2015年06月15日
太秦江戸酒場 新緑の陣(京都)大人の夜遊び
半年前、紅葉の時期にはじめて開催された「太秦江戸酒場」。
太秦映画村を夜に貸しきって、大人のためのエンタメ空間に
仕立ててしまうイベント。今回も前回同様2夜だけの限定開催
だったけど、”新緑の陣(http://www.toei-eigamura.com/edosakaba/)”
として更にパワーアップして帰ってきました。
プロデューサーのRYO曰く「イベントを遥かに超えて、おもてなしであり、
宴であり、実験場であり、サロンでもある」という京都ならではの試み。

単に江戸の町並みでお酒を呑めたり食事ができるとっただけでなく、
総勢100人以上に渡った演者の数だけ多彩な魅力を見せる幻想的な夜の宴。

第2回となる新緑の陣は5/30、31の2日間。
「能/京舞×華×茶」のコラボのような、実際京都でもありそうでない
ホンモノたちの共演が見れる一方、同じ会場の中では傾奇者たちが
立体浮世絵を描いたり、遊郭では妖艶な舞を魅せている。

これ、念のため言っておきますが「舞」ですよ。
R18であることに変わりはありませんがw

初日は雨の心配もあって屋内の舞台になっちゃったんだけど、
2日目は予定通り外の舞台で。やっぱね、外っていいのよ!
うっすら月に雲がかかった夜に、着物を着て日本酒を呑みながら
舞台を愉しむ。こういう遊び、日本人でも現代ではそうそう出来る
もんじゃありませんぜ(オレは日本酒の代わりにカメラだったけどね)。

金剛流の能の舞台の横で、同時並行で華道「未生流笹岡」の家元
笹岡さんが花を活け、小川長樂・朝日焼の若旦那が自ら焼いた茶碗で
お手前を披露する。

笹岡さんが華を活けた茶器は、この日のために、
小川長樂さんがわざわざ釜から作ったもの。

これ聞いてるだけでも贅沢な遊びでしょ。

食事は「下鴨茶寮」や「じき宮ざわ」「木乃婦」など、予約困難な実力店の
料理が並び、お酒も京都の酒蔵がつくる日本酒や、クラフトビールなどが
供されている。折角雰囲気作っても、食事がダメなら残念だからね。

お酒は江戸の町並みを眺めながら、盃をかたむけるのもいいし、
賑やかな若旦那BARや芸姑BARで賑やかに飲むのも江戸酒場ならでは。

「太秦江戸酒場」がディズニーランドと決定的に違うのは、ゲスト自身が
いつのまにかキャストの一人となっていること。会場の熱量を押し上げている
演者たちの情熱が、自然と訪れた人々にも伝播していく。
ただのゲストのつもりで訪れたはずが、いつすか作り手の一人になっている。
そんな他にはない一体感が楽しめるのも魅力なんですよね。

次の開催は秋。また詳しいことが分かったらお知らせしますね。

もちろん、京都「昼の部」もすっかり愉しんでますよ。
今回の京都には、まりえも1年ぶりに連れてきたので
食事は新しいところといつものところを織り交ぜながら。

京都に着いて、まず向かったのは『祇園 MAVO』。
小田原時代に通っていたフレンチ『ラ・マティエール』
が移転して1年。やっと訪れることができました。
神楽坂にも「ラ・マティエール」って名前のフレンチが
ありますが、そことは別モノです。

こんだけ京都来てるけど、フレンチなのでひとりでは行きにくいのよ。
割烹のカウンターで大将と話しながらの一人飯ってのは、全然抵抗
ないんだけど、広いテーブルを一人で占拠するのとか、感動をその場で
分かちあえないってのは、どうにも不慣れでww

こちらも、一年ぶりの訪問。
仏光寺の『割烹 たいら』。
東京にあったら、予約が数ヶ月待ちで
価格も1.5〜2倍になりそうなお店が、
気軽に通えてしまうというのも京都の魅力。

稚鮎さまと戯れつつ、夏が向こうに透ける日本の味覚を
ゆっくりと愉しませてもらう。何度も訪れるお店には
何度も訪れたくなる理由があるんです。

帰り際に寄ったのは「下鴨茶寮」
鴨川沿いのこのロケーション。
下鴨神社至近のロケーションなので
散歩してから向かうのもいいかも。

ここでも、存分に日本の魅力を味わいつくしました。
日本酒のストックは圧巻の一言。オーセンティックな
料理と贅沢な空間。ちょっぴり自分を大人に感じた夜でした。
早めにディナースタートすると、暗くなった頃に食事が終わる
のよ。折角景色いい場所なので明るいうちからスタートするのがおすすめ。

まりえが組紐教室に行きたいというので宇治へ。
前回来た時は平等院が改装中だったんだけど、
やっと10円玉の完成型を見ることが出来ました。
ここは併設の美術館がお洒落で見応えあり。

「太秦江戸酒場」で、壬生寺のご住職にお会いしたら、
”良かったら壬生狂言のお面を見に来ませんか”ということで
普段は非公開のエリアを見せていただけました。
「壬生狂言」は、いわゆる能狂言とは異なっていて、
かね・太鼓・笛の囃子に合わせ、すべての演者が仮面をつけ、
一切「せりふ」を使わず無言で演じられるものなんですね。

お面も全て奉納されたもの。
古いものは桶狭間の頃のお面まで。
時代とともに、変わっていく表情が興味深い。
宗教や文化を通じて、地元との深い関係を
築いている壬生寺。新撰組のイメージが
強かったけど、実はソレだけじゃないんです。

<資料提供 壬生寺>
今年は20回くらい旅に出てみる。
アイディアが移動距離に比例するか
どうかは検証してないけど、慣れない
ことに挑み続けるって大事です。
↓ ↓

**********************************
さて、ここからは時系列のダイジェスト版。
高台寺から祇園に抜ける途中の大好きな小路にて。
『祇園MAVO』での食事の前に。

小田原の時はソロアーティスト的な料理だったけど、
京都に移って舞台っぽい料理になった気がする。
やはりチームプレイになった分、違った魅力が
立ってきましたね。

「太秦江戸酒場」にもタクシーで行きやすいし、
2次会の会場からも至近なのでANAホテルを拠点に。

かんざしの間の「おはりばこ」。
北井夫妻の時代劇ショット。
ちょんまげが馴染み過ぎてて、
普段の顔を忘れてしまいそう。

祇園甲部の売れっ子 芸姑さん「槇子」ちゃんと。
この日は、華と茶と京舞のステージがあるというので。
こういう場所が実に似合いますなぁ。

遊郭コーナーには、遊郭ゾーンプロデューサー
くっしー(串野真也)の靴が飾られています。
ちなみに彼の靴はレディ・ガガも愛用してます。

あ、この辺はまだオープン前の裏側ね。
なんだか面白いヤツが歩いてきますww
若旦那BARで相手をつとめる京金網 金網つじのトオルです。
右奥の開化堂 若旦那とのコントラストがなんだか面白い。

京都でクラフトビールを作っているクリスさん。
陶芸家の本間さんがさんだかロック。

茶筒の開化堂、若旦那の八木さんと職人たち。

拙ブログ読者の方もいらしていただいたり。
アザまっすm(_ _)m

旦那BARで『GO ON』メンバーと。東京の友人女子らも来てました。

遊郭ゾーンは、男女問わず昂ぶります。
表の顔の京都では、絶対見られないR18のドキドキ京都。

濃厚な艶技をしてた2人が、気づいたら背後で飲んでるという旦那BAR。
そういう距離感こそが「太秦江戸酒場」らしい。

初日の華 × 茶 × 京舞の舞台。

もちろん、このお茶碗もこの日のために焼かれたもの。
小川長樂さんの茶碗と花器のセッションです。

京都の今を創った世代と、次世代を創るメンバーの写真。

こっからが2日目の「太秦江戸酒場」。
「あ、呪われちまぅ〜」「目を見たら石にされる!!!?」と
ビビっていたら、こちらを向いてニコリ。あ、オレの人生も
ここまでか...と思ってたら、これが日本酒レディだったんですね。
東京ドームの売り子もビックリ。

「祇園MAVO」のシェフ、マダム、スタッフまでもが
いらしていただきました。いや、なんだか嬉しいね。

2日目の遊郭は、最前列にオフィシャルのカメラゾーンが。
だからってワケじゃないと思うんだけど、初日よりもドエロな
舞になっちゃってるんじゃないですか? Minaちゃんも凄いが、
キング(金狗)おそるべし。

だるま商店の立体浮世絵。
こういう発想が出てくる土壌が京都です。

いや、ほんと、2日目の舞台だけでも屋外になってよかった。

京都市長を囲んでの。

つわものや 春の都の 宴あと。

多分、気づかないから書いておくけど、左端の美人の芸姑ちゃんの横に
赤フンで天狗面を頭に被った変態野郎が映り込んでますから。
皆さん、見ないように。

恒例のAFTER 宴のオフショットタイム。

くっしー、お疲れさま!

おはりばこの旦那。ちょんまげのはずが毛が生えてたww

え、と、ここでも!!!??

有名なユーチューバーの佐々木あさひちゃんも。

ユーチューバーって、いまひとつ何をしてる人なのか
よく分かってなかったんだけど、太秦映画村をこんな風に
遊べちゃうんだと感動。すっかりファンに。
と、まぁ、そんな太秦江戸酒場の打ち上げです。

これからの日本は『文化!!!ぁあああッ!!!』らしいw

陰の功労者てっぺー、おつかれさま。

壬生寺の入口。

られてきたもの。しかも演者さんはプロの方ではなく檀徒さんと
いうのも驚き。秋には、ここの狂言見に来ます!!

今回も満喫しまくった京都。
何度訪れても、新しい魅力をみせつけてくれる。

ボクの人生の目標は三勤交代。
東京、京都&どこか一箇所をくるくる廻り
ながら一年を過ごすというもの。いつか実現
するのではなく、3年以内に実現する。
そのために、なにをすべきか逆算してみる。

2015年も気づいたら、そろそろ半分だよ。
やり残しはないかな??
↓ ↓

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さて、ここからは時系列のダイジェスト版。
高台寺から祇園に抜ける途中の大好きな小路にて。
『祇園MAVO』での食事の前に。

小田原の時はソロアーティスト的な料理だったけど、
京都に移って舞台っぽい料理になった気がする。
やはりチームプレイになった分、違った魅力が
立ってきましたね。

「太秦江戸酒場」にもタクシーで行きやすいし、
2次会の会場からも至近なのでANAホテルを拠点に。

かんざしの間の「おはりばこ」。
北井夫妻の時代劇ショット。
ちょんまげが馴染み過ぎてて、
普段の顔を忘れてしまいそう。

祇園甲部の売れっ子 芸姑さん「槇子」ちゃんと。
この日は、華と茶と京舞のステージがあるというので。
こういう場所が実に似合いますなぁ。

遊郭コーナーには、遊郭ゾーンプロデューサー
くっしー(串野真也)の靴が飾られています。
ちなみに彼の靴はレディ・ガガも愛用してます。

あ、この辺はまだオープン前の裏側ね。
なんだか面白いヤツが歩いてきますww
若旦那BARで相手をつとめる京金網 金網つじのトオルです。
右奥の開化堂 若旦那とのコントラストがなんだか面白い。

京都でクラフトビールを作っているクリスさん。
陶芸家の本間さんがさんだかロック。

茶筒の開化堂、若旦那の八木さんと職人たち。

拙ブログ読者の方もいらしていただいたり。
アザまっすm(_ _)m

旦那BARで『GO ON』メンバーと。東京の友人女子らも来てました。

遊郭ゾーンは、男女問わず昂ぶります。
表の顔の京都では、絶対見られないR18のドキドキ京都。

濃厚な艶技をしてた2人が、気づいたら背後で飲んでるという旦那BAR。
そういう距離感こそが「太秦江戸酒場」らしい。

初日の華 × 茶 × 京舞の舞台。

もちろん、このお茶碗もこの日のために焼かれたもの。
小川長樂さんの茶碗と花器のセッションです。

京都の今を創った世代と、次世代を創るメンバーの写真。

こっからが2日目の「太秦江戸酒場」。
「あ、呪われちまぅ〜」「目を見たら石にされる!!!?」と
ビビっていたら、こちらを向いてニコリ。あ、オレの人生も
ここまでか...と思ってたら、これが日本酒レディだったんですね。
東京ドームの売り子もビックリ。

「祇園MAVO」のシェフ、マダム、スタッフまでもが
いらしていただきました。いや、なんだか嬉しいね。

2日目の遊郭は、最前列にオフィシャルのカメラゾーンが。
だからってワケじゃないと思うんだけど、初日よりもドエロな
舞になっちゃってるんじゃないですか? Minaちゃんも凄いが、
キング(金狗)おそるべし。

だるま商店の立体浮世絵。
こういう発想が出てくる土壌が京都です。

いや、ほんと、2日目の舞台だけでも屋外になってよかった。

京都市長を囲んでの。

つわものや 春の都の 宴あと。

多分、気づかないから書いておくけど、左端の美人の芸姑ちゃんの横に
赤フンで天狗面を頭に被った変態野郎が映り込んでますから。
皆さん、見ないように。

恒例のAFTER 宴のオフショットタイム。

くっしー、お疲れさま!

おはりばこの旦那。ちょんまげのはずが毛が生えてたww

え、と、ここでも!!!??

有名なユーチューバーの佐々木あさひちゃんも。

ユーチューバーって、いまひとつ何をしてる人なのか
よく分かってなかったんだけど、太秦映画村をこんな風に
遊べちゃうんだと感動。すっかりファンに。
と、まぁ、そんな太秦江戸酒場の打ち上げです。

これからの日本は『文化!!!ぁあああッ!!!』らしいw

陰の功労者てっぺー、おつかれさま。

壬生寺の入口。

壬生狂言の春の公開「壬生大念佛会」は、興業じゃなくて法要なんです。
朝・昼・夜の勤行(ごんぎょう)のうちの昼の分として、壬生大念佛講が、
壬生寺の御本尊「延命地蔵菩薩」に奉納するものなんですね。
られてきたもの。しかも演者さんはプロの方ではなく檀徒さんと
いうのも驚き。秋には、ここの狂言見に来ます!!

今回も満喫しまくった京都。
何度訪れても、新しい魅力をみせつけてくれる。

ボクの人生の目標は三勤交代。
東京、京都&どこか一箇所をくるくる廻り
ながら一年を過ごすというもの。いつか実現
するのではなく、3年以内に実現する。
そのために、なにをすべきか逆算してみる。

2015年も気づいたら、そろそろ半分だよ。
やり残しはないかな??
↓ ↓
