2014年01月08日
師走の京都へ

昨年末は、京都で友人の結婚式⇒バンコクでクリスマス⇒クラビ
⇒シンガポールでNewYear と、東京とは全く異なる環境で、
年末イベントを楽しんでました。
タイ、シンガポールは、また改めて書くとして、まずは師走の京都から。
なんで年末に京都に行ったかというとGO ONメンバーのWeddingが
あったのよ。それで、まりえも連れて冬の京都に。

紅葉や桜、新緑の時期のお庭と比べれば、美の絶対値でいうと
さすがに華はありません。ただ、だからと言って寺院巡りが
つまらないかというとそうではなく、むしろ好きなポイントを
みつけて、じっくり味わうというスタンスで楽しめる。
だってさ、紅葉が全開の時期だったら、ディティールに
そこまで目がいかないじゃん。むしろ全体の世界観を
体ごと浴びても足りない感じ。でも冬は視角を広げてもさみしい
枯れ枝が目に入るばかりなので、視点を絞り込むのよ。

「あ、この松の枝具合が最高」とか「門の造りがいいねぇ」とか
欄干の彫りにシビレたり、逆光越しに庭をコントラストで楽しんだりと
それはそれでオモシロい。


あと、外の誘惑が少ないので屋内の時間をゆったりと過ごす
ことが出来る。歌舞伎を見たり、旅館で怠惰を極めてみたり、
カフェで放心してたりとかね。

今回は「柊家別館」に泊まってみました。
「柊家旅館」も以前同じような時期に滞在したことがあったんだけど、
建物・部屋・庭の作り、サービス、料理と別館はだいぶカジュアル。
それでも旅館としてのクオリティは超一級だけどね。
それでも旅館としてのクオリティは超一級だけどね。
むしろ、伸び伸び過ごせる分、ボクみたいな庶民はこっちの
方が自然体で楽しめる。料理も高級食材に頼らず、丁寧な
仕事であることが目からも舌からも伝わってくる。


「柊家旅館」は、あまりに洗練されてるので、こっちが値踏み
されてるんじゃないかと、ちょっと身構えちゃうし、色々吸収したい
ものがあり過ぎて、今思うと少しガツガツしたモードで滞在してた
気がする。あそこに自然体で訪れるには、経験値やら財力やら、
色んなモノがまだ足りなすぎるな 笑
色んなモノがまだ足りなすぎるな 笑
そういう”がんばろう”エネルギーを貰う場所でもあり、
目と心を養う場所だと捉えている。
一方、心を弛緩するには「柊家別館」ほんといいですよ。
一方、心を弛緩するには「柊家別館」ほんといいですよ。

冬至だったので、檜風呂で柚子湯にも入れたし
めっちゃリフレッシュできる場所です。

南座の顔見世興行は、「GO ON」プロデューサー、RYOからの
プレゼント。市川猿之助(亀治郎改め)や、市川中車(香川照之)の
襲名披露ということもあって、実に華やか。

「日招ぎの清盛」は清盛役の我當が圧巻の迫力、「義経千本桜」は、
新しい猿之助が柔も豪も見事に演じきってました。中車は香川照之の
良さがにじみでる狂言で、歌舞伎初心者のオレでもしっかり楽しめたね。
もちろん耳には解説イヤホン、演目の合間にはガイドブックでストーリーや
見どころを頭に叩き込むといったストイックな観劇だったので、もっと
自然体で楽しめたなら、更に楽しくなると思うんだけど。
外の景色に惑わされること無く、こうした伝統芸能を味わえるのも
冬の醍醐味と言えるんじゃないでしょうか。
京都の若旦那衆によるクリエイティブユニット「GO ON」メンバーのひとり、
竹工芸『公長齋小菅』のコスガーニのWedding。披露宴はクラシックな
スタイルでしたが、2次会はさすが「GO ON」プロデュース。

高台寺に「THE SODOH東山」っていうウェディングレストランがあるのね。
ここは昭和4年につくられた日本画家のアトリエで、広大な敷地に日本
家屋が点在し、背後には八坂の塔を望む絶好のロケーション。

昔、広尾に「羽澤ガーデン」ってあったじゃない? あんな雰囲気。
「羽澤ガーデン」と同じくPlan・Do・Seeが手がけてるんだけどさ。
食器やインテリアには、GO ONメンバーの作品も取り入れてます。
バイオリンとギターの生演奏に、艶ダンサーのしなやかな踊りが加わって
かなりオトナな雰囲気。

ちょうど風邪のピークで死に体だったのが
ほんと悔しい。プロデュースしたRYO,現場の裏方を
仕切ってたテッペー、お疲れ様でした&ありがとう!!
かなりオトナな雰囲気。

ちょうど風邪のピークで死に体だったのが
ほんと悔しい。プロデュースしたRYO,現場の裏方を
仕切ってたテッペー、お疲れ様でした&ありがとう!!

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仏光寺通の「割烹 たいら」は、ぶりしゃぶが、
半端無く美味しかった。全体を通じて非常に
センスを感じる流れで、ボクは好きです、こちら。

伝統と革新が織りなす特有の空気感。
それでいて居心地いいのが、京都ならでは。

南座の顔見世興行でいただいたお弁当。
やー、実にオトナの休日ですな。

「柊家別館」の夕ごはん
お風呂入った後、誰にも気兼ねすること無く
緩い感じでお部屋ごはんってホントいいわ。
オトナになってこの良さが、ほんと沁みる。
朝ごはんも適度な量で庭を眺めながらというのが
なんとも贅沢な時間でした。体感で言うと、食事代だけで
宿泊費がかかってない気分。そんなCPの良さって中々無いよね。

コスガーニWedding、京都ブライトンホテル。
観光客よりも、地元の方がハレの席に使うことが多いらしい。

こちらは2次会、「THE SODOH 東山」ね。
金色のトレーは茶筒の”開化堂”の作品、
円形のお皿は窯元”朝日焼”。
竹のトングは”公長齋小菅”なのかな?

仏光寺木屋町にある京料理の「くりた」へ。
ランチはポーション控えめで、丁寧な料理。
やけに酒がすすむんだよね、ここ。琵琶湖の
ホンモロコもいただけました!!

食後は、前の日の2次会プロデュースで魂の抜けたRYO達と軽茶。
通し営業で鴨川眺められるカフェって、なんだかんだ貴重です。
短期間で4回目くらいの訪問となる「Kawa cafe」、ロケーションの勝利。

めずらしく、RYOが抜け殻でしたww

関空からバンコクに飛ぶので、RYO達と別れて大阪へ。
2013年、日本最後の食事は「やまもと」でねぎ焼きでした。

大阪で、寒い夜でも行列の絶えないお店。
本場の味を堪能させてもらいました。

2013年の日本の〆に相応しい、素晴らしい
休日を過ごさせてもらいました。
ほんと、この2年は京都に惚れ込みまくったなぁ。
今年も新しい魅力 掘っていきますよ!
↓ ↓

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今回ったお寺は、抽選であたった仙洞御所と修学院離宮。
宮内庁管轄ってのもあるけど、天皇ゆかりのお庭は品があるね。
人数も絞ってるし、説明を聞きながら庭を見れるので、自身の
感性を開放しながら、ゆとりをもって参観できる。
こちらは仙洞御所、京都御苑内なんだけどポイントごとに
雰囲気がガラッと変わるので、体感では実際以上に広く感じる。

こちらの池の周りには、ひとつ運ぶのに米一升払ったと言われる
美しい玉石が敷き詰められている。真綿にくるんで運ばれたんだとか。

紅葉の時期は、そりゃ美しいそうで…
でも、この白い玉石に赤い葉が落ちてる様も
それは風情があるってもんですよ。

この枯れ感も実に良くない?

修学院離宮へも初訪問、ますますトップシーズンに来たくなりました。
これが紅葉の時は、どんな表情を魅せてくれるんすかね…想像すると
めっちゃ欲情します。

冬には、冬の色気がある。
そんな一枚が撮れたと思う。

門がやけにモダンでカッコいい。

上離宮、下離宮、中離宮が、それぞれ松の並木でつながっていて、
並木の周囲は田んぼになっている。日本ではあまり見ないスタイル
だけど、なんか見覚えあるなぁと思ったら、バリ島のラグジュアリー
リゾートだと、よく見る光景だった。勿論、松はないんだけど、
リゾート地の周囲に、普通に田んぼという光景ね。ま、結局は
この田んぼも、リゾートの敷地の一部ではあるんだけど。

そうそう、比叡山に初冠雪だったらしく、貴重な絵も撮れました。

食事は、リピートのとこ多めでした。
さっと食事したいときに便利な「はふう」
御所から近いので、仙洞御所の帰りに。

こちらは仙洞御所、京都御苑内なんだけどポイントごとに
雰囲気がガラッと変わるので、体感では実際以上に広く感じる。

こちらの池の周りには、ひとつ運ぶのに米一升払ったと言われる
美しい玉石が敷き詰められている。真綿にくるんで運ばれたんだとか。

紅葉の時期は、そりゃ美しいそうで…
でも、この白い玉石に赤い葉が落ちてる様も
それは風情があるってもんですよ。

この枯れ感も実に良くない?

修学院離宮へも初訪問、ますますトップシーズンに来たくなりました。
これが紅葉の時は、どんな表情を魅せてくれるんすかね…想像すると
めっちゃ欲情します。

冬には、冬の色気がある。
そんな一枚が撮れたと思う。

門がやけにモダンでカッコいい。

上離宮、下離宮、中離宮が、それぞれ松の並木でつながっていて、
並木の周囲は田んぼになっている。日本ではあまり見ないスタイル
だけど、なんか見覚えあるなぁと思ったら、バリ島のラグジュアリー
リゾートだと、よく見る光景だった。勿論、松はないんだけど、
リゾート地の周囲に、普通に田んぼという光景ね。ま、結局は
この田んぼも、リゾートの敷地の一部ではあるんだけど。

そうそう、比叡山に初冠雪だったらしく、貴重な絵も撮れました。

食事は、リピートのとこ多めでした。
さっと食事したいときに便利な「はふう」
御所から近いので、仙洞御所の帰りに。

仏光寺通の「割烹 たいら」は、ぶりしゃぶが、
半端無く美味しかった。全体を通じて非常に
センスを感じる流れで、ボクは好きです、こちら。

伝統と革新が織りなす特有の空気感。
それでいて居心地いいのが、京都ならでは。

南座の顔見世興行でいただいたお弁当。
やー、実にオトナの休日ですな。

「柊家別館」の夕ごはん
お風呂入った後、誰にも気兼ねすること無く
緩い感じでお部屋ごはんってホントいいわ。
オトナになってこの良さが、ほんと沁みる。
朝ごはんも適度な量で庭を眺めながらというのが
なんとも贅沢な時間でした。体感で言うと、食事代だけで
宿泊費がかかってない気分。そんなCPの良さって中々無いよね。

コスガーニWedding、京都ブライトンホテル。
観光客よりも、地元の方がハレの席に使うことが多いらしい。

こちらは2次会、「THE SODOH 東山」ね。
金色のトレーは茶筒の”開化堂”の作品、
円形のお皿は窯元”朝日焼”。
竹のトングは”公長齋小菅”なのかな?

仏光寺木屋町にある京料理の「くりた」へ。
ランチはポーション控えめで、丁寧な料理。
やけに酒がすすむんだよね、ここ。琵琶湖の
ホンモロコもいただけました!!

食後は、前の日の2次会プロデュースで魂の抜けたRYO達と軽茶。
通し営業で鴨川眺められるカフェって、なんだかんだ貴重です。
短期間で4回目くらいの訪問となる「Kawa cafe」、ロケーションの勝利。

めずらしく、RYOが抜け殻でしたww

関空からバンコクに飛ぶので、RYO達と別れて大阪へ。
2013年、日本最後の食事は「やまもと」でねぎ焼きでした。

大阪で、寒い夜でも行列の絶えないお店。
本場の味を堪能させてもらいました。

2013年の日本の〆に相応しい、素晴らしい
休日を過ごさせてもらいました。
ほんと、この2年は京都に惚れ込みまくったなぁ。
今年も新しい魅力 掘っていきますよ!
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