富良野_201702

2017年03月06日

北の国から (富良野)

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2014年に「6才のボクが、大人になるまで」という映画が公開されて話題になってたけど、日本では1983年から2002年まで20年に渡って成長を続ける家族のドラマ『北の国から』がやっていたわけで。

子供の頃は、親がテレビを流していたのを横で見てたという関わり方なので、どこまでしっかり見てたかは覚えてないけど、87年の「初恋」あたりからは、自分の意志で見ていました。世代が近いこともあって、悩みとか葛藤をこのドラマを通じて強く共感していたのを覚えてます。
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だから富良野といえば「北の国」からだし、「北の国から」といえば富良野。いつか訪れたいと思っていたんだけど、中々タイミングが決められず腰が重くなっててね。というのも冬期は「五郎さんの家」がクローズなんです。倉本聰のドラマだと、ほかにも「風のガーデン」とか「優しい時間」あたりも富良野が舞台なんだけど、「風のガーデン」も冬期クローズだし、どの季節に行くのがいいかなぁ...と悩んでるうちに何年も経ってしまって。

でも、この冬やっと決断することができました。

行きたいっていうモチベーションは、むしろ昔のほうが高かったかもしれないけど、なぜに今、決断できたのか? それは、ドローンを買ったから。今年の頭にDJI MavicProを手に入れ、そして国交省に包括的なフライト申請も出したので、今までは撮れなかったような絵が、旅先を始め撮れるようになったんです。


ビーチか雪かで迷ったんだけど、今しかとれない絵ということで、富良野へ。これが大正解で、Youtubeの低解像度ですら、しびれる絵が撮れました。実際は4Kなので、ローカルで見るともっと綺麗で迫力あります。

ちなみに愛機Mavic Proは、障害物検知機能がついてて、自動的に避けてくれるはずなんだけど、飛ばす時にそのモードが知らずにOFFになってて、今は木に衝突/墜落して入院中です。怪我人は、ドローンを救おうとすっ転んだオレのみ(笑)。本格的にドローンビジネスもやしたいので、スクールでも通おうかと画策中。


あ、話が逸れてるんで、富良野に話を戻しますね。

羽田から富良野に最寄りの旭川まで、フライト時間は2時間弱。6:30頃に出て、8:30前には着けちゃいます。2月頭の旭川は、空港周辺でマイナス10度。レンタカーを借りて富良野に向かおうにもちと早い。そうそっちゅう来れる場所でもないし、折角なら「旭山動物園」に行こうと進路を北に。

途中、道の駅でローカル素材のおにぎりや、ソフトクリームを食べつつ、開園時刻の10:30にオンタイムで現地到着。人気のペンギン散歩やアザラシは当然コンテンツ力高かったけど、しろくまやアムール虎、ひょうやキリンなど、期待値以上にワクワクできた。死ぬほど防寒してたので、2時間くらいは外いたけど大丈夫だったし。
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昼過ぎに旭山動物園を出発して、美瑛を抜けて富良野へ。旭川から富良野方面は、富良野国道と呼ばれる237号線が通っているんだけど、綺麗な景色を見たいなら「パッチワークの路」や「パノラマロード」といった丘の上を走るコースを抜けていきましょう。

”マイルドセブンの丘”や”セブンスターの木”など、らしいビュースポットには名前がついていて、これぞ北の国から的な景観に出逢うことができます。マイナス10度の雪原で、本格的なドローン飛行に、興奮覚めやらずのオレ。



夏は畑のエリアは木立も遠く、視界が完全に真っ白という世界のドライブも初体験で、さりげない景色にもいちいち感動できたり。

富良野に向かう途中でランチしようと考えて、洒落た外観のアンテナショップ「美瑛選果」に行きレストラン・アスペルジュを覗いたんだけど、ここも敢えなく冬期休業。野菜がウリだと、そりゃそうか。ただ、パンも美味しくて、おみやげなどもセンス良く、とうきびスナックとかめちゃタイプだったから、結果的には良かったかなーと。



そっから特に渋滞も無かったので、美瑛から富良野のホテルまでは1時間かからず。ホテルは富良野初宿泊ということもあり、新富良野プリンスへ。

新富良野プリンスホテル
北海道富良野市中御料
0167-22-1111
http://www.princehotels.co.jp/newfurano/


「優しい時間」の舞台のカフェ『森の時計』や、北の国からでもちょいちょい出てきた『ニングルテラス』、森の中のBAR『Soh's Bar』があったりと、徒歩圏内に行きたいとこ集まってて、デビュー戦はやはりここかなと。
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ホテル全体は昔のリゾートホテルだなーという印象だけど、部屋はスイートだったので、ゆったり過ごせた。丘の上にあるので景色も抜けてるし(晴れたら最高だったけど)。


チェックインしてまず向かったのは『森の時計』。窓から雪景色を眺めてコーヒー豆を挽く時間というのは、とても贅沢なものでした。
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この一軒家カフェまでは、ホテルから『ニングルテラス』を抜けて歩いていくんだけど、このアプローチがたまりません。雪質が良すぎて、歩いてるだけでも気持ちいいの。
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ホテル前の木立のところに、カンカン村っていう冬季限定のスペースができていてICE BARやスノーチュービング、犬ぞり体験が出来るようになっていたんです(3/10まで)。もちろん、ここではICE BARでホットワイン注入。雪国らしい遊びにテンションあがりましたわ!

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ディナーは、ホテルから数km離れたオーベルジュ内の『フラノフレンチ』へ。ここは『フラノ寶亭留』という洒落たオーベルジュの中にあるフレンチ。エントランスから大人の雰囲気で、プリンス系とは一線を画すクオリティ。
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それでいて食事込みで価格も25,000円くらいからだったので、こりゃ正直オトクです!リピートするなら絶対コッチ。
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惜しむらくは、折角の雰囲気も部屋着で来てるゲストが半分くらいいて、海外のオーベルジュのようにはいかんな…と。最初の頃は部屋着禁止にしてたらしいんだけど、お風呂入ってリラックスした後に、またフルメイクというのは日本のリゾートでは受け入れられなかったらしく。その辺、完全に海外のニセコの方が洗練されてそうですな。
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フラノ寶亭留
0167-23-8111
北海道富良野市学田三区
http://www.jyozankei-daiichi.co.jp/furano/


ホテルに戻って、また木立の中を歩いて『Soh's Bar』へ。
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早朝に起きて、かつ睡眠も殆どとってなかったので、シガーあてにリキュール呑んでたらベロンベロンに。
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まりえは先に部屋に戻ったので、帰りは独りで歩いて帰ったんです。雪あかりに照らされた静寂な木立の中を歩くのって、結構スピリチュアルなもの感じるね。普段は全然パワースポットとかピンとこないけど、こういうロケーションは泥酔でもアンテナ立ちますわ。
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翌朝、改めて驚いたのはタイ人の多さ。ホテルのビュッフェダイニングは、タイ人だらけで日本人の方が圧倒的に少なかった印象。人気なのはありがたい。


チェックアウトして寄ったのは富良野市内の『フラノマルシェ』。レストランや洗練されたおみやげが集まっている施設で、時間無いときとかはとりあえずここに行っておけば間違いないと思う。

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『ピザ製作所 ZIZI』なんかも入ってて、名前的に大丈夫?とも思ったけど、ナポリピッツァの技で地元素材を愉しめるので安心。観光地にありがちな残念なピザでなく、大人の舌で富良野を堪能できました。
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zizi
0167-56-7423
北海道富良野市幸町8-5 フラノマルシェ2


夜のフライトまで時間があったので、北の国からの舞台「麓郷」まで足を伸ばしてきました。というのも、新富良野プリンスとか、富良野の町からは、『北の国』からの寂れた感とか全然伝わってこなくて。途中の美瑛も美しかったけど、ドラマからにじみ出ていた自然の中で暮らす生活の厳しさみたいなオーラは無くて。

でね、車で約30分、富良野から山を超えて「麓郷」まで行ったわけですよ。したらね、富良野とは全く違ってました。大自然の中に、ポツポツと生活の匂いがしてて、そのアクセントが逆になんとも物哀しいのよ。北の国からのイメージが、勝手に景色にフィードバックされてるのかもしれないけど、「あ、ここが見たかった 『北の国から』の舞台だ」って、なんだか自然に腹落ちしました。
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もと来た道を戻るのもつまらないので、ショートカットしようと山の上の道を走っていたら、カーナビのルートが通行止めだったり、めっちゃさみしい道を走る羽目になって、ほんとにこれ帰れるのか...と不安になったりもしましたが、上富良野が見えてきたと思ったら、それが思い切り一本道の坂だったりと、こっちでは体験することのできない景色にもあえて、やはり心震えることに。
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期待を上回った富良野のパフォーマンス。札幌の友人らにも会いたかったけど、ショートトリップだったし、たまにはこんな北海道も見たくてね。来年も、ドローン持ってリベンジしたいです。晴れの富良野を見てみたい!!
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