2019年04月17日
最後のビストロマルクス(銀座)
お世話になった倉富さんが卒業されるというので、滑り込みで銀座の『ビストロマルクス』へ。
まだ、残念ながらテラスは寒くて使えなかったけど、シグネチャー料理は相変わらず美味。
ペアリングもしっかりと期待値に応えてくれていて、こういうタルン♪としたシャルドネとかシャブリのヴィンテージ好きなのよね。
ステークアッシェは”らしい”エレガントな仕上げ。和牛を使うことで適度なジューシーさを出しながら、トリュフソースを嫌味なく纏っていた。
倉富さんに次のステージはどこなのかと聞いたら、海外顧客に目を向けていて、最近ボクが良く行くエリアと丸かぶりなことが判明し「むしろ銀座より会える機会が増えるかもね」と(笑)。
『ビストロマルクス』はランチも満席だったけど、ティータイムになった瞬間、アフタヌーンティー目当ての女子客がガーーーっと入店してきて、男性はわずか3人の絶滅危惧種状態に。
ま、あのロケーションだからね。フロアは有効活用できればいいでしょうとは思うけど、だいぶ当初とコンセプトは変わったなと(料理は進化し続けてるけど)
ちなみに4月からビストロマルクスは、ティエリーマルクス ダイニングと名前が変わり、ガストロの方もティエリーマルクス サロンとなるんだとか。

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昼にシャンパーニュ呑まなくてどうすんすか?
アミューズたちに申し訳ない。新玉ねぎのエスプーマ、白子のパイ、サーモンといくらのブリオッシュ。しつこいけど、これでお酒頼まないとか意味わかんないし。
“鳥の巣タマゴ” コンテチーズを纏わせて グリンピースのア・ラ・フランセーズ。これはこれは いとをかし
ビストロマルクスサラダと店名を冠にかかげているだけあって、サラダの中に潜んでいるシャルキュトリーも実に美味。
結局の所、ステークアッシェが美味すぎるという事実。

そりゃ、ブルゴーニュの赤ワインエリアを抜ける策だと。

デセールもきちんと手がかかってて美味。
苺づくしのデセールは女子好み。
3月の末日。ちょうど桜がいい感じになってきた頃でした。