GO ON

2016年11月24日

朝日焼 十六世 松林豊斎 襲名披露式へ

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遠州七窯のひとつ『朝日焼』 松林豊斎 十六世襲名披露があったので、ちょいと紅葉の京都まで。人生初の襲名披露式への招待だったので、いったいどんな会なんだろう?と、ドAWAYの鈍感力全開で京都のウェスティンに向かいました、この日のために誂えた黒の羽織を着込んでね。
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つか、まずお茶の人でも無い限り、遠州七窯って何なんすか?って話ですよね。オレももちろん朝日焼の若旦那(現 十六世)に会うまで知りませんでした。
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こういうのはWikiさんからパクってポイントだけ書くと、

めっちゃ有名な茶人「小堀遠州」の好みの茶器を焼いた七つの窯があったんです。それが、遠江の志戸呂焼、近江の膳所(ぜぜ)焼、山城宇治の朝日焼、大和の赤膚(あかはだ)焼、摂津の古曽部焼、筑前の高取焼、豊前の上野(あがの)焼。
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小堀遠州自身も、この朝日焼の窯場で数多くの名器を生み出していて、茶の湯がさかんになるとともに宇治茶ブランドも高まり、それに並行して朝日焼でも高級な茶器を中心に焼かれるようになっていったそうなんです。ちなみに先代は京都陶磁器協会の理事長も努めてられていたんです。

そんな朝日焼の特徴は、原料の粘土に鉄分を含むため、焼くと独特の赤い斑点が現れるんです。個人的には、朝日焼のブルーの器とかも好き。
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さて、襲名披露式なるものなんですが、まず京都の重鎮たちがわんさか来ています。250人以上は集まってたんじゃないでしょうか。
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京都112311月-11


式は古典的な堅苦しいものかと思ったら、基本はおさえつつ、随所に今っぽい演出が挿し込まれていて、自然と朝日焼を応援したいと思えるようになる内容。

十六世に襲名する前の若旦那だった頃から、京都伝統工芸のクリエイティブユニット「GO ON」のメンバーとして活動していることもあり、魅せ方がしっかりと練り上げられていた。

冒頭、ヘタに挨拶とか入れず、暗くなった会場に舞台だけが浮き上がる。そこでは去年の春に太秦江戸酒場でやっていた、能と華と陶のコラボレーションがはじまったんです。金剛流の宇發気鵑能を演じている横で、朝日焼の器に、未生流笹岡お家元がお花を活けていく。
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先代と十六世の作品が舞台に並び、想いや技が受け継がれていることが、ビジュアルとして強くシンプルに会場内へと届いていく。ゲストで来ていた他の窯元の友人に聞いたら、襲名披露式で、こうした異業種(っていう表現でいいのかな?)とのセッションはとてもめずらしいとのこと。
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このセッションはあくまで一例で、新しい朝日焼は、伝統を受け継ぎつつも挑戦を続けていくという力強い宣言だったと思います。重鎮の方々はまた違った捉え方なのかもしれないけど、すくなくとも会場の雰囲気はポジティブで、熱気すら浴びていたと感じていました。
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そっから来賓の方の挨拶が続き、乾杯までに90分間を要するという長丁場だったけど、スピーチの上手い方は飽きさせないし、プレゼンの勉強になったり。
京都1123_211月-6



ただ、そんな百戦錬磨の方々の挨拶よりも、会場の方々の印象に残ったのは、写真家 吉田さんのスピーチだったんじゃないでしょうか。
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先代が亡くなるまでの数ヶ月を撮ったビデオは演出感がなく、とてもナチュラルで、次世代に対してのメッセージも気負うこと無く淡々と語られていた。インタビュアーとしてもいい仕事されてましたね、先代をよく知る人々は、良くこうした言葉を引き出せたよねと感嘆してたもん。

その吉田さんの挨拶は、先代への手紙というもの。スピーチ慣れしてない朴訥とした話し方だったけど、このビデオを撮った方だけあって、とっても染み入るものだった。




十六世の自身の挨拶の中でとても印象的だったのが、「自分がいなくなっても、そこで終わりじゃなくて、その後も続いていくことが自然だと感じている」という言葉。日本らしい仏教の輪廻感を表すものでもあると思うし、400年続く伝統を背負っている彼らの自然な感覚なんだろうな。
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襲名披露式のあいだ、終始淡々としていた彼だけど、今の時代、SNSってもんがあるので、その裏の大変さというものも、ちらっとは垣間見ることができる。1ヶ月くらい前に、忙しいのはわかりつつとあるイベントに誘っていたんだけど、作陶中で来れなかったのね。

ちょうど、そんなときに奥さんのfacebookで見たコメントが、釜に火を入れてたから、久しぶりに家の布団で寝れたね、というような内容。淡々としたスタンスの裏で、どんだけの責任を背負って、どんだけのプライドを持って仕事をしているのか。
京都112311月-29



襲名披露式のあとは、ちょっとだけ紅葉狩りして、祇園の『せせらぎすへら』の2次会へ。
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「kyahさんも朝日焼のサポーターになってよ」と窯元直々の、お茶界のシャンパーニュ”宇治”の朝日焼、一緒にブランド価値を高めていけるよう挑戦していければと思います。
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かおりんと、カメラを順番に回してプチ撮影会。
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さすがにセンスいいから、いい絵撮ってくれます。
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α7 + Carl Zeiss Sonner FE 1.8/55
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ちなみに、ここはまりえとの10周年結婚式の2次会でも使わせてもらった場所。この日の料理はすべてビーガン。
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オーナーの、マッシローニさん。
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こういった時間も含めて、京都ではいつも刺激貰って帰ってきます。
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やー、ほんとまっつん、おめでとう。
息つく暇もないと思うけど、おつかれさまでした。
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2016年06月04日

HOSOO(京都)CHANELも惚れる西陣織とは

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世界90都市のクリスチャン ディオール店舗の壁面のファブリックをはじめ、シャネルやルイ・ヴィトンの壁紙にも使われている西陣織の「細尾」、東京でもリッツカールトンなどで様々なファブリックに使われている。
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世界から注目を浴びている京都 伝統工芸若旦那衆のクリエイティブユニットGO ONの中でも、最初に海外マーケットを切り拓いたパイオニア。西陣にある「細尾」のギャラリーは、自社のプロダクトの他にもGOONメンバーの作品が並び、新しい日本の美の価値提案が詰まった空間となっている。
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中川木工芸 比良工房の椅子、ここまで木は美しくなるのかと。
10月GOONレセプション-18



この財布はボッテガかとおもいきや、まさかの竹のイントレチャート。驚くほどに滑らかな手触り。
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金箔の糸を織り込んで作っていくファブリックも西陣織。今でこそ、「帯の」イメージが強いけど、1200年間、皇族をはじめ公家、将軍家のオートクチュールを作り続けていた西陣織。ルネッサンスもそうですが、パトロンなくしてアッパー層の文化は熟成しません。
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貝殻を細かく切って織り込む技術や縦糸と横糸を一本一本まで自由に組み合わせることができる西陣織は、建築物を作るのに似てるという。糸が立体的で、世界でも類をみない複雑な構造体。だからこそ、世界のハイブランドが惚れ込んでいく。かつては32cm幅の織り機で作っていた生地も、グローバル化とともに進化をしていった。
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もちろん、最初から成功したわけではなくて、建築家ピーター・マリノ氏との出逢いが大きな転換となったという。これが、試行錯誤の上に完成したという150cm幅の織機。AIも搭載されていなければ、Googleにも答えがない。未知なる領域への挑戦って、ほんと過去の成功や恐怖といったダークサイドからの誘惑の連続と思うんすよ。そこに打ち勝ったからこそ、今がある。ぬるく生きてる自分には、勉強になることが多すぎる。
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酔っ払い方も、半端無いけどね(笑)
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機織り機の音は、初めて聞くのにどこか懐かしい日本人のDNAを揺さぶるリズム。真剣勝負の裏側を見る機会って、中々ない。
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そんな和空間を堪能した後は肉丼。
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ここ、なんてお店だっけな?
また行きたいのに辿りつけない。
誰か教えて〜
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2016年05月13日

東京カレンダーで京都連載はじめました

ネタ47月-1


大人になってから通い始めた京都。
これが、ほんとに愉しくてね。


周囲の友人らも、京都に興味はあるものの
”どうやって遊べばいいのか良くわからない”
という声が多かったので、「東京カレンダー」さんで、
京都の愉しみ方のモデルケース的な連載をはじめさせて
いただきました。

これまでも京都ネタはバックナンバーで書き溜めて
いたんですが、更に抽出したエッセンスをフィクション
形式で紹介していこうと。

お時間あるときにご笑読くださいませ。
https://tokyo-calendar.jp/article/6415
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2015年02月11日

朝日焼三代展 (新宿)

0210朝日焼三代展2月-64



先日、新宿で、遠州七窯のひとつ「朝日焼」の現当主と先代、若旦那の
作品が一堂に会する『朝日焼 三代展』が開催されていたんです。
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かなり大規模な展示会ということで、まりえを連れて京王デパートへ。

若旦那の佑典くんは、京都の若旦那衆のクリエイティブユニット
GO ONメンバー。東京でも時々イベントやってはいるんですが、
ここまで大規模なものはめずらしく。
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窯元に訪れたこともあるんだけど、こんなに多くの作品を
見れたのは初めて。先代の存在感ある作品から、若旦那の
モダンなタッチまで、時代や個性の違いを感じることが出来る。
0210朝日焼三代展2月-11




ボクが行った日には、2020年のオリンピックを決めるIOC総会での
スピーチがあまりに有名な皇室の方もいらしていたりと注目度
高かったですね。
0210朝日焼三代展2月-103




こういう趣のある被写体は、どうもパキッとした現代レンズは
イメージしてた絵が撮れなくて、オールドレンズに換装したら
やっと感覚に近い空間を切り取れた。
0210朝日焼三代展2月-30




コーナーの一角に、焼物の説明をされてるところが
あって、いつもよりじっくりと説明を聞くことが出来た。
この焼物の色は表面についているだけじゃなく、断面を
見ればお分かりの通り、中まで色がついているんです。
こうして中から色がつくことで、あの得も言われぬ
雰囲気がつくられるんだとか。
0210朝日焼三代展2月-13




京都の、小川長樂さんもいらしてました。
若旦那の裕嗣くんとは京都に行くたびに会ってる
感じだけど、お父様とは初対面。ご挨拶させて
もらいがてら、長々とお喋りにつきあってもらいました。
0210朝日焼三代展2月-44





1870年代のアガシの懐中時計と、先代のお茶碗のコラボショット。
被写体深度浅過ぎで、折角のお茶碗がボケ過ぎたけど、嬉しい
セッションができました。
0210朝日焼三代展2月-56





食事を撮るのもいいけど、美しいものを撮るのは
なんとも愉しい時間です。
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2014年10月12日

GO ONのポップアップストアが青山に登場

GOON101010月-41



10/11に青山の骨董通りにセレクトショップ「ストラダエスト」が移転し、
TATRAS(タトラス)の旗艦店もB1にオープンしたんだけど、その地下 の
イベントスペース ギャレリア(B2)に、なんと『GO ON』の期間限定
ストアも入ったんです。いよいよ、東京での活動も本格化してきました!
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GO ON』とは京都の伝統工芸の若旦那衆によるデザインユニット。
西陣織、茶碗、茶筒など、それぞれの本質を活かしながら、より現代の
生活にマッチしたプロダクトを生み出そうというもの。

百聞は一見にしかずなので、年末までの期間限定だけど、
骨董通りに寄ったら是非覗いてみてくださいな。
GOON101010月-38




これまでも 自分自身、金網つじの豆腐掬い、パン焼き金網。
開化堂の茶筒、西陣織 細尾のトラベルスリッパ、中川木工芸の夫婦せいろ、
公長齋小菅の一輪挿しや箸などを自分の生活に取り入れ、朝日焼にいたっては、
体験陶芸で自分の茶碗も焼いたりしています。

その実感をもっていうと、日常にこうしたクオリティの高いものを
取り入れると、一番大事な日々の生活が自然に豊かになるんですよね。
気持ち的に余裕が出てくるというのかな。

わかりやすく言うと、折角いいものを置いてあるんだから余計なものを
片付けようとか、同じおかずでも、いいお皿に盛り付けることで、
ちょっといいとこで食べてるような気分に浸れるとか、そういうこと。
要は日常が変わるキッカケなのよ。

なにも高価なもの、贅沢なサービスを受けることだけが人生を豊かに
するわけでは無くて、そうした心の持ちようで日々の暮らし方が
変わり、笑顔が増えたり、会話が弾むことが、一番大事だと思うんです。
GOON101010月-1







パリのボン・マルシェでは、飛ぶように売れた日本伝統工芸の新しいカタチ。
パリ、ロンドン、NYなど、こうした取り組みは、国内よりも海外の方が
先に反応するんですよね。

国内でも感度の高いメディア(ファッション誌・ライフスタイル誌)は勿論、
情報をキャッチしてくれてますが、幅広いリーチを持ってるメディアは、
中々こうした情報を扱わないんですよね。心底どうでもいい情報を
垂れ流してる地上波が、こういう価値観をわかりやすく広められたら、
カッケーと思うんですけどね。そろそろ、こういう価値がわかる世代が
決定権を持つポジションに付いて行って欲しいです。


単品でもスゲーんだけど、「GO ON」のようにある程度まとまって
ライフスタイルがイメージできるよういなると、ファッション界は勿論、
アートの分野でも世界の誰もが知ってる美術館のキュレーターとかを、
速攻で心動かす力になるんすよね。

「これ、イイね。じゃ、うちと組んでなにかやろう」って
そういう話がどんどん進んでいるんです。
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(西陣織 細尾のファブリック)







京金網という京料理で使う技術をランプシェードに活かすことで、
世界の人が心をつかまれる価値観を提示することができる。
”豆腐掬いの影が美しく映る”というのは、ちと日本固有すぎる
美意識だけど、こうしてその本質を残しながら他のカタチに
翻訳することで、世界中の人々が魅了される価値を紡ぎだすことが出来る。
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(金網つじ のランプシェード)




iPhoneだって、デザインの力を、誰よりも先にスマホというカタチに
翻訳したことで、新しい時代というか、ライフスタイルを生み出した。
日本の技術力と高いデザイン力を組み合わせれば、まだまだ世界を
驚かすものって、生み出せると思うんですよ。
GOON101010月-36
(朝日焼の皿と 西陣織 細尾のファブリック)




あとね、伝統工芸って進化しているんです。
料理もそうだけど、伝統ある日本料理だって進化を
繰り返しながらも、本質を守ることで世界遺産となった。

例えば、この木の蓋も以前は完全にフラットだったんですよね。
ところが、少し真ん中に向かってカーブを入れていくことで、
より艶っぽさが増したというか、目が心地よくなるんです。

もちろん、頑なに過去のやり方を守り続けているところもある。
でも、こういうTRYを日々続けているところが、海外では理解
されやすいんですよね。
GOON101010月-10
(茶筒の開化堂と 中川木工芸の木蓋のコラボモデル)




個人的に次に狙っているのは公長齋小菅の竹長財布。
一見して竹と分からないイントレチャート。この手触りも
ほんと気持ちいいし、1年くらい惹かれ続けてます。
GOON101010月-31
(公長齋小菅の財布や名刺入れ)



新作の赤財布とかもインパクトあるよね。
オレが持ってても似合わない気がするんだけど、
どうでしょうかね?
GOON101010月-25




仏像がセンターに置いてあるあり得ない和食店が海外で
流行ってたりすると愕然としますよね。映画の中の日本が
「いやいや、そんな日本無いから」とかってさ。
そういうの、そろそろヤメにして、自分たちが心から
誇れるものを海外にも知っていって欲しいんですよね。
そんな道を切り開いている「GO ON」のメンバー達。
GOON101010月-43



タトラス & ストラダ エスト
東京都港区南青山6丁目5番39号
営業時間 11:00〜20:00 (不定休)
http://www.strada-est.com/
http://www.tatras.it/?lang=ja



会うたびにパワーアップしててホント面白い。
”こっちも必死で生きないと”みたいな刺激もらえるのは、
大人になればなるほど貴重じゃない。これからも、
至近距離でヤツらの活躍追っていきますよ。
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2014年08月13日

Victoria and Albert Museum (LONDON)デザインの聖地

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ロンドンは大英博物館や自然史博物館など有名な博物館をはじめ
テート・モダンのような美術館も数多くあるんですよね。思ったより
たくさんそうした施設はあるし、日本よりも生活に馴染んでる気がします。

デザイン好きなヒトなら押さえておきたいのが通称『V&A』、
ヴィクトリア&アルバートミュージアム。
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なんせデザインを学ぶ人のために作られた工業博物館が前身で、
今ではデザインの総合美術館として400万点以上を収 蔵しているそう。
開化堂の茶筒も、ここのパーマネントコレクションになっています。


場所はロンドンのケンジントン、ハロッズからも徒歩圏内。
マンダリンオリエンタルからも歩けました。
ルネサンス様式の建築が美しく、建物見てるだけでも高まります。
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展示してあるもののジャンルが色々分かれてるので、
見るものによってだいぶ印象が変わるみたい。
ボクは時間なかったので、日本コーナーに寄りつつ
館内をサラッと歩くくらいしか出来なかった。
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展示品もさることながら、スゲーなと感じたのがCafeのかっこよさ。
ウィリアム・モリスがデザインしたカフェは、世界初のミュージアムカフェ。
いまでは博物館や美術館の中でフツーに食事できるけど、ここが発祥の地なんだって。
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ほかにもモダンなカフェスペースや、テラスカフェがあったりと
感性を豊かにしてくれる仕掛けがいっぱい。
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文化の底力の差を感じるのは、こうした施設が無料で入れるということ。
また、個人使用の目的なら撮影も無料だということ。なんか変に肩の力
入ってなくて、アートが生活に近いんです。

日本の美術館って、どうしても「わざわざ行く感」が強いけど、
生活に溶け込んでる感じが無性にカッコ良かった。
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帰国したらインフルエンザが発症したので、このとき既にその予兆で
ふらふらでした。殆ど意地と根性で訪れた美術館。ホテルに戻った
時には、大げさじゃなくベッドに倒れ込みました。
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戻ってすぐにパッキングして帰国の途についたんだけど、
部屋にスマホ差しっぱなしにして、一旦車が空港に向かいだした後に
引き返すことになるは、Yシャツ部屋のクローゼットに忘れてくるは、
今から考えると限界超えてましたね、オレ 笑
よく最後まで遊び倒しましたわ。
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2014年07月12日

退蔵院 (京都)GO ON お寺で大人Party

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妙心寺の春光院でGO ON Travelのプレゼンを終えたあとは、
場所を変えて退蔵院でレセプション。去年の春、JR東海の
そうだ京都行こう」で桜が印象的だったあのお寺です。
左のはしにチラっと写っているのが例の桜の木。
0712退蔵院7月-11




庭を見ながら酒飲んで日本料理食べるってそりゃ最高ですよ。
ただね、クーラーなんていう気の利いた設備はないから、
白ジャケの下は熱湯甲子園ですよ。涼しそうな顔を作ろうにも
額に汗はにじみ出てきます。
0712退蔵院7月-7




この日のケータリングは下鴨茶寮だったので小山さんもご挨拶に。
0712退蔵院7月-8





シャンパーニュ片手に鮎つまんだりとかって最高でしょ。
盛り付けにさりげなく公長齋小菅の籠が使われてたり。
0712退蔵院7月-9



ちょっと疲れたら庭に出てひとやすみ。
夕暮れの庭を貸切です。ヤバいね、この大人感。
0712退蔵院7月-14




イベント後も関係者とのんびり夜飲み。
あまりに暑過ぎて睡魔すら訪れなかったかも?
0712退蔵院7月-19





時間によって変化する庭を眺めていられるなんてほんと贅沢。
0712退蔵院7月-21





人の縁ってホント大事。
なによりも大事にしたいね。
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2014年01月25日

開化堂(京都)色気と茶筒

2013春開化堂4月-17


五条大橋の近くにギャラリーあるので、ワリと気軽に寄ってます。
高級茶筒の「開化堂」。1876年から続く老舗で、その高い技術と
余分なものが削ぎ落とされた美しさは、海外からの評価も高い。
http://www.kaikado.jp/
2013春開化堂4月-2




むしろ国内より、世界のトレンドを追ってる
一流メディア
からの評価の方が早いんですよね。
2013春開化堂4月-24




ここでは、具体的に名前は出せないけど世界のトップセレブも
直接お店に来店することが多い。マイケル・ジャクソンの妹さんとか、
最近だと映画「シャーロック・ホームズ」に出てる色男とか。
2013春開化堂4月-3





興味あるけど「茶筒って使う機会ないんだよなー」という貴方。
「開化堂」では茶筒だけでなく、気密性や使いやすさ、それに無駄が
削ぎ落とされたシャープなデザイン性を活かして、パスタ缶やスパイス缶
なども作ってます。イギリスのティーハウスともコラボレーションしている
ことからもわかる通り、紅茶の葉の保管にも使いやすい。
2013春開化堂4月-1





コーヒー用のセットもあります。
2013春開化堂4月-34




ここ「開化堂」も京都のクリエイティブユニット「GO ON」メンバーのひとり。
デンマークのデザイナー Thomas Lykke氏とともに、より今の生活に近い作品を
生み出している。
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前にもこの記事で開化堂について書いたけど、つきあいが長くなってくると
また新しい発見があって、違った目線で開化堂を見ることが出来て楽しい。
母の日が近かったので、ここでプレゼント買って行きました。若旦那が
茶筅に名前を彫ってくれるんだけど、こういうなにげないサービスが嬉しいのよ。
2013春開化堂4月-35



今回もまた、茶筒づくりの裏側見せてもらいました。
製造プロセスや歴史、こだわりを聞いてると、より
身近なものになっていきます。
2013春開化堂4月-18

2013春開化堂4月-12



今日(1/25)の18:00〜18:30、 BS-TBS『おとなの修学旅行』で、
GO ONメンバーが紹介されます。まだ知られていない京都の伝統や革新、
未来をご紹介する番組で、西陣織『細尾』、高級茶筒『開化堂』の若旦那も
出演します。http://www.bs-tbs.co.jp/documentary/otonano/


お寺めぐりや日本食以外の京都の楽しみ方知ると、
一層京都が楽しくなりますよ。
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2013年11月06日

Beyond KYOTO  

1107京都11月-0



京都に通い始めて1年半。食事や寺といった質の高い
日本文化に触れられることも通う理由だけど、やはり
一番の理由は伝統工芸と、それにまつわる人々に
魅せられたから。
1107京都11月-28




西陣織や木桶、茶筒、京金網、竹製品、茶碗らを扱う
伝統工芸の若旦那衆が、次世代の産業のカタチを
真剣に考えて挑戦を続けるプロジェクト「GO ON」
http://goon-project.com/

1107京都11月-40



海外の生活にさりげなく溶け込む作品「Japan Handmade」
を発表したのが、ちょうど1年前。デンマークのデザイナー
Thomasをクリエイティブ・ディレクターに迎え、コア技術を
活かしながらも日本人の枠を超えた作品が多く生まれた。
1107京都11月-51




その後、インテリア版のパリコレとも言うべきメゾン・エ・オブジェ、
ミラノサローネ、NYでのカンファレンス(名前忘れた)など、
こうした見本市に出展するたびに評価が高まっていったことで、
時代を捉えた挑戦だということが証明されていく。


そんなハイプレッシャー下でモノづくりを続けてきた彼らだけど、
視野が広く柔軟性も高いのよ。そして自分らが遊んできてるから
ヒトの求めるものの本質が見えてるのね。だから、すぐに次の
一手を打つことも出来たわけ。
1107京都11月-44



「GO ON」一周年のレセプションを開催した際に、新たに
発表したのが「Beyond KYOTO」。町や文化自体を
パッケージ化して世界に提案していこうというプロジェクト
http://www.beyond-kyoto.com/
1107京都11月-78



表面だけをとらえると、富裕層向けに工房見学や普段入れない
お寺などを組み入れた旅をしつらえるといったラグジュアリートラベル
企画に見えるんだけど、本質はもっと深い。
(モデルプラン 2泊3日 120万円/人〜)



いくら海外向けにデザインされた高品質の作品でも、単にそれだけで
高い付加価値をつけるのは難しい。ただ、それが日本の美い歴史の中で
どうやって使われてきたものなのか、そしてその伝統ある美意識を
活かしたまま、どう海外向けにリデザイン(翻訳)されたのか。こうした
背景の文脈を理解してもらうことで、海外のクラフトファンにより作品への
愛やリスペクトを深めてもらうことが出来る。
1107京都11月-34







単に茶碗がデパートに並んでいても、それ数ある商品にすぎない。
でも、普段公開してないお茶室で、雰囲気ある茶人が自分のためだけに
お茶を立ててくれたら、どう?。その時手にしてたお茶碗の価値って、
全然違うものになるでしょ。

わかりやすくいうと「Beyond KYOTO」でやろうとしているのは
そういうこと。文化を理解してもらうことで、価値を高めていく
という手はかかるし、極めてマジメなアプローチ。
1107京都11月-25




日本も生活様式が変化したことで、そもそも伝統工芸自体の
マーケットは縮小している。そのため、1000年以上培われてきた
高い技術や、特有の美意識といえでも、国内市場だけで支えるのは
事実上不可能。





東京オリンピックのプレゼンじゃないけど、日本の持つ魅力を
様々な角度からキチンとアピールし、ストーリーとして理解して
もらうことの重要性が高まっている。これは伝統工芸だけじゃなく
全てのサービス・ものづくりに共通すること。
1107京都11月-43




そんな思いを込めた「GO ON」のレセプションだけど、
想像以上の来客で、どこまで伝えることが出来たかな...
プロジェクトの”熱気”は確実に伝染したはず。
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2013年08月18日

なつ 京都 2013

0819京都8月-00000


京都の若旦那衆が、「GO ONメンバーで家族つれて宇治川の花火見に行く」
っていう夏らしいイベント立ててたんで、先週はまりえも連れてフラっと京都へ。
0819京都8月-16
(嵐山 松籟庵)


8/16に合わせて五山の送り火という手もあったんだけど、以前見たことあったし
宇治で花火って言う方が興味深く。にしても、今回の旅は暑かった...


先月来たときもかなり暑かったけど、四万十川で40度越えしたりっていう
日本中が沸騰してた日だったので、京都の暑さは半端なく。東京もヒドい
暑さでクタばりそうだったけど、京都で新幹線降りたときのジリリ感は、
次元が違うと危機感おぼえたレベル。
0819京都8月-48
(東福寺 光明院)



自分ひとりだったら、それでもムリしてたと思うけど、さすがに
まりえも一緒だったので、ワリとのんびり過ごしてました。
0819京都8月-46
(東福寺 方丈)


宇治川の花火は、遠州七釜のひとつ「朝日焼」で。
窯元は宇治川を挟んで、ちょうど平等院の向かい側くらいに位置
してるんで、目の前の河原から花火を見ることができるんです。
花火は東京湾や隅田川みたいな派手さは無いけど、その規模感が
またちょうど良く。
0819京都8月-9



花火の前後は、朝日焼のショールームでファミリーPARTY。
さすが「GO ON Travel」も手がける若旦那だけに演出もあたたかくスマート。
料理はすべて若旦那の奥様のお手製、それが朝日焼の器に盛られて
くるんだから、贅沢っすよ!!。このお皿は、クラシックな朝日焼とは別ラインで、
Japan Handmade』というコレクションモデル。デンマークのデザイナー
Thomasとのコラボレーションによるもの。
0819京都8月-5



美しい朝日焼の器をながめながら、シャンパーニュを傾けつつ、
夜の釜の表情とか見れちゃうのって、スペシャルな体験。
送り火よりもコッチ選んでほんと良かった!!

ボクとまりえのようなAWAYの民からすると、まさにこうした
もてなしこそが「GO ON Travel」のコンセプトそのもの。




あ、「GO ON Travel」っていうのは、京都の老舗若旦那たちが、
"あつらえる”特別な旅を提供しようというプロジェクトのことね。
ガイドブックに載っている観光スポットを回るという”点”の楽しみ方
ではなく、京都の素顔を見たり体温を感じながら文脈で旅を楽しむみたいな。
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(嵯峨野 天龍寺)



宇治の他には、嵯峨野散策して祇王寺の世界観に浸ったり、
実相院門跡へ”ゆかみどり”を見に行ったり、前回ハマった
東福寺の塔頭「光明院」でコスモ(小宇宙)感じたりと。
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(天龍寺裏の竹林)


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(嵯峨野 常寂光寺)




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(嵯峨野 祇王寺)




最後に行った山県有朋の別荘「無鄰菴」も、心が落ち着く空間で好み。
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食事は、G.Wにまりえを連れてきたときは日本料理中心だったので、
今回は、豆腐、ピッツァ、焼肉、中華、洋食とバリエーションを広げてみた。
cafeやBARも旅先だと増えるね。

豆腐懐石の松籟庵は、嵐山の渡月橋から大堰川をのぼっていった
ところにあって、これでもか!ってくらい京都を感じることが出来る
舞台装置。ピッツァは、岡崎の「ダ・ユーキ」にシビレたね。こんな
レベル高いピッツェリアが京都にあったとは...ご近所さんは通うべし。
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(松籟庵)



0819京都8月-40
(ダ・ユーキ)






焼肉の「江畑」は、雰囲気もいいしサポートも抜群。4人だったけど
カウンターに座るべきだったなぁ...。わりとすいてたので、肉の流れ
作りから、焼きまでサポートしてもらえたけど、もっとコミュニケーション
とれてたら、更に魅力引き出せたのに。祇園のヌーベルシノワ「沙羅」は
アワビ麺の印象が強く残ってるけど、全体的にシャンパーニュが合う
繊細な流れ。町家のカウンターで中華って新鮮!はふうは、相当気に
入ったので、前回に続き訪問。特上ヒレカツを存分にいただく。
0819京都8月-26
(江畑)



cafeは、レセプションに行きそびれた釜座の「ITO salon de the」へ。
知らなきゃまず入れない隠れ家的な雰囲気もいいし、涼やかな春摘ダージリンや
こだわり抜いたコーヒーも美味。木屋町の「カワカフェ」はゆか(川床)もある鴨川沿いの
貴重なカフェ。昼時ちょいと休める景色のいいカフェって観光客には嬉しいのよ。
0819京都8月-37
(ITO salon de the)



BARは、以前行って「いいな」と思ってた、高台寺のSODOHの別館へ。
中国っぽいというかアジアンリゾートっぽいというか、雰囲気作りは相当ウマい。
四条のワインバー「ミュゼ」では、グラスでもかなりセンス良くワインが楽しめる。
ブルゴーニュがメインってのもイイね。ここは住んでたら通いたくなるタイプ。
0819京都8月-42
(ミュゼ)



いつも通り、レストランのセットリストは続きのページに。
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2013年07月24日

夏の京都へ 2013

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先週、また京都行ってたのよ。
ホント好きでしょ 笑

夏の京都を味覚で楽しみたかったのと、
妙心寺でのイベントがあったんで。
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次の世代の伝統工芸を担う若旦那達のクリエイティブユニット「GO ON」。
ミラノサローネやメゾン・エ・オブジェなど世界から注目を集める彼らが
次の一手として取り組んでいるテーマが”旅”
0721京都7月-19



「GO ON TRAVEL」という名でブロジェクトは動き始めているんだけど、
今回は全国のコンシェルジュが集まるイベントとコラボしながら、
新しい旅の形を作れないかと意見交換。
0721京都7月-26



妙心寺の春光院でプレゼンテーションと伝統工芸の実演・説明を行い、
実際に制作プロセスのデモなんかも見せながら若旦那達が熱弁を振るう。
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にしても、お寺ってこういうモダンなインテリアが壮絶に映えますな。
新築のホテルやブティックには出せない静かな奥行き感が半端ねーし。
0721京都7月-20





こういう絵、観光客の立ち位置では発見できない一コマ。
単なる空間より、伝統工芸品やヒトの動きがあることで、
空間としてのポテンシャルが引き出されていく。
そもそもが、使ってた空間だからね。
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京都の次世代を担うGO ONの若旦那達。竹王子だけどっか行っちゃってたけど。
0721京都7月-15




妙心寺の春光院でのプレゼンテーションの後は、
退蔵院に移動してのレセプション。
退蔵院って、今年の春の「そうだ 京都行こう。」
のCMで桜がメッチャ印象的だったとこ
ね。
食事は下鴨茶寮からのケータリング。
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これまでは、京都のお寺といえば、拝観料を払ってよそよそしく見学し、
短時間で退出するという浅い付き合いを繰り返す場所だったんだけど、
昼から深夜まで1日お寺に居ることで、普段は見れない場所を見れたり、
イベント中にふと見た庭の表情とかが、メチャ刺さったりと新体験。
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他人行儀じゃない関係になったところで、はじめて気づく顔がある。
そういう距離感を徐々に作っていく楽しさが、京都をリピる理由のひとつ。
0721京都7月-37




食も以前ほどは詰め込まないようになってきた。

とはいえ、「割烹 たいら」「桜田」と日本料理は押さえつつ、
丸太町の「はふう」でかつサンドとタイマン張ったり、
京都市役所前の屋上テラスもあるレストラン
「フォーチュンガーデン」でアペリティフしたり、
いつも行ってる祇園「クレープ」では締め
パンケーキ食べたりと...最低限は食べてますな。
レストランのセットリストは続きの方に。
0721京都7月-41





友人のかおりんとなっちゃんの美人姉妹がカフェやるっつーんで
facebook用のイメージカット撮ったりもしてました。ちなみに
店名は「ITO Salon de the」、京都らしさを活かしたティーサロンで、
京都のオモロい人たちの縁をつなぐというのがコンセプト。
0721京都7月-12





暑すぎるのと、妙心寺にはしっかり1日いたので、
お寺めぐりは東福寺と散歩がてらの八坂神社くらい。

トップ画像の「光明院」はコスモ(宇宙)感じたね。
平日のせいか、他に観光客もいなかったし
空間とシンクロするには絶好のコンディション。
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祇園祭の宵山には少し早かったけど、長刀鉾が
組まれてるトコは生で見ることできました。
0721京都7月-55



一周目(昨年5月に京都ハマってからの1年)は、毎回チャリで
いくつも寺回って1日40kmとか走ってたけど、これからは
ショートステイでもテーマ絞って付き合って行きたいな。
やっと、落ち着いて京都を回れるようになってきた気がする。
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2013年07月09日

朝日焼の自分茶碗

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GWに京都で焼いた「朝日焼」の茶碗、先日 自宅に届きました。
不器用ながらも、次期当主によるフルサポートの甲斐もあり、
最期は自分のセンスをのっけて、なんとかソレっぽく仕上がりました。
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朝日焼は原料の粘土に鉄分を含むので、焼くと独特の赤い斑点が
現れるのが特長。粘土を整えるまでやって、後は窯元におまかせ
なので、これだけの完成度になったとも言える。
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いずれにしても、日常に朝日焼が入ると、おかずが美味しく
見えたりとか、ゲストにお菓子出すときに話を膨らませる
きっかけになったりとか、些細なところでも凄く豊かにして
もらってるんんだよね



朝日焼
京都府宇治市宇治山田11
0774-23-2511
http://asahiyaki.com/


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2013年06月14日

金網を編む美学 金網つじ

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京の名だたる老舗が愛用する『金網つじ

平安時代に起源を持つ「京金網」、金網を「手編み・網の加工・曲げ」で、
作る商品には使いやすさと同時に「見た目の美しさ」に重視している。


湯豆腐で使う『とうふすくい』には、網の真ん中をに菊の文様が編み込まれている。
これが金網つじだから出来る技法『菊出し』。この美しい編み込みの影の美しさに
金網つじの美意識”脇役の美学”を感じるね。

DSC08537



この繊細な影は美しい....
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『金網つじ』は、京都の次世代を担う若旦那衆
6人による「GO ON」のメンバー。

「GO ON」 とは、「伝統工芸」と言われてきたものを受け継ぐ若い後継者が、
自分たちの技・素材を 国内外の企業・クリエーターに提供し、今までにない
新しいものを生み出していく、プロジェクトユニット。

先人への敬意を払いながらもその価値の根本を見極め、
素材となって他のクリエートに気高く飛び込んでいく。


西陣織の輝きが、パリのランウェイでスーツになる。
千年にわたる桶づくりの技が、
スツールに美しい木目をつくる。
たとえばそれが、GO ON(ゴオン)流。

そして京金網も次のSTEPへ。
デンマークのデザイナー「Thomas Lykke」との
コラボレーションによる新しい提案がコチラ。
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昨年秋に活動を開始してから、
パリコレのインテリア版「メゾン・エ・オブジェ」や「ミラノ・サローネ」、
NYの現代家具見本市「ICFF(International Contemporary Furniture Fair)」
に出展し、今までにない「ものづくり」に世界各国のメディアが反応。

あの「MONOCLE」までもが特集ページを設ける注目っぷり。

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京料理に『華』をそえる京金網の魅力は手編みならではの色気。
綿密な設計をベースに、熟練した職人が機械を使って仕上げる網の美学。
手作業で
ひとつづつ作られた商品は、ただでさえ長く使えるし、
たとえ壊れたとしても何度でも修理をすることで、代を越えても
使い続けることができる。
_MG_1049




脇役の美学を貫く当主。
バブル時代には周囲が”京都ブランド”を傘に
安易に質の劣る大量生産に傾斜する中、
「そうじゃないだろ」と本質を護った”漢(オトコ)”
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金網つじのセラミック焼き網で焼くパンは、
驚くほどカリフカになるんで当家では大活躍。
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京都の金網つじのSHOPは、高台寺の近く。
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その"金網つじ”は、現在 銀座 松屋で催事中(6/12-18)
7Fでパンチのきいた若旦那が出迎えてくれますよ。

エル・デコチャイナ


写真で見ても美しいけど、実際に見て触れてみると
また別の五感が開くのを感じるはず。この週末は
銀座 松屋で是非ホンモノを見てみて!!
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2013年05月12日

母の日に開化堂の茶筒を

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母の日ということで、こないだ京都に行ってきた時に
茶筒の「開化堂」で選んできた抹茶入れと抹茶こしを
プレゼント。

最初は自分が使いたい!と思って選んだんだけど、
「年に何回使うの?」というまりえの言葉で、
これは使って貰える人にプレゼントした方が
いいねということで、当家用には紅茶の茶筒を。
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実際に使った母の感想としては、
とても軽くて使いやすいし、
茶さじが静電気少なくて
抹茶の粉がよく落ちてくれると。
デザイン性だけじゃなく
実用面でも喜んでもらえると
なおさら嬉しいね。
0512母の日5月-10


ほんと親孝行してないので、たまにはね。
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2013年03月08日

金網つじ (京都)遠赤外線 焼き網の仕事っぷり


普段食12月-2

京都発のクリエイティブユニット
GO ON」メンバーのひとり 金網つじで
販売してるセラミック付き焼き網


遠赤効果でパンや野菜が美味しく焼けるんです。
パンだとだいたい2〜3分かな。野菜も焼いてから
鍋に入れると、素材の味が立っていいよ!
昔から旅館や料理屋さんで使われてるんだって。


伝統工芸の美しさに魅入れらているオレだけど、
同時に真性の食いしん坊でもある わたくし。

GO ONのメンバーのアイテムで、一番最初に
買ったのがコレ。美味しく美しいものというのは
最強ですね。
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2013年03月07日

GO ONレセプション (京都) 洛陽荘のアフターパーティ

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昨年の10月、京都 西陣のHOUSE OF HOSOOで開催された
クリエイティブユニット「GO ON」お披露目のレセプション

各国からデザイナーやメディアが集まって大盛況な夜
だったんですが、もちろん「GO ON」なメンバーが
そのまま 解散するはずもなく。



岡崎にある洛陽荘に場所を変えて、
アフターパーティのはじまりです。
0228GOON10月-1



洛陽荘は、華族の邸宅をルーツとする数寄屋造りの高級旅館。
敷地面積500坪を超える邸内を囲む庭園があったりと、さすが
GO ONらしいセレクト。


ここの大書院に京都でミシュラン1つ星を最年少で獲得した
じき 宮ざわ」のご主人を呼んでいて、彼の絶品料理を
楽しみました....。遊び方がスマートっすね。
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「じき 宮ざわ」のシグニチャーメニュー焼胡麻豆腐はインパクト大。
上質の葛、みがき胡麻、昆布を用いて丹念に練り上げた胡麻豆腐を
焼いた料理で、調味料は、あくを取りのぞいた塩と蜂蜜のみ。
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食感、味わいが未体験の領域。説明を聞いてなかったので、
最初何を食べてるのかわからなくて戸惑ったんだけど、やけに
癖になるというか、記憶に残るというか。


周囲を見渡すと、西陣 細尾の代表や、ガイアの夜明けにも特集されていた
上海ステラワークスの堀さん、クリエイティブディレクターのトーマス氏、
ファッションメディアの大御所さん、中国のクオリティペーパーの編集さんとか、
個性豊かな顔ぶれが並んでいます。
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いわゆる“伝統工芸”の宴というノリじゃなく、メゾンのPartyといった空気感が
自然に醸成されている。こういうムリしてない感がいいですね。だからこそ、
彼らの作品がナチュラルに欧米の生活に馴染んでいるんだと思う。
0228GOON10月-7




おー、Luceの差入れが!
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大書院の方は、ある程度オフィシャルな雰囲気だけど、
一転BARコーナーは、みんな素顔に戻ってヤンチャな
大人の遊び場と化している。
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シガー片手にシングルモルトを愉しむという京都の夜。
修学旅行の時には、全くイメージできなかった京都との
付き合い方。
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Thomasもノリノリで。
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西陣織 細尾の代表と、パリ在住のご友人。
かっこいい大人と接することは、未来への活力ですね。
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今年は 都をどり 観に行くぞ!
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2013年02月07日

GO ON (京都) 昨年秋のレセプション

10月GOONレセプション-31


何度かこのブログでも紹介している「GO ON


京都の伝統工芸を担う若旦那衆が、自分たちの技や素材を
国内外の企業・クリエーターに向けて提供し、今までにない
新しいものを生み出してていこうというプロジェクト。
10月GOONレセプション-11


前段左から
茶筒の開化堂、西陣織のHOSOO、竹細工の公長齋小菅

後段左から
京金網の金網つじ中川木工芸 比良工房

今は宇治の窯元朝日焼もメンバーに加わっています。



昨年10月末にプロジェクトを立ち上げてからというもの、海外の
クオリティペーパーに数多く取り上げられ、国内メディアも
アンテナ高いとこは取材入ってきてます。





インテリアの国際見本市の「メゾン・エ・オブジェ」(インテリア界のパリコレ)や
勢いある中国での家具見本市「100 design shanghai」など、海外でも積極的に活動を
拡大している。
PB091181




中国の見本市で取材を受けた関係から、年末から今までに中国の
「生活(トップクラスのクオリティ御ペーパー)」、ESQUIRE HK、
Oggi、Furniture Timeなどで結構なページ割いて特集組まれてますね。
そろそろ あのMONOCLEでも特集が掲載される頃じゃないかな。
10月GOONレセプション-21





今更だけど、去年10月に「GO ON」プロジェクトが
立ち上がった時のレセプションの写真をアップ。
会場となった『HOUSE OF HOSOO』(西陣織)には
国内外からデザイナーさん、ファッション系のメディア
などが集まり、京都市長さんも顔出してました。
10月GOONレセプション夜-1




西陣織の工房をリノベーションした空間は、日本らしさを
主張しながらもモダンで快適な空間に仕上がっている。
2Fから中庭を見下ろす感じとか、こういう場所で育った
記憶はないんだけど、日本人のDNA揺さぶりますね。
10月GOONレセプション夜-9




「GO ON」プロジェクトのキックオフに間に合わせメンバーが
必死こいて作った新作を撮影したかったんで、PARTYは
夜だったんだけど、昼間のショールームにも顔を出してみた。
10月GOONレセプション-18





夜のPARTYでは、ボクもヒトと話してる時間が殆どだったので
写真は少ないけど、ゲストはお洒落で落ち着いた方が多く、
雰囲気良かったっすよ、めちゃくちゃ。刺激になったなぁ…
10月GOONレセプション夜-10




中庭をバックに琴の演奏も。
ここでソファに腰掛けてしまい静かに
α波を発していたのは言うまでもありません…
10月GOONレセプション夜-7

GO ON
http://goon-project.com/
https://www.facebook.com/2012goon



敢えて言うけど日本って素敵です。
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2013年01月07日

開化堂 (京都)茶筒の色気

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茶筒の存在は知ってはいたものの、まさかこんなにも
色気があるもんだってのは、この年になるまで知りませんでしたね。


京都「開化堂」、明治八年創業の日本で一番古い歴史をもつ手作り茶筒の老舗。
京都発のクリエイティブユニット「GO ON」のメンバーでもあり、昨年ニューヨークで
開催された国際家具見本市で「ICFFエディターズ・アワード」(職人技部門)を
受賞するなど海外での評価も高い。
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詳しいことはHPとか映像見てもらった方がいいと思うんだけど、
開化堂の茶筒は、金属の地肌を生かした塗装のない造り。
材料の滑かな手触りとエロティークな光沢が魅力。
蓋を置くと空気を押し出しながら静かに閉まっていくんだけど、
この絶妙な加減はハンドメイドならではで、感性を揺さぶってくる。

Solo Kaikado ‚-GO ON from Hosoo on Vimeo.





もうひとつ忘れてはいけないのは、時を愉しめるということ。
使い方によって材料特有の光沢や色の変化が異なるので、
世界にひとつだけしかない自分の"道具"を持つことができるのよ。
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開化堂の創業は明治八年。イギリスから輸入されたブリキを使って、
それまでになかった丸缶創りに挑戦。機械化とかバブルの波にも
踊ること無く、初代から続く手作りの姿勢を守り続けたことが
"本物"の価値を磨くことになったんすね。
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130以上の細かい工程を経て作られる手作りならではの艶感。
京都の直営店は五条大橋の近くだけど、銀座松屋とか日本橋三越、
ユナイテッドアローズとか、都内でもワリとSHOPあるんで、
自分の目の手で この美しさを味わってみて欲しい。
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これが色が変わった後の顔ね。
こっちの渋みもステキでしょ。
ダニエル・クレイグもいいけど、
ショーン・コネリーも違った魅力でしょ。
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伝統工芸と聞くと"頑なにスタイルを変えない頑固職人”っていう
イメージって無い? でも、実は進化の連続なんですよね。
本質は貫きつつも、新しい挑戦を重ねてクオリティを高めている。
伝統工芸の担い手たちと話していて知ったこと。
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これが新しい挑戦のカタチ。
気密性を活かしたコーヒー缶。
0105開化堂-27





他にもパスタ缶とかもある。
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今、ボクは何を買おうか迷い中。
茶筒は美しいけど日常生活では今んトコ
使う機会ないし、コーヒーはネスプレッソ。
パスタ缶もいいけど、もうちょい日々使う
ものにしたいんだよなぁ…





そして、今もっとも新しい挑戦が「GO ON」。
デンマークのデザイナー Thomas Lykkeをディレクターに
迎えて、他の京都の伝統工芸とのコラボレーションにより
新しい発想の作品を生み出している。
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パリのメゾン エ オブジェやミラノサローネに出展し、
海外からも注目を集める日本の伝統工芸。でも、
ここにはMade in Japan っていうフィルターが
かかっていて、日本特有の美に対する非日常感も
同居している。

忍び込むクリエイティブユニット「GO ON」の狙いは、
その先のステップ。日本を意識すること無く世界中で
日常的に使われる上質な道具を目指すというもの。
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国内のマーケットだけでは需要減のリスクを有している伝統工芸。
そうした危機感と真剣に向かい合いながら、未来を拓こうとする
彼らの挑戦は、おおげさかもだけど日本の希望です。
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開化堂
京都府京都市下京区河原町六条東入梅湊町84-1
075-351-5788
http://www.kaikado.jp/




開化堂が出ているKBS京都テレビ「極上の京都」が
1月11 日21:00〜より放送されるそうで。東京では
見れないのかな?

さて2013年、自分の価値も磨かんと。
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2012年12月17日

秋のGO ON

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10/末に立ち上がってから、ライフスタイル系
メディアを中心に取材が続いてる「GO ON」。

「GO ON」っていうのは、海外でも日本の超一流の
”伝統工芸”を理解してもらえるよう「技」と「素材」
にまで分解し、様々な企業やクリエイターに提供
する新しいものづくりのプロジェクト。


格好つけずに言うと、世界から注目を集めはじめた
京都若旦那衆のヤンチャな祭りです。

■GO ON 
オフィシャルサイト:http://goon-project.com/
facebook:https://www.facebook.com/2012goon


でもね、単に勢いなだけじゃなくって、経済産業省の
クールジャパンプロジェクトに認定されてたり、
レセプションには国内外の高感度メディアが殺到。
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ロンドンからは、あの「モノクル(MONOCLE)」も
編集長自ら取材に来るという力の入れよう。


 ”あのモノクル”とか言ってみたけど、
 ボクは知ったの最近だけどね 笑 

モノクル編集長のタイラー・ブリュレ氏は、2011年にアメリカ
雑誌協会が選ぶ「エディター・オブ・ザ・イヤー」を受賞していて、
同時にモノクルは「2011年雑誌ベスト10」に選出されてんだって。

 ※東京では銀座阪急のB1にモノクルカフェが入ってる。
   


最近では、日経MJに大きく載ったほか。
雑誌「ミセス」で16ページの特集組まれてます。
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 『家庭画報インターナショナル』も年明け頃に
かなりのページ割いて特集組んでくれるみたいです。


他にも中国からは『エルデコ』、ライフスタイル誌の『生活』。
 国内は『WIRED』,『WWD』,『NHKワールド』,『日経新聞』,
『エルデコ ジャパン』,『カーサーブルータス』





そんなGO ON立ち上げから1ヶ月、彼らの作品と京都の
紅葉をコラボさせたくて、またしても上京してきました。






京都の古い家をリノベしたショールーム「HOUSE OF HOSOO」、
ここがGO ONの活動拠点にもなっていて、新作が贅沢に並んでいる。
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昨今は、メディアからだけではなく、海外メゾンをはじめ、国内の大手
デザイン系SHOP、ホテル、結婚式場などからもコラボレーションの
提案が集まってるようで。

そんなミーティングやシューティングの跡をあちこちに感じる。
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なにぶん、紅葉時期のシューティングなので、移動はチャリ。
ショールームの作品の中から、外に持ち出しやすいものをピックアップ。
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工房を回って、彼らの本来の仕事も見てるだけに、
GO ONプロジェクトで産まれた作品は、西欧の生活における
道具なんだけど、確実に日本の魂が注入されている。




パッと見で”NIPPON”とは気付かれないかもしれないけど
知らぬ間に彼らの生活に入り込んでいくというのが、むしろ狙い。
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さすが「忍び込むクリエイティブユニット」
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京都の紅葉は初めての体験だったんだけど、
美しさも人の多さも、想像を超えてたね。

とにかく美しい場所にはヒトが多くて作品と紅葉のコラボ
なんて、ゆっくり撮っていられる場所なんて中々見つからない。

やー、この時期の京都の力、見誤ってました。
人生には期待値を超えるものって、まだまだあるんすね。
自分のこえまでの経験なんて薄っぺらい、薄っぺらい。
40代からが本番です( `д´)キリッ

「GO ON」の公式facebookページにも
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2012年11月15日

GO ON  京都から世界へ日本美を。


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30歳を超えてからかな。
日本文化を強く意識するようになったのは。

特に海外を旅するごとに、改めて日本文化の
質の高さや美しさに目が行くようになっていって。


たとえば、リーデルのワイングラスの技術はとても高いと思うけど、
同じく口に当たるもので考えると日本の椀物もスゲーよな、と。
口当たりの良さを追求するのは当然として、重さとか、手触りとか、見た目とか、
五感を楽しませる仕事の繊細さや美学は、全く引けをとっていなかったり。
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建築物でいっても、ヴェルサイユ宮殿とかスケール感、美しさは当然の
ことながら半端無い。香港の密集したビル群の夜景ともか無条件でアガるしね。
でも、「あれ、待てよ」と。心の感動レベルでいったら、龍安寺の石庭や銀閣寺の庭
の複雑な美しさに触れた時と心の震え具合のマグニチュードって、実はそんなに
変わらないぞ、とかさ。
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でも一方で、日本の伝統美術ってカッコ良さげだけど、自分の生活には、
縁が無いよねって先入観も持っていたのも事実。茶道が生活に浸透してる人とか、
着物を日常的に着るような人、そういう限られた世界のモノっぽいよねと。

それだと、ライフスタイルも合わないし、あまりに高額なものは欲しくたって手が出ない。
海外にもっと日本のクールさ知ってほしい!と強烈に想いつつも、自分ですら遠い存在なのに
ライフスタイルが異なる文化の美学って中々わかってもらえないよな...モヤモヤモヤ
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そんな30代 最後の歳に、漠然と でも強い力でやりたいと想ったのが
『日本のいい物を使える(わかる)形にして届ける』ということ。



こういう強い想いって、縁を紡ぐんですかね。

今年のG.W  京都に行って出逢ったのが、伝統工芸の”今”を継ぐ若旦那たち。
彼らは主に30代前半で、自分らの美学に強烈なプライドを持ちながらも、
縮小していく国内マーケットにそれ以上の危機感を持っていたのね。
でも一方で、海外に出てみたら、思ってる以上に自分たちの「技」が
超一流どころから評価されるという手応えも感じ始めており。
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どっかでRYOと呑んでて、その後酔っ払いながら合流した若旦那衆とのAWAY飲み会。
初対面のメンバーばっかなのにRYOは寝ちゃうし。「ま、いいか」とさっき書いたような
オレの想いを彼らと話してたら、わりといい感じでバイブスでてきてさ。

イメージで言うと京都の職人さんっって、どエライ頑固で新しいものを受け入れ
ないのかと思ったら逆なのね。常に進化していて当然オレなんかより遥か先いってる。
『いい物を使える(わかる)形にして届ける』そんな動きは もう始まってたのよ。





ただ、「こんなムーブメントって昔からなの?」と聞くと そういうわけでもなく。
ここ最近 チャレンジした成果が出てきてるって感じってのを聞いて「へー」と頷きつつ
益々こういうことに関わっていきたいなと想いを強めて東京に戻った今年のG.Wでした。





そして、ここからが本題。
あれから半年も経たないうちに、京都ではあっという間に話が進んでいたんです。
海外でも日本の超一流の”伝統工芸”を理解してもらえるよう「技」と「素材」
にまで分解し、様々な企業やクリエイターに提供する新しいものづくりの
かたち 「GO ON」というプロジェクトが生まれていたんです。

■GO ON http://goon-project.com/
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これまでは一人ひとりがチャレンジをして手応えを感じてきた…という
ものだったけど、もっと情報やチャンスを共有することで、ムーブメントの
うねりを大きくしていこうというもの。


「GO ON」は、経済産業省のクールジャパンプロジェクトとして認可されていて
10/26のお披露目PARTYには国内外の高感度メディアが取材に殺到。11/8からは
インテリアデザインプロダクトの国際見本市「100% Design Shanghai」にも
出展してたんで、また新しい道を切り拓いてきたんじゃないかな。



ま、ボクが能書き垂れてたトコで説得力無いから「GO ON」の紹介MOVIEだけでも
見てみてよ。普段はHERMESだTOMFORDだとかチャラい方にカブれてるけど、
日本の伝統工芸ってのはそんなの超えて心のど真ん中までぶっ刺さってくるんだぜ。

詳細は続きで書くけど、「GO ON」のメンバーの活動を軽く紹介。


■細尾/HOSOO http://www.hosoo-kyoto.com/
 9月に「ガイアの夜明け」でも紹介されていた西陣織の老舗。
 パリコレのランウェイを西陣織で作ったドレスが舞うなんて
 かなりイメージと遠くない?いい意味でさ。
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国内メディアはもちろん中国のGQをはじめ
海外からも注目度が高い。
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■公長齋小菅 http://www.kohchosai.co.jp/
 こう見えて財布は竹細工、イントレチャートの部分が竹なのよ。
 「古典と現代の融合」を創作理念とした竹細工、実にモダンです。
 レザーはトスカーナ製、いい意味でミーハーなのが小菅流。 
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■中川木工芸 比良工房 http://www.grass-garden.com/
 ドンペリの木桶の「シャンパンクーラー」や
 柊家の槙の浴槽なども手がけている。木の魅力を
 引き出すことに関しては世界最高クラス。
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■開化堂 http://www.kaikado.jp/
 高い気密性が魅力(締めるときの空気が抜けてく感じとか
 なんとも心地ちいい)の茶筒の老舗は、気密性を必要とする
 様々な素材の入れ物として使われてます。
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■金網つじ http://www.kanaamitsuji.com/
  とうふすくい、茶こしなどを作る技術は世界最高級。
  海外のティーハウスからのオーダーでオレンジペコ用の
  tea strainerを作っていたり。問答無用に美しいぜ。
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そんな「GO ON」の公式facebookページの一部を
手伝ったりしてるので、「日本やるじゃん」って
感じていただいたりしたら、是非ページに
「いいね」してもらえたら嬉しいです。
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