2005年08月10日
シンガポール グルメ編 其ノ八 JADE 〔広東料理〕
フラトンホテル(Fullerton HOTEL)の1Fにある
広東料理のレストラン「ジェイド」。
HOTEL内というだけあって割高なのか、ローカル指数は限りなく低い。
会社のPARTYと思われる方々が使っているところをみると、
割高の接待仕様な店なのかな。フリーで入っている客は、日本人の
女性2人組と、欧米の紳士2人組とか、そーいう感じ。
店は天井の高さを活かした豪華な造りで、ホテルの
イメージと合わせてモダンな香りのするインテリア。
こういう洒落た中華料理もアリじゃないかと思うが、
シンガポールで1箇所しか行けないと言われたら、
もっと中華!!って感じのするコッテリ感ある店選んじゃうかな。
ま、オレらはここにステイしていたし、
2人用のコースもわかりやすくベタなセレクトだったので、
ハイティしてる時にメニュー見せてもらって予約を入れておいた。
コースは2人用から
突き出し
北京ダッグとフォアグラの前菜、
冬瓜のスープ(フカヒレ入り)、
ロブスター、
ポークリブ、
シーフード・グラスヌードル、
デザート
これで一人$88(6000円弱)、
量的にもいけそうだったので鮑を追加してみた。
全体的な印象とすると、高級中華なのだが、
こじんまり纏まり過ぎている感じ。
そりゃ、中華リテラシー低いオレからすれば、
どれも旨いんだけどさ。レイガーデンの方が
中華のパワーっつーか、火鍋でボォォォォォって
いうイメージが、ダイレクトに届いてきた。
コレは客の入り具合とか、店の雰囲気に起因する
ところもあるんだろうけどね。
この日のオレらはHOTELから一歩も出ていない、
ダラァ〜っとした怠惰な休日だったので、
セカセカした雰囲気でなく、のんびり食事を
楽しみたかったので、ピッタリだったよ、凄く。
そんなリラックスしたデートにはお薦めです。
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さて、料理の方はいかがかというと...
何度目かわからないモエを頼み(どこでもモエがキャンペーンなので)、
アミューズをつまむ。海老を揚げたモノだと思うが、思った以上の
クオリティでビックリ。やるじゃない。
前菜は北京ダッグとフォアグラのテリーヌ ゼリー仕立て、マンゴを添えて。
ペキンダッグとフォアグラの組み合わせは、漢泣かせ。甘くなりすぎる
組み合わせかと思いきや、コッテリ感は少ない。フォアグラがゼリーの
中でテリーヌ状で詰められているため、北京ダックを味わった後、
時間差で口の中にフォアグラの旨みが広がる。
クーラーで冷えた体を内側からジワっと暖めていく冬瓜のスープ。
フカヒレもどっさり入ってて「ありがたや〜♪」
トローンとした液体は体に優しく、どこか薬膳的な印象を受ける。
とても上品に造られていて、好印象。
この後にロブスターが出てきたのだが、大味な上に
ちょっと泥っぽい臭みみたいのがあった。
デカイんだけどね〜....
さて、追加で追加でオーダーした鮑(SGD68)が登場。
ただ日本でも殆ど食べたことが無いので、比較の仕様が無いんです 笑
歯ごたえは楽しいけど、後から口の中にジワジワ味が染み出る
みたいな現象は起こらなかったなぁ。どう美味しいんだろ、この料理。
修行が必要ですな、来月「香港」で学習してきます、ハイ
コレはタイプです、ポークリブ。
外側が微妙にサクっとしていて、火の通し加減が抜群。
豚の仕事で言えば、中華料理って世界一なんじゃない?
(あくまでオレ評価ですが)
いや、しかい本当に旨い、たまらんデス。
この日のNO.1料理です。
締めは、シーフード・ゼリーヌードル。
透明な太麺の食感は言うまでも無くタイプだが、
スープがなかなか意外性アリ。
コッテリ展開しそうな一口目の印象なんだけど、
何故かアッサリ戻していくんだよね。
初めて味わった感覚なので、どう表現していいのか
わからないけど、オモシロかった。
この夜は締めて2人でSGD320(2万円チョイ)
素晴らしいCPだぁ、毎回感激。
■JADE(ジェイド)
フラトンホテル1F
6877-8188
http://www.fullertonhotel.com/jp/dining/jade.html