2019年07月23日
炭焼ACE(中目黒)サンセバのガストロバル的遊び心
どこかサンセバスチャンのガストロバルを彷彿とさせる『炭肉ACE 中目料理研究室』。
親子丼や肉じゃがというメニュー名からは想像つかないビジュアルのものが出てくるけど、再現性が納得度高めだったり。
黒メンチカツや牛たん味噌のお茶漬けといった日本人のソウルフードのいぢり方が、サプライズだけど”ふむふむ”だったり。

実力ないのにトリッキーなことやるとヤバいけど、ベースのスキルが高いのでむしろフーディーズたちの方が楽しめるかも。

自家製ハムとか、おもむろにカットして試食させてもらったけど、かなり美味。
こういうとこに地力の高さを感じる。
「花壇」なんてメニューは、いかにもバスクあたりでやりそうなアプローチ。
「炭牛ユッケの生春巻き」はトレーニング後にこれだけ食べに来たいヘルシータンパク質。

真っ黒いメンチカツはビジュアルのインパクトだけじゃなく、味がちゃんと垢抜けている。
●●牧場のシャトーブリアンですという最高品質を求めるアプローチもあれば、”安い肉をいかに旨く食べさせるかに命かけてます!”なんてお店がないと面白くない。

両極端があるから、人生は面白い。

炭肉ACE 中目料理研究室
03-6412-7165
東京都目黒区上目黒3-5-20
プライシングもサンセバっぽい安さだし、色々キャッチボールできそうなので、オーダーメード注文とやらにTRYしてもいいかも。
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や、安いっすね。

アラカルトもリズナーボー♪
とうもろこしの冷製スープは夏には欠かせない。
すっきりとタタキ
何が来たかと思うでしょ?
パンなんすよ、ストウブでできたてのアツアツ。
このフカフカの状態で、燻製バターをつけて食べると悶絶級
いやいや、実に親子丼。
これが肉じゃが

うわ。かなりの肉々しさ。

ちゃんと炭が。

ダイエット中なら、これ一枚でディナーになるボリューム「牛炭すき焼き トリュフ卵」

58℃と800℃の豚肩肉焼き、ピンク。
これぞ、肉のポテンシャルを限界まで引き上げた力作

〆には牛たん味噌のお茶漬
薬味で味変
そのままでもたべてみたいところ
ただ結論は、しっかり混ぜて食べるのが正解
ついつい、面白いメニューが続くので食べ過ぎた…、あとワインが個性ある自然派が揃うと最高なんだけど。
明日は休肝日、いつ以来だろう?