2018年02月07日
尊尊我無 (沖縄)琉球ガストロノミーの進化系

こないだは一人で行ったんだけどあまりに気に入ったので、来月にはまりえも連れて再訪予定。琉球のクオリティの高い食材やお酒、焼物にこだわった「そば懐石」は、これまでこの島になかった洗練度。

泡盛のレアな古酒(くーす)とのペアリングも新鮮で、これからの琉球ガストロノミーを牽引する新店です。


泡盛のレアな古酒(くーす)とのペアリングも新

店内はゆとりあるスペースでメインダイニングからは庭の緑が見渡せるし、個室の世界観も捨てがたいので、どちらに座るか悩ましいところ。
料理は希少な在来アグー豚のすきしゃぶ、赤ミーバイの熟成炭火焼など、食材の厳選っぷりが半端ない。
前菜の紅芋で挟んだ豆腐ようも絶品だったし、〆の沖縄そばも研ぎ澄まされた洗練度で納得感高し。
沖縄県那覇市樋川2-16-15
↓ ↓

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フライトの時間があったので早めのディナースタート。

墜ちるリスクもあったので個室にしました。

パッと見のしつらえでも美しいなと感じたけど、よくよくディティールを見ていくと更に美意識の高さが伝わってきます。

こちらが、この日の流れ。

泡盛の前にビールから。

まずは石垣の小麦粉で蕎麦がき

テーブルまでシェフがやってきて、目の前で仕上げるというパフォーマンス。最初にシェフと会話できるのはいいですね。

シンプルに塩だけでいただきます。穀物のいいかほりが口の中に広がって、鼻孔からふんわりと抜けていく。

紅芋に豆腐餻のはさみ揚げ、海ぶどうはレモンのジュレ、浜鯛の棒寿司などなど。どれも素材の良さと確かな仕事を感じるもの。これは前菜から期待があがりまくる。

粗濾過濁りの「咲元」の古酒に合う


ヘチマの擦り流し。なんだろ、食べるデトックス。美味しいのに罪悪感ゼロ。漆器も琉球のものなんだそうで。

綺麗な軟水仕込みの泡盛、いいペアリングだね


しまだこのこの歯ごたえ、この味わい、このかおりこそ沖縄よ! 鰹の脂も品がいい、シークァーサー生姜で

シャコ貝のコリコリな食感にエロス


赤仁 ミーバイ、しっかり火を入れてるけどジューシー。トロトロ感は無いけど確かに余韻はミーバイ。麹で熟成させた色気が漂う。

ゴーヤやらヤングコーンやら脇役陣も控えめじゃない。主張がいいね。


今帰仁のアグーのすき煮。このアグー豚以外は混血だそうで。希少な純血あぐーは脂がさらりとしていて、豚らしい赤身の味も愉しめる。

もちろん野菜もたっぷりと。

こんだけ脂がたくさん見えるけど、食べてみると全然気にならない。むしろ、旨くておかわりを所望したくなるくらい。

最後に石垣の胡椒をかけて完成。

泡盛をソーダ割で香りを立ち上げ。そういうのアリなんだね。

ドラゴンフルーツのソルベねっとり、これも相当気に入った一皿。

出汁も麺も洗練の極みの沖縄すば。歯ごたえもエレガント。

〆のデザートまで、ぜんぜん隙が無い。

ここに行くために旅に出る。

まさにボクにとってのデスティネーションレストラン。この店のせいで本島行きが増えそうです。
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フライトの時間があったので早めのディナースタート。

墜ちるリスクもあったので個室にしました。

パッと見のしつらえでも美しいなと感じたけど、よくよくディティールを見ていくと更に美意識の高さが伝わってきます。

こちらが、この日の流れ。

泡盛の前にビールから。

まずは石垣の小麦粉で蕎麦がき

テーブルまでシェフがやってきて、目の前で仕上げるというパフォーマンス。最初にシェフと会話できるのはいいですね。

シンプルに塩だけでいただきます。穀物のいいかほりが口の中に広がって、鼻孔からふんわりと抜けていく。

紅芋に豆腐餻のはさみ揚げ、海ぶどうはレモンのジュレ、浜鯛の棒寿司などなど。どれも素材の良さと確かな仕事を感じるもの。これは前菜から期待があがりまくる。

粗濾過濁りの「咲元」の古酒に合う


ヘチマの擦り流し。なんだろ、食べるデトックス。美味しいのに罪悪感ゼロ。漆器も琉球のものなんだそうで。

綺麗な軟水仕込みの泡盛、いいペアリングだね


しまだこのこの歯ごたえ、この味わい、このかおりこそ沖縄よ! 鰹の脂も品がいい、シークァーサー生姜で

シャコ貝のコリコリな食感にエロス


赤仁 ミーバイ、しっかり火を入れてるけどジューシー。トロトロ感は無いけど確かに余韻はミーバイ。麹で熟成させた色気が漂う。

ゴーヤやらヤングコーンやら脇役陣も控えめじゃない。主張がいいね。


今帰仁のアグーのすき煮。このアグー豚以外は混血だそうで。希少な純血あぐーは脂がさらりとしていて、豚らしい赤身の味も愉しめる。

もちろん野菜もたっぷりと。

こんだけ脂がたくさん見えるけど、食べてみると全然気にならない。むしろ、旨くておかわりを所望したくなるくらい。

最後に石垣の胡椒をかけて完成。

泡盛をソーダ割で香りを立ち上げ。そういうのアリなんだね。

ドラゴンフルーツのソルベねっとり、これも相当気に入った一皿。

出汁も麺も洗練の極みの沖縄すば。歯ごたえもエレガント。

〆のデザートまで、ぜんぜん隙が無い。

ここに行くために旅に出る。

まさにボクにとってのデスティネーションレストラン。この店のせいで本島行きが増えそうです。
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