クラスの
戦艦というイメージに対し、こちらは鉄壁の要塞といった感じ。
寺院にどうして戦争のイメージが直結したのか、自分でも
良くわからないけど、これらの寺院も民に君臨するための
パワーの象徴みたいな存在なので、そういうプレッシャーを
感じたのかもしれない。
バイヨンの後も、王宮行ったり、象のテラスとかまで歩くので、
結構体力が削られるし、汗と砂埃でかなり体にはダメージが
蓄積される。

ムリは禁物だわ、遺跡めぐりは。→ blogランキング
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2008年07月23日
タ・プローム (カンボジア)遺跡とカジュマルの樹

トゥームレイダーの撮影が行われたり、ラピュタのイメージは
ここが参考になっているとか言われてたり、なんかクリエイターの
インスピレーションを刺激する力があるのでしょう「タ・プローム」。
実際、アンコールワット、バイヨンの次に
活気があったのが、こちらでした。
(夕陽のプノン・パケンは別として)
Siem Reapからのアクセスの良さに加え、
その割りに、ダイナミックに自然との融合を
体感できるこの遺跡。しかも比較的狭いのに
観光客があふれていて、あちこちで
撮影大会が行われている。その活気感たるや、
下手すると上の2トップを食いかねない過熱ブリ。

ここは2回行っていて、1回目はガイドつき。
2回目はトゥクトゥクでのフリースタイルで。
2回目に行って発見したのは、初回にガイドが案内してくれた
ゾーンよりも、更に奥にスペースがあって、そこのラピュタぶりが、
なかなか見事だったこと。自分の足で確かめに来てよかったわ。

巨木の根が遺跡を食いつぶそうとしているかのような錯覚を覚える
自然と遺跡の攻防戦。南国ならではの自然のパワーにプレッシャーを
受けながら、心の中では人間サイドの建築物を応援しています。

自然とのマリアージュなら、ベンメリアが一押しだけど、
時間がないなら、まずはこちらでお試しを。

お台場の駅の発射音が、踊る大捜査線に
なっていた。ちょいと気持ちいい。→ blogランキング
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2008年08月07日
アンコール遺跡群 (カンボジア)外回り

アンコール・ワット、アンコール・トム、タ・プローム、
それに夕陽の名所といわれるプノン・パケンを
回ったあたりで、ある程度アンコール遺跡群の
雰囲気もつかめてくるし、自分の嗜好も見えてくる。
入門編はクリアしたところで、次に狙ったのが、
外回りコースのツアー。半日で5、6個の主要な
遺跡を回ってくれるというもの。

ガイドブックをトゥクトゥクのドライバーに見せながら
自分で回ってもいいが、最初はガイドの話を
聞きながらの方が、「ここって、そーなんだー」とか、
発見できることが多いので、かなり効率いいし
ツアーを使うのは悪くないと思う。

先にあげたメジャー遺跡群と違って、このあたりの
クラスになると、生活圏の中だったり、そもそも
観光客が来なかったりする遺跡もあるので、
自分のペースで遺跡と接することができる。
そういう距離感は、このあたりの遺跡の魅力。
なので遺跡に座ってボーっとしたり、本を読んだり、
どーでもいいこと話してたりなんていう過ごし方が
自然に出来るんだよね。
〔外回りでまわったとこ〕
●プリヤ・カン
●バンテアイ・プレイ
●ニャック・ポアン
●タ・ソム
●東メボン
●プレ・ループ
特に気に入ってるのが、
プリヤ・カン と プレ・ループ。
プリヤ・カンは、中規模クラスの遺跡でありながら、
そこまで人は居ないし、少し登れる場所が
あるので、そこから遺跡を見渡しながら、
ダラダラしてるっていうのが、なんとも贅沢。
人も全く来ないわけではなく、ちょろちょろ
居るので、セキュリティ的にヤバさを感じる
ような雰囲気でない。このバランス感が
なんかツボでした。

プレ・ループは、ジャングルの上からの眺望が
とにかく気持ちいい。高台で有名なのは
プノン・パケンだけど、山の山頂から
見下ろすので、ちょいとジャングルが
遠いんです。それに夕陽の頃は混み
過ぎで、静かにリラックスして遺跡を
楽しむなんて環境じゃ全然無いし。

まー、あくまで上の過ごし方はオレの好みなんで、
外回りしたときの遺跡の写真で、気に入ってるものを
ダダーっと紹介しますね。
なにか刺さるものがあれば、
是非訪問してみてくださいな。→ blogランキング
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2008年08月18日
バンテアイ・スレイ (カンボジア) 紅色の遺跡

紅色砂岩の彫刻の美しさに加え、苔のうっすらした緑との
コントラストが、抜群の色気を醸し出しているバンテアイ・スレイ。
「女の砦」という名の通り、優美で繊細さが際立った遺跡です。
アンコール・トムから北に40kmという不便な立地ながら
観光客もかなり集まる人気のコチラ。「東洋のモナリザ」という
美しいデヴァダー像の存在も人気に拍車をかけている。

さすがに遠距離なので、ボクラはタクシーをチャーターし、
バンテアイ・スレイと、ベンメリアを1日で回ったんだが、
ガイドをつけなかったので、結局どれがモナリザさんがか
わからずじまい。
・・・というか、帰った後に、有名ってことを知った当家。

もともとディティールより、全体の世界観に惹かれる性質なので、
スルーしたこと自体はそんなに大きな問題ではないんだけど、
どんだけオーラがあったのか、見逃した分、気になります。
なんせ「モナリザ」ってくらいですからね。

色んな人から、少し前までは観光客も全然居なくて...という声を聞き、
確かに人の居ないこちらは魅力だけど、でもあんまヒトが少ないと
何も無い分ちょいと不安かなとも思ってみたり。

遺跡のすぐ隣には、日常が垣間みれます。
そういうのを、ちょいと発見するのも旅のオモシロさ。

今日から仕事っていう、休み明けのヒト多いかな?
初日かなりお疲れでしょうが、がんばって!→ blogランキング
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2008年09月06日
ベンメリア (カンボジア) 「バルス」

現在、観光客が訪問できるアンコール遺跡の中で、
最も自然に近い形で残っているのが、こちら「ベンメリア」でしょう。
ここ最近、地雷の除去が終わったばかりで
とても復旧作業まではたどり着いていないんです。
なので、熱帯のジャングルの樹木が、
人間の創った建造物をどうぶっ壊わして
いるのか、リアルに見ることができるし、
自然のパワーを、肌で感じることが
出来ちゃいます。

ここに来ると、タ・プロームで遺跡に絡んでる樹木は、
全然かわいく見えるし、むしろあっちは遺跡と自然が
共存してるんだってことが、良くわかります。
こっちは、完全に人間が自然に蹂躙されているからね。
でも逆の視点から見ると、そんだけのパワーがある自然を
当時のヒトがねじふせていたっていうことなんで、ここを切り拓いた
文明のレベルの高さにリスペクトを感じざるにはいられません。
崩壊した遺跡の内部は、美しく苔むした瓦礫が無数に転がっており、
今にも倒れそうな回廊の壁には、ツタが血管のようにへばりついている。
更に、空を仰げば、ジャングルの木々が、頭上をすっぽり覆っているため、
視界全体が「緑」のフィルターをかけたかのような、幻想的な空間となっている。

この神秘的な美しさが、ベンメリアの大きな魅力であり、
他には無い圧倒的な個性にもなっている。
現地のコンシェルジェや、ツアーガイドからも高い評価の「ベンメリア」。
”高いツアーを売りつけたいという商売魂じゃねーの?”と最初は勘繰ったが、
実際に「ベンメリア」を体験し、騙されてでも行くべきだと考えを変えた。

ちなみに「バンテアイ・スレイ」と「ベンメリア」の2箇所に行くことで
ホテルのタクシーを手配してもらい、100ドル前後(もちろん2人分)だったと
記憶している。
多少高い気もするが、現地発のツアーよりは安いし自由。
「バンテアイ・スレイ」と「ベンメリア」間の道が殆どひと気ないので、
信頼できないドライバーだと、ちとコワいので“保険”の意味でも。
オレはいいけど、まりえ連れなんで、「安全」は金額の問題じゃないのよね。

ランチで念願の銀座のアソコに行ったんですが、
や、ホント楽しかった。話題に出たスリランカに
ムチャ興味津々な当家。超行ってみたい!! → blogランキング
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2008年09月13日
Hotel de la Paix (カンボジア)SLHの実力

カンボジアに行くと決めた頃は、HOTELなんて
全然期待してなくて、欧米人が好きそうな
長期滞在系のコテージでも泊まろうかなと
考えてたのよ。
そんな折に、家に転がってたCREA TRAVELLER
開いてみたら、アンコールワットなのに(失礼!)、
やけに尖ったホテルが紹介されてるじゃないっすか。
カンボジアにあって、白亜の外観の街から浮いてる
ホテルってどんなのよ? と興味をひかれてみたんです。
それが、こちらフランス系資本の「Hotel de la Paix」
http://www.hoteldelapaixangkor.com/index_jp.php

先に出来た「SHINTA MANI」が成功したんで
更なるラグジュアリーホテルを作ったようです。
http://www.shintamani.com/
SLH(Small Luxury Hotels of the World)にも掲載されている、
洒落たブティックホテルで、やけにセンスがいい。
逆にファミリーだと落ち着かなくなるくらいの今っぽさ。
それとアマンばりのホスピタリティ求める方には期待ハズレかも。
ゲストのリクエストには、もちろん素早く対応してくれますが、
ドアのOPENとか自分だし、そういうとこワリと緩いです。
放任主義ね、基本は(ボクラは全く気にしませんが)。
http://www.slh.com/cambodia/siem_reap/hotel_siepai.html

立地も好みが分かれます。
人気のメリディアンとか、アンコールパレスとか、大型のホテルは
もっと遺跡寄りにあったりするんですが、de La Paixは、
Siem Reapの町の中心部から徒歩圏内、この辺もボクラの
STAY STYLEにマッチしてました。ホテル内だけだと
飽きちゃうヒトなので、リアルな“町”の体温を感じれる
この距離感は、他に代えがたいものでした。
(他のFive Starだと、ラッフルズも結構町に近いかな?)

そのくせ大通りの交差点に立つHOTELなのに、
一歩中に入ると別世界です。完全に文化が
切り替わります。町の喧騒とはうって変わって
心地よい静けさが、体をつつみます。

部屋の内装は、想定の範囲でクールだったけど、
着いた翌朝、レストランに食事に行って、カンボジアの
イメージがガラっと変わりました。超好み。

もちろん朝からスパークリングワインが
用意されてます、マンゴもマジうま。
パンはそこそこですが、オムレツとか
東京のへたなカフェより、遥かに
レベル高かったね。

1週間滞在しましたが、またアンコールワット
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2008年09月20日
Siem Reap (カンボジア)アンコールワットへ続く町
あまり知られて無いと思いますが、アンコールワット遺跡群への
拠点となる町はSiem Reapって言うんです。 正直、行く前は
アンコールワットって町でもあるのかと思ってました。
アンコールワットってのは、一寺院の名前なんで
行けば納得の話なんですが、知らないとそんな程度の
理解です。東京ディズニーランドが、「東京じゃないんだぁ」
ってのと似たようなもん、多分。
で、そのSiem Reapの町は、同名の空港から車で15分くらい。
ちゃんと舗装された一本道で、両脇にはかなりの数のHOTELが建ってます。
さすが、世界を代表する観光地。日本でネットで調べたときは、
こんなにHOTELも出てこなかったんで(似たような名前も多いので萎えてた)、
予想以上にしっかりした観光地ぶりに、逆に驚いてしまいました。
暗くてひとけ無い道とか避けてるってのもあるけど、かなり治安はいいです。
物売りもタイとかバリに比べれば、少し控えめかなと思う。
オールドタウンというエリアに、観光客向けの店は集中していて、
夜になるといわゆるアジアのリゾートタウンって雰囲気です、
小規模なゾーンに、程よく人が集まっていて、賑やかさもちょうどいい。
ディナーには、こんな連れも登場します。
よろしくお願いします → blogランキング
2009年09月26日
アンコールワット2008 総集編
















アンコールワットは、歳とってからでもいけますね。
ただ3泊の弾丸ツアーじゃなくて、1Wくらいゆっくり
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