2017年11月27日
錦秋の京都へ 其ノ二
京都の紅葉レポ 第二弾。
毎日アップしようと思うも、全力で遊んでいたので追いつかず。二日目から四日目(11/24〜26)までの紅葉情報をまとめてアップしておきます。
【11月24日】
京都二日目は朝から快晴だったので光が重要なダイナミックな紅葉を楽しめるとこ早めに回って、午後は曇りがちだったのでこじんまりした古刹にシフト。
まずは8:00頃に鷹峯向かって源光庵と光悦寺に。源光庵はこれまでで最高の美しさだったと思う、悟りの窓より脇の庭が凄味帯びてた。
光悦寺はもちろん美しかったけど、入口のアプローチもだいぶ散ってたし、光悦垣の紅葉は全部落ちてたから そろそろ見納め。
一旦部屋に戻ってから嵯峨野へ。天龍寺は池の周りはそこそこだったけど、裏山の紅葉はどピーク。通り抜けの気分で寄ったのに結構しっかり滞在してましたわ。
天龍寺の裏は外国からのゲストのインスタポイントに。
天龍寺の様子見て、期待値高めに常寂光寺行っただけど、それでも思わずスゲーって呟いてました。
ただ、光が射さないと威力は4割減。帰り際に雲で太陽が隠れがちになったので、タイミング間違えなくて心から良かったなと。
嵯峨野はその後太陽が戻らず、妙心寺の大法院へ。ここではお抹茶いただきながら、庭をボーッと眺めて。
夕方には、話題の瑠璃光院 近くにある蓮華寺へ。辻が花 絵紋庵で夏羽織のデザインの相談があったので、絵紋庵から徒歩圏内の蓮華寺で時間調整しようと。
知る人ぞ知るこじんまりしたお寺なのと、写真に対する大人な姿勢が素晴らしく、後半はカメラを置いてしっかりと庭と向き合えました。
【11月25日】
まりえと合流して紅葉狩りもペースをスローにシフト。まずは、この時期は入れないと諦めていた永観堂へ。京都の朝夕はかなり寒く開場40分前から寒さに耐えて並んだら前列から10番目くらい。そこまで急がなくていいんだと、逆に勉強になった。

がら空きの永観堂が見れたのは貴重だけど、朝イチは光の具合もそこそこで10:00過ぎからやっと見頃な感じに。混んではいるけど敷地が広いので思ったほどの詰め詰め感ではなかったよ。


スケール感を活かした圧巻の紅葉は、まさに極楽浄土をこの世に再現しています。

さすがは東福寺とともに、京都の紅葉を代表する双璧のお寺。

そこから南禅寺に移動して「天授庵」へ。

入口付近は枯れ木が多かったけど、奥の方はまさに見頃でしたね。

その後、蹴上から電車に乗って初の山科へ。目的地は毘沙門堂。参道の階段の紅い絨毯は薄毛だったけど、本堂の説明が面白く修学旅行モードを発揮。

朝から着物で移動してて疲れたので、リッツカールトンのバーでひと休み。


夜は夕方から大徳寺の『おはりばこ』でイベントがあったので離れの一階でユル飲み開始。


京都最終日は、初訪問のお庭も積極的に組み込んで。
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【11月26日】
四日目の京都は、早朝 まりえに見せたかったピークの源光庵寄ってから、嵯峨野に移動。
天龍寺の塔頭 「宝厳院」に数年ぶりの訪問。前回は早朝貸切&快晴という抜群のコンディションで拝観できたけど、この日は生憎の曇り空。それでも高い美意識に心をうたれます。

ここもトップシーズン以外は非公開なので、お庭がいい状態なのよ。


この美しさを独り占めできた早朝貸切拝観に行けたのは、ほんとラッキーでした。

次に向かったのは、嵐山公園を抜けた丘の上にある「大河内山荘」。何度も前は通っていたけど、ついついスルーしがちでね。今回の訪問で、これまで未訪だったことを後悔。

ピークは過ぎていたけど、それでもシビれる庭の美しさ。

狭い小路や、開放感ある空間のコントラストも心地よく、さすが庭師の友人をもって”面白い”と言わせる庭だなと。

広い敷地を活かしたストーリー性ある拝観ルートで、入場料1000円と高めなことから、混雑感もあまり感じないとこも好印象。

その後、常寂光寺に再訪問。2日前に来た時よりだいぶ空いてて、空間を存分に愉しめた。

こんなトップクラスの美意識の庭をめぐり続け、最後の場所に選んだのは嵯峨野の直指庵。大覚寺の更に北に位置する古刹で、洗練といにしえの侘び寂び具合が絶妙にミックスしている庭好きには堪らない空間。

本堂の中[写真禁止]からの立体感ある眺めを静かに堪能し、この旅の理想的な締めくくりにすることができた。

これから京都行く人の参考になれば。
↓ ↓

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【11月26日】
四日目の京都は、早朝 まりえに見せたかったピークの源光庵寄ってから、嵯峨野に移動。
天龍寺の塔頭 「宝厳院」に数年ぶりの訪問。前回は早朝貸切&快晴という抜群のコンディションで拝観できたけど、この日は生憎の曇り空。それでも高い美意識に心をうたれます。

ここもトップシーズン以外は非公開なので、お庭がいい状態なのよ。


この美しさを独り占めできた早朝貸切拝観に行けたのは、ほんとラッキーでした。

次に向かったのは、嵐山公園を抜けた丘の上にある「大河内山荘」。何度も前は通っていたけど、ついついスルーしがちでね。今回の訪問で、これまで未訪だったことを後悔。

ピークは過ぎていたけど、それでもシビれる庭の美しさ。

狭い小路や、開放感ある空間のコントラストも心地よく、さすが庭師の友人をもって”面白い”と言わせる庭だなと。

広い敷地を活かしたストーリー性ある拝観ルートで、入場料1000円と高めなことから、混雑感もあまり感じないとこも好印象。

その後、常寂光寺に再訪問。2日前に来た時よりだいぶ空いてて、空間を存分に愉しめた。

こんなトップクラスの美意識の庭をめぐり続け、最後の場所に選んだのは嵯峨野の直指庵。大覚寺の更に北に位置する古刹で、洗練といにしえの侘び寂び具合が絶妙にミックスしている庭好きには堪らない空間。

本堂の中[写真禁止]からの立体感ある眺めを静かに堪能し、この旅の理想的な締めくくりにすることができた。

これから京都行く人の参考になれば。
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