2015年12月25日

カンテサンス (品川)頂点たる所以

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言わずと知れたミシュランの三ツ星レストラン『カンテサンス』。
これだけ東京にフレンチレストランが乱立する中で、たった2軒
しかないフレンチの三ツ星。

白金の頃は何度か訪問してたんだけど、あまりに予約が
取りにくくなって、御殿山(品川)に移ってからは一度も訪問
してなかったんですよね。
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今年の夏前に友人から「個室取れたけどいかが?」という
誘いがあって、最近どうなんだろうな、と割りと軽い気持ちで
行ったんですが、結論、三ツ星フレンチは伊達じゃなかったです。
2015年のベストディナーのひとつとして、記憶に深く刻み込まれました。
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しばらくカンテサンスに訪れてなかったんだけど、その間に
パリの日本人シェフのミシュランホルダーレストランに訪れたりしてて、
「やっぱ、パリはすげーな」と刺激を受けていたりしたんです。
でも、日本という食大国で足元をおろそかにしちゃいかんすね。
飛行機に乗らなくても、こんなに刺激に満ちたディナーを愉しむ
ことが出来るんだから。


以前、おじゃました時よりも圧倒的な感動を受けたのは、
お店側の進化とともに、自分も多少は食べ手として成長
した部分もあるからだと思う。
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意外性のある組み合わせに驚きつつも、着地点への導き方が
納得度ありまくりで、「うう...」という唸り声があちこちで漏れてる
テーブル。大の大人がそこらじゅうで悶絶する姿は、他人から
見たらさぞ滑稽だとは思う。でも、これは仕方ないのよ。


たまんない快戯中の顔って、多分、相当ヒドいでしょ?
自分のそんな顔見たら、きっと自己嫌悪になりそうだけど
突き抜けた気持ちよさって、結局のとこそーいうもんです。
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アミューズの原木椎茸とセップのビスケットを口に入れた時から
一気にギアがトップに挿れられ、常に次の皿に対する期待値が
高まっていくのに、全く衰えの見せないテンションの高さ。
フツーなら、バイアグラ仕込んだドーピングっすよ。
それがナチュラルに続くんだから、自分が一番驚いた。

これは、フォワグラのソテーと馬鈴薯のガレット。
フィアグラが品ありすぎてむしろ困る(笑)。
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一番驚いたのがTOPの写真にもなっている
島根ののどぐろ 赤ピーマンとクミンの一皿。
低温調理の手法はだいぶ浸透しているし、それなりに
食べてきたつもりだったけど、ここまでテクスチャが
ドンピシャのものに出逢ったことはなかった。
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ワインの合わせ方も人に応じて。
グラスでもかなり愉しめるものを
用意してくれているのが嬉しいね。
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そして4種類出てくるデセールも、他店ならそれぞれが
主役張れる存在感。特にこのピスタチオのキャレは、
こんなにもスイーツはドレッシーになれるのかと
ため息が出る美しさと味わい。
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カンテサンス (Quintessence)
03-6277-0485
03-6277-0090 (予約専用)
東京都品川区北品川6-7-29 ガーデンシティ品川 御殿山 1F
http://www.quintessence.jp/




いやー、やっぱし最高峰と言われるものには
定期的にしっかりと触れておかないとね。
食にしろ音楽にしろ、景色にしろ伝統芸能にしろ。
そこには心の奥深くを揺さぶるなにかがあるので。
それを感じ取れる感性は身につけておきたい。
多分、その方が人生が豊かになると思うし。
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カンテサンスのウェイティングエリアにて。
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この日はカメラを忘れひと皿目の
原木椎茸とセップのビスケットは写真なし。
まりえに届けてもらいました、感謝。


焼きとうもろこしのスープ
とうもろこしを齧るよりも
更にとうもろこしを感じる
濃厚な仕上げ。
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笑顔を封じ込めることができませんな。
ま、なにも感動を隠す必要はないんだけど。
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山羊乳のバヴァロア
久々に食べたけど、改めて衝撃。
カンテサンスに訪れたことを
舌を通じで記憶の深層にアクセス。
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ルッコラのクスクスと仔牛のリードヴォー
こんなキューブ状に整形してくるんですね。
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そして驚きはやはり口に入れてから。
クスクスをここまでエレガントな仕上げに
もっていくんですね。見た目からは想像
つかない味わい。かといってトリッキーな
わけではなく、地に足の着いた美味しさなのよ。
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ここいらで白ワインを。
料理に合わせてグラスでお任せ。
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このシャブリ、シャブリとは言ってもいわゆるシャブリの
味わいではなくて、シャルドネのような風格も備えていて
単体で飲んでも相当タイプ。
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初夏だったので、らしく
稚鮎とアーティチョーク。
言うまでもなく外さない。

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フォワグラのソテーと馬鈴薯のガレット
こんなにもフォアグラを美味しいと感じたのは
久しぶりだし、結構なボリュームなので途中で
重く感じるかと思いきや舌の上からさっと気配を
消しやがった、まるでルパン三世。馬鈴薯の
ガレットがいい脇役を演じています。
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島根ののどぐろ 赤ピーマンとクミン
さっきも書いたとおり、この日一番シビレましたね。
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時計はこの子を。
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肉料理は、ホロホロ鳥の3時間ロースト
こちらも、いつも食べてるホロホロ鳥を超えて
ほんと同じなんすか?という味わいに。
料理法なのか、素材なのか、どうしてこんな
違いが出てくるのかわからないけど、ことごとく
イメージする味や、想定する美味しさを超えて
くるので、どこまでもテンションが上がり続ける。
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メロンのソルベ。
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ピスタチオのキャレを挟んで、
リュバーブのタルトレット。
もう一度出逢いたいです。
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スイーツ番長も、あまりの美味しさに撃たれまくりでしたね。
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メレンゲのアイスクリーム。
シンプルにして気高い。
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時間を忘れるとは、このことか…
特に今回は、数年前の記憶をベースに
ある程度期待感を抑えていったので、
格別の感動を貰えました。
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これを機に、またワンシーズンに
1回くらいは訪れることを決意。
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個室は料理の写真も撮れるので、
行く面子が揃いやすいのもありがたい環境です。
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クリスマスということで、自分へのプレゼント用に
記憶を再度愉しませてもらいました。みなさんも
愉しい休日を。
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kyah2004 at 23:00│Comments(0)TrackBack(0)フレンチ | ¥20000〜

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