2019年05月27日
E・A・T (北参道)ヘルシーさすら感じるアメリカンビストロ
アメリカンダイナーと聞くとB級のガッツリ系をイメージしがちだけど、北参道の『E・A・T』は、いちいちエレガント。
ビジュアルはね、そりゃボリューミーでワイルドだったりするメニューもあるけど、食べてみると自分のイメージとのギャップがでかくて、それがどうにもたまらない。

普段はイタリアンが多いパイセンらに、こういうアメリカンビストロもあるんだと知ってほしくて、アンティークウオッチの会をこちらでセット。

予想通りではあったけど「これは凄い」とグルマンたちが唸るのを見るのは痛快でした(笑)。MICHIシェフ、期待通りの料理の数々、ほんとうにありがとうございました。
のっけのローストビーフのサラダで、この店の真価が垣間見れる。見た目でローストビーフがデカイのはわかるけど、食べた時の肉の味わいやサラダのドレッシングが、いわゆるハンバーガーショップのソレじゃない。

ガストロノミーでのキャリアを活かして、日常レベルにチューニングしたもので、出発点がそもそも違うのよ。
アーティチョークとゴルゴンゾーラのスープにラムつくね添え。ゴルゴンゾーラをスープにバランスよく仕立ててくる段階で凄さがわかると思うけど、これがねビッくりするくらいラムに合うのよ。
しかもラムのレア感が実に快感。
ライムのマルガリータも、いとうまし。夏にいいよ

豚さんのコンフィは、写真なかったかな? 肉の部位の選び方、火入れ、ソースの味付けなどなど、しっかり手をかけて作られた料理にしか出せないオーラが口の中に広がる。味付けは日本人には慣れないタイプだけど、メキシカンとかそっちの味付けなのかしら?
エビと椎茸とくわいの春巻きも添えられてたんだけど、なにこれ、うまい!
そして、お待ちかねのブリトー。コンビニのブリトーで育ってきた自分には、最初の出逢いは衝撃でした。「これがブリトーの真の姿だったのか...」と、再定義を余儀なくされたものです。
チーズバーガーは1/3カットで味見。『E・A・T』の難点は、ハンバーガーを食べに来たはずなのに、その前に満腹になってしまっていること。
自分が悪いんだけどね(笑)
さすが、ロンジンのシグネチャーモデルのひとつ”リンドバーグ”。他のモデルと並べて、その圧を味わってみました。
ゴールドの方が自分っぽいかなとも思うけど、このモデルに関してはスチールベゼルのほうが希少だそうです。
この日に集まったアンティークウオッチたち。
この日もそれなりに暑かったけど、ここ数日は完全に夏ですね。
E・A・T (イーエーティー)
03-6447-2218
東京都渋谷区千駄ヶ谷4-10-4 1F
https://www.facebook.com/E-A-T-GRILL-BAR-198775987406093/
5月ということを忘れてしまいます。
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以前、外苑前の交差点至近にあった『E・A・T』、今は北参道駅から徒歩圏内の場所に移転している。テラス席がなくなったのは残念だけど、店内はペットもOK。
こないだ気づいたけど”アメリカンビストロ”との冠がついていた。この料理たちなら、さもありなん
当家もハンバーガー単体を食べに来るということはかう、うまいものを適当にみつくろってもらって、コース仕立てにしてもらうという使い方が殆ど。
夏には嬉しいフローズンマルガリータ。ライム味やらオレンジ味やら色々あって、油断してると飲みすぎてベロンベロンに。
サラダに入っているローストビーフは、いちトッピングとしては格上過ぎる仕事。肉の質感いいし、丁寧な下処理と火入れ、味付けの美しさといったところが、全くもって脇役ではない。
ゴルゴンゾーラのスープは、パンチの強さはカルフォルニアらしいけど、味の洗練具合はフレンチ。ラムつくねとのマリアージュの作り方は、料理人の経験値とセンス。

このボリュームだけど、後味は極めてヘルシー。

こちらもビジュアルより、かなり味付けは抑えめ。そして、手が止まらないタイプ。
締めバーガーでお腹いっぱい。
これからのシーズン、汗はアンティークウオッチの天敵。
本体の下にレザーのクッションを挟むことで、汗対策をできるアイテムがあることを知ったので、早速いくつか買いに行ってみました。
そうすると、夏に諦めてたコレクションが、それなりに使えることが判明。
とはいえ、気をつけて使っていくことには変わりないけど。
頭が夏だと思ってるので、レストランで春メニューが出てくると何で?と違和感が先に出る。そして、時間差で「あ、まだ春だったんだね」と。日本の熱帯化はどこまで進むのか? オリンピックの時にはサマータイムにしないとヤバいんじゃないの?