2018年01月31日
ジ イノセントカーベリー(西麻布)生肉ガストロノミー
昨年、大手町にも姉妹店を出した肉ガストロノミーの『The INNOCENT CARVERY (ジ・イノセント カーベリー)』
生肉を中心にお肉を様々なスタイルで愉しませてくれる岡田シェフのエンタメ力が半端ない。シェフ前のカウンター席は、肉好き垂涎のアリーナシート。

生肉でそんなにバリエーションあるの?と感じる人もいると思うけど、振り幅が大きいので早々飽きがこない。勿論、生肉だけではなく火を入れた肉も組み合わせてくるので、問題は自身の胃のキャパが岡田シェフの繰り出す展開力についていけるかどうかということ。

なので、自分の胃のキャパに自信がない人は、事前にシェフと相談して例えばポーションを少なめにしてもらうとか、刺しを控えめにした肉を中心にしてもらうとかちょっとしたアジャストが必要かもしれません。

とはいえ、どれも魅惑的なお皿なので何をカットすればいいのかなんてそうそう決められるもんではない。ここに来れば大好きなタルタルも思う存分食べることが出来るし誘惑しかないのだ。

づけにするというクリエイティビティ。しかも近江牛のシャトーブリアンでですよ。

しゃぶすきも豪快にキマリます。

卵黄の湯につかってトリュフの冠を戴いた様子は、金色の野に降りたったあの方のよう。

ここまでで載せた写真は、この日のコースのほんの一部。

The INNOCENT CARVERY (ジ・イノセント カーベリー)
050-5594-2688
東京都港区西麻布1-4-28 カルハ西麻布 101
http://www.innocent-carvery.jp/
来店してすぐに書きたいと思いながら、あまりの皿数の多さに今まで筆が進みませんでした。ふとした誤操作でこの日のメモが消えてしまったので、観念して書くことに(笑)
↓ ↓

**************************
西麻布は日赤通りの入口あたり。肉のお店じゃなくて洒落たフレンチかと思ってましたよ。

さて、いよいよ幕があがります。

はい、いい生肉はシャンパーニュから

まずは、いい熟成加減の生ハムが

えーっと、目の前でメロンのカットがはじまりました

佐賀牛のウチモモをエイジングかけてカットしたてのメロンで巻きつける。この肉のエロさは熟れた女体のようなメロンじゃないと受け止めきれないね。なにごとも若けりゃいいってもんじゃない。

なにやらカットに行かれてます。

目の前で次々に露わな肉塊が並び、悦なる姿へと変貌を遂げていく。

これぞ、肉のエロチズム。焼肉屋ではこんな裏舞台は中々見れません。鉄板焼きやステーキハウスでは、こんなにも自由に肉が踊りません。岡田シェフならではのステージです。

シャトーブリアンを刺しで食べることも中々ありませんが、それを漬けするとは…。生肉ならではのシャトーブリアンの魅力が出ていて、早速”ならでは”の体験に心が昂る

目の前の仕事に目をとられていから、サッと横からひとくちメンチカツが。しかもウニを大胆にあしらってきますよ。これも肉の芳香と雲丹のかほりとテクスチャが婀娜やか

このスノーホワイトはどこの牛だったっけねぇ、メモが消えたダメージが抜けない

とはいえ、オレのちんけな説明なんかより遥かに説得力を持つ絵力のある仕事。

このスライスした肉は、芽ネギにまいていただきます。脂のトロッと加減とネギの締めっぷりが、ほどよいツンデレ具合で愉しませてくれる。

ワインはペアリングお任せしてただんけど、マリアージュいい感じ。中々、こんな生肉宴に合わせるのって、大変だと思うんだけど。

はい、ドーンんと鎮座されましたよ、牛タンさまが。

これも余分な部分を大胆に削ぎ落として、これでもかっ!!ってくらいいいとこだけを使います。

その結果がコレ。タン刺しのトリュフ載せ。人生をヤンチャしまくった漢(オトコ)が辿り着いた喜びの境地。その恩恵をカウンター越しに分けていただける幸福と言ったら、貴方。

おっと、今度は日本酒ですか。

よもぎのスープだったかね? 一旦、体制を立て直します。

贅沢極まりないタルタルのセットが完了しました。

日本で一斉に生肉が禁止になった時、何が哀しかったかってフレンチでタルタルステーキのメニューが消えたこと。衛生上、確かに管理はしっかりしてもらわないと困るけど、気軽に食べられないことの損失が、人生としては影響大でした。

ここで、ランブルスコをはさみますか。そうですか。

そしてタルタルステーキが完成、胃のキャパさえでかければ、もっと大盛りにしたかったのに。

こちらはシェフのスペシャリテでもあるキムチの王様。

ザクッザクっとカットしてもらって、魚介の具とともにいただきます。

いよいよ、ここから焼物です。えー、まだ折り返し地点です。シャトーブリアン、タン、サガリと並ぶ。どれも神戸牛、近江牛とかそういった極上ブランド牛。

ここで敢えての日本ワイン、しかも白!

同時多発的に肉が焼かれ始めます。シェフ曰く、この頑丈なロースターが肝だとのこと。


まずは、ジューシーにして歯ごたえが快感以外のなにものでもないタンから。

ワイルドな肉塊を大胆に焼き上げます。

シンプルに塩がいいけど、脂を切りたかったらわさびを少々。

次々にワインが。

王様の降臨です。

おわっ、こんなにも火が上がるのね

外はカリッと、中はジューシーな焼き上がり。いとうまし。

正直、この辺からはいくさです。

気を静めて、胃のキャパを創り出す


サンチュに巻くことでなんとか完食。

タリアータバージョンもあったけど、まりえはギブアップ。これを胃にキャパある状態で食べてみたい

グラニテを挟んで

最後のサーロイン、近江牛だったかしら。

卵もイイやつ

なんとも艶めかしい裸体でしょうか。

サーロインのすき焼きです。

トリュフのドレスを纏って完成

岡田劇場、こうして書いてるとつくづく再度挑みにいきたくなりますな。

ちなみに食べきれなかったお肉は、こうしてゴージャスなサンドイッチにしたててもらえます。

かき氷でクールダウン。


様子はつかめたので、今度はまりえとデートではなく、ガチで食べられるヤツと一緒に行きたいです。

シェフのフロントシートは3人までいけたかな? コンディション整えてリベンジしましょ。
↓ ↓

Tweet
西麻布は日赤通りの入口あたり。肉のお店じゃなくて洒落たフレンチかと思ってましたよ。

さて、いよいよ幕があがります。

はい、いい生肉はシャンパーニュから

まずは、いい熟成加減の生ハムが

えーっと、目の前でメロンのカットがはじまりました

佐賀牛のウチモモをエイジングかけてカットしたてのメロンで巻きつける。この肉のエロさは熟れた女体のようなメロンじゃないと受け止めきれないね。なにごとも若けりゃいいってもんじゃない。

なにやらカットに行かれてます。

目の前で次々に露わな肉塊が並び、悦なる姿へと変貌を遂げていく。

これぞ、肉のエロチズム。焼肉屋ではこんな裏舞台は中々見れません。鉄板焼きやステーキハウスでは、こんなにも自由に肉が踊りません。岡田シェフならではのステージです。

シャトーブリアンを刺しで食べることも中々ありませんが、それを漬けするとは…。生肉ならではのシャトーブリアンの魅力が出ていて、早速”ならでは”の体験に心が昂る

目の前の仕事に目をとられていから、サッと横からひとくちメンチカツが。しかもウニを大胆にあしらってきますよ。これも肉の芳香と雲丹のかほりとテクスチャが婀娜やか

このスノーホワイトはどこの牛だったっけねぇ、メモが消えたダメージが抜けない

とはいえ、オレのちんけな説明なんかより遥かに説得力を持つ絵力のある仕事。

このスライスした肉は、芽ネギにまいていただきます。脂のトロッと加減とネギの締めっぷりが、ほどよいツンデレ具合で愉しませてくれる。

ワインはペアリングお任せしてただんけど、マリアージュいい感じ。中々、こんな生肉宴に合わせるのって、大変だと思うんだけど。

はい、ドーンんと鎮座されましたよ、牛タンさまが。

これも余分な部分を大胆に削ぎ落として、これでもかっ!!ってくらいいいとこだけを使います。

その結果がコレ。タン刺しのトリュフ載せ。人生をヤンチャしまくった漢(オトコ)が辿り着いた喜びの境地。その恩恵をカウンター越しに分けていただける幸福と言ったら、貴方。

おっと、今度は日本酒ですか。

よもぎのスープだったかね? 一旦、体制を立て直します。

贅沢極まりないタルタルのセットが完了しました。

日本で一斉に生肉が禁止になった時、何が哀しかったかってフレンチでタルタルステーキのメニューが消えたこと。衛生上、確かに管理はしっかりしてもらわないと困るけど、気軽に食べられないことの損失が、人生としては影響大でした。

ここで、ランブルスコをはさみますか。そうですか。

そしてタルタルステーキが完成、胃のキャパさえでかければ、もっと大盛りにしたかったのに。

こちらはシェフのスペシャリテでもあるキムチの王様。

ザクッザクっとカットしてもらって、魚介の具とともにいただきます。

いよいよ、ここから焼物です。えー、まだ折り返し地点です。シャトーブリアン、タン、サガリと並ぶ。どれも神戸牛、近江牛とかそういった極上ブランド牛。

ここで敢えての日本ワイン、しかも白!

同時多発的に肉が焼かれ始めます。シェフ曰く、この頑丈なロースターが肝だとのこと。


まずは、ジューシーにして歯ごたえが快感以外のなにものでもないタンから。

ワイルドな肉塊を大胆に焼き上げます。

シンプルに塩がいいけど、脂を切りたかったらわさびを少々。

次々にワインが。

王様の降臨です。

おわっ、こんなにも火が上がるのね

外はカリッと、中はジューシーな焼き上がり。いとうまし。

正直、この辺からはいくさです。

気を静めて、胃のキャパを創り出す


サンチュに巻くことでなんとか完食。

タリアータバージョンもあったけど、まりえはギブアップ。これを胃にキャパある状態で食べてみたい

グラニテを挟んで

最後のサーロイン、近江牛だったかしら。

卵もイイやつ

なんとも艶めかしい裸体でしょうか。

サーロインのすき焼きです。

トリュフのドレスを纏って完成

岡田劇場、こうして書いてるとつくづく再度挑みにいきたくなりますな。

ちなみに食べきれなかったお肉は、こうしてゴージャスなサンドイッチにしたててもらえます。

かき氷でクールダウン。


様子はつかめたので、今度はまりえとデートではなく、ガチで食べられるヤツと一緒に行きたいです。

シェフのフロントシートは3人までいけたかな? コンディション整えてリベンジしましょ。
↓ ↓
