2013年01月07日

開化堂 (京都)茶筒の色気

0105開化堂-26

茶筒の存在は知ってはいたものの、まさかこんなにも
色気があるもんだってのは、この年になるまで知りませんでしたね。


京都「開化堂」、明治八年創業の日本で一番古い歴史をもつ手作り茶筒の老舗。
京都発のクリエイティブユニット「GO ON」のメンバーでもあり、昨年ニューヨークで
開催された国際家具見本市で「ICFFエディターズ・アワード」(職人技部門)を
受賞するなど海外での評価も高い。
0105開化堂b-3




詳しいことはHPとか映像見てもらった方がいいと思うんだけど、
開化堂の茶筒は、金属の地肌を生かした塗装のない造り。
材料の滑かな手触りとエロティークな光沢が魅力。
蓋を置くと空気を押し出しながら静かに閉まっていくんだけど、
この絶妙な加減はハンドメイドならではで、感性を揺さぶってくる。

Solo Kaikado ‚-GO ON from Hosoo on Vimeo.





もうひとつ忘れてはいけないのは、時を愉しめるということ。
使い方によって材料特有の光沢や色の変化が異なるので、
世界にひとつだけしかない自分の"道具"を持つことができるのよ。
0105開化堂-37






開化堂の創業は明治八年。イギリスから輸入されたブリキを使って、
それまでになかった丸缶創りに挑戦。機械化とかバブルの波にも
踊ること無く、初代から続く手作りの姿勢を守り続けたことが
"本物"の価値を磨くことになったんすね。
0105開化堂-3




130以上の細かい工程を経て作られる手作りならではの艶感。
京都の直営店は五条大橋の近くだけど、銀座松屋とか日本橋三越、
ユナイテッドアローズとか、都内でもワリとSHOPあるんで、
自分の目の手で この美しさを味わってみて欲しい。
0105開化堂-10





0105開化堂-38




これが色が変わった後の顔ね。
こっちの渋みもステキでしょ。
ダニエル・クレイグもいいけど、
ショーン・コネリーも違った魅力でしょ。
0105開化堂-28






伝統工芸と聞くと"頑なにスタイルを変えない頑固職人”っていう
イメージって無い? でも、実は進化の連続なんですよね。
本質は貫きつつも、新しい挑戦を重ねてクオリティを高めている。
伝統工芸の担い手たちと話していて知ったこと。
0105開化堂-12






これが新しい挑戦のカタチ。
気密性を活かしたコーヒー缶。
0105開化堂-27





他にもパスタ缶とかもある。
0105開化堂-43

今、ボクは何を買おうか迷い中。
茶筒は美しいけど日常生活では今んトコ
使う機会ないし、コーヒーはネスプレッソ。
パスタ缶もいいけど、もうちょい日々使う
ものにしたいんだよなぁ…





そして、今もっとも新しい挑戦が「GO ON」。
デンマークのデザイナー Thomas Lykkeをディレクターに
迎えて、他の京都の伝統工芸とのコラボレーションにより
新しい発想の作品を生み出している。
0105開化堂b-1





パリのメゾン エ オブジェやミラノサローネに出展し、
海外からも注目を集める日本の伝統工芸。でも、
ここにはMade in Japan っていうフィルターが
かかっていて、日本特有の美に対する非日常感も
同居している。

忍び込むクリエイティブユニット「GO ON」の狙いは、
その先のステップ。日本を意識すること無く世界中で
日常的に使われる上質な道具を目指すというもの。
1123京都





国内のマーケットだけでは需要減のリスクを有している伝統工芸。
そうした危機感と真剣に向かい合いながら、未来を拓こうとする
彼らの挑戦は、おおげさかもだけど日本の希望です。
0105開化堂b-2


開化堂
京都府京都市下京区河原町六条東入梅湊町84-1
075-351-5788
http://www.kaikado.jp/




開化堂が出ているKBS京都テレビ「極上の京都」が
1月11 日21:00〜より放送されるそうで。東京では
見れないのかな?

さて2013年、自分の価値も磨かんと。
 ↓ ↓
人気ブログランキングへ









******************



五条大橋そばの直営店。
裏が工房になってます。
0105開化堂-2




SHOPの中には、色んなタイプの茶筒が並んでいる。
赤っぽいのが銅、金色のが真鍮で、シルバーのはブリキと銀。
0105開化堂-8





コーヒー豆は、こうして保管するみたい。
0105開化堂-1





6代目の八木さん、レーサーという顔も持っている。
GO ONのメンバーは、伝統工芸の担い手という使命の他に、
みんな別の突き抜けた側面も持ってるのよ、そこが魅力。
遊んでないヒトの方が、世界を魅了するモノって
創れると思うんだよね。
0105開化堂-36





茶筒づくりの工程はHPに詳しく載ってるんでそちらで。
ボクも書きたいんだけど、ここまでで力尽きた 笑。
後で、加筆するんで(あくまで予定だけど)、
とりあえず写真だけ並べておくね。
0105開化堂-4





0105開化堂-5




0105開化堂-6




0105開化堂-14




0105開化堂-24




0105開化堂-15




0105開化堂-16



0105開化堂-17




0105開化堂-22




0105開化堂-25








0105開化堂-13


0105開化堂-19




0105開化堂-18





最後の細かな微調整は、八木さんのお父さんと
八木さん(6代目)だけが出来るという繊細な技。
0105開化堂-20





0105開化堂-21




こういう渋みを備えた大人になりたいなぁ。
0105開化堂-29


0105開化堂-40




0105開化堂-30



0105開化堂-31





スパイス入れにも使えるよ。
気密性だけだったら、今は色々なモノがあるけど
生活に艶を出せるのは、量産品じゃなくこうした
美意識の結晶の道具なんだよね。
0105開化堂-45










0105開化堂-32





0105開化堂-48





こちらは茶さじ
0105開化堂-33





茶筒を買ったヒトには、八木さんが茶せんに
名前掘ってくれるのよ。これは海外でも
ヒトが集まる!
0105開化堂-42




超カワイイ!!!!
0105開化堂-50





やべー、生活リズムが戻らん…
まともな時間に睡魔降臨して!
 ↓ ↓
人気ブログランキングへ






kyah2004 at 23:49│Comments(0)TrackBack(0)京都2012 10月 | GO ON

トラックバックURL

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔