京都201611

2016年11月25日

今年の京都は紅葉早いね

京都112511月-12

11/23に京都のウェスティンホテルで開催された「朝日焼の十六世 襲名披露」。京都には日帰りだったので、会の前後、開場前とアフターパーティの前に近場の紅葉を見に行ってきました。

蹴上が拠点ということで、南禅寺、真如堂、金戒光明寺の塔頭 栄摂院くらいしが寄ることはできなかった。今週末に京都行くとしたら、どのエリアが見頃なのかな。




まず朝は「南禅寺」へ。三門の前は完全にピークアウト。地面に落ちている葉っぱも、瑞々しい紅色ではなく、枯れて茶色のものが多かった。
京都1125朝11月-2



苔と落ち葉のコントラストが一番キマるタイミングがめちゃ好み。
京都1125朝11月-7



一方、三門の先はまだ色づいた葉が多く残っていて、シューティング向きのポイントもいくつか探すことができる状態。
京都1125朝11月-4









モニター用に借りてるSONYのRX-100は、自撮りや広角用で活躍。ポイント絞った撮影となると、フルサイドのα7 + F2.0から攻められるオールドレンズや、ツァイスの55mmの醸し出す色気とは、どうしても差が出ちゃうね。とはいえ、この小ささは凄い武器。
京都1125_RX100朝11月-3



広角系はレンズ交換するのいちいち面倒なので、RX100に任務をまかせてました。
京都1125_RX100朝11月-7



さて、境内の散策をすすめますか。レンガ造りの水道橋のあたりも、黄色い葉がチラチラ残ってる程度。橋の脇にある塔頭「南禅院」も時間がなくて覗けなかったが、外から見た感じでは結構散ってそうな雰囲気でした。天授庵も偵察したかったけどタイムアップでウェスティンへ。
京都1125朝11月-12





ここからが夕方バージョン。金戒光明寺までタクシーで向かい、そこから少し歩いた「栄摂院」に。いつもは、この時期だと天井を覆うような紅葉だけど、もうだいぶ落ちていて下の苔が隠れるくらいの枯葉っぷり。
京都112511月-4



ピークの4割といった感じだったけど、素顔が美人なので、行った甲斐はありました。ブログの読者の方に声をかけられたり。
京都112511月-3



レンズ交換中に、まさかの落下事故で水没させたのはちょい泣けた。一番使ってない標準レンズだからまだ良かったけど、これツァイスだったら立ち直れなかったわ(笑)
京都112511月-7



最後に「真如堂」、ここも毎年この時期に訪れている定点観測スポット。ここもだいぶ葉が落ちてたけど、門から五重塔にあがるところまでは、「お、紅葉狩り来た!」という実感ができる見事な紅っぷり。ただ、近くによると思ったより葉は落ちていた。
京都112511月-14




敷地の殆どが無料で回れるし、五重塔あるし、高低差を活かしたシューティングも楽しめる。そして紅葉の量も多くて、そこまでメジャーではない。色んな意味で紅葉時期はハズせないお寺。ここ4年くらい毎年訪れているかも。この写真達でも充分綺麗だと感じると思うけど、やはりピークの威力は半端ない。これは一昨年の様子
京都112511月-20




入口近辺がそんな状態だったので、陽がよくあたる本堂の周囲は枯れ木も多かったなぁ。その一方で日陰の部分は、「まだだ、まだ終わらんよ!」と言い放つクワトロ・バジーナ(注:ガンヲタ向け)のようで、もうちょい余韻を楽しめそうなコンディション。
京都112511月-21



本堂の裏は日陰の時間が多いので、まだかなり色づいていましたね。
京都1125_RX100夕11月-2




このダークブラウンの木造建築をバックに、陽が当たってる紅葉の美しさったら、そりゃないね。
京都112511月-25






襲名披露に来てた東京の美人ママちゃん。この時期の京都を友達に見せられるのは、ほんと嬉しい。
京都112511月-40


続きの方にも写真は大量に載せておきます。この週末に京都行く人の多少の参考になれば。11/23の状態なので、またちょっとすすんでいると思います。
 ↓ ↓
人気ブログランキングへ




続きを読む

2016年11月24日

朝日焼 十六世 松林豊斎 襲名披露式へ

京都112311月-17

遠州七窯のひとつ『朝日焼』 松林豊斎 十六世襲名披露があったので、ちょいと紅葉の京都まで。人生初の襲名披露式への招待だったので、いったいどんな会なんだろう?と、ドAWAYの鈍感力全開で京都のウェスティンに向かいました、この日のために誂えた黒の羽織を着込んでね。
京都1123_211月-1-2



つか、まずお茶の人でも無い限り、遠州七窯って何なんすか?って話ですよね。オレももちろん朝日焼の若旦那(現 十六世)に会うまで知りませんでした。
京都112311月-2


こういうのはWikiさんからパクってポイントだけ書くと、

めっちゃ有名な茶人「小堀遠州」の好みの茶器を焼いた七つの窯があったんです。それが、遠江の志戸呂焼、近江の膳所(ぜぜ)焼、山城宇治の朝日焼、大和の赤膚(あかはだ)焼、摂津の古曽部焼、筑前の高取焼、豊前の上野(あがの)焼。
0210朝日焼三代展2月-6


小堀遠州自身も、この朝日焼の窯場で数多くの名器を生み出していて、茶の湯がさかんになるとともに宇治茶ブランドも高まり、それに並行して朝日焼でも高級な茶器を中心に焼かれるようになっていったそうなんです。ちなみに先代は京都陶磁器協会の理事長も努めてられていたんです。

そんな朝日焼の特徴は、原料の粘土に鉄分を含むため、焼くと独特の赤い斑点が現れるんです。個人的には、朝日焼のブルーの器とかも好き。
0210朝日焼三代展2月-36



さて、襲名披露式なるものなんですが、まず京都の重鎮たちがわんさか来ています。250人以上は集まってたんじゃないでしょうか。
京都1123_211月-3


京都112311月-11


式は古典的な堅苦しいものかと思ったら、基本はおさえつつ、随所に今っぽい演出が挿し込まれていて、自然と朝日焼を応援したいと思えるようになる内容。

十六世に襲名する前の若旦那だった頃から、京都伝統工芸のクリエイティブユニット「GO ON」のメンバーとして活動していることもあり、魅せ方がしっかりと練り上げられていた。

冒頭、ヘタに挨拶とか入れず、暗くなった会場に舞台だけが浮き上がる。そこでは去年の春に太秦江戸酒場でやっていた、能と華と陶のコラボレーションがはじまったんです。金剛流の宇發気鵑能を演じている横で、朝日焼の器に、未生流笹岡お家元がお花を活けていく。
京都112311月-6




先代と十六世の作品が舞台に並び、想いや技が受け継がれていることが、ビジュアルとして強くシンプルに会場内へと届いていく。ゲストで来ていた他の窯元の友人に聞いたら、襲名披露式で、こうした異業種(っていう表現でいいのかな?)とのセッションはとてもめずらしいとのこと。
京都112311月-16


このセッションはあくまで一例で、新しい朝日焼は、伝統を受け継ぎつつも挑戦を続けていくという力強い宣言だったと思います。重鎮の方々はまた違った捉え方なのかもしれないけど、すくなくとも会場の雰囲気はポジティブで、熱気すら浴びていたと感じていました。
京都112311月-15


そっから来賓の方の挨拶が続き、乾杯までに90分間を要するという長丁場だったけど、スピーチの上手い方は飽きさせないし、プレゼンの勉強になったり。
京都1123_211月-6



ただ、そんな百戦錬磨の方々の挨拶よりも、会場の方々の印象に残ったのは、写真家 吉田さんのスピーチだったんじゃないでしょうか。
京都112311月-27



先代が亡くなるまでの数ヶ月を撮ったビデオは演出感がなく、とてもナチュラルで、次世代に対してのメッセージも気負うこと無く淡々と語られていた。インタビュアーとしてもいい仕事されてましたね、先代をよく知る人々は、良くこうした言葉を引き出せたよねと感嘆してたもん。

その吉田さんの挨拶は、先代への手紙というもの。スピーチ慣れしてない朴訥とした話し方だったけど、このビデオを撮った方だけあって、とっても染み入るものだった。




十六世の自身の挨拶の中でとても印象的だったのが、「自分がいなくなっても、そこで終わりじゃなくて、その後も続いていくことが自然だと感じている」という言葉。日本らしい仏教の輪廻感を表すものでもあると思うし、400年続く伝統を背負っている彼らの自然な感覚なんだろうな。
京都112311月-7


襲名披露式のあいだ、終始淡々としていた彼だけど、今の時代、SNSってもんがあるので、その裏の大変さというものも、ちらっとは垣間見ることができる。1ヶ月くらい前に、忙しいのはわかりつつとあるイベントに誘っていたんだけど、作陶中で来れなかったのね。

ちょうど、そんなときに奥さんのfacebookで見たコメントが、釜に火を入れてたから、久しぶりに家の布団で寝れたね、というような内容。淡々としたスタンスの裏で、どんだけの責任を背負って、どんだけのプライドを持って仕事をしているのか。
京都112311月-29



襲名披露式のあとは、ちょっとだけ紅葉狩りして、祇園の『せせらぎすへら』の2次会へ。
京都112311月-37



「kyahさんも朝日焼のサポーターになってよ」と窯元直々の、お茶界のシャンパーニュ”宇治”の朝日焼、一緒にブランド価値を高めていけるよう挑戦していければと思います。
京都112311月-33



かおりんと、カメラを順番に回してプチ撮影会。
京都112311月-49



さすがにセンスいいから、いい絵撮ってくれます。
京都112311月-46



α7 + Carl Zeiss Sonner FE 1.8/55
京都112311月-51



ちなみに、ここはまりえとの10周年結婚式の2次会でも使わせてもらった場所。この日の料理はすべてビーガン。
京都112311月-38



オーナーの、マッシローニさん。
京都112311月-39





こういった時間も含めて、京都ではいつも刺激貰って帰ってきます。
京都112311月-52


やー、ほんとまっつん、おめでとう。
息つく暇もないと思うけど、おつかれさまでした。
 ↓ ↓
人気ブログランキングへ




続きを読む