2017年07月31日
アルドアック (代々木八幡)スペイン料理のちょうどいいライン
代々木八幡のスペイン料理『アルドアック』へ。
日本のスペイン料理ってピンチョス中心のバルか、ガストロノミー寄りになりがちで、中間層のビストロやトラットリアに位置する良店って少ないんですよね。
アルドアックは、バスクで訪れたレストランに似ていて、ピンチョスでもなくガストロでもない、程よく手のかかった料理を食べられるところが高ポイント。カウンター8席程度というのもシェフと距離感近くていい。

1人でやってるお店なので、5000円と7500円の2コースからの選択制でアラカルトは無い。
5000円のコースは、3ヶ月ごとに地方を決めて構成していて、6月〜8月は地中海側南部バレンシア地方がテーマ。普段はメインが肉なんだけど、バレンシア地方ということで、この期間は米料理がメインになるようで。
7500円のコースは皿数が多く、スペシャリテのピキージョ ピーマンの詰め物が出て、更に米料理と肉料理が両方出てくる構成になっている。
チャコリは最近新しく入ったものだと言っていたので、バスクのどこのものか場所を聞いたらゲタリアとのこと。まさに昨年泊まっていたのがゲタリアのワイナリーのど真ん中。思わず景色が浮かびましたわ!!

前菜のパプリカは塩鱈がいいアクセントで、ガスパチョは、見た目以上に繊細。

マコガレイを使ったブイヤベースは地中海側の仕立て。バスク風ではないらしいのだが、スペインの映像がフラッシュバックする味で、ワインと共にヴァカンス気分に。

ピーマンの肉詰めは、スペシャリテらしく印象に残る味わい。ビジュアルも洒落てるし、これはいい。

パエリアも程よい量で本場っぽさがしっかり出てて、バレンシアのオレンジプリンで〆。

冒頭でも書いてるけど、スペイン料理で使いやすく、ちゃんとした料理食べられるお店って少ないので、去年スペインに魅せられた当家には貴重な発見でした。

アルドアック
03-3465-1620
東京都渋谷区上原1-1-20 JPビル 2F
http://ardoak.biz/
ちなみにArdoak(アルドアック)は、バスク地方の言葉でワインのことなんですって。知らなかった〜
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ビルの2Fがレストラン、入口のユルさがいいね。

ゲタリアのチャコリ。

前菜のパプリカはトロトロで甘く、スペインから空輸しているという塩抜きしてない塩鱈がいいアクセント。

トマやアメリカンチェリー、パプリカを使ったガスパチョは、セロリやキュウリがない分、青臭さがなく甘みがきれいなバランスを作っていた。

イサキとナスには”モホベルデ”のソース。パクチーをベースにナッツや青唐辛子を使ったソースでフレンチやイタリアンより主張が強め。

岩手のマコガレイは地中海側のブイヤベース仕立てに。じゃがいもが入ってるとことかがバスクとの違いなんだとか。このあたりは、相当タイプ。


そろそろ赤ワインを。

ピーマンの肉詰めも見目麗しく。牛豚鴨のひき肉にクリームを加えペーストにしたもが詰められていて舌触りも味わいもよそ行きの仕上がりに。添えてあるマッシュルームは生ハムなどを詰めていて、味の強さは脇の方がパンチ力あり。


黒いパエリアは濃厚な味わい。妙にパサパサにしてなくて、いかにもな仕上がり。


メインのラムラックは、ジューシーで安定感ある美味しさ。ただ、肉でスペインらしさ表現するのって難しいかもね。このあたりはそんなにフレンチと印象は変わらない。

デザートはバレンシアの名産オレンジプリン。

もうひとつのチョイスのチーズケーキも相当うまかった。


ボリュームは見事に適量で腹9分目。こういう料理の流れをたのしめるクオリティ高いスパニッシュってあんま知らないので、バスク好きの当家は、また足を伸ばすことになりそうです。いい発見!!
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ビルの2Fがレストラン、入口のユルさがいいね。

ゲタリアのチャコリ。

前菜のパプリカはトロトロで甘く、スペインから空輸しているという塩抜きしてない塩鱈がいいアクセント。

トマやアメリカンチェリー、パプリカを使ったガスパチョは、セロリやキュウリがない分、青臭さがなく甘みがきれいなバランスを作っていた。

イサキとナスには”モホベルデ”のソース。パクチーをベースにナッツや青唐辛子を使ったソースでフレンチやイタリアンより主張が強め。

岩手のマコガレイは地中海側のブイヤベース仕立てに。じゃがいもが入ってるとことかがバスクとの違いなんだとか。このあたりは、相当タイプ。


そろそろ赤ワインを。

ピーマンの肉詰めも見目麗しく。牛豚鴨のひき肉にクリームを加えペーストにしたもが詰められていて舌触りも味わいもよそ行きの仕上がりに。添えてあるマッシュルームは生ハムなどを詰めていて、味の強さは脇の方がパンチ力あり。


黒いパエリアは濃厚な味わい。妙にパサパサにしてなくて、いかにもな仕上がり。


メインのラムラックは、ジューシーで安定感ある美味しさ。ただ、肉でスペインらしさ表現するのって難しいかもね。このあたりはそんなにフレンチと印象は変わらない。

デザートはバレンシアの名産オレンジプリン。

もうひとつのチョイスのチーズケーキも相当うまかった。


ボリュームは見事に適量で腹9分目。こういう料理の流れをたのしめるクオリティ高いスパニッシュってあんま知らないので、バスク好きの当家は、また足を伸ばすことになりそうです。いい発見!!
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