2017年02月03日
ブルーエレファント (Bangkok)邸宅ランチで優雅なタイ料理
「nahm」や「Bo.Lan」など既存のタイ料理のイメージを覆すモダンなタイ料理店が増えているバンコクだけど、築100年の邸宅のレストランで食べるエレガントに昇華されたタイ料理は、それとはまた違ったフュージョンスタイルで魅力的。料理教室もはじめ物販もやってるので日本でも知ってる人は知っている名店中の名店『ブルーエレファント』。
もともとはベルギー発のタイ料理店でパリ、ロンドンに支店があって、タイ国内だとプーケットにもお店がある。逆輸入された味わいのタイ料理ということで「nahm」などのハシリ。

BTSシーロムラインのスーラサック駅の目の前、ビルの谷間にコロニアル様式の瀟洒な邸宅があからさまに周囲とは違うオーラを放っている。ちなみに、こちらの建物は旧日本帝国軍隊の司令部として使われてたこともあるんですって。モダンにふりきったファインダイニングが目立つバンコクでは、マンダリンオリエンタルのように古き良き趣が残っていて、今も現役で使える場所って貴重。

また、後日書くつもりだけど、ここでは料理教室もやっていて、市場への買い出しから、簡単な調理まで一通り体験したあとに食べた食事だから、なおさら印象に残った。タイ料理の味の構成を知ってから食べると、今まで以上に見えなかったものが見えてくる。

日本のタイ料理(町の中華もそうだけど)って、どうしても味のパンチが強くて、辛いってイメージじゃない? もちろん辛さはタイ料理を構築する大事な要素ではあるんだけど、それだけじゃなくてフレッシュなハーブがもたらす爽やかさとか、スパイスが演出する奥行きによって、現地のタイ料理は構成されているんです。そのバランスこそがタイ料理の魅力だとボクは感じてます。

ストリートのお店だと、そのMIX具合が直接的で力強いんだけど、やはりこうしたガストロノミーは、タッチの繊細さや、味の組み合わせの新鮮さ、余韻を計算した後味と、ストリートのタイ料理とは、根っこは同じでも、また違った感動を与えてくれる。

タイ大使館さんのアテンドという強力な舞台ではあったけど、是非とも再訪したくなるお皿の連続だった。夜も来てみたいけど、昼間のこの陽の入る雰囲気がめちゃくちゃ気持ちよかった。

BlueElephant
233 Thanon Sathon Tai, Yannawa, Bangkok 10120, Thailand
+66 2 673 9353
http://www.blueelephant.com/bangkok/
しこたま酔っ払って、そのままホテル戻ってプールサイドで昼寝したい。そんな幸せをくれる邸宅レストランでした。
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コースに合わせてトッピングする脇役たち。盛り付けも美しい。

実は、インドカレーよりタイカレーのほうが好きです、ここ何年か。カロリー半端ないけどね。



ライスはブラックライスと白い米を用意している。どちらもいい香り。ストリートのタイ米のにおいが苦手な人はいそうだけど、ここはほんとうにかおりも美しい。

一年以上前なので、細かいことは覚えてないけど、こうんあ素朴に見える料理もいちいち洗練されてるのよ。こういうの、日本で食べられるお店ないのかなー?

ソムオー(ざぼん)がテーマの旅でもあったので、ここにもソムオーが。辛い料理にソムオーが入ると、柑橘も強すぎず、でも辛さが丸くなって、オレみたいな辛いものダメダメ君には最高のパートナー。





途中から、壮絶に腹一杯になってしまったけど、また是非食べたいタイ料理。フュージョンとはいえ、わかりやすく洗練されているので、日本人にも向いてるはず。

はぁ、雰囲気もほんとイイ。

ヴァカンスが好物です
↓ ↓

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コースに合わせてトッピングする脇役たち。盛り付けも美しい。

実は、インドカレーよりタイカレーのほうが好きです、ここ何年か。カロリー半端ないけどね。



ライスはブラックライスと白い米を用意している。どちらもいい香り。ストリートのタイ米のにおいが苦手な人はいそうだけど、ここはほんとうにかおりも美しい。

一年以上前なので、細かいことは覚えてないけど、こうんあ素朴に見える料理もいちいち洗練されてるのよ。こういうの、日本で食べられるお店ないのかなー?

ソムオー(ざぼん)がテーマの旅でもあったので、ここにもソムオーが。辛い料理にソムオーが入ると、柑橘も強すぎず、でも辛さが丸くなって、オレみたいな辛いものダメダメ君には最高のパートナー。





途中から、壮絶に腹一杯になってしまったけど、また是非食べたいタイ料理。フュージョンとはいえ、わかりやすく洗練されているので、日本人にも向いてるはず。

はぁ、雰囲気もほんとイイ。

ヴァカンスが好物です
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