2015年03月14日
美榮 (那覇)琉球料理の真の魅力を体感しよう
那覇にある琉球料理の『美榮』。
泡盛によくマッチする懐かしく素朴な味が
魅力の琉球料理だが、ここは更に洗練という
要素を組み込んでいて、別次元の味覚体験を
楽しむことが出来る。
国際通りからも程近い久茂地にありながら、
古民家の門をくぐれば、そこは別世界。

基本的には大人がゆったり時間を過ごす場所。
ボクは2Fの座敷に通されたことしか無いけど
単に古いだけでなく、凛とした品も兼ね備えている。
予約は常連の弟経由ということもあり、基本子供は
入れないんだけど、なんとかお願いして入れてもらう
ことができた。観光地にありながら、お客さんとの
信頼関係を大事にするお店。なので、沖縄に行くと
毎回足がむいてしまします。

冒頭でも書いたけど、とにかく手がかけられていて
雑味のない料理が続く。食べ慣れてるはずのラフテーも
こんな表情魅せるんだね...と口の中が悦びに溢れる。

こちらはなかみの吸い物。
なかみってのは、豚の胃袋と腸のことね。脂身と汚れを取り除き、
おからをまぶして、何度も水洗いをし、生姜と油で炒め湯がく。
短冊に切り、何度も湯がいてから、鰹だしと肉だしで合わせ汁を作り、
具として中味をいれて完成。一口のんだ瞬間、体が清められるような
感覚を覚える。知ってると思ってる味に、何度も裏切られる夜。
旅先で、何度もいい意味で裏切られるってキライじゃないでしょ? 笑

上で紹介したのはコースのほんの一部。
泡盛がすすむ絶品の料理が続きます。
沖縄にしたら7000円のコースからというのは
決して安くはないけれど、でもそれだけの
対価を得ることの出来るお店です。

美榮
098-867-1356
沖縄県那覇市久茂地1-8-8
http://ryukyu-mie.com/
特にぽーぽーと、昆布イリチが大好きなのだ。
↓ ↓

**********************************
この写真では、あの空気感を再現出来てませんね。
古いだけじゃなく、矜持を感じるいい空間なのよ。

ビールで乾杯するも、すぐさま島酒が
欲しくなってしまう引力の強さよ。

烏賊と酢味噌的な邂逅。

ぽーぽー、ここ美榮に来たら必ず食べて欲しい逸品。
メリケン粉を水で溶かし薄く焼き、すり潰した豚肉と
白味噌生姜を練った車ものを芯にして巻く。
北京ダックの感覚といったらわかりやすいかな。

椀物がやってきました。

この研ぎ澄まされつつも、柔らかく温かなタッチが
琉球料理の本質を際立たせてくれる。

芋くずアンダーギー。
紫芋の風味を感じながら。

このジェットストリームアタックはヤバイです。


言わずと知れた「らふてぃー」。
豚の肩ロース肉と三枚肉を大きめに切って
醤油、泡盛、砂糖を加えただし汁で半日程度煮込んだもの。
ゴーヤの苦味がいい仕事するんだわ。


昆布いりち。
三枚肉を短尺に切り鍋で炒め、脂を出し
昆布を水洗いして千切りにしたものを加え、
肉だしを入れ、やわらかくなるまで炒めたもの。
味付けはほんの少量の醤油と砂糖です。
独特の食感が癖になるのよ。

最後は、これまた透き通ったじゅーしーで〆。

どこに泊まっていても、ここには寄りたい那覇の名店です。
↓ ↓

Tweet
この写真では、あの空気感を再現出来てませんね。
古いだけじゃなく、矜持を感じるいい空間なのよ。

ビールで乾杯するも、すぐさま島酒が
欲しくなってしまう引力の強さよ。

烏賊と酢味噌的な邂逅。

ぽーぽー、ここ美榮に来たら必ず食べて欲しい逸品。
メリケン粉を水で溶かし薄く焼き、すり潰した豚肉と
白味噌生姜を練った車ものを芯にして巻く。
北京ダックの感覚といったらわかりやすいかな。

椀物がやってきました。

この研ぎ澄まされつつも、柔らかく温かなタッチが
琉球料理の本質を際立たせてくれる。

芋くずアンダーギー。
紫芋の風味を感じながら。

このジェットストリームアタックはヤバイです。
この皿の主役は、黒い機体の「みぬだる」。
豚肉ロースの脂身の無いところを薄切りにして、
黒ごまをすり鉢で液状になるまですり潰し、
砂糖、赤酒、醤油を加えたタレに漬け込んだもの。
味がしみ込んだ後に蒸されたこの黒き四肢は、
島酒は勿論、白米があったらかけこむでしょうな。

脇を飾る「田芋から揚げ」は、甘さが絶妙。

言わずと知れた「らふてぃー」。
豚の肩ロース肉と三枚肉を大きめに切って
醤油、泡盛、砂糖を加えただし汁で半日程度煮込んだもの。
ゴーヤの苦味がいい仕事するんだわ。


昆布いりち。
三枚肉を短尺に切り鍋で炒め、脂を出し
昆布を水洗いして千切りにしたものを加え、
肉だしを入れ、やわらかくなるまで炒めたもの。
味付けはほんの少量の醤油と砂糖です。
独特の食感が癖になるのよ。

最後は、これまた透き通ったじゅーしーで〆。

どこに泊まっていても、ここには寄りたい那覇の名店です。
↓ ↓
