2016年04月07日

くろいわ (恵比寿)花見で一献

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毎年恒例、恵比寿「くろいわ」での花見の会。
移転してからは、はじめてかな?

今回は、いつものように2Fのカウンターを
友人らと貸し切りにしてさせていただきつつ。
3Fの個室は、シンガポールから一時帰国していた
弟家族が友人家族と子連れでファミリー会。

なんだか、くろいわを実家みたいに使うという
新手のくつろぎ体験をさせてもらいました。
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この日の主役は、京都の白子筍、
真っ白で柔らかく、甘みのある筍で、
焼く前の甘いかをりは、とうもろこしを
彷彿とさせます。

これを大胆に一人半分づついただいたんだけど、
繊維をきり割く歯ごたえの気持ちよさといったら、
そりゃもう...ね。味覚だけじゃなく五感がフル稼働。
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ついつい”やわらかい”と表現しがちだけど、
それはバチアタリというもの。

やわらかいことだけが価値なのではなくて、
大きいのにやわらかくて歯ごたえに品がある、
このバランスの素晴らしさに昂ぶるんです。
天は二物以上を与えちゃうんだという実例。
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おっぱいは大きいだけでも賞賛されますが、
大きいうえに形が整っていればお宝とまで
崇められるわけです。そこに通じるものがありますな。



もちろん、筍以外もうんまいよ。
移転してからは、少し予算もあげたせいか、
料理もより隙のない流れになった気がする。
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のっけから赤貝、アカニシ貝が並びます。
赤貝と蕗の薹の苦味が猛烈に
マリアージュ。酒がすすみますわ。
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アカニシ貝はもずくとともに。
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この時期だけ登場する桜の徳利。
大人はカウンターでも極上に花見が
できるんです。いいね、大人って。
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14代の一升瓶が気づいたら空になってました(笑)
お花見だから、ま、いいか。
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繊細なお出汁に癒やされる。
ここにちょっとした遊びを加える事で
ぐっと椀の艶が増すんですよね。
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コストパフォーマンスがあなり高くないからと
これまで積極的には使っていなかった食材に、
敢えての再挑戦をはじめたとのこと。

昆布締めした伊勢海老の身は、伊勢志摩で
食べたものとは違った色気と深みある味わい。
すっぴんの高校生と井川遥の魅力の違いとでも
いいましょうか。
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奥に見えるのが大根の皮で蝋燭を囲ったあかり。
八寸が出される時は照明を落として、このあかり
だけという演出だったんだけど、一気に場が厳かに。

平安の頃の日本酒を現代風にアレンジした盃を
傾けながら、春を五感で味わいます。
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ご主人にカメラを渡したら「全く違う絵が撮れる」と
感激してました。そうなんです、8割以上がモビルスーツの
性能の差なんです。
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ランチが流れで想定よりも食べ過ぎてしまい、
こちらの蒸し物の途中で珍しくギブアップ。
まりえに半分くらい食べてもらいました。
コンディションづくりは、相当気を使うんだけど
お祝いごとだったので、つい容量制限解除しちゃって。
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いつもの白米の後は、
琵琶湖産の鮎の稚魚「氷魚」。
これもメチャタイプ。
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カウンターでいいグルーブ感ができあがって
いたので、この日はお茶室に移動せずに、
そのままカウンターでお薄とお菓子を。
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人混みにまみれる花見も、それはそれで
らしくていいですが、こうやってゆったり
春と向き合う花見は、大人ならではの特権です。
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恵比寿 くろいわ
03-5793-9618
東京都渋谷区恵比寿4-11-12
http://www.kuroiwa.org/


日本は、もうちょい大人の特権を
ふりかざしていいと思う。
子供が大人に憧れない国って
未来が明るくならないじゃん。
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何度訪れても、このアプローチには昂ぶるね。
門をくぐった瞬間、心が外界と遮断されます
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ちらっとお茶室を覗いて2Fへと。
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美しい物に触れると、気持ちいいだけじゃなくて
心に余裕ができる。人の価値観ではなく自分の
感覚に従ってる感じもきわめて自然だし。
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床の間の桜は二重奏、華やか。
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最初のお茶にもひとひらの桜が。
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食前酒の器もいいね。
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一皿目から、春を思い切り感じちゃう。
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白子筍のプレゼンテーション。
やはり、これがあるから2Fの
カウンターがやめられない。
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酒器も桜のはなびらでした
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お碗の裏蓋は、全部違う絵なんですね
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お魚が入ってはいるけど、お出汁は極めて
イノセント。菜の花の手前の小さな花は
山椒の花だっけな?これが一気にお碗の
印象を変えてくれる。
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ポン酢とわさびでいただく伊勢海老の身は
はちきれんばかりにプリプリでした。
伊勢海老の味噌もわかりやすく旨い。
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だんだんとお花見指数が高まってきます。
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ここのクライマックスの焦点をあててきてますね。
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じっくりと時間をかけて焼かれてました。
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甘さや歯ごたえの印象が先に立つけど、
決して前に出過ぎない品の良さは一貫してます。
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百人一首の器とともに、曲水の宴をイメージした
八寸が完成していきます。
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ご主人の撮影。
構図もいいですね、やっぱセンス。
ただシャッターの押し方とか慣れて
ないから、若干ボケちゃってる。
ピーキーなのよ、このセッティングは。
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お口直しの鼓の器。
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中には黒豆のジュレ、甘さが若干足りないと
思わせておいて、中に隠れているフルーツが
その糖分を補ってくれる。
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コンディション的に、ちょいと控えめに。
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からの、土鍋ご飯。
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次回が、ちょうど鮎の時期なので、
これは次へのプロローグなんですかね。
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うわ、ヤバい。
これ、空腹時に食べたら土鍋の1/3くらい
一人で行けそうな気配だわ。
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なんとも春らしい。
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弟が金沢に行ってたらしく、おみやげのきんつばを。
いとありがたし。
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毎回、気づいたら4時間以上滞在してます
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では、また。
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kyah2004 at 23:52│Comments(0)TrackBack(0)日本料理 | ¥20000〜

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