2015年02月01日
分とく山 (南麻布)日本料理でローストビーフ
イタリアンやフレンチも大好きだし、実際食べてる機会も多いんだけど、
季節を強く感じたり癒やされるのは、やはり日本料理。
京都に行くと、高いお店はもちろん、普段使いのお店まで
季節の素材が立ってるんですよね。目や舌でハッキリと
旬を感じられる生活って、とても贅沢だと思うんです。

悪い意味で便利過ぎて、自然が生活に入り込んでこれない東京。
日本の四季を感じるためには、こうして日本料理の席につくのが一番。
「分とく山 本店」のモダンで開放感な空間は、海外からの
お客さんも過ごしやすいクールさと日本らしさがミックスしている。
野崎さんの仕事を眺めながらの至福の時間。本店は建築家 隈研吾が
建物設計を行っているんですよね。

伝統的な和の技法を踏まえながらも独創的な料理の数々。
前菜の穴子蓮根の東寺揚、食感と味のバランスに
のっけから撃たれる。牡蠣松風の最初はフワッと
しながらも濃厚なアフターに清酒が止まらず。

旬の寒鰤を食べている時くらいは、
苦手な冬も愛おしく感じられる。

シグニチャーメニューの鮑磯焼き。
柔らかく蒸した鮑の肝とダシ汁を焼きあげた逸品。
鮑のかをりと海苔のかをりが、磯の景色を視覚の
奥から引き出してくる。

鳥取和牛ローストビーフは、オレイン酸を50%以上含んでいるので、
脂肪のまろやかさと質が違うんだとか。くちどけが柔らかいだけ
じゃなく、脂のキレもいいんですよね。

そういえば、今年初の日本料理だったかも。
1月はだいぶチャージ出来ました。

分とく山
03-5789-3838
東京都港区南麻布5-1-5
全豪オープンの男子決勝が息継ぎできなくて
観戦しているこっちも苦しくなる、素晴らしき熱戦。
それでも、ジョコビッチは強かった。
↓ ↓

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外からは中が見えないんだけど、アスロックを
外壁に積み上げていているので、内側からは
開けて見えるので予想以上に開放的。

このかわいい布は鳥取県の伝統工芸、弓浜絣のコースター。

鴨の粕鍋。オレ、粕汁好きなんすよね。
クワイと菜の花に一足早い春の足音を感じる。
かなり寒い日だったので、こういう一皿目は嬉しいね。

前菜は、唐墨飯蒸しでいきなり清酒モードに。
生子のオカラ和え、こちらも清酒ブースター。

椀物は、蕪のみぞれ仕立。
鰆のおぼろ巻や筍、芹を柚子のアクセントで。

お造りは、ブリ、ひらめ、針魚。
歯ごたえもいいですね。
日本っていいねぇ…と噛みしめる瞬間。

獺祭の磨き二割三分、中でも遠心分離という最高峰の清酒。
口の中で横に広がるタイプじゃなく、喉に縦に落ちるのが印象的。

さっきも書いた鮑磯焼き。
海苔に埋もれすぎて見えないけど、
アワビが丸ごと一個潜んでいます、贅沢。

上神焼の片口、この赤はタイプ。

子持ち松前漬け、こっそりごはん貰って、
上に乗せて食べたいです。
ふきのとう味噌射込みは、イタリアンの
和の花ズッキーニみたいな感じかな。
鮟肝ポン酢寄せの味のミキシングがいいね。

ローストビーフは、やさしくだけど肉の主張がハッキリ
してるので、クレソンやブロッコリーの存在が映えますね。

白身が敷き詰められた鯛御飯。この時点で既に
腹いっぱいだったけど、向き合いたくなるかをり。

ブロッコリー豆腐とにんじんのカステラ。
苦みやえぐみが抑えられた大山ブロッコリーが
細かく刻まれたデザート豆腐は目が覚める美味しさ。

カウンター席だったので、野崎料理長からグラスによって
変わる日本酒の味比べをさせてもらったり。今年は去年より
日本料理に踏み込みたいな。
↓ ↓

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外からは中が見えないんだけど、アスロックを
外壁に積み上げていているので、内側からは
開けて見えるので予想以上に開放的。

このかわいい布は鳥取県の伝統工芸、弓浜絣のコースター。

鴨の粕鍋。オレ、粕汁好きなんすよね。
クワイと菜の花に一足早い春の足音を感じる。
かなり寒い日だったので、こういう一皿目は嬉しいね。

前菜は、唐墨飯蒸しでいきなり清酒モードに。
生子のオカラ和え、こちらも清酒ブースター。

椀物は、蕪のみぞれ仕立。
鰆のおぼろ巻や筍、芹を柚子のアクセントで。

お造りは、ブリ、ひらめ、針魚。
歯ごたえもいいですね。
日本っていいねぇ…と噛みしめる瞬間。

獺祭の磨き二割三分、中でも遠心分離という最高峰の清酒。
口の中で横に広がるタイプじゃなく、喉に縦に落ちるのが印象的。

さっきも書いた鮑磯焼き。
海苔に埋もれすぎて見えないけど、
アワビが丸ごと一個潜んでいます、贅沢。

上神焼の片口、この赤はタイプ。

子持ち松前漬け、こっそりごはん貰って、
上に乗せて食べたいです。
ふきのとう味噌射込みは、イタリアンの
和の花ズッキーニみたいな感じかな。
鮟肝ポン酢寄せの味のミキシングがいいね。

ローストビーフは、やさしくだけど肉の主張がハッキリ
してるので、クレソンやブロッコリーの存在が映えますね。

白身が敷き詰められた鯛御飯。この時点で既に
腹いっぱいだったけど、向き合いたくなるかをり。

ブロッコリー豆腐とにんじんのカステラ。
苦みやえぐみが抑えられた大山ブロッコリーが
細かく刻まれたデザート豆腐は目が覚める美味しさ。

分とく山 (懐石・会席料理 / 広尾駅、六本木駅)
夜総合点★★★★☆ 4.0
カウンター席だったので、野崎料理長からグラスによって
変わる日本酒の味比べをさせてもらったり。今年は去年より
日本料理に踏み込みたいな。
↓ ↓
