2019年04月24日
スマイア(スペイン)バスクのホワイトクリフ
自分、海崖マニアです。
スペインバスクのサン・セバスティアンから車で1時間弱。スマイア(Zumaia)という小さな町に、ボクを惹きつけてやまない海崖があるんです。
色んなタイプの海崖があるけど、ジャンル別でメジャーなとこ挙げるとこんな感じ。
ほぼ崖で構成されている海崖界の皇帝「ピピ島」、崖純度の高さが半端ない。小さな島ながら国内最大級の垂直海壁を持つ「隠岐の島」の摩天崖、細くて背が低めなのに美巨乳みたいな希少度。
ここスマイアは、ドーバー海峡などイギリス南部の海崖のような白い岩肌が特長。この剥き出しのホワイトクリフの上に、鮮やかなグリーンが広がるというエレガントさがたまらない。
この地へは2度目の訪問。以前もGo-Pro使って割と面白い絵が撮れてはいたんだけど、ドローンを手に入れてからどうしてもまたここに来たくてね。
海崖は遠くから眺めているのも好きだけど、やはりこの”際”に立って、ヒリヒリするのが醍醐味。
満面の笑顔だけど、まぁまぁビビってます。

言うてもこの高さだからね…、わかるでしょ!? ヤバさが

この地球のダイナミズムというか、生命力を感じられる瞬間がオレを惹きつけてやまないのよ。
この崖岬の左側は丘陵が続いていてね。
まりえは、さすがに途中で付き合いきれなくなって休んでました。写真右下の方に人が写ってるのわかるかな?あのあたりで休憩中。
旅の目的は主に「食」と「崖」と「城」というのが最近の傾向。
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ちゃんとルール把握しておかないと、しっかり駐禁取られます(泣)
スマイアの町のハズレに「Saint Telmo Chapel」という場所があって、そこをめがけていけばこの景色に出逢えます。
ちなみに この景色との出逢いは「スマイアに洗濯岩みたいなものがある」という記事を読んでいて、だったいい崖があるかも?くらいの適当さでね。実際行ったら「なんじゃこりゃ!! めっちゃタイプじゃねーか」と。
こんな崖を眺めながら海水浴してる人もいる。なんたる豊かさ。
ちなみに、こういうおふざけは、見てる方の心臓に悪い。

岬の先の方まで歩いていきます。
写真じゃ伝わりいくいけど、ヒリヒリします。
海崖好きにはたまらない絶景が広がっているので、ほんと幸せ。バスクは美食だけじゃなく、海崖の聖地でもあるんすよ。
まじで、怖い。
えーっと、お願いだからやめて欲しい(笑)
地層具合がもはやアート
さらなる美崖を求めてハイキング開始。暑い…
こういう砂利道をマウンテンバイクで走ってる人がかなりいるのね。オレも走れるのかな?
必死で坂を登ったわりには期待したほどの景色には出逢えず。しかも逆光だし。歩ける範囲にはシューティングスポットなさそうだなと、このあたりで引き返しました。
今度はスマイアに泊まってみたい。美味しいレストラン発掘できるかな。
何をするわけでもなく、朝から飲んで、海で寝て、食料買って、ハイキング。こんな景色をぼーっと眺めながら、なにするわけでもなく歩くだけ。そういう休日って理想じゃない?
もう、頼むから崖のギリギリ歩くのやめて。
それも要らない(笑)

泊まってたゲタリアよりも、もうちょい現代の香りがするスマイア。さっきの海崖から歩いて3分で現実世界へ戻ってこれてきてしまう。
平成最後のGWにして、令和最初の記念スべきGW。皆さん、いい休日を。