バリ島 2012
2012年08月01日
進化するリゾート バリ島

シンガポールや上海、香港にバンコク....
アジアの主要都市の発展の勢いというものは、
成熟した都市「東京」にいると実感が沸きにくい
ものだと思う。
彼らは成長期のまっただ中にあって、街にいるだけで、
独特の”熱”を発しているのがわかる。RPGのレベルが
あがるように、行くたびに都市が洗練されていくのを、
肌で感じるのは刺激的。
成長過程の都市の特長だと思うんだけど、ピンポイントで
その時代のシグニチャーとなるスポットが現れて、周囲を
引きずりながら時代を切り拓いていくんだよね。
そして、その輝きが褪せる頃には、また次の時代を
象徴する存在が台頭を始める...

この新陳代謝が生み出す”熱”は、拡散するというより
局地化(集中)するので、時に凄まじいエネルギーを集め、
世界をリードするような高いクリエイティビティを魅せてくれる。
シンガポールのMBSで有名になったけど、バンコクあたりが
先駆けた高層ビルの上のルーフトップバーとか、最初ホント
衝撃でしたからね。
こうした流れはリゾートエリアにも影響が及んでおり、世界的に
知名度が高く、来年APEC開催を控えたバリ島みたいなところは、
こうした追い風を受けやすい。センスが磨かれる前に金だけが
落とされると成金っぽい残念さが出ちゃうリスクもあるんだけど、
バリ島は元々リゾートとしてのセンスが抜群だし、GHMの登場
あたりから世界最高品質を保っている。
なので、新たに訪れた大きな変化の波を受け容れるには
充分な準備ができており、優秀な人材や大量のマネーを
巻き込んでいくことで、更に面白くなりそうなんすよね、
今のバリって。

それを象徴するのが、AYANA Resortの「The Rock Bar」。
インド洋のビッグスウェルが押し寄せる崖の下に、
海に突き出すようなスタイリッシュなBARが突然現れる。
これまでも海を見下ろすレストランや、ビーチサイドの
レストランはあったけど、このBARに座ると海と一体化
したような感覚になる。他では味わったことないものなのよ。


客層も良く、DJもいいとこ引っ張ってきてるので、
アガらない理由が見つからない。日本でココより
かっこいい場所ってあるのかな...それくらいCool!

ちなみに、ここAYANA Resortは、「Spa on the Rocks」という
これまた岩の上にカップル専用のスパ棟を建てていて、
税込になるとUSD500以上するんだけど、それでも大人気。
facebookには行って即日アップしたんだけど、やはり女性
からの反響がデカかったですね。ハネムーナーには一生の
記念になるし、メンズの皆さん 頑張ってくださいw。

日本では、AYANAといっても聞きなれないと思うけど、
元々リッツの創始者であり、あのクレドを生み出した
”ホルスト・シュルツ氏”の率いるウエスト・ペース・ホテル
グループがマネージメントをしている。シンガポールの
「カペラ」もここのグループといえば、勢いが分かる人も
多いのでは?マーケティングがめちゃウマいというか、
人のインサイトをグサっと刺してくるんだよね。

BAR、SPAときて、リゾートに欠かせないのが
レストラン。もちろん、そこも抜かりがない。
AYANAは、広大な敷地のヴィラエリアと
ホテル棟があって、レセプションも別々なのよ。
そのヴィラ専用レセプションの方にある
ファインダイニングが「Dava(ダヴァ)」。

シンガポールで人気だった「Sage(セージ)」という
レストランの”ジュスマン・ソー氏”がシェフのモダン
フレンチ。今のバリ島を体感するのに、ふさわしい
ステージじゃないかな。シェフが不在の日だったので
100%じゃなかった気もするけど、次も再訪したいと
思わせるだけの強いインパクトがあったよ。

DAVA(ダヴァ)
The Rock Bar(ザ・ロック・バー)
アヤナ・リゾート&スパ バリ内
AYANA Resort and Spa Bali,
Jl. Karang Mas Sejahtera, Jimbaran, Bali, 80364, Indonesia
電話番号 +62 361 702222
URL www.ayanaresort.com
そして、もうひとつ強烈な印象を残してくれたレストランが、
BANYANTREE UNGASANの「Ju-Ma-Na」、こちらも
モダンフレンチなんだけど、DAVAよりも更に料理を
シャープにした感じが好み。素材の立たせ方とか、
ソースのキレ味とか、バリ島にありがちなドテっとした
重たさが皆無。

東京や本国のフレンチを食べ慣れてる人でも、
殆ど時差を感じず食べることが出来るんじゃないかな。
高いクリエイティビティで、新しい料理に挑戦するシェフの
スタンスが、クリフエッジのギリシャ風ダイニングに見事に
ハマってました。
惜しむらくは、このロケーションにも関わらずランチは営業
していないということ。サンセットの時にアペリティフはじめて、
そのままディナーな流れが正解だと思う。

Ju-Ma-Na Restaurant & Bar
(ジュ・マナ・レストラン&バー)
バンヤンツリー ウンガサン内
Banyan Tree Ungasan, Jl. Melasti, Banjar Kelod,
Ungasan, Bali 80364, Indonesia
電話番号 +62 361 300 7000
URL www.banyantree.com/en/bali_ungasan
シェフの素材に対するリスペクトやバランスに対する強いこだわりが
しっかり料理にも反映されてますね。料理は、素材、ソースどちらかが
支配的になるのではなく、あくまでバランス重視で。ワインもしかり。
日本だと当たり前のことのように聞こえるだろうけど、今のバリ島の
フレンチって、まだソースがドミナントなとこ多いのよ。ファースト
インパクトはいいんだけど、後味がスマートじゃないとこ多くてさ。

バリ島の空港も、大幅にリニューアル中。
なんかあの空港のローカル感が無くなるのは
ちと淋しい。
↓ ↓

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2012年08月13日
AYANA Resort & Spa (バリ島)最もホットなバリ島のリゾート

日本でも、ハネムーナを中心に認知度が
高まっている「AYANA Resort(アヤナリゾート)」。
詳しくは後述するけど、昔、リッツだったところが、
今は運営母体を変えて「AYANA」ブランドで展開
しているんです。
10年以上前だけど、ボクはリッツの頃に行ったことがあるのね。
当時はヴィラが主体ではなく、ヌサドゥアの低層階の大型ホテルが
やってきたという感じで、そこまで高級感がウリというわけではなく。
(グランドハイアットとかも同じような展開だったしね)

というのも、Fourseasonsとかアマングループの本格展開以降、
バリ島に高級ヴィラというのが定着したんで、リッツが出来た頃も
そうした流れの萌芽はあったものの、当時のホテルトレンドの
ど真ん中は、まだ、こうした低層階の大型ホテルだったんです。

日本には、リッツカールトンというブランドネームは強力で、
経営母体が変わった後は、「AYANA」にナニソレ?知らんなぁ...
みたいな時期が続いてました。もちろん、ボクもその一人。
今でこそ、飛ぶ鳥を落とす勢いなんですが、そのバックボーン
を聞いたら、なるほどね、と。「AYANA」と名前は変えたものの、
ホテルのマネジメントは、元々リッツの創始者であり、あのクレドを
生み出した”ホルスト・シュルツ氏”の率いるウエスト・ペース・ホテル
グループが行なっているんです。シンガポールの「カペラ」もこの
グループといえば、とんでもない勢いも なるほどでしょ?
で、なんでリッツで成功してたのに、わざわざ別ブランドの
「AYANA」を作ったかというと、どうやらリッツが大きくなって
自由度がきかなくなっちゃったみたいなんです。「こりゃ、つまんねーぞ」と。
それで、好きなこと初めて、大当たりしてるってのが、現在の状態。

最近の日本のツーリストからすると、AYANAはホテル棟のイメージ
ではなく、ヴィラの方のイメージが強いんじゃないかと思う。
更に、そこに「The Rock Bar」や「Spa on the rocks」といった
シグニチャーコンテンツがのっかってくることで、バリ島の
トレンド発信源みたいな位置づけになっている。
前も、ちらっと書いたけど、「The Rock Bar」というのは、
今、バリ島で一番アツい場所。ホテル内のBARなんだけど
島内からお客さんが集まっていて、常に行列待ち(バリ島でだぜ)。

崖下の岩の上に作られたBARは、海に囲まれた独特の開放感が
味わえて、ちょっと言葉では表現できない爽快感。そこに良い感じの
客層が集まって有力DJがPLAYしてるもんだから、そりゃ誰だって
アガりまっせ。一時期のKUDETAの勢いは、完全にコッチにもって
いかれた感じになっている。

「Spa on the rocks」は1日数組限定のプライベートSPAで、これまた
岩の上に専用のSPAハウスを建ててしまったというもの。右上のフラワー
バスは、視界の前と左右が海という激ヤバのセッティング。

そして、これが「AYANA」のヴィラ。ホテル棟とは
全く異なる品のあるラグジュアリーな空間。
ほら、ハネムーナーにぴったりの空間でしょ。
あとは、SWEET10の余裕あるオトナ使いにも
向いてるよね。

ヴィラとホテル棟はエントランスも別れていて、
ファインダイニングの「Dava(ダヴァ)」は、
ヴィラのエントランス近くに位置している。

上の写真を見て分かるように、雰囲気はかなりCool
日本でも中々無いっすよね、この空気感。
料理はシンガポールから人気シェフを引き抜いてきて
いるだけあって、さすがに今っぽいモダンフレンチ。

そして、日本人女子なら寄らなきゃ勿体無いのが
AYANAのブティック。昔はホテルのSHOPなんて高くて
イイものがない…ってイメージだったけど、むしろここは
バリ島を知り尽くしたヒトが選んだセレクトショップ。
おみやげじゃなく、リゾートをより愉しむためのアクセや
ワンピがめちゃリーズナブルに揃っている。スミニャックの
人気ブティックから日本人好みのものを集めているだけに、
目の肥えた日本人女子でも満足行くアイテムがわんさか
並んでるよ。

アヤナ・リゾート&スパ バリ
AYANA Resort and Spa Bali,
Jl. Karang Mas Sejahtera, Jimbaran, Bali, 80364, Indonesia
電話番号 +62 361 702222
URL www.ayanaresort.com
良さそうだけど、高いんでしょ…な貴方。
そりゃ、正攻法ではそれなりですが、
メガリゾートなので使い方次第で
どうにでもアレンジできるのが魅力。
美味しいとこ取りってのもアリっすよ。
詳しくは続きにて。
↓ ↓

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2012年08月27日
BANYAN TREE UNGASAN(バリ島)品のあるリゾート

バリ島でクリフトップヴィラというと、ウルワツの
ブルガリやアリラあたりが有名です。
クリフトップのホテルというと、カプリ島にも
多かったりして、それ自体はそこまで珍しく
なかったんだと思うんですよね。
ただ、斬新なアプローチを続けてきたバリ島だけに、
5STAR HOTELが本気出してクリフトップを攻めに
来ると、やっぱ面白いことになるなぁ...と。
ブルガリがウルワツにやってきたときは、
マジで旋律走ったし。
さて、そんなブルガリやアリラに少し遅れて
2010年にOPENした新しいリゾートが、
「BANYAN TREE UNGASAN」

「BANYAN TREE」って、日本には進出してないので
意外と馴染みが薄いけど、バンコクではいち早く高層ビルの
上でルーフトップバーの流作ったりとセンスいいのよね。
ちなみに、当家はビンタン島の「BANYAN TREE」で挙式
しました、ハイ。
話を、バリ島のUNGASANに戻しますが、
最低カテゴリーでも1泊7万円以上という
正真正銘のラグジュアリーヴィラにも
関わらず、部屋数が70以上というメガリゾート。

したがって、敷地は広大だし、レセプション棟の
スケール感からして相当贅沢。車寄せで初めて
ホテルに降り立った時の気持ち良さと言ったら...

先日レポった「AYANA Resort」とは違った種類の感覚。
なんか、こういやらしい言い方だと”人生の勝者”にでも
なったような錯覚に陥る演出。ただ、それが凄く洗練
されたアプローチなので、嫌味がないのが見事なんです。
部屋も2010年OPENだけあって、モダンで快適。
バランスを重視しているリゾートと言っているだけあって、
白を基調にしてるんだけど、ダークブラウンのポイント使い
がウマいっすね。リラックスできるし、くすぐられる。


6月は稼働率が80%以上とか言ってた気がします。
ボクが行った気もそこそこの稼働率だったと思うんだけど、
リゾート内では他のお客さんにはそんなに会いません。
メインプールも数組人がいたくらいだし、ビーチに
至ってはゼロ。これ貸切状態は嬉しいっしょ。

BANYAN TREEを語る上で欠かせないのが、
バリ島でもトップクラスのファインダイニング「Ju-Ma-Na」。
素材の立たせ方と、バランス(ソースと素材、ワインと料理)に
強いこだわりを持っているシェフの若い感性が冴え渡っている。

シェフのMandif Warokk(マンディフ・ワロッカ)氏は、
ヨーロッパや中東で修行を積んできたらしいんだけど、
火入れやソースのバランス感がかなり洗練されていて、
東京で食べてる感じと殆ど変わらない。

どうしてもソースが重くなったり、火入れが強くなりがちなバリ島。
最近は美味しいレストランも増えてきたけど、ここは頭ひとつ
抜け出てる印象ですね。

ダイニングにせり出したオープンキッチンは、さながら舞台のようで
スタッフと他のシェフのチームワークも見ていて気持ちいい。
黒いユニフォームもシャープかつセクシーな印象。
というか、ここのロケーションはヤバ過ぎ。クリフトップに位置
していて吹き抜けを活かした大きな窓越しに広がる、インド洋の
大パノラマが圧巻。しかも、バリ島にはめずらしくギリシャ風の
インテリアが、妙にハマるし今っぽい。ランチが営業して無いのが
ほんと残念なんだけどなぁ...

雰囲気的にも、バジェット的にもハネムーナーが多いらしい。
確かにそういうシーンによく似合う。周囲になにもないし、
2人きりの世界に浸るにはこれ以上ないロケーションだ。
ただ、ソフト面ではやはり王者アマンの背中は遠そうだね。
メガリゾートだけあって、スタッフの教育が隅々までは行き
渡っていないように感じる。レストランやポーターになにか
依頼をしても横のつながりが悪かったり、忘れている
ケースが散見された。
「まぁ、バリ島なんで」と思えるヒトはいいけど、あまりにハコが
立派なので、自然と期待値も高まっちゃうのが、ちょいと損かも。
バンヤンツリー ウンガサン
Banyan Tree Ungasan, Jl. Melasti, Banjar Kelod,
Ungasan, Bali 80364, Indonesia
電話番号 +62 361 300 7000
URL www.banyantree.com/en/bali_ungasan
アフタヌーンンティ、もしくはサンセット見ながら
アペリティフして、そのままディナー流れるとか、
まずはそんな偵察してもいいと思いす。
とにかく、一度行く価値はあるよ!
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2012年09月11日
Fiore Citta Ubud (バリ島)バリ島で間違いのないイタリアン

フレンチは、グローバルな風が吹き込み、
レベルがあがっているバリ島ですが、
イタリアンはというと、正直まだ時差が
大きく、安心して食べられるとこって
殆ど無いと思ったほうがいいですね。
前菜やメインはなんとかなるとして、
どうにもならないのがパスタ。
ショートパスタは、まだ救いようが
ありますが、アルデンテの乾麺は、
延びたうどん的惨劇が日常茶飯事に。

フレンチのファインダイニングとか、
BAR/LOUNGEでバリ島のトレンドを
作ってるようなリゾートのイタリアンでも、
前菜で「ここならイケるか!?」という期待を
魅せてくれたんですが、出てきたカッペリーニは
ネチネチの素麺という哀しい事実。
「嗚呼、お前もか」と悲嘆に暮れたのは
言うまでもありません。

そんなバリ島にあって、ちゃんとしたイタリアンが
食べられるお店が、ウブドの山の中に誕生したんです。
それが、ここ「Fiore Citta」。グルメストリートとして最近
注目を集めてるサンギンガン通り、ネカ美術館の前
あたりで、ブティックを併設したテラスレストラン。

アルデンテのマグロとトマトのパスタは、
唐辛子の効き方とニンニクがちゃんと南イタリア

ジェノベーゼソースの冷製フェデリーニは、南国
バリにはぴったりの味。この島では、バジルは食べない
文化らしく、なかなかやってるとこないんですよね。

ピッツァは、釜が壊れて平凡になっちゃったけど、
それでもちゃんとナポリピッツァしようとしている
努力は買い(他店はオリジナルはピザが多すぎ...)。

テラスで安心して愉しめるイタリアンって
世界どこでも大好きだゎ。乾季のバリは
夜が涼しいのでジャケットか羽織もの
あった方がいいね。

インドネシア料理も、3日くらい食べると変化が
欲しくなるので、そういう時に使ってはいかがですかね?
最近ウブドに行くと、必ず寄るレストランです。
ギャラリーも併設で居心地いいし。

Fiore Citta
Jl. Sanggingan
(before the Neka Museum)
Ubud, Bali - Indonesia
+62 361 7945153
fiorecittaubud@gmail.com
https://www.facebook.com/pizza.fc.ubud
前回も良かったけど、今回も満足。
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2012年10月09日
THE CHEDI TANAH GAJAH (UBUD)ライスフィールドの風の中で

これは今年の7月のバリの話。
記憶が鮮度高いうちに「Ayana Resort」と「BanyanTree」のこと
書きたかったんで、ここからが時系列でのスタートです。
相変わらず時差だらけのブログですが、そんなモンす 笑
バリに行くときはほぼほぼシンガポール経由なんだけど、この時は
6泊のショートステイだったので、ガルーダインドネシアの羽田便で。
あんまり知られてないけど、今年のG.Wに羽田からバリへの直行便が
就航したんです。しかも深夜1:00発という仕事帰りでも余裕あるフライト。
なんとバリ着が朝の7:00なんで、初日からフルタイムで遊べます。
羽田のラウンジでフライト待ってる時からビール&ウィスキーとアルコールを
投入してたので、滑走路を動いてる時に既に寝ていたような気がする。
目が覚めたらバリの手前で頭はスッキリ、時差がほとんど無い(1時間)
ってラクちんですね。
朝のデンパサール空港はガラガラ。入国手続もあっという間に終えて
まずはViceroy Baliに向かう。ちょっと昼までゆっくりすることで、バリ
独特の空気に身を浸す。

ボクは到着したら数時間のんびりすることで、バリ時間へ対応するように
しています。色々したいことあっても、ぐっと抑えてビンタンビールあおって、
ひたすらダラダラ。そうすると、うたた寝のあとには完全に日本のことが
頭から消え去ってますね。心を弛緩させる技は日本でも得意なんだけど、
それを更に解放させるとヴァカンスモードにスイッチが入るのよ。
頭から消え去ってますね。心を弛緩させる技は日本でも得意なんだけど、
それを更に解放させるとヴァカンスモードにスイッチが入るのよ。
朝にバリ島到着なので、ランチも余裕もってスケジューリング出来ちゃいます。
Viceroyのメインダイニング「CasCades」は、次の日のディナーで予約してたので、
ランチは違う雰囲気を味わいたいなと。町の食堂も好きなんだけど、折角Viceroyで
仕上がったラグジュアリーモードを消さないように、GHMグループのCHEDIに行くコトに。

ウブドのCHEDIは数年前に訪問したことがあって、
ドカーンと抜けたライスフィールドが心地よかった
記憶が残ってたんで久々に味わいたいなと。

伝わるかなぁ...テーブルに座っただけで、
HAPPYオーラ全開になります。渓谷も
いいけど、こーいうのも開かれるよね。

伝わるかなぁ...テーブルに座っただけで、
HAPPYオーラ全開になります。渓谷も
いいけど、こーいうのも開かれるよね。

横の田んぼの中から見ると、こんな感じ。
いかにも風のなかでしょ。

バリ島ではアヒルの伝統料理ってメジャーだけど、
ファインダイニングがアレンジするとコンフィっぽい
仕上がりに。バリと大きく異なるのはガルニもですね。

サテも牛、豚、鶏のコラボレーション。
さすがに洗練されています。

ボケーッとしてると、ホテルの敷地内
なのにバリの素顔に遭遇できるんです。

こんな素敵なスペースなのに、ほぼ貸切。

晴れてて良かったぁ

敷地内は、素朴さと洗練がいい具合にミックスしてる。

ザ・チェディクラブ タナガジャ・ウブド・バリ
THE CHEDI TANAH GAJAH UBUD
Jalan Goa Gajah, Tengkulak Kaja Gianyar Ubud,
62 361 975 685
続きを読む2012年12月27日
テガララン (バリ島) 必ず寄る美渓のライステラス

バリ島の芸術の村ウブドから、車で15分程度の
場所にある美渓のライステラス「テガララン」。
過去に何度も書いてるけど、ウブドに行けば
必ず一度は訪れる場所。何度リピっても
飽きないんだよねぇ...

ボクは、ウブドを訪れる友人にアドバイスを求められると、
必ずといっていいほどバイクのレンタルを勧めている。
何故かってバリ島の魅力に触れる可能性が一気に広がるから。
※こんな感じね
これを言っちゃ元も子もないんだけど、ウブドをバイクで
走ってる時の友人の顔って、どんな高級ヴィラにいる時より
素直でいい笑顔になっちゃうのよ。

(最近はライステラスの中をトレッキングもできるようになったらしい)
町中をバイクで走ってるのも気持ちいいんだけど、
ちょうどいいショート・トリップ先が、ここ「テガララン」。
距離も近すぎず、遠すぎず。道も舗装されてるし、
ほぼ一本道なので迷うリスクも限りなく少ない。
村の雰囲気も、ウブドの中心部よりもっと素朴なので
結構新鮮な気分が味わえると思う。

それに、自分の足で(厳密に言うとバイクだけど)
このテガラランに来れたという達成感が大事。
ビーチ際のリゾートって、手軽に心地よさとか楽しさを
与えてくれるんだけど、お金で解決する分 自分仕様
にはなりづらい。

一方、ウブドってトレッキングしたり、好みのギャラリー回ったり、
バリ舞踊で好きな踊り手を探したり、と“自分で楽しみを創りだす”
ことでより面白くなる場所なので、何かを自分で達成した!って
いう成功体験って、とっても大事なのよ。

「自分で旅を創りだす感覚」、これを身につけることで
旅の景色はガラっと変わっていく。そして、一度これを
身につければ、次からも同じようなスタンスで、より
自分にあった旅を見つけていくことができる。
そんな入門編にふさわしい「テガララン」。
ムダに高い日本語ツアーなんて使うのはやめて、
1日500円程度でバイクを借りてみよう。
同じ景色でも全然違った印象になるからさ。
↓ ↓

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2013年01月19日
FUZION CAFE UBUD (バリ島)ウブドのステーキカフェ

ウブドでステーキといえば、「Cafe Des Artistes」が有名、
味もイケてるしお店の雰囲気もいいので、ウブドに行くと
ほぼ毎回寄っている。
そんなウブドで、美味しいステーキカフェが出来たよ
というので寄ったのが、こちらの「FUZION CAFE」。

場所はLungsiakan通りってとこにあるんだけど、
モザイクとかピタマハがあるサンギンガン通りを
突き当りまで行って、左曲がってすぐのあたり。
こう言っても殆どのヒトは「?」だよね。
ま、HP見てくださいな。ウブド王宮からは
ひたすらみちなりなんで。
これは奥の窓からの景色。

ステーキだけじゃなく、ハンバーガーや
ナシゴレンなんかも出してるけど、インドネシア
料理に飽きた頃に使うとよさげですね。

テンダーロインステーキ 250gで1000円前後。
これは、オーストラリアなどからのインポート肉の価格。
ローカル牛だと900円前後にこなれます。

サーロイン、ラムチョップなんかもあって、
ブラックペッカーとかブラウンソースとか
色々選べるのも好感ポイント。
サイドディッシュもマッシュポテトやガーリックライス、
サラダなどから選べるのもイイね。しかも、それも
結構クオリティ高めだし。

ボクが訪問時に残念だったのは、
3人での訪問だったので、肉3種類
オーダーしたので、ソースは肉に合わせて
相性みたいからバラバラに出してといったのに、
鉄板にかけて持ってきたこと。
後で「お願いしたのと違うので気をつけて」と
伝えておいたけど、次は大丈夫かな...
勝手にソースかけられるのは、ほんと勘弁なんで。
場所が場所なんで、ウブドの入門者には厳しい
かもだけど、リピーターでバイク乗れる人なら
覚えておくといいお店だよ。

FUZION CAFE UBUD
Jalan Raya Lungsiakan, Ubud, Gianyar
info@fuzioncafe-bali.com
Reservation : +62 361 9233579
Open : Tuesday - Sunday 10:00 - 22:00
http://www.fuzioncafe-bali.
今年もバリ島に行けるかなぁ...
↓ ↓

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2013年02月27日
CasCades (バリ島) 初めてのコースディナー

バリ島の芸術の村、UBUDにある5★ホテル「Viceroy Bali」、
そのメインダイニングが「CasCades」。ここの渓谷Viewはバリ島屈指。
料理はシェフによってバラつきはあるんで、正直今回はピンと
こなかったのよ。でも、今は一番キレ味を感じた時(2010年)の
シェフが「CasCades」に戻ってるとのことなんで、次回訪問時
には期待したいところ。

あと、いつもはランチでコース出してもらって、シャンパーニュと
ワイン持ち込んで宴してたから、なにげにディナーでコース使い
したの初めてだったんですよ。夜の雰囲気も悪くはないけど、絶景が
見えないと、気持ちよさは半減ですね。ボクは圧倒的にランチ推し。
今回、なんでこんなテンション低めのこと書いてるかっていうと、
料理のキレ味が欠けてることもさることながら、かかってた音楽が
カントリー系で。誰ぞのリクエストかしらんけど、エロいリゾートで
雰囲気愉しむフレンチのディナーに、まさか ソレはないだろ....と。
カントリーミュージック自体をディスってるわけじゃないんだけど、
雰囲気に合う・合わないっていうマリアージュはあるでしょ?
ムーディな空気がウリの場所には、やっぱりマッチしないと思うんです。
だって、エロいフレンチで演歌やAKBかかってたら、デートの方向性
変わるじゃん 笑。
いちお、誰かVIPのリクエストだったらと思って、他のお客さんが
全員帰るまでは我慢してたけど、他にお客さんがいなくなっても
全く音が変わる気配なかったので、スタッフを呼んで速攻変えて
もらったけどさ....んー、なんか全体的に残念。

今、勢いに乗ってるAYANA RESORTやBANYAN TREEでは、
まず、こんな洗練されていないサービスはしないでしょうね。
同じUBUDでも、ファインダイニングの「Mozaic」ではありえないはず。
こじんまりしたオーナーHOTELの方が、お客さんのリクエストに
左右されやすいから、こういう事件もおこるんでしょう。古き良き
バリ島の伝統を守ることは大事なだけど、ハイクラスのリゾートで
周回遅れっぽいイメージがつくのは致命的。
悪いコトばっか書いててもアレなので、いい発見も。
さすが、元々オーストラリアでワイナリー経営してたオーナーだけに
グラスワインのセレクトいいですね。バリ島ってワインの関税が
半端無いから、この日もあんましグラスワインは期待してなかった
んだけど、充分満足できるクオリティでしたね。

ウブドは、そこまででもなさそうだけど、スミニャックやクロボガン、
ジンバランやウルワツなど、大きな資本が海外から流入している。
特に今年9月にAPEC首脳会議があるから、そこをターゲットに
ジャブジャブと。
今まではワリと箱先行だったホテルのファインダイニングも、
シンガポールや中東で活躍している若手シェフを引きぬいて、
ソフトの質を凄い勢いで向上させている。こうしたレストランの
底上げは、食いしん坊な観光客的には凄く嬉しいけど、一度
差が開いて、イメージが落ちちゃうと、そこを埋めるのは至難の業。
大好きな場所は錆びてほしくないので、
次は素敵な時間を過ごさせてくださいね。
Viceroy Bali
Jl. Lanyahan, Br Nagi, Ubud, Bali 80571 Indonesia.
http://www.viceroybali.com/jp/
今年もバリに行くという噂は
現実になるかな…というより、
やるかどうかの意志次第だな。
よし、まずは検討を開始しよう。
↓ ↓

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2013年04月29日
AYANA Resort & Spa (Bali島)楽園週間な貴方へ

AYANA Resort & Spa BALI、その名の通り
スパの充実度はバリ島でもトップクラス
というか、規模でも斬新さでも多分バリ島のTOPですね。
そう言ってしまえるのは、Spaパビリオンの規模感に加え、
上の写真「スパ・オン・ザ・ロック」の存在が大きい。
ロックバーと共に、バリ島を代表するユニークな
チャレンジの成功例。出来た当初は旅行代理店からも
「そんなところに誰が行くの?」みたく言われてた
らしいんですが、今ではハネムーナーの予約が殺到。
一日数組という希少価値もあって、結構な金額ですが
かなり先まで予約も埋まってるようで。
こちらはリゾート内のスパヴィラからの1枚。
アーユルヴェーダを独自解釈したメニュー「セブンチャクラダラ」は、
音そのものや音の振動を活かしたトリートメント。たまたまかも
しれないけど、意識が沈みそうなギリギリのラインでかなり長く
踏みとどまってられたので、強烈に気持ち良かった。
悔しかったのはピークの所で尿意が急に襲ってきて、
肝心な所で集中力を欠いてしまったこと。ほんと悔しい...

日本ではありえないくらいの花びらを使ったフラワーバス。
心を芯からリラックスさせてくれちゃいます。

スパの充実度はバリ島でもトップクラス
というか、規模でも斬新さでも多分バリ島のTOPですね。
そう言ってしまえるのは、Spaパビリオンの規模感に加え、
上の写真「スパ・オン・ザ・ロック」の存在が大きい。
ロックバーと共に、バリ島を代表するユニークな
チャレンジの成功例。出来た当初は旅行代理店からも
「そんなところに誰が行くの?」みたく言われてた
らしいんですが、今ではハネムーナーの予約が殺到。
一日数組という希少価値もあって、結構な金額ですが
かなり先まで予約も埋まってるようで。
こちらはリゾート内のスパヴィラからの1枚。
アーユルヴェーダを独自解釈したメニュー「セブンチャクラダラ」は、
音そのものや音の振動を活かしたトリートメント。たまたまかも
しれないけど、意識が沈みそうなギリギリのラインでかなり長く
踏みとどまってられたので、強烈に気持ち良かった。
悔しかったのはピークの所で尿意が急に襲ってきて、
肝心な所で集中力を欠いてしまったこと。ほんと悔しい...

日本ではありえないくらいの花びらを使ったフラワーバス。
心を芯からリラックスさせてくれちゃいます。

こちらは、スパ・オン・ザ・ロックまでのアプローチ。
リゾートの敷地でもかなり端っこの方に、専用の階段が
あるんです。100段降りるんで、結構な運動になりますよ。

ボクは撮影用に覗かせてもらっただけだけど、写真では伝えきれない
ここの凄さは、岩に波が当たって砕けるときの建物が震える感覚。
よくまぁ、こんな環境で施設を維持してますね。半端ないよ、実際。

飛行場も近いので、他エリアに泊まってた観光客も
ここで最後にSPAして帰る人が多いとか。
あと、メンズのSPA比率が高いのも特長なんだって。
その理由は、良くわかる。なんつーか、行きやすい。
そこそこSPA行ってるオレでもそう感じる。
↓ ↓

2013年06月20日
AYANA RESORT (BALI島) 誰もが高まるラグジュアリーヴィラ

海に突き出たロックバーや、海の上の岩に建てちゃったロックスパなど、
トリッキーな挑戦が見事にハマって、バリ島のホテルシーンを牽引してる
「AYANA RESORT&SPA」。
4F建てのホテル等は賑やかな家族や団体客が多いけど、
ヴィラエリアはエントランスも別で、ラグジュアリーな大人の
休日を満喫するために、いわば別空間となっている。

いちお敷地はつながってるんだけど、こっちは耳障りな
喧騒もなく時間の進み方が明らかに違う。

レストランの前に、ヴィラエリア用のプールもある。
ホテル棟の宿泊客だって使えるんだけど、
結構遠いせいかワリとすいてた。
ちなみに、こちらのメインダイニングのフレンチは
相当レベル高いっすね。シンガポールの人気店の
シェフ連れてきただけあります。

人気のクリフヴィラ、バスルームからこのビューはヤバすぎだよね。
昼から泡持ちこんでオトナな風呂あそびしてーよ('∀`)

ヴィラの前から崖まで、遮るものは何もない。
あまり崖の方まで行くと横のヴィラも見えちゃうけど、
まずそんなことはしないので、裸族で過ごしちゃうのも
贅沢なんじゃないかな。

この記事は、自分で書いてて旅欲が疼く。
↓ ↓

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2013年07月27日
アルマミュージアムのバリ舞踏(BALI) 音の支配者

バリ島のウブドは、芸術の村というだけあってバリ舞踏のレベルが高い。
町の中心部にある王宮での公演は、レベルが高くまずは、ここでダンスを
見るのがオススメ。

ちょっと中心部からは離れるけど、ここアルマミュージアム内の
屋外ステージも雰囲気あっていい。周囲の闇の深さがリアリティを
曖昧にしてくれるしね。バリ舞踏見るにはいいコンディション。

だいたい日没後の19:00頃から公演ははじめるので、
ハマりだした時は、毎晩公演に通っていた。今でも仮に
5日間ウブドに滞在したとしたら、2,3回は観に行くかな。

5,6回連続で公演を見れば、自分の好みがなんとなく固まるし
好みの判断基準もできてくる。
それに圧倒的な踊りが出来る人は、明らかに周囲の空気を変えてしまう。
そんなダンサーのひとりがデワ・ニョマン・イラワン(Dewa Nyoman Irawan)氏。

末弟がウブドの5STAR HOTEL「Viceroy Bali」でWeddingPartyをした時に、
彼のチャーター公演をさせてもらったんだけど、初めてバリ舞踏を見る
親族や友人が、明らかに魅せられてました。
踊りのキレ、リズム感、テクニック、表現力、そしてスター性。
目の前で空気を変えるデワ氏の凄さは結構知ってたつもりだった
けど、この日はノッてたね! 音を支配する踊りっていう表現が
ピッタリはまる凄みのあるダンス。
前日にピッツァ ゴチったのも効いたかな? 笑
バリ舞踏も色々流派があって、この日はちょっと変わった
タイプのガムラン奏者だとのこと。オレには、まだその違いが
わかるわけじゃないんだけど。ただ、良く観るストーリーとは
違う組立だなとは思ってみてた。他の演目ではカットされてる
部分が丁寧に演じられていたりとかね。

日常的にレベルの高い舞踏が毎晩演じられているウブド。
海サイドのホテルで、「バリ舞踏ってつまんねーな」と
印象をお持ちの貴方、是非一度ウブド王宮に足を運んでみて。
ホテルの舞台とは全く違う色気が漂っているから。

バリ島は、多分 一生通う場所だと思う。
そういう”縁”があるって勝手に感じてる。
↓ ↓

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2013年08月05日
AYANA RESORTの夜(BALI)舞踏は見なくていいよ

食事をしながらバリ舞踏が楽しめるランギットシアター、
イケイケのHOTELだけあって、案内の女子もカワイイ。

昔から、メガリゾートの中にはこうした施設があって、
だいたい微妙な感じの時間を過ごさせられてきたけれど
まー、アレだな。今回も過剰な期待はイカンと自制をかける。
前日に見たのが、バリ島きっての名ダンサー、音の支配者「デワ氏」。
デフォルトが明らかにオカシイので、おおらかな心で構えてみる。

料理は10年前と比べて、ほんと洗練されたね。
いい意味でバリ島らしさは残しつつも味付けは
繊細になってきた。ベチャっとするファースト
インパクトのものバッカだったけど、これは普通にウマい。

屋台の数はかなりのもの、好きなだけ食べることが出来る。

デザート類もこんなにあるけど、どれも甘過ぎないね、

こういうコーン系の料理好きだぜ。

黒いモチ米系のスイーツ、いかにもバリ島なので
こういうの見てるとソソられますなぁ…

いよいよダンスが始まります。
まぁ…それっぽい感じで。
迫力と艶っぽさは別次元だけど。

わかってたよ、わかってたけどタルい。
極端な話、歌舞伎のまね事してるストリート
パフォーマーみてる感じかな…

観光客の人からは、結構盛大な拍手が。
これが、興味を持ってもらえるキッカケになれば。

敷地内をしばし散歩。プールの下部とかロマンチック。
そういうや、昔 ここでSEXしてたヤツもいたな、最近だと
泥酔でオシッコしちゃったヤツもいたね。埋めるべきw

敷地内では、中国系のカップルのWedding Partyが。
ハレヤカなのはもちろん、メイクやドレスのセンスも悪くない。

締めには花火も上がっていたような。

メインロビーの前の道。10年前は半分足が浮いてる
気分で最初は歩いたね。こんな洒落たリゾートが
世界にはあるのね! オレが来ちゃていいの?的な。

かなりリゾートホテルは見慣れたオレだけど、
それでもこの空間はラグジュアリーでアガりますよ。

23:00頃でも、フロント周りは混雑中。
圧倒的に中国語だな。

パブリックスペースもいちいちお洒落。

パーツパーツはヴィラ棟の方がカッコいいけど、
ホテル棟は規模を活かした演出がキレイ、たとえば
この廊下とか、なかなか日本のリゾートホテルじゃ
見れないオーラだよ。

空間の使い方や、花のあしらいもウマいね。

今、バリ島で最も旬なホテルのひとつ、
多様な世界観が混じっていて、それはそれで面白い。
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2013年08月10日
sami sami (BALI島)AYANAの崖上ダイニング

BALI島のジンバラン、今 この島のホテルやレストランシーンを
牽引してるといって過言じゃない「AYANA Resort&Spa」
その崖上カジュアルダイニングが『サミ サミ(sami sami)』
説明の要らない絶景を眺めながら、酒を煽る快感たるや...
筆舌に尽くせませんな。

ここは島だけど、本国同様カルパチョは基本肉。
前菜とするとハズレもしないし悪くない。ワインと
いうかビールに合うしね。

ただね...パスタは一目見てわかると思うけど、
日本のパスタチェーンのほうが優秀だよ。
トマトはソースとして機能してないし、麺はうどん並の火入れ。
フレンチは、かなり洗練されてきた感のあるバリ島だけど
そこまで顧客単価が高くないイタリアンだと、まだまだ
本国とは時差があるのかなぁ...

つか、イタリア以外で美味しいパスタって、
日本でしか食べたことないんですけどね、オレ。
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2013年08月15日
ロックバー (BALI) AYANA Resortの崖下ラウンジ

バリ島「AYANA RESORT」の名を一気に世に知らしめて、ブランド価値を
根こそぎ底上げしちまったのが、こちらの「ロックバー(The Rock Bar)」
http://www.ayanaresort.com/
崖の下にあって海に突き出たロケーションという、これまでの常識にない
BARを作ってしまった経営者のセンスに凄味を感じるね。出来た当初こそ、
「崖の下ってアクセス悪いし、海に突き出たBARなんて危ないじゃん」
なんて声もあったりとか、宿泊客や旅行代理店にバウチャー配りまくりみたいな
日々もあったらしいけど、今はホテル外からもバリ島のイケてる客層が集まり、
南国の炎天下でも行列が絶えないという人気っぷり(昨年行った当時では)。

シーフロントのBARは、ワリとそこらにあると思うんだけど、これがね
海の上って舞台になると別物なんだわ。"目の前が海”と”周囲が海”というので、
ここまで人間の感覚に差があるなんて、行ってみるまでわからなかった。

ホテルから崖の下を見下ろすと、こんな感じ。

バリ島で一番のホットな場所なだけに、サービススタッフのモチベーションも
高くノリもキレも良かった。DJも相当売れっ子引き抜いてきてたし、
ロケーション・ゲスト・スタッフそれぞれがいい感じに機能していて、
そりゃもう酒飲む前からあがりっぱなし。

ドリンクもリゾートにありがちな、場所先行の味イマイチ...なタイプではなく
きちんとステージに負けていない味とプレゼンテーション。

日没の1時間くらい前にお店に入ったと記憶している。夕暮れの日差しも
暴力的なバリ島なので、フローズン系のカクテルで体を冷やしながらサンセット待ち。


バリ島でなくてもそうだけど、水平線に陽が入る瞬間より、日没後の
空の色の方がタイプ、繊細で柔らかく深みがあって官能的。

コンディションが整えば、空が紫に染まるサンセットにも逢えるんだけど
この日はそこまでは色が出なかったね。その分青系統のグラデが
おそろしいほどにキマってた。写真では表現しきれないのが悔しい。

だんだん空が暗くなってくると、今度は「ロックバー」のステージ自体が
目立つようになっくる。、周囲に目をやると、男からも女からもリゾートの
夜らしい猥雑なオーラが立ち昇っている。東京やパリ、NYといった都会では、
絶対味わえない類いの独特な開放感。
やー、リゾートのエロくてスタイル感あるステージってめっちゃ好みっ!
↓ ↓

続きを読む「崖の下ってアクセス悪いし、
なんて声もあったりとか、
日々もあったらしいけど、
南国の炎天下でも行列が絶えないという人気っぷり(昨年行った当時では)。

シーフロントのBARは、ワリとそこらにあると思うんだけど、
海の上って舞台になると別物なんだわ。"目の前が海”と”
ここまで人間の感覚に差があるなんて、

ホテルから崖の下を見下ろすと、こんな感じ。

バリ島で一番のホットな場所なだけに、
高くノリもキレも良かった。
ロケーション・ゲスト・
そりゃもう酒飲む前からあがりっぱなし。

ドリンクもリゾートにありがちな、場所先行の味イマイチ...
きちんとステージに負けていない味とプレゼンテーション。

日没の1時間くらい前にお店に入ったと記憶している。
暴力的なバリ島なので、


バリ島でなくてもそうだけど、水平線に陽が入る瞬間より、
空の色の方がタイプ、繊細で柔らかく深みがあって官能的。

コンディションが整えば、
この日はそこまでは色が出なかったね。その分青系統のグラデが
おそろしいほどにキマってた。写真では表現しきれないのが悔しい。

だんだん空が暗くなってくると、今度は「ロックバー」
目立つようになっくる。、周囲に目をやると、
夜らしい猥雑なオーラが立ち昇っている。東京やパリ、
絶対味わえない類いの独特な開放感。
やー、
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2013年08月24日
AYANA Resort 洗練のブティック (BALI)

通常、リゾートホテルに併設のショップって、
センスいいけど高いギフトが置いてあったりとか、
一番多いのは「このスペース無駄じゃね?」って
くらい品揃えにセンス無いところ。

AYANA Resortのショップが凄いのは、まさしくセレクトショップに
なっていて、スミニャックで人気のブティックから、選りすぐりの
アイテムを集めているところ。特にワンピとかアクセサリーは
ヴァカンス心を盛り上げてくれること間違いなし。ホントに
驚くほどリーズナブルなので平気で大人買いできちゃうしさ。

インテリア系の品揃えもかなりお洒落。
ヴィラにはかなわないけど、ホテル棟の
部屋よりセンス良い物いっぱい置いてある。

これは敷地内の別の場所だけど、香水ショップが
あって、オリジナルの香水を作ることが出来る。
プロヴァンスで修行してた人がやってるから
クオリティも安心できるし。

いやいや、進化してますね、バリ島。

マジメな話、着替え殆ど持っていかなくても
ここのショップで調達できちゃうよ。
↓ ↓

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2014年02月17日
Dava(BALI島)Ayana Resortのファインダイニング

有名だけど、アジアンフュージョンの「Dava」もかなり昂ぶるよ。
洗練された空間は、かつてのバリ島のイメージではなく、
オープンエアの空間が非日常度を更にあげてくる。

シンガポールで人気シェフとして地位を確立してた
Jusman So氏を引き抜いただけに、ハードだけじゃなく
ソフトも充実したバリ島を代表するレストランでしたね。
(もう2年くらい前の話なんで、今はどうなんでしょ)

どうしても味付けが濃くなりがちなバリ島のフレンチだけど、
ここはかなりモダンなアプローチ。化け物みたいな日本レベルと
比べるのはナンセンス。バリ島の優雅な空間の中で美味しいものを
味わいたいなら、間違いのない選択肢。
日本でも、クールなデザインのダイニングはあるけど
オープンエアの開放的なファインダイニングは殆ど
存在しないからね。なので、東京でレベルの高い
フレンチを食べ慣れていたとしても、ここでは
また違ったレストランの楽しみ方を出来ると思う。

リゾートではあるけれども、できれば適度にドレスアップして
この空間を遊んで欲しいですね。併設のショップは、通常の
ホテルではありえないくらいセンスのいい品揃え。
かなりかわいいワンピが、驚くような価格で並んでるし、
おおぶりの派手なアクセサリーも、リゾートの空間には
よく似合うよ(´∀`)
↓ ↓

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2014年03月05日
Banyantree UNGASAN (Bali) 洗練のクリフトップリゾート

バリ島はウルワツ、クリフトップに建つラグジュアリーリゾート
『Banyantree UNGASAN』。全てヴィラタイプのハイクラスな
ホテルにはめずらしく、かなりのヴィラ棟を有する大規模リゾート。
したがって共用部分のスケール感とか、他のラグジュアリー
リゾートよりもゴージャス度が高め。フロントで車降りた瞬間に
足元から昂ぶりきたのって、相当久々。わかりやすく響くんだよね。
こんなに天井が高いオープンエアの空間って初体験かも。

ヴィラの中はまた紹介するとして、ここのウリのひとつは
なんとも贅沢な気分にさせてくれるインフィニティプール。
この小舟みたいなデッキチェア、反則以外のナニモノでもありません。

プールサイドのBARにはカウンター席もあるんだけど、
このソファーとか、どうすればいいの?ってくらいエロいよね。

クルフトップリゾートだけに、プライベートビーチまでの
アプローチもドラマチック。こんなパノラミックなインド洋
人生で中々遭遇できません。同じバリ島でもスミニャックや
サヌールとは全く違う空気感。

ビーチは波が強そうなので、入るよりは見てる向きかも。

BanyantreeはSPAもクオリティ高い。
SPAグッズのパッケージもセンスいいので
おみやげとかに渡してもポイント高そうじゃない?

いついち、オレの説明とか要らないっすね。
写真の方が饒舌ですな。もうちょい、
リゾートの中を散策してみましょう。
↓ ↓

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2014年06月06日
タマリンド (BALI)Banyantreeのヘルシーレストラン

バリ島、最南端に位置するクリフトップリゾート「バンヤンツリー・ウンガサン」。
スパエリアに併設されているレストランだけにヘルシーさを意識したメニューが並ぶ。
中でも特長的なのが、インドネシア式「ジャムウ」(Jamu)
マスターが作るハーブドリンク。ジャムウは漢方みたいなものかな。
体を内部から整える治癒系のハーブ。これは、ジャムウを使った
キャロットスムージー。美味しいけど不思議ちゃん指数高めの味でした。
マスターが作るハーブドリンク。ジャムウは漢方みたいなものかな。
体を内部から整える治癒系のハーブ。これは、ジャムウを使った
キャロットスムージー。美味しいけど不思議ちゃん指数高めの味でした。

目の前にプールがあって、いちおテラス席もあったけど、
とにかく暑くてテラス席好きのオレでも5分と持たない熾烈な環境。
プールの向こうは開発中の荒野なので、ちょいと景色が寂しいです。
とにかく暑くてテラス席好きのオレでも5分と持たない熾烈な環境。
プールの向こうは開発中の荒野なので、ちょいと景色が寂しいです。

フォカッチャみたいなパン。スタッフが作ってくれたサンバルの
ソースに合わせていただきます。うん、えーっと新体験。

朝ごはんをしっかり食べてきたので、あまりお腹が空いて
なかったんですよね。海藻系のサラダをいただきます。

日本の方には、こちらがおススメとすすめられたメインがこちら。

蕎麦の上にグリルした魚が載せられて、
海苔で覆った日本風メニュー。
蕎麦は機内食みたいな風味で、
魚をそばつゆで食べるのは、日本人的に
ちゃれんじ指数高め。前衛的と表現するのが
いいんでしょうか。ヘルシーを極めるのは
修行なんだなと勉強になりました。

店内は採光も良くインテリアも品があって極めてラグジュアリーな空間。
ただ、サービスはそこまで洗練度が高くなく、まだまだ発展中のリゾート
という印象を受けましたね。バリ人の素朴なサービスは、それはそれで
キライじゃないんだけど、アマンとかGHMグループと比べると差を感じるな
というくらいです。

タマリンドレストラン (バンヤンツリーウンガサン)
■Jl.Melasti, Banjar Kelod,Ungasan
電話 0361-3007000/704477
http://www.banyantree.com/ja/bali_ungasan/experience_the_resort/dining/tamarind_restaurant
頼み方次第では、もっと愉しめたはず。
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2014年08月05日
BANYANTREE UNGASAN (BALI)完璧な楽園

バリ島南部、ウルワツに行く途中のウンガサンのクリフトップに
立つリゾート『バンヤンツリー・ウンガサン(Banyantree Ungasan)』
この写真を見返すだけで、今すぐあの時の風や音を
思い出せます。五感を解放するリゾートでありながら、
しっかりと記憶に焼きつくリゾートでもあります。
だって、ベッドルームからの眺めがこれですからね...
バルコニーの四角い物体はジャグジーです。
満天の星空の元、誰にも邪魔されずに入れる
完璧なプライベート空間。心だけじゃなく
着てるもの全部脱ぎ捨てて自然の姿に還りましょう。

思わずダイブしたくなる自然が作り出した完璧なロケーション。
大型リゾートながら殆ど他のお客さんに会うことのない空間は、
都会の煩雑な人間関係をしばし忘れさせてくれる真の意味での
ヒーリングリゾートです。

ダイナミックな自然に囲まれながらも室内はモダンで快適。
こういう時くらいこんな贅沢なバスタブで2人して泡まみれになっても
いいじゃないですか。姫ーナの心を溶かすMADUROな遊び方です。

インスペクションで他のカテゴリーの部屋も魅せてもらいました。
こちらはPartyも出来るスイートルーム。リビングは広いし敷地内に
ビリヤード台も付いてる別棟があります。ベッドルームも2つくらい
付いていた気がします。2年前なので記憶もあやふやですが 笑

いつか、こういうとこで仲間たちとビジネスの相談が
出来るようになりたいです。お金を稼ぐのが目的の
人生ではなく、やりたいことを実現するためのお金を
得られる人生を作っていきたいです、マジで。

- +62 361 300 7000
- ungasan@banyantree.com
Banyantree Ungasan
l. Melasti, Banjar Kelod
Ungasan, Bali 80364
Indonesia
リュクスなリゾートって、実はリラックスする
だけじゃなく、未来を創るモチベーションを
蓄える場でもあると思うんです。そう考えての
投資と思えば、多少の背伸びは頑張れます。
↓ ↓

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2014年08月18日
ジュマナ (BALI) BANYANTREEのシグニチャーダイニング
バリ島に最後に行ったのが2年前なので、あれからまた色々とお店が
出来ているとは思いますが、当時バリ島で一番美味しいレストランは
ココだったと断言します。ウルワツにあるBanyantree Ungasanの
シグニチャーダイニング『ジュマナ(Ju-Ma-Na)』。

当時は、頭2つくらい抜きでててましたね。
中東で修行してきたというMandif Warokka氏の料理は
今ま持っていたバリ島フレンチはあくまでバリ風の解釈
という印象を、思い切り覆してくれたモダンフレンチの
実力者でした。

ただ、このシェフは、2012年12月12日という、なんとオレの
誕生日にスミニャックで『TEATRO Gastroteque』という
新店をオープンさせており、今はもう『ジュマナ』にはいません。
HPを見る限りは、相変わらずクオリティの高い料理を出してる
ようですね。ただ、昔のような素晴らしいステージ(ハコ)では
無いですが...。観光客的には惜しい。
『ジュマナ』のHPは2年前に彼がいた時とシグニチャーメニューが
殆ど変わってない気がするので、今はどうなんでしょうね...
ロケーションの素晴らしさは変わってないと思いますが。

というわけで、2年前の話ですが参考までに。
シラーで蒸し焼きにした和牛のショートリブと
サーロインのグリルのコンビネーション。
とにかく火入れがフツーに東京だった。
味付けも繊細で、当時バリのフレンチを食べると
引きずってしまう余韻というのが全くなかった。

そして、グラン・クリュのカカオを使用した
ソフトなチョコレートケーキ。あの軽やかな食感も
甘すぎない繊細なバランスも実に見事で。

それを、インド洋を見下ろす舞台のようなファインダイニングで
いただけたわけですから、そりゃ、もうね。

取材&撮影ということもあって、シェフに直に話をききながら
営業してない昼の時間に食べられたということも、実際ポイントは
高かったです。
夜も訪れたんだけど、外の景色が見えないから威力は1/5。
ぶっちゃけランチやってた方が、外から人呼べたと思うんだけどね。

Ju-Ma-Na(ジュマナ)
BANYAN TREE UNGASAN, Jl. Melasti, Banjar Kelod,
Ungasan, Bali 80364, Indonesia
+62 361 300 7000
ま、「たられば」の話ですが、そのくらいバリ島での
忘れられない体験となっています。
↓ ↓

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